北八ヶ岳(茶臼山&縞枯山&北横岳)♪麦草峠に車中泊して♪

2017年08月20日(日) [日帰り]

• GPS: 07:37
• 距離: 12.7km
• 登り: 695m
• 下り: 709m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:40
• 休憩: 1:00
• 合計: 7:40

7:20 麦草峠駐車場
7:25 0:00 麦草ヒュッテ
7:50 0:00 大石峠
8:30 8:40 茶臼山
8:55 0:00 縞枯茶臼鞍部
9:20 9:30 縞枯山
10:00 0:00 雨池峠
10:20 0:00 坪庭
11:15 0:00 北横岳（南峰）
11:20 11:25 北横岳
11:30 0:00 北横岳（南峰）
11:40 12:15 北横岳ヒュッテ
12:45 0:00 坪庭
13:00 0:00 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
13:40 0:00 五辻
14:10 0:00 出逢いの辻
14:55 14:55 麦草ヒュッテ
15:00 麦草峠駐車場

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

⚪国道254号で長野県へ。
⚪国道141号(佐久甲州街道)から国道299号(メルヘン街道)に繋ぎ麦草峠へ。
⚪麦草峠に車中泊。
〈自宅から3時間30分〉

コース状況／危険箇所等

⚪特出した危険箇所はありませんでした。

その他周辺情報

⚪尖石温泉 縄文の湯 600円 → http://www.city.chino.lg.jp/www/contents/1000000763000/
⚪手作りアイスクリームの店「pepin」→ http://glacerie-pepin.cocolog-nifty.com/

写真

北八ヶ岳(茶臼山＆縞枯山＆北横岳)

車中泊をした麦草峠駐車場からスタート。夜はとっても静かでした

麦草ヒュッテで登山届を提出します

道路を渡ると麦草峠登山口があります

ホソバミズゴケの浮く茶水の森

泥濘の登山道を進み、大石峠へ

徐々に斜度が増していきます

茶臼山と縞枯山がみれるはずの中小場。ガスガスで残念↓

シラビソの登山道を登っていきます

標高2384mの茶臼山。眺望はありません

鞍部に下りてきて、

縞枯れのフラットコース

縞枯山山頂手前の展望台。視界はアウトなのでスルーします

キオン

ギンリョウソウ

コケ

コケ

コバノイチヤクソウ

オトギリソウ

標高2403mの縞枯山山頂。昨日、野口健さんに逢ったというグループの方としばし談笑

急な斜面を丁寧に下ります

雨池峠に下り立ちました。ここからは既知のコース

ガスの切れ間に縞枯山

リンドウの蕾

縞枯山荘。絵になりますネ

坪庭を歩きます

ハナニガナ

ヤマハハコ

第三休憩所から雨池山

三ッ岳。大岩の稜線を懐かしく思い出します

火山岩だらけの坪庭

クロマメノキ

北横岳への分岐

三ッ岳との分岐

登りは、北横岳ヒュッテをスルー

雌のオンタデ

最後の登りです

森林限界に達し、もう一息で南峰

雄のオンタデ

標高2472mの北横岳南峰

ガスガスで真っ白

稜線を北峰へ

標高2480mの北横岳北峰。こちらの方が8m高い

風が強いので、すぐに戻ります。正面は南峰

北横岳ヒュッテ裏のベンチでランチタイム

こんなコースを周回しています

ヤナギラン

坪庭まで下りてきました

キンロバイ

ホタルブクロ

風と雪で木の枝もワンサイドに伸びています

北横岳ロープウェイの山頂駅が見えてきました

ヤマオダマキ

縞枯山と茶臼山の迂回コースで麦草峠に帰ります

ハクサンフウロ

クマザサ茂る木道を進みます

森林浴展望台。ここまでは観光コース。ここからは登山者の道

海草のようなコケ

五辻。三方向しか道はなかったようですが…

ヤマトリカブト

ウツボグサ

出逢いの辻。ほとんど人は歩いていませんが…

国道299号を横切ります

苔の道は続く

駒鳥の池。訪れる人はいるのでしょうか。秘密の池みたい

思ったよりも長く歩いて、麦草ヒュッテの裏に出てきました

お花畑には、たくさんの種類の花々が咲き乱れています

ヤマトラノオ

タムラソウ

キオン

ゴマナ

コバギボウシ

きれいな公衆トイレのある麦草峠駐車場に戻ってきました。駐車場には団体バスが2台も入っていて、人気の登山口であることがよく分かります

茅野市にある尖石温泉「縄文の湯」で日帰り入浴600円。男湯は芋洗い状態↓

温泉の向かいにある手作りアイスクリームのお店「pepin」に立ち寄りました

大正解！ブルーベリーミルクとイチゴのコンビ。レギュラーカップで400円。超爽やかな味わい。ベンチでいただきました

駒ヶ根市まで下道で移動し、2泊目の車中泊をする菅の台バスセンター隣の「すが野」で夕食をいただきます

駒ヶ根人気のソースカツ丼980円。ご飯の上にキャベツが敷かれ、どかんとソースカツが乗っています。お気に入りの味です。がっつり食べて、明日の木曽駒ヶ岳登山に備えます

感想

sho0120

天候に恵まれない8月ですが、天気予報とにらめっこしながら、少しでも安定した天気の山域をチョイスして山歩きを楽しんでいます。今回は、連泊の車中泊で2つの山域を歩きました。
1泊目の麦草峠に泊まるのは、昨年の夏休みに続いて2回目。きれいなトイレあるのが一番の選択肢ですが、静かなのもとても嬉しいこと。しっかり寝ないと、翌日保ちませんから。晴れていれば星がきれいなのでしょうが、残念ながら空は雲に覆われ暗闇に包まれていました。

6時過ぎまでゆっくり寝て、体調万全で登山開始です。今回は、茶臼山と縞枯山の2座を繋ぐだけで計画していたのですが、車中泊により朝から行動できたため、一昨年登った北横岳まで延長するコースに変更して登山届を出しました。

苔に覆われた北八ヶ岳は原始的で、山に入っているなぁと改めて実感します。多くの種類の苔が見られますが、その名前はまったくわかりません。それでも、岩や木々にびっしりと生えているたくさんの苔は、本当に芸術的です。

茶臼山にも縞枯山にも展望台がありましたが、ガスガスの状況のため立ち寄らずに歩き続けました。縞枯山山頂で話をしたグループの方に、昨日野口健さんに逢って一緒に写真を撮ってもらったと、その写真を見せて貰いました。一度講演会を聴きに行き、写真撮影をして貰ったことを思い出し、とても気さくな方だった印象が想起されました。やはり講演会場ではなくて、山で出逢ってみたいものです。

雨池峠から坪庭、北横岳までのルートは一度歩いているので、既知の歩を進めました。記憶していたよりも短い登りで山頂まで行けてしまい、記憶の曖昧さを感じました。しかし、ロープウェイ山頂駅から麦草峠に戻る中腹コースが思ったよりも長くて時間がかかり、じわじわと疲れがでてきました。八ヶ岳のでっかさを感じさせる帰り道でした。