四国の屋根・剣山縦走（三嶺〜剣山 三嶺ヒュッテ泊）

2017年08月24日(木) 〜 2017年08月25日(金)

• GPS: 13:16
• 距離: 21.9km
• 登り: 2,175m
• 下り: 1,710m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:56
• 休憩: 0:02
• 合計: 2:58

11:37 名頃登山口
12:18 12:19 林道登山口
13:16 13:17 ダケモミの丘
14:35 三嶺ヒュッテ

2日目

• 山行: 9:26
• 休憩: 0:33
• 合計: 9:59

6:12 三嶺ヒュッテ
6:26 6:28 三嶺
7:28 7:33 カヤハゲ
8:21 8:21 白髪避難小屋
9:04 9:07 平和丸
10:31 10:32 高ノ瀬
11:47 11:47 丸石避難小屋
12:20 12:21 丸石
14:33 14:34 剣山
14:43 14:56 剣山頂上ヒュッテ
15:12 15:17 大剣神社
15:34 15:34 リフト西島駅
16:09 16:11 見ノ越登山口
16:11 ゴール地点

天候

8/24☀　8/25⛅→☀

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

・県外からのためローソンつるぎ町貞光店で休憩後、険路国道438号線を約1時間と少しで見ノ越駐車場(無料)へ
・駐車後、登山口付近をぶらぶらしてから剣山登山バスで名頃三嶺登山口へ移動

