折立→黒部五郎→双六→新穂高 【今年は天気が悪かった】
- GPS
- 56:00
- 距離
- 36.0km
- 登り
- 2,433m
- 下り
- 2,687m
コースタイム
- 山行
- 3:24
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:24
- 山行
- 10:59
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 11:39
- 山行
- 4:55
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 5:00
太郎平小屋から北ノ俣岳経由で黒部五郎岳へ向かうルートは、やはりアップダウンの多いルートです。でも、黒部五郎岳と笠ヶ岳を並べて見れる贅沢なコースなので、ぜひ機会があれば歩いてみてください。
北ノ俣岳までは比較的なだらかな登りが続きます、赤木岳周辺ではちょっとした岩場もありますが、高度感を感じるものではないので、ゆっくり進めば問題なし。
中俣乗越からは登りが続き、最後の黒部五郎岳への登りは急登なので覚悟してください(笑)。とはいっても鞍部からの標高差は300mくらいですが、アップダウンをこなした後ではキツく感じてしまいました。
この日は、台風もあり薬師峠キャンプ場から双六キャンプ場まで一気に進みましたが、42歳の準備不足オヤジにはキツかった・・・。かと言って黒部五郎小舎まででは少し時間が余るし、なかなか考えさせられるコースではありますが、三俣蓮華岳キャンプ場くらいが妥当な距離ではないでしょうか。
双六から新穂高までは多くの方がレコしていますので割愛。
天候 | 8/5晴れ後曇、8/6晴れ後曇 時々雨、8/7晴れ後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特段危険な箇所はありません |
写真
感想
今回の山旅は、折立から入山し裏銀座を経由し針ノ木まで進む計画でした。しかし、不安定な天気かつ台風五号の接近で、急遽予定を切り上げで2日目の幕営地を三俣から双六へ変更し、翌日の新穂高への下山に備えました。
3日目の午後(8/7月)から天気は台風の影響で急変するとのことで、台風の接近の最中での裏銀座走破を断念した結果です。
今思えば、三俣山荘や水晶小屋で台風をやり過ごすのも一案だったかもしれませんが、テント泊にこだわるあまり、頭の切り替えが出来ませんでした。
加えて、従前の70リッターのザックから今回は約5〜6日の行程を40リッターのザックでプチ軽量登山をこころんでみたのですが、食糧を中心に軽量化が中途半端だったためザックが肩に食い込み苦痛の中での山行になってしまい、完全に準備段階から問題を抱えていました。
そんなこんなで、今夏は思うような山旅ができず残念な結果となりました。今回の反省点や課題を消化し、来年はもっと楽しい山旅を目指していきたいと思います。
【雑記】
<体力面>
薄々感じてはいましたが、昔の体力はありませんでした。ごく普通のサラリーマンなので月2〜3回の登山では、体力の維持もままならない。日々の生活の中で、無理せず長く続けられるトレーニングを考えなけれななりません。
<スタイル>
とにかく「テント泊」、小屋泊まりはテン場が無いケースを除き利用は“負け”みたいな私の凝り固まった考えにより、今回の山旅を満喫できなかった・・・。天候悪化時の宿泊や食事を含め積極的な山小屋利用を選択肢に入れるべき。
目的は数年に1回の山旅を満喫すること、そのための手段は柔軟に対応していくことが賢い選択だと反省しています。
<軽量化>
今回も軽量化を図りましたが、完全な失敗。まず、ショルダー、ウェストベルトはしっかりしたものでないと、日帰り・山小屋泊まり用の40リッターザックでは逆に体に負担がかかります。また、積極的な山小屋利用によって昼食や飲料、夕食を含めて食糧の重量をかなり軽量化できると思います(今回は少なくても食糧・飲料だけで8kgは背負ってました)。
山旅を楽しむためにも、加齢を考慮し、もっともっと考えていきたいと思います。
天気のいい日や激混み山小屋を回避するためのテント泊と割り切って、いっそツェルトでもいいのかな。(事前練習が必須!)
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