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記録ID: 124961
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

またもや行き先変更、千畳敷〜木曽駒〜宝剣岳〜空木岳〜池山尾根縦走

2011年07月29日(金) 〜 2011年07月31日(日)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
19.9km
登り
1,361m
下り
2,831m

コースタイム

7/29
9:05菅の平BC(バス乗車)-9:40ロープウエイ駅着-10:00ロープウエイ終点着  -10:25ロープウエイ終点発-11:05宝剣山荘11:40-12:00テン場12:25-12:40木曽駒ケ岳12:50-13:00テン場
7/30
3:30起床-5:35テン場発-6:50極楽平9:10桧尾岳9:20-10:45熊沢岳10:55-12:05休憩12:15-12:20東川岳-12:40木曽殿山荘12:55-13:45第一ピーク-14:35空木岳14:55-14:55駒峰ヒュッテ15:15-空木岳避難小屋16:20
7/31
4:10起床-5:25避難小屋発-5:35分岐-7:00休憩7:10-7:40尻無-8:40鷹打場-9:00登山口-9:35タクシー-9:50菅の平BC
天候 曇り、時折雨、たまに晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
●菅の台の駐車場500円(何日でもよいみたい)
●菅の台からバス、ロープウェイで1,980円/片道(JAFの割引は6月末で終了してます)
●林道は終点まで通行止め。タクシーは三本木地蔵登山口までは入れるが、駐車場ほとんどない。駐車禁止の看板はある。菅の台駐車場まで2,180円でした。
コース状況/
危険箇所等
コース全般に、ハイマツが道をふさぐように、伸びているので藪こぎ状態になる場所が数箇所がある。
空木岳-池山コース間の大地獄、小地獄付近は結構アップダウンがある。鎖、梯子、ワイヤーロープ等があるが、下山時(特に雨天)は注意が必要。個人的には一箇所怖かった。
空木平非難小屋に宿泊させて頂いたが、協力金1,000円。室内の集金箱に投入する。
綺麗に掃除さていて、トイレも整備されている。当日は貸切でした。是非このまま清潔感を維持してもらいたい。
千畳敷。
宝剣山荘
山頂小屋のテンバ
山頂小屋のテンバ
何も見えない木曽駒山頂
何も見えない木曽駒山頂
何も見えない木曽駒山頂2
何も見えない木曽駒山頂2
何も見えない木曽駒山頂3
何も見えない木曽駒山頂3
テンバから山頂小屋
テンバから山頂小屋
わずかに見える晴れ間
わずかに見える晴れ間
わずかに見える晴れ間2
わずかに見える晴れ間2
宝剣の鎖場
東川岳を下った所から空木を望む
東川岳を下った所から空木を望む
東川岳を下った所から空木を望む2
東川岳を下った所から空木を望む2
駒峰ヒュッテ
避難小屋から、空木方面を望む。
避難小屋から、空木方面を望む。
3日目の朝
3日目の朝2
大地獄付近の鎖場
1
大地獄付近の鎖場

感想

今回は、剱岳を予定していたが、天気図、予報を見ると北部ほどよくない。さらに剱に雨天時に行っても、剣澤で停滞がいいところになるだろうと、前回同様行き先変更を検討。すでに、28日の夜出発していたので、そこからの移動距離、天気予報等を考慮し、ロープウェイが使用でき、時間短縮を図れる木曽駒から、空木への剣は剣でも宝剣を含む中央アルプスとなった。

29日:中央道で駒ヶ根IC付近では晴れ間があり、この変更はよかったと思ったが、ロープウェイで千畳敷につくと、雨が酷く、スタートからカッパ、ザックカバーを装着してのスターとなった。
(それにしても、ロープウェイで来れるとはいえ、スカート、ハイヒールが本当にいるとは・・・。)
淡々と宝剣山荘まで歩き、小屋内で休んでいる人も多いので、ついつい我々もコーヒー(400円)を頂く。
その後、中岳を経由し頂上山荘へ。テントは3張程度。我々も風除けの石が詰まれた場所一等地に設営(テンバ代500円)し、そのまま木曽駒。山頂では、雨は止んでいるが、ガスが出ており何も見えない。お参りと記念撮影だけを行い、下山。
テンバでビール(700円/500ML)で乾杯し、その後は昼寝。夕方一瞬視界が開けたが、まもなくガスの中へ。夕食をとり、19:00頃就寝。

