八ヶ岳(美濃戸〜赤岳鉱泉〜赤岳)


- GPS
- 29:30
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 1,427m
- 下り
- 1,426m
コースタイム
11:45八ヶ岳山荘駐車場‐15:30赤岳鉱泉(テント泊)
二日目
6:45赤岳鉱泉‐10:20赤岳山頂‐中岳を経て、14:00赤岳鉱泉‐テントを収納し少し休み、15:15赤岳鉱泉出発‐18:15八ヶ岳山荘駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
11:45時点では、八ヶ岳山荘の駐車場もギリギリ入れた感じ。そこから美濃戸山荘の少し上までは、アブ、アブ、アブ、ちょっとした虫よけスプレー使っても、あんまり関係ないよう。ペースが乱されます。 |
写真
感想
初めてのテント泊、駐車場からテント場までの距離が比較的短い、お風呂があるということで、八ヶ岳、赤岳鉱泉を選択した。
駐車場着が11:45ということで、美濃戸山荘駐車場はとっくにいっぱい、八ヶ岳山荘の駐車場もギリギリでした。2日分1000円を支払う。
しかし、テントを背負っての山登りがこれほどまでにキツイとは。15kgほどだったが、汗だらだら、しまいには脱水・しゃりバテ・熱中症気味になり、赤岳鉱泉に着くまでに4時間ほどかかった。着いた時には、頭痛と吐き気を我慢し、片頭痛薬マクサルトを服用、プラティパスに冷水を入れて後頭部を冷やしてやっと落ち着く。
荷物をもう少し考えなければ。
今回持っていくべきだった物
・カロリーメイト(1本100kcal、総合栄養食)
・ポカリの粉一人2袋、出発時に1リットルのスポーツドリンク
今回省くべきだった物
・水2リットル(美濃戸山荘・赤岳鉱泉・行者小屋までは、無料で補給可能だった)
赤岳鉱泉に着いてからは、小屋の軽食が終わる前に何か食べねばと思い、即テントを張る。テント場幕営料一人1000円。モンベルクロノスドーム、これが若干重いのかなぁ。
吐き気が残る中、ラーメンを注文、軽食は18時ころまで出してくれると言っていた。日によって違うのかもしれないけれども。。30分かけてラーメンを完食。乾麺のようだったけど、美味しかった。
18:30、1000円を支払って、お風呂に入る。石鹸は使えないけれども、時間が少し遅かったのか、2・3人で割とゆっくりと湯につかることができた。
その後、あれこれし、21時頃就寝。多くのテント泊の人がすでに寝ていたよう。山の夜は早い。相変わらず、モンベルのコンフォートシステムパッド、ピロー、シュラフは心地よい。ピローにタオルをくるっと巻くとギシギシ音を立てなくて済む。
夜中、23時45分、目を覚まし外に出ると、夜に鳴く鳥トラツグミ(ぬえ・ブランコ鳥)がキーキーと鳴く声が聞こえる。なんとなく切なく寂しい声。
ああ、赤岳鉱泉のトイレは、100円だけどもチップ制。払う人と払わない人がいた。行者小屋は、有料制。同じ系列の山小屋でも微妙に違うらしい。
翌朝、3時45分、隣のテントの人々が朝食、出発する音で目覚める。うとうとしながら、4時45分シュラフから出る。
朝ごはんは自炊、トイレや、サブバッグへの荷物移動を済ませ7時には出発。二日目は体調も良さそう。
行者小屋に寄り、おでんを4つほどつまみ、自炊で足りなかった栄養を補給する。地蔵尾根からアタック。
梯子も1か所くらいあったっけ?階段も数か所。三点確保じゃないとそうとう危ないだろという岩場1か所。イメージしていたよりは普通に行けました。
後ろを振り返ると、槍ヶ岳や穂高がスッキリと見えた。槍ヶ岳は遠くから見てもとがってる。近くにいたおじさんたちは、「自分らサンデーハイカーは年に数回見られるかってくらい見えるね」と行ってた。
荷物が軽かったせいか、思ったよりも厳しさを感じることなく赤岳展望荘、頂上山荘を経て、山頂へ。人が多かったなぁ。
しかし、50人規模の団体さんには参る。すれ違いに時間がかかる。10人位の小グループに分かれてくれれば、すれ違いのストレスもなくなるのに、しかも、その中の関西のおばちゃんにそっちに行けアホ的なことを言われる。初対面の貴方にそんな口きかれる覚えはないと思ったが、聞き返して無視程度の抵抗で済ます。
感じの良い方もたくさんいたのに、嫌なババアに会っちまったと、一瞬キレてしまう辺り、まだまだ修行が足りない。
阿弥陀岳の手前、中岳のコルを経て行者小屋へ戻る。中岳の辺りでコマクサを見つけて感激した。とても愛らしい。
行者小屋で、ラーメン。赤岳鉱泉とほぼ同じだが、若干味濃い目で良い。
赤岳鉱泉に戻り、張りっぱなしになっていたテントを回収し、15時ちょい下山の途へ。
下り3時間、事前に用意していた膝サポーターを装着したおかげで、膝は問題なし。ただし、あまりに長い。よくこの道を登ったものだと思いつつ、緩やかな下りを3時間。引き続き下の方に来ると、アブ、アブ、アブ。
アブは車の排気ガスに集まるよう。エンジンつけっぱなしで、荷台の荷物出し入れしたら間違いなくアブが車内に入る。
八ヶ岳山荘の駐車場に着いた時には18時、まだ戻っていなかったのは自分らともう1台。
初のテント泊、色々と勉強になりました。
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