上高地から涸沢カール【動画付】

2017年08月25日(金) 〜 2017年08月27日(日)

• GPS: 30:32
• 距離: 31.3km
• 登り: 921m
• 下り: 913m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:55
• 休憩: 3:01
• 合計: 8:56

6:59 上高地バスターミナル
7:52 8:08 明神館
9:01 9:32 徳澤園
9:46 9:49 新村橋(パノラマ分岐)
10:31 11:14 横尾 (横尾山荘)
12:15 12:17 本谷橋
13:32 13:32 Sガレ
14:25 15:51 涸沢ヒュッテ
15:55 宿泊地

2日目

• 山行: 5:33
• 休憩: 0:57
• 合計: 6:30

7:00 涸沢ヒュッテ
7:25 7:40 涸沢小屋
8:20 8:23 Sガレ
9:04 9:05 本谷橋
9:56 10:10 横尾 (横尾山荘)
10:48 10:48 新村橋(パノラマ分岐)
11:29 11:30 徳澤園
11:32 11:33 徳沢公衆トイレ
12:07 12:07 徳本口(徳本峠分岐)
12:56 13:18 河童橋
13:30 上高地バスターミナル

天候

25日夜〜26日7時：雨
26日：曇→晴　27日：快晴

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

沢渡バスターミナル駐車場からタクシーで上高地バスターミナル
8/25 22:00宇都宮→22:30鹿沼IC→姨捨SA→松本IC→4:30沢渡BT駐車場→5:20上高地BT（大雨のため7:00まで停滞）

コース状況／危険箇所等

本谷橋から涸沢までにガレ場あり(落石注意）

その他周辺情報

【共同費用】
高速道路　4,140×2=8,240
駐車場　700×2=1,400
ガソリン 7／km×600＝4,200
タクシー 2,520×2=5,040
■足代計　18,880（＠6,293）

宿泊（夕食付）　8,500×3=25,500
おでんビール　　1,400
朝ごはん　460×3＝1,380
徳澤園チャーハン　900×3＝2,700
藤岡海鮮丼　730×3＝2,190
■飲食等計　33,170（＠11,057）
■合計　52,050（＠17,350）

写真

8/26 1:12

宇都宮は22時出発　僕は夏休み中だったけれど、金曜深夜の出発はなにかとあわただしい。（Y嬢カメラの充電池を忘れた！）
途中姥捨SAに1時着、トイレ休憩。霧が出ていたけれど雨は降っていないので一安心。

8/26 2:34

大雨の中、沢渡駐車場に2:30着
バスの始発は4時半だけど、前日に釜トンネルで自動車事故があり、その後処理でバスの始発は中止。
そこでタクシー相乗りでダメもとで釜トンネルに向かう。結果としては定刻の5時にゲートが開き無事上高地へ。

8/26 6:53

着いてみれば大雨。天気予報によれば7時には止むようなので、2時間近く天気待ち。
この雨の中NTV24時間テレビの槍ヶ岳登頂企画のイモト登山隊は出発したらしい。

8/26 7:05

7:00雨はめでたく小雨となり、まずは明神を目指す。念のため雨具上下とザックカバーは装着。

8/26 7:38

途中明神岳が出現し、興奮。

8/26 7:52

7：52明神館。トイレ＆水場あり。ここはトイレのみでスルー。

8/26 8:59

そして9:00徳澤着。

8/26 9:07

徳沢園のみちくさ食堂さんで、アイスクリーム（400円也）。濃くて冷たくておいしかった。この段階で雨は上がり、暑いくらいの状態。

8/26 9:28

みちくさ食堂さんのランプ。すてきですなぁ。ここで見かけた手拭いを帰りにGET。

8/26 9:36

目指すは横尾までの山道。展望のない山道を延々歩くので飽きます。

8/26 9:47

途中パノラマコースへの吊橋＝新村橋あり。この時は崖崩れがあって通行禁止でした。しんどいらしいですが帰りにこの道を使いたかった。

8/26 10:05

前穂高岳が見えてくる。（というのは嘘で、横尾山荘のおねえさんから後で聞いてわかりました）

8/26 10:31

10:30横尾着。ここまで3時間半。けっこうなスピードで歩いたので平らだけど疲れます。（翌日の帰りに歩てみたら、地味に登っているのはわかりました）

8/26 10:31

横尾大橋を渡ると、ようやく登山道らしくなる。この橋を渡らず直進すれば槍沢。

8/26 10:45

おなかすいたので、横尾山荘の食堂でラーメン。(700円也）
僕のお中には、ちと重かった。

8/26 11:08

明日は晴れ！

8/26 11:19

観光客は行ってはダメだよ、との看板あり。ちょっと身が引き締まります。

8/26 11:20

とは言っても、地味〜に登りの林道。

8/26 11:39

屏風岩の存在感たるや・・・。圧倒されます。

8/26 11:40

涸沢への距離表示がほしい。

8/26 12:06

ココ登る人がいるんだよねー。屏風岩を大きく回り込めば涸沢でございます。

8/26 12:17

本谷橋を渡る。

8/26 12:17

ここからの2.4kmがしんどかった

8/26 12:27

前日の雨で水量が半端ないです。

8/26 12:43

急登が始まる。ここまでの平坦な道が一変。急です！みなさんも僕もやられてます。

8/26 13:08

昨年（2016年）6月に大崩落を起こした箇所はきれいに道が作られていました。普及にご尽力された方ありがとうございます。

【登山道一時通行止め】北ア、横尾ー涸沢間で　屏風岩が崩落
2016年6月18日午後、北アルプス、横尾と涸沢を結ぶ登山道に屏風岩の斜面が崩落した。 涸沢ヒュッテ従業員の話では、時刻は午後6時45分頃で、飛行機が落ちたような音がしたという。崩落地点は本谷橋と涸沢ヒュッテの中間地点で、19日午前5時頃に涸沢ヒュッテと涸沢小屋の従業員が現場を確認したところ屏風岩西側で幅およそ100メートル、長さおよそ200メートルにわたって崩落していた。
一時通行止めとしたが、涸沢ヒュッテ、涸沢小屋従業員らが19日午前9時半頃には登山できるように整備した。
今後も崩落の恐れがあるとして、横尾山荘、上高地インフォメーションセンターでも看板や張り紙を掲出し注意を促している。
http://www.tozanarekore.net/article/439218307.html

