霞沢岳・上高地クラシックルート

日程 | 2017年09月03日(日) 〜 2017年09月04日(月) |
---|---|
メンバー | |
天候 | くもりときどき晴れ |
アクセス |
利用交通機関
9/2 自宅最寄駅〜新宿(JR)
電車、
バス
バスタ新宿〜松本IC(アルピコバス 3500円) 9/3 松本IC〜安曇支所(アルピコバス 810円) 9/4 上高地BT〜新島々〜松本(アルピコバス/松本電鉄 2450円) 松本BT〜バスタ新宿(京王バス 3430円) 新宿〜自宅最寄駅(JR)
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|
地図/標高グラフ

表示切替:
コースタイム [注]
- 1日目
- 山行
- 7時間12分
- 休憩
- 32分
- 合計
- 7時間44分
- 2日目
- 山行
- 8時間56分
- 休憩
- 2時間42分
- 合計
- 11時間38分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
その他周辺情報 | 小梨平キャンプ場・小梨の湯 600円(温泉ではありません) |
---|---|
過去天気図(気象庁) |
2017年09月の天気図 [pdf] |
写真

18時頃になって、ガスがただよっているようで、ガスったり、晴れたり。小屋の全面は元々の小屋で、奥側に新しい建物になっています。奥にはソーラーパネルもあって、この小屋は電化されていて、TVなんかも映っていました。飲み物類は冷蔵庫で冷え冷え。見かけによらず、ハイテク小屋でした