コース状況／危険箇所等

危険個所：三嶺山頂からカヤハゲ(東熊山)への下り。早朝、ガスと強風で視界が効かないため、鎖の急な下りは慎重に歩を進めました。

その他周辺情報

ラ・フォーレつるぎ山　入浴500円

写真

8/24 10:28

ようやく見ノ越駐車場に到着。11時のバスまで登山口付近をブラブラしたり体操でもしながら待ちます。どんな一日になるかな？

8/24 11:24

名頃、三嶺登山口に到着です。バスの乗客は自分だけ。運転手さんが左手に次郎笈がよく見えていると教えてくれました。

8/24 11:26

名頃駐車場です。たいていは見ノ越発縦走で名頃着の人多いかな…

8/24 11:30

かかしの里。安全運転しようね！

8/24 11:33

三嶺登山口。いよいよスタートです。

8/24 13:04

所々、鹿の食害を防ぐためネットが張られています。

8/24 13:09

ダケモミの丘。三嶺を目指していた年配の方は、キツくてここで降りて行かれました。

8/24 13:47

8/24 13:56

シコクフウロ。

8/24 14:02

ようやく明日目指す剣山(太郎笈)と次郎笈が姿を現しました。遠いね。

8/24 14:05

三嶺水場。ここまでも急登でキツかったですが、ここにしか水場が無いためロープをったって水を汲みに行って来ました。

8/24 14:38

トレランの彼は名頃まで。なかなか彼、絵になってます。

8/24 14:41

稜線に出ると右手に立派な三嶺ヒュッテが現れます。

8/24 15:23

三嶺ヒュッテの中です。上下段で20人くらい泊まれるかな。

8/24 15:32

何度か話した山ガールの二人は徳島県内から。あと3時間掛けて名頃に戻るそう。大丈夫？18時半頃になるよ。そのあと険路運転なるのに…

8/24 15:34

三嶺山頂はもうすぐです。

8/24 15:53

三嶺山頂。少しガスってきました。

8/24 16:01

8/24 16:02

美しい風景。今宵の宿三嶺ヒュッテに戻ります。結局この日は自分一人だけでした。

8/24 16:50

小屋の中に明日歩く縦走路のイラストが貼られていました。ワクワクしてきます。

8/24 17:35

夕食後、夕陽を浴びる三嶺山頂をヒュッテ前の石に腰掛けて眺めてました。

8/25 5:00

おはようございます。時刻は5時ちょうどです。御来光を楽しみにしていたのですが、ガスっていて朝焼けのみでした。どんな一日になるかな2？

8/25 6:09

少しヒュッテで休んで明るくなってからスタートしました。お世話になりました。

8/25 6:25

もう一度三嶺山頂。ガスと風が強いです。眼鏡がズブズブになります…

8/25 6:30

視界が効かない中、この険しい下りを降りるのが怖かったです。

8/25 6:37

8/25 6:38

8/25 6:40

幻想的…霧の橋。

8/25 7:05

ようやく朝陽が差し込んできました。

8/25 7:26

ススキを掻き分けて行きます。もう山は秋なんですね。

8/25 7:44

カヤハゲ(東熊山)。白髪山分岐に向かってます。白髪には憧れますが…

8/25 7:50

さっきまで居た三嶺がくっきり見えています。朝の視界ほぼ無しが嘘の様です。

8/25 8:19

白髪避難小屋付近の景色は縦走路の白眉です。

8/25 8:22

白髭避難小屋。

8/25 8:26

こじんまりした小屋。少し疲れたのでカフェオレブレイクです。用具も四半世紀前のものです。

8/25 8:40

縦走の彼は、早朝3時に見ノ越を出発したとのこと。視界の効かない強い風の中歩いて、時には走ってきたんだろうね。

8/25 9:04

平和丸。

8/25 9:09

8/25 9:31

8/25 9:43

プチ四国カルスト。

8/25 9:52

すすきの原をかき分けながら歩いてゆきます。

8/25 10:03

ここも八経と同じオオヤマレンゲ群落地なんですね。

8/25 10:09

名頃の集落。

8/25 10:20

8/25 10:31

高の瀬(こうのせ)。

8/25 10:43

剣山スーパー林道方面を眺めます。スーパーって言うくらいやから見てみたいな…

8/25 11:00

小屋跡かな…

8/25 11:14

奥祖谷二重かずら橋へのエスケープ路。ここを過ぎると見ノ越まで下山口無し。

8/25 11:24

丸石非難小屋。外でコンロの火も消えるため小屋中で昼食休憩しました。

8/25 12:18

丸石山。次郎笈と剣山が近づいてきています。

8/25 12:35

くっきりと次郎笈が見えています。

8/25 13:12

次郎笈をとらえました。

8/25 13:22

ガスが晴れて剣山(太郎笈)もくっきり姿を現しました。

8/25 13:32

下から見えていた標識。ここ次郎笈山頂じゃないの…荷物をデポして山頂に向かいます。空身って楽やね…

8/25 13:35

剣山ポスターの写真はここから。代表写真にはしないよ…(*^^*)

8/25 13:35

これまで歩いてきた山々を眺めて…あんなところから来たんやね。

8/25 13:36

次郎笈登頂！テンション上げるため黄色いパンツ着用です。

8/25 14:00

さぁラスト剣山(太郎笈)頂上を目指します。そして悲しいお知らせが…まさかハイドロの飲料が空に…

8/25 14:12

次郎笈まで折り返しの人は余裕ありね。こっちは水欠でへなへな…

8/25 14:31

ようやく剣山山頂への階段現る。

8/25 14:33

剣山頂。喉カラカラで山頂に浸ってる余裕無し…人も居ないね…

8/25 14:51

オアシス剣山頂上ヒュッテ。
えっコーラって売ってないの!　ガビーン…サイダー2本購入。一気でお姉さんびっくり!あとアクエリも帰り用に購入。

8/25 15:15

大剣神社。現生最高の良縁って…今…

8/25 15:32

西島リフト駅。せっかくここまで歩いてきたので、リフトに乗らずに降ります！

8/25 15:59

よくレコで見るトンネル。

8/25 16:11

麓の剣山神社。無事下山を感謝。

8/25 16:16

二日掛けて見ノ越登山口に戻って来ました。縦走はこれで終了です。

8/26 7:22

ただ下山が遅かったため、登山口近くのラ・フォーレつるぎ山に投宿です。ご主人が山好きな人で良かった…夕食時に徳島自動車道での女子高生を乗せたマイクロバス事故を知った…

8/26 9:00

つづろお堂。行きに気になっていた所です。皆カーブで行き過ぎていきます。

8/26 11:06

帰りに四国お遍路一番札所-霊山寺に寄りました。いつかは歩き遍路をしてみたいな。店のおばさんからは、遍路用品は必要なモノ以外徐々に揃えていったらいいって。

8/26 11:07

遍路ルックのお姉さんが迎えてくれますよ。ご視聴ありがとうございました。

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

装備

備考

急峻な水塲であったため水汲み用のトート又はサブザックを持って行けば、両手が空いて楽に登り降り出来た。

感想

tokichiro

【プロローグ】
今から27年前の夏に四国を一人旅しました。確か「どっきん四国！」って富田靖子がキャンペーンをしていた時です。
祖谷のかずら橋バス停のところで、そこからまだ山奥に行くバスを見て「剣山」という地名を羨望の目で見ていました。結局剣山には行きませんでしたが、そこで知り合った方に車に乗せてもらい「杉の大杉」や「龍河洞」、「横浪三里」から四万十川源流の「松葉川温泉」まで連れてってもらい親切にしていただきました。
途中台風直撃に遭うハプニングもありましたが、思い出に残る四国一人旅となりました。
その時から…いつかは剣山に行ってみたい、出来れば登ってみたいと思い続けていました。

【エピローグ】
登山を再開したのが2年前…ダイトレや六甲で練習するうち、そろそろ四国剣山行けるんじゃないかと思えてきて…せっかくなら縦走をしたい…と欲まで出てきました。
結果的には辛うじてやり終えることが出来ましたが、最後次郎笈から剣山までがこのコースの見どころなんですが、水欠でヘナヘナになり余裕無しでした。道具にしてもグレゴリーのザック以外は四半世紀前の用具類で臨みましたが、モノのスモール化と軽量化に時代を感じてしまいました。ともあれ無事に四国剣山縦走を終えて小さな幸せに満たされています。