妙高山&火打山〜小屋泊まりで上越の名峰2座へ〜
- GPS
- 27:40
- 距離
- 32.0km
- 登り
- 2,548m
- 下り
- 2,550m
コースタイム
笹ヶ峰登山口7:20-黒沢橋7:59〜8:09-富士見平9:15-黒沢池ヒュッテ10:10〜10:28-長助池分岐11:24〜11:30-妙高山12:41〜13:03-長助池分岐13:44〜13:50-黒沢池ヒュッテ14:55〜15:00-高谷池ヒュッテ15:55(泊)
<8月1日>
高谷池ヒュッテ6:10-天狗の庭6:23-雷鳥平6:54〜7:00-火打山7:30〜7:40-高谷池ヒュッテ8:33〜8:45-富士見平9:18-黒沢橋10:10〜10:18-笹ヶ峰登山口10:50
天候 | 7月31日 曇り後雨、時々晴れ、曇り 8月1日 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・笹ヶ峰登山口側は30台程度、笹ヶ峰バス停側(トイレ、自販機あり)は80台程度駐車可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・笹ヶ峰登山口に登山ポスト(入山&下山届用)あり。 ・トイレは笹ヶ峰バス停側の駐車場に。入山後は黒沢池ヒュッテ又は高谷池ヒュッテまでなし。 ・特に危険個所はありませんでしたが、樹林帯の登山道は雨によってドロドロ、ぐちゃぐちゃだったため歩行に難儀しました。 ・妙高山へ向かう大倉乗越〜長助池分岐の間で雪渓は2箇所あり。長助池分岐〜妙高山はコース中一番の急傾斜。濡れている時は下山時要注意。 |
写真
感想
8月1日(月)に夏休みが取れたので、今回は久々の小屋泊まりで上越の名峰2座を巡る山行となりました。
<1日目>
飯山市内で前泊し、笹ヶ峰の駐車場には7時前に到着。
日曜日でしたが駐車場には余裕が。
登山口で入山届を記入、提出し出発。
ブナの原生林の中の木道、黒沢橋からはドロドロ、グチャグチャの道に難儀しながら、十二曲りという急坂を過ぎ、富士見平へ。
ここからは先行者も後続の人もいない中、自分一人でのんびり花の写真を撮りながらヒュッテへ。
休憩後、さらにドロドロ道