杣添尾根から赤岳と横岳

2017年09月09日(土) [日帰り]

• GPS: 07:54
• 距離: 13.2km
• 登り: 1,702m
• 下り: 1,694m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:47
• 休憩: 2:07
• 合計: 7:54

5:14 海ノ口自然郷 横岳登山口
5:35 5:36 東屋
6:50 6:50 横岳展望地点
7:34 7:36 石尊峰
7:41 7:42 鉾岳
7:48 7:50 日ノ岳
7:55 7:57 二十三夜峰
8:03 8:03 地蔵の頭
8:06 8:06 赤岳天望荘
8:24 8:24 赤岳頂上山荘
8:27 9:06 赤岳
9:15 10:15 赤岳頂上山荘
10:29 10:29 赤岳天望荘
10:33 10:33 地蔵の頭
10:39 10:39 二十三夜峰
10:44 10:45 日ノ岳
10:50 10:51 石尊峰
10:54 10:54 横岳（三叉峰）
11:04 11:16 横岳（奥ノ院）
11:24 11:25 横岳（三叉峰）
11:46 11:46 横岳展望地点
12:47 12:52 東屋
13:08 海ノ口自然郷 横岳登山口

天候

雲多い晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

海ノ口自然郷 横岳登山口駐車場
自宅を22時過ぎに出て、深夜0時半頃到着、3番目！
駐車場は13台くらい止められるけど、午後1時過ぎに戻ったらほぼ満車、目の前の路肩にも数台停めていました。

コース状況／危険箇所等

赤岳から県界尾根経由の展望荘方面へのトラバース路分岐地点について。

地形図の点線及び山と高原地図（2016年版）では標高2740m近辺に分岐があるが、実際の分岐は2700mのところらしいです。迷った末、藪漕ぎの急斜面でかなり危険な目に会いました。

写真

9/9 5:37

いい天気

9/9 5:41

杣添尾根は最初だけ沢沿いで、そのあとはずーっと樹林帯です。

9/9 6:27

途中から白樺の森になって

9/9 6:51

空が見えるところまで登ってきた。

9/9 6:59

ダケカンバの森に入ったところで朝食を食べて、最後の登りに備えます。

9/9 7:17

登山口から2時間ほどで森林限界に出ました。標高2700mくらいです。今日は荷物が軽いので楽です。

9/9 7:27

縦走路の三叉路。横岳のほうはガスってたので、先に赤岳へ。

9/9 7:33

人生二度目のブロッケン。初回は今年登った富士山でした。

9/9 7:37

所々、気を付けないと危険な岩場があります。

9/9 7:40

横岳にかかったガスが流れていくのが幻想的で、しばらく見入ってました。

9/9 7:45

こちらは赤岳です。こっちもガスが多いけど、どんどん流れて行きます。

9/9 7:57

やがて赤岳が姿を見せてくれました。

9/9 8:07

展望荘の向こうに山頂が見えます。近いようでここからが大変。

9/9 8:11

最初はガレ場、途中から鎖のついた岩場の急斜面。

9/9 8:29

山頂に到着。登山口から休憩を含んで3時間15分。杣添尾根は赤岳への近道だね。

9/9 8:42

権現岳までは見えるけど、南アルプスはずっと雲の向こうでした。

9/9 8:57

キレット小屋の屋根が見える。

9/9 9:21

帰りは県界尾根を下ってトラバースして展望荘に行こう。

9/9 9:24

東西の天狗までよく見えます。

9/9 9:33

梯子と鎖、どっちを使っていいか迷う。

9/9 9:34

梯子を降りたところで山と高原地図スマホ版を見ると、分岐をだいぶ行き過ぎていたので、登り返します。

9/9 9:37

ルートミスは辛いなー。

9/9 9:39

この開けたところが分岐の位置なんだけど、いくら探しても道が無い。

9/9 9:40

よく見るとテープが。

9/9 9:40

そして踏み跡らしきものがあるので行ってみると、すぐに藪にぶつかる。

9/9 9:43

藪の向こうに道があるかと分け入ってみたが、かなりの急斜面で滑る。

9/9 9:48

ルンゼになっていて地面は湿っている。

9/9 9:52

道の名残のようなものまであるから間違ってないと思ったけど、この先、これ以上進むのは危険と判断して戻った。

9/9 10:14

頂上まで登り返した。1時間近いロス。。。

9/9 10:17

景色がいいので気を取り直し、縦走路を北へ向かいます。

9/9 10:17

下の方には夏っぽい雲がモクモク。

9/9 10:30

展望荘まできたら、あれ？！県界尾根への道がはっきりとある！県界尾根にどこでぶつかるのか行って確かめたかった。

9/9 10:37

横岳に向かって登り返します。

9/9 10:38

横岳までは、岩場・鎖場・梯子がいくつもある。

9/9 11:04

やっと横岳。

9/9 11:13

大同心

9/9 11:13

クライマーが小同心のほうから一直線に山頂まで登ってきました。

9/9 11:18

赤岳と、その向こうには権現岳まで見えます。

9/9 11:21

阿弥陀岳。

9/9 11:26

気持ちよかった。満喫しました。

9/9 11:30

下り始めて少し、赤岳に別れを告げます。

9/9 11:36

すぐに樹林帯に入って、あとはひたすら下るだけ。

9/9 11:58

西武杣添小屋まで1時間10分と書いてあるけど、どこの小屋だろ？麓の別荘地は西武なんだ。

9/9 12:41

橋まで来ました。ここの階段のステップのワイヤーがツルツルで、盛大にこけました。怪我しなくてほんとに良かった。

9/9 12:45

沢の水で顔を洗って行きかえります。

9/9 12:51

東屋まで来ました。あとは遊歩道を下るだけです。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100M3 SONY

感想

oysam

今日は軽量短距離で楽々登山です。
杣添尾根から初めて登ったけど、無心に黙々と登っていたらあっという間に森林限界。
横岳方面はガスってたので先に赤岳へ。
赤岳も最初はガスで見えなかったけど、三叉路から少し行った鎖場のところで、ガスが流れてクッキリ山頂が見えた瞬間は感動！それにブロッケンも見えた。
赤岳ではゆっくりコーヒーを飲んで、南アルプスにかかった雲を見ていたけど、どっしりとしていて最後までどいてくれなかった。

展望荘への下りは混んでるから、県界尾根経由のトラバース路に向かった。県界尾根を少し下り、地図の分岐の辺りでいくら探しても道が見つからず、薄い踏みあとを辿ったら小ルンゼにはまり、ズルズル何度もこけて足は傷だらけ、危険を感じ、諦めて赤岳に登り返しました。1時間近いロス。
展望荘へ下ると、ハッキリと「県界尾根→」の標識が。道も明確。家に帰ってみんなの足跡を見たら、分岐は2700m、一方、地図の分岐は2740mくらいのところにありました。以前にも丹沢でこういうことあったけど、「みんなの足跡」が一番正しいということかな？
その後、赤岳に登り返して、予定通り横岳まで行って帰りました。

杣添尾根は静かで歩き易くて良いルートです。今回は荷物の軽い日帰り装備で天候にも恵まれ、軽快な尾根歩きが楽しめました。