30日:3:30起床。雨は降っていない。本日は空木平までの縦走。天気次第では檜尾からのエスケイプを視野に入れながら登山となる。
一旦、宝剣山荘まで下り、宝剣山荘横から、宝剣へ。
装備が重い上に、天気が心配なので細心の注意を払って登る。鎖場があるが、ガスがかかっており
高度感ゼロの為、あっさり通過。山頂の大岩には登らなかった。(通過しちゃった)
以前もっと怖いと思っていたが、意外にもあっさりだった。特に南稜の両側が切れているところは知らぬ間に通過してしまった。
人が少なく歩きやすかったのもあると思う。極楽平で4人組の軽装登山者とすれ違ったのがはじめてだった。ここから先は未踏。
結構岩場があり、アップダウンが続く。重いザックが振られて結構疲れる。
檜尾岳につくと先行のご夫婦と思われる二人組と出会う。先行者に会ったのもこれが今日はじめて。
旦那さんは山に造詣が深く、少々お話をさせて頂き、先に出発させてもらう。
熊澤岳を通過し、東川岳を木曽殿へ下りだす頃、ガスがキレだし、眼前に空木が浮かび上がる。
山が大きく、さすがは百名山といった風格のある山容が見事。
木曽殿への深いキレ落ちぶりとその後の登り返しを考えるとぞっとするが、本山行一番の景色を見ることができた。
木曽殿山荘でトイレ(200円)を借り、登り返しのため休んでいると、ご夫婦も到着され、再びお話をさせていただいた。
こういうのが山のいいところ。出発しようとしていると、遠くで雷が鳴り出す。夏山の13:00であるので当然といえば当然。本日は空木平非難小屋までの行程だが、雷が近づくようであれば、木曽殿に戻り、山頂近くまで行っていれば駒峰に逃げることを決め、いざ出発。(上昇気流は弱く、気温も高めなのでおそらく大丈夫との判断をした)
雷で急いだせいか、同行者のペースが落ちてくる。雷のこともあり心配になる。
木曽殿では良かった天気は一変し、雨が降り出す。第1ピークから山頂までの間、何度か岩場通過し、やっとの思いで、山頂へ。山頂では雨はないものの、ガスの中。景色を見ることはできなかった。
早々に下山し、駒峰ヒュッテへ。明るく大変綺麗で、食事の提供はないもののすばらしい小屋だ。一瞬宿泊しようかと心が揺らぐ。お湯を分けていただき、コーヒーを淹れほっと一息。疲れていたせいか、ちゃんと確認もしなかった為、非難小屋までの道を間違え池山方面へ。分岐で非難小屋に戻る形となった。
非難小屋は、清掃が行き届いており、綺麗であった。人がいるかと思ったが、結果的に貸切に。
駒峰で購入したビールと夕食を取り終えると、天気が回復し、景色を眺めてゆっくりと過ごせた。
夜、雷雨がすごかったが、スペースを広々と使用し就寝。

31日:朝4:00起床。外を見ると晴れている。空木方面も綺麗に見える。
今日は下るだけ。だらだらと下るが、階段や木の橋などが増えてくる。
迷尾根に看板があり、ここから先が難所だと告げている。小地獄、大地獄とアップダウンの激しい急斜面の細尾根に閉口する。登りはともかく下りは結構怖い箇所もある。地獄の入り口の看板をみて小地獄、大地獄の終わりにほっとするが、尻無付近で再び雨。疲れた体に鞭をいれられる気分だ。
新池山避難小屋手前の水場で水分を補給し、さらにだらだらと下山。
当初は菅の台まで歩く予定だったが、林道の終点でタクシーへ電話。15分程度下った、三本木地蔵の登山口まで来てもらうことに。
今回の山行を象徴するように、タクシーに乗る頃には再び天気が回復。ジェットコースターのような目まぐるしい天気の変わり方だった。
菅の台でこまくさの湯、明治亭と観光客に混じりながら休憩し、帰路に着いた。

今回も急遽行き先変更したが、もちろん地図はあったが、未踏であった空木に行くには準備不足であった事は否めない。道を間違えたりとコース状況の把握も甘かったことを反省したい。

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