8/26 14:12

涸沢到着。涸沢ヒュッテはすぐそこ。（しんどかったので写真があまり撮っていない）

8/26 14:14

最後の登りだけど、しんどい。

8/26 15:05

そして涸沢カール

8/26 15:52

カールから見る穂高連峰の山。地図や写真でしか見ていなかった実物が面前にあるのが信じられない。

8/26 15:59

テント村。思ったよりも少ないね。

8/26 16:09

山小屋は混んでます。布団は2人に1枚と言われました。

8/26 16:09

8/26 17:02

17:00夕食

8/26 17:35

テラスでまったりと過ごす。

8/26 19:22

19時のテント場。テント泊したいなぁ。

8/27 4:50

翌朝、4：50モルゲンロートを待つ

8/27 4:52

8/27 5:07

8/27 5:17

8/27 5:18

僕のカメラではよく撮れていませんでしたが、T嬢のカメラがとらえたモルゲンロートです。期待したほどではなかったなぁ。ちと拍子抜け。（天気が良かっただけにね）

8/27 5:19

8/27 7:02

8/27 7:06

せっかくなのでテント場を通って涸沢小屋に行ってみる。

8/27 7:07

雪渓とテント場と涸沢小屋。

8/27 7:10

涸沢小屋。かっこよし

8/27 7:13

8/27 7:15

8/27 7:19

「いつかあの奥穂高岳の山頂に立ってやるぞ！」と心で誓うの図。

8/27 7:21

8/27 7:29

8/27 7:29

8/27 7:37

お名残り惜しいが、帰りを急ぐ。

8/27 8:59

本谷橋。

8/27 10:11

横尾大橋。

8/27 11:13

徳澤園で野沢菜チャーハン（900円也）

8/27 12:54

河童橋。人タクサン

8/27 13:04

梓川の対岸でジェラート（420円也）

8/27 13:55

沢渡には14:00
この後湖畔の湯（720円也）で汗を流して宇都宮へ。渋滞があって到着は20:30でした

撮影機器：

サイバーショット DSC-HX90V SONY

ZenFone Max SIMフリー ASUS

LUMIX DC-GF9W ダブルレンズキット パナソニック

装備

個人装備

寒いので　インナーダウン フリースなど持参

感想

yamanobo_rist

昨年予定していた北アルプス行きが天候により中止。今年こそはと意気込んで計画しました。天気予報では当日朝雨が残るものの、回復に向かうとのことなので、それほど心配はしていませんでしたが、松本から沢渡までの間に運転に支障が出るほどの雨が降り、翌朝も雨が上がらず、さらに沢渡BTの係りのおじさんから前日釜トンネル内で交通事故があり、その後始末（オイル漏れ？）のため、4:30の始発バスは運行中止との話を聞いた時にはどうしようかと途方にくれました。

それでも4:40にはタクシーで出発。釜トンネルは無事に5:00に開門、大雨の上高地BTに到着。そこで1時間半天候回復を待ち、涸沢に向けて出発したのでした。

山行内容は写真のコメントどおりですが、補足。

久しぶりの晴れなので混雑が予想されましたが、それほどでなく、涸沢ヒュッテでは布団は2人に1枚と言われたものの結果的には3人で2枚となりました。
さすがに涸沢、ヘルメット持参の人がたくさん。みなさん穂高に登るんですね。うらやましい。
テント場にはカラフルなテントが張られ、みなさんゆったりとテントライフを満喫していました。テント泊やってみたい。そのためには荷物と自分の体重を軽量化しないといけんね。
8月末でしたが、ナナカマドの実が真っ赤。涸沢はナナカマドがたくさんで、半月もすれば見事に赤く色づくのでしょう。その時期に来てみたいな。(山小屋は3人で1枚の布団になるらしいですが）

やはり北アルプスは良いよね。また来たい！

コメント

yuri-tetsu

穂高連峰の圧倒的存在感！
歩きだしの上高地は雨上がりでした。ずんずん進めば暑い暑い。増水で濁った梓川を横目に、カッパを脱いで、ひたすら先を急ぎました。横尾大橋を渡り本格的な登山道と思いきや、意外に平ら道。本当の山行は本谷橋を渡った後に待っていました。頑張って、必死で登ること、約2時間。何度も映像で見ていた涸沢カールが目の前に、そびえ立つ穂高連峰に圧倒されました。
それにしても、さすが北アルプス。人が多い。静かな雰囲気で山を眺めるという感じではなかったけれど、歩いてきた人だけの特権、素敵な景色には大満足です。この景色をみると、あの登りのつらさを忘れてしまうのでした。
自宅から上高地までも遠いけど、さらに先の涸沢は…遠かったな。穂高連峰、険しい岩峰は今の私を寄せ付けない存在感でした。ここまでくると、週末の1泊だけではのんびりできないですね〜。大好きな上高地でもう少しまったりできても良かったかなと、ちょっぴり心残りも。そして、帰りは軽井沢からしばらく渋滞でした。往復とも運転してくれた兄さん、本当にお疲れさまでした。
ちなみに、女子は徳澤園の有料トイレには必ず寄りましょう。癒されます。