ジャンクションピーク
2時に小屋を出る予定でしたが、2時半に起きてしまったので、K2ピークでの日の出はあきらめながらのスタート。気温は12℃でした。この時間では一眼レフで撮る必要もないので、iPhoneでの撮影です。標識の向こうにはオリオン座が見えていました
感想/記録
by yono
仙丈ヶ岳〜仙塩尾根〜北岳を予定した週末でしたが、前日の仕事の影響で出発する時間でも調子がよくなくて、ビュー山梨号の予約を取り消して、二度寝していました。月曜まで休みだったし、2日は歩けそうだったので、お昼頃起きて、夕方の松本行きの高速バスを予約。松本では、ネットカフェでもよいかなと探していたら、松本ICそばにあり、ここが前泊地となりました。計画当初、新島々まで電車で、駅から歩こうかと思っていたのですけど、上高地ゆきの始発バスがあり、安曇支所まで難なくたどりつけました。いろいろ調べものをしていたせいか、ネットカフェであまり寝ることができず、翌日は睡眠不足で不調になってしまいました。
徳本峠への行程は16kmで、大きく分けて、島々〜二俣〜岩魚留小屋〜徳本峠の3区間に分けられる。二俣までは林道で、岩魚留小屋へは島々谷川南沢に沿って行き、最後は沢から離れて高度をあげて行く。昨今の豪雨のせいか、林道や沢に沿った場所では、斜面の地滑りなんかもあって、石がすべってきたり、そのたびにイレギュラーにアップダウンしたりしていました。
今年は、林道とか長いのをよくやるなぁと思っていました。そういえば、10月にまたあの長いのやるんだっけと思いながら…。ネットカフェでの睡眠不足が尾を引いて、歩きながら寝たいような気分。二俣へはコースタイムもオーバーしてしまった。標高差で考えると、嫌になりそうなので、コースタイムはあと6時間だと思いながら、ゆっくりな歩き方。岩魚留小屋に着いたときは、精魂尽きた感じで、こりゃダメだなぁと思いました。ヤマレコとか見てると、みんな気持ちいい道と書いてる気がするけど私はそうは思わなかったですよ。昔の人は大変だったなぁと。岩魚留小屋で早いランチにして、少し昼寝をしようとしていたのですが、後続のパーティーがきて、昼寝できず出発。あとから考えれば、昼寝しなくてよかったなぁと思うけど、だましだましの登山でした。稜線は雲に覆われていたけど、私が徳本峠に着くころには晴れはじめて、まぁまぁいい天気になりました。
徳本峠のHPを見ると、いにしえの道とはいうものの、江戸時代頃から木材資源や薬草採取のための道だったとある。登山としては、明治26年(1893年)ウェストンが嘉門次とこのルートを経由して穂高に登ったところからで、今年で124年目。釜トンネルが開通したのは昭和8年(1933年)で約80年間、このルートが廃道にならなかったことには存在意義があるんだなと思います。明治、大正、昭和戦前期で、登山というと庶民のものでなかったと思うし、庶民レベルでの登山が盛んになったのはやはり高度成長期以降でしょうね。ちなみに、上高地帝国ホテルの開業は昭和8年で、上流階級ではこの頃、既に穂高登山が盛んになっていたのかもしれませんね。
霞沢岳に登り、上高地に下山、帰京。有意義な時間を使うためにも、日の出を見るにも、2時からのナイトハイクのつもりでしたが、起きたら2:35で、日の出はあきらめながら、とりあえず出発となった。夜間ぬかるんでいるところも多くて、気分は乗らないのだけど、一本道でよかったなぁと。2時間もヘッドランプで歩いたのはあまり記憶ないかなぁ。そんなことよりも12℃で寒かったし、9月ってこんなに寒かったかなと思う感じでした。
K1ピークの取りつきの手前で、4:50となり、オレンジ色の朝焼けも見えてきて、K1ピーク側の山塊に入れば、日の出は見れるなぁと思い、少しだけペースアップ。K1ピーク山腹のいい岩場で御来光。K1ピークからの御来光には30分足りなかったけど、7℃で風が吹いていたことを考えると、ここで見れたのはよかったのかなと思う。薄雲が広がり、青空はなかったけど、それぞれの山々はクリアに見えていたので、それはよかったのでしょうね。霞沢岳山頂手前に小さなお花畑があって、ここはなかなかよかったですね。
穂高の山々を見ながら、西穂→奥穂の縦走も宿題であったことを思い出しました。百が終わったらと今年は自重した鋸と、ここは春先予定に入れていたのだけど、また来年ですね。今回は、穂高の山々が見れていい、山歩きだったなぁと思います。
徳本峠への行程は16kmで、大きく分けて、島々〜二俣〜岩魚留小屋〜徳本峠の3区間に分けられる。二俣までは林道で、岩魚留小屋へは島々谷川南沢に沿って行き、最後は沢から離れて高度をあげて行く。昨今の豪雨のせいか、林道や沢に沿った場所では、斜面の地滑りなんかもあって、石がすべってきたり、そのたびにイレギュラーにアップダウンしたりしていました。
今年は、林道とか長いのをよくやるなぁと思っていました。そういえば、10月にまたあの長いのやるんだっけと思いながら…。ネットカフェでの睡眠不足が尾を引いて、歩きながら寝たいような気分。二俣へはコースタイムもオーバーしてしまった。標高差で考えると、嫌になりそうなので、コースタイムはあと6時間だと思いながら、ゆっくりな歩き方。岩魚留小屋に着いたときは、精魂尽きた感じで、こりゃダメだなぁと思いました。ヤマレコとか見てると、みんな気持ちいい道と書いてる気がするけど私はそうは思わなかったですよ。昔の人は大変だったなぁと。岩魚留小屋で早いランチにして、少し昼寝をしようとしていたのですが、後続のパーティーがきて、昼寝できず出発。あとから考えれば、昼寝しなくてよかったなぁと思うけど、だましだましの登山でした。稜線は雲に覆われていたけど、私が徳本峠に着くころには晴れはじめて、まぁまぁいい天気になりました。
徳本峠のHPを見ると、いにしえの道とはいうものの、江戸時代頃から木材資源や薬草採取のための道だったとある。登山としては、明治26年(1893年)ウェストンが嘉門次とこのルートを経由して穂高に登ったところからで、今年で124年目。釜トンネルが開通したのは昭和8年(1933年)で約80年間、このルートが廃道にならなかったことには存在意義があるんだなと思います。明治、大正、昭和戦前期で、登山というと庶民のものでなかったと思うし、庶民レベルでの登山が盛んになったのはやはり高度成長期以降でしょうね。ちなみに、上高地帝国ホテルの開業は昭和8年で、上流階級ではこの頃、既に穂高登山が盛んになっていたのかもしれませんね。
霞沢岳に登り、上高地に下山、帰京。有意義な時間を使うためにも、日の出を見るにも、2時からのナイトハイクのつもりでしたが、起きたら2:35で、日の出はあきらめながら、とりあえず出発となった。夜間ぬかるんでいるところも多くて、気分は乗らないのだけど、一本道でよかったなぁと。2時間もヘッドランプで歩いたのはあまり記憶ないかなぁ。そんなことよりも12℃で寒かったし、9月ってこんなに寒かったかなと思う感じでした。
K1ピークの取りつきの手前で、4:50となり、オレンジ色の朝焼けも見えてきて、K1ピーク側の山塊に入れば、日の出は見れるなぁと思い、少しだけペースアップ。K1ピーク山腹のいい岩場で御来光。K1ピークからの御来光には30分足りなかったけど、7℃で風が吹いていたことを考えると、ここで見れたのはよかったのかなと思う。薄雲が広がり、青空はなかったけど、それぞれの山々はクリアに見えていたので、それはよかったのでしょうね。霞沢岳山頂手前に小さなお花畑があって、ここはなかなかよかったですね。
穂高の山々を見ながら、西穂→奥穂の縦走も宿題であったことを思い出しました。百が終わったらと今年は自重した鋸と、ここは春先予定に入れていたのだけど、また来年ですね。今回は、穂高の山々が見れていい、山歩きだったなぁと思います。
訪問者数:934人



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この記録で登った山/行った場所
- 霞沢岳 (2646m)
- 河童橋 (1505m)
- 徳本峠(徳本峠小屋) (2140m)
- 明神館 (1530m)
- 徳本口(徳本峠分岐) (1545m)
- 上高地バスターミナル (1504m)
- 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
- 岩魚留小屋 (1260m)
- 二俣
- ジャンクションピーク (2428m)
- K1ピーク
- 島々(徳本峠入口) (730m)
- K2
- ゲート(小嵩沢出合)
- 力水
- 第1ゲート
- 島々谷川南沢
- 無料トイレ (1510m)
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