熊に怯えながらの羅臼岳へ 餌になりたくなーい 百名山25座目
- GPS
- 07:19
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,440m
- 下り
- 1,439m
コースタイム
- 山行
- 6:56
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 7:19
天候 | 曇りときどき晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
レンタカーで移動 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道幅広く歩きやすい どこから熊さんがやってくるのかわからないので常にドキドキ |
その他周辺情報 | 下山後木下小屋の温泉入りました。 前日泊まった人は無料、立ち寄りは300円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
タオル
ストック
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感想
昨日の斜里岳に続いて誕生日登山第二弾は羅臼岳です。もう北海道の山は今シーズン最後になるはず。でもヒグマの恐怖が消えません。木下小屋に予約の電話でヒグマの話をした時も「いっぱいいますよ」と聞いてから頭の中はヒグマのことでいっぱいです。
夜ご飯を食べた後小屋のご主人にヒグマに出会った時の対策についてずっと話を聞いたりしましたが結局のところ力では敵わないので刺激しない、静かにやりすごす、相手にしないなどヒグマの生態について聞いたりしましたが現場ではどうなんだかなぁと。さらに追い討ちをかけるように「もし僕が熊なら君を襲う、なぜなら1番肉が美味しそうだから」と言われ冗談と知りながらも心中ずっとガクブル。デブは如何なる時もハンデがありすぎる。痩せなくては。。。でももう遅い
余談だけど目の前の部屋に寝ていた3人組の30代くらいの脂の乗った男の子たちの方が前菜・メイン・デザートって感じでヒグマに襲われるならいいと思って見てましたが、この男の子の一人は用意万端でクマ用にスプレーと鉈持参でした。奥様からのプレゼントだって言っていました。優しい奥さん。私もご飯作って掃除してくれて山に送り出してくれるそんな奥さん欲しい。
不安が大き過ぎて20時消灯なのに23時過ぎまで寝袋の中で眠れないチキンな私。結局寝不足での出発となりました。
先行者が5人ほどいたのでヒグマを見ることはないだろうと思っていたけどやっぱり前に人がいない登山道にポツンといると不安増大。景色を楽しむことも半減です。
登山道はとても登りやすい道で登ったなと思ったら平たい道があっての繰り返しで体に優しい道になってます。途中水分補給もできるし。
ヒグマの恐怖と戦いながら歩を進めるとあれよあれよで羅臼平。手前に登山道がひっくり返されたようになったところがあって雷でも落ちたのかと思ったらヒグマが引っ掻きまくった跡ということを後で聞いてビビる。知らなくてよかった。
羅臼平からはハイマツ帯を通過するとお花畑で夏の天気のいい日は最高だろうなと思われる場所。曇りで風がすごかったのでまたリベンジしにきます。
頂上手前は大きな岩場の連続ですが楽しいジャングルジム感覚でサクサク登っていけます。15分くらい登り続けると頂上。天気が悪過ぎてみんな早々に下山して来ます。私が行った時は誰もいませんでした。私も景色ゼロと爆風で早々に撤収。ちょっと悔しいな。
帰り道は行きよりギアを入れて早めに下山。樹林帯が長いので何となく寂しいので音楽をかけて大声でQueenのハイテンションな曲を歌いながら。途中2組のパーティーにあった時は恥ずかしかった。
ヒグマには会わなかったけどシマリスとヘビには会いました。シマリスは可愛いーと声が出ましたが、へびには二回も会ってしまいそのたび大声で絶叫だったのでヒグマだったら冷静になんていう忠告なんぞ理性が吹っ飛んで頭の中には残ってなかったと思います。
帰りは木下小屋でお風呂を浴び今回の誕生日登山北海道遠征は終了です。また来シーズン北海道に戻って来ます。
そういえばこの山小屋のご主人、ご両親が金沢出身で同郷いうことでかなり盛り上がりました。ご先祖様が加賀藩の絵師ということもあってかご主人自身も石に実に細かい蝶々や虫のまるで生き写しというような絵を描かれていてその作品が小屋の方に展示されています。見る価値ありです。
お疲れ様でした。
羅臼にいとこがいるのですが、あまりに遠く、
いまだに行ったことがありません。
行きたいなあ。
500mlの缶くらいの太さの毛ガニの足、
スケールがハンパじゃありません。
Queenの何を歌ったのか気になるところです。
必要なテンポを考えるとDon't stop me nowあたりでしょうか。
何も誕生日にそんな誰も会えないところへ行かなくても(^ω^;)
無事に帰ってきました 北海道の山を制覇するぞという意気込みはないけど北海道の大自然を満喫したいなという気持ちだけで隔週で北海道に行った結果4座登っていました。羽田から1時間半弱で到着するのですごく遠い地とはあまり感じないけどやっぱり東京のゴミゴミしたものはないので気持ちはとてもいいですね。
今回の羅臼岳はクマの生息地ということはお勉強して行ったのですが、実際に登山道に入るとどうしても歩が早くなり北アルプスの歩き方とはまた違う感じです。
Queenの音楽ですが、ご名答です。他に
Bicycle race
https://www.youtube.com/watch?v=xt0V0_1MS0Q&list=RDHgzGwKwLmgM&index=18
Killer Queen
https://www.youtube.com/watch?v=2ZBtPf7FOoM&list=RDHgzGwKwLmgM&index=5
Under Pressure
https://www.youtube.com/watch?v=a01QQZyl-_I
The Miracle
https://www.youtube.com/watch?v=2DaY8-Mui0I
QueenだけでなくmadonnaやOne direction、New radicals、High school musicals
ジャンルバラバラで歌って帰りました。おひとり様ならではです。
ちなみに誕生日に一人で山もいいもんですよ。
私も、今年の夏に羅臼岳に行ったのですが、旦那と5メートル位離れての下山中、二人の間に突然茂みから熊が出ました。至近距離3メートル位!初めに主人の方にウウーウとうなってました。じーと見つめ合って主人は後ろに下がり見えなくなり、今度は、私の方にウウーウと来ました。私もじっーと見つめてたら、また、茂みに戻っていきました。生きた気がしませんでした。 木ノ下小屋の人に伝えたら、いい土産話ができて 良かったね と言われました。
keikoyamatsuさん、恐ろしいお話ですが、実際体験されたんですね。私だったら絶叫でヒグマの怒りのツボを刺激しまくりで生きて帰ってないかもしれません。冷静でいられたkeikoyamatsuさんの行動素晴らしいです。私が行った9月9日はしばらく登山道には熊を見てないということで海の方に鮭でも取りに行っていていなかっただけなのかもしれませんね。
でもほんとご無事で良かったです。多分keikoyamatsuさんのことだと思いますが小屋のご主人がご夫婦の間に割って入ったクマがいた話をされていました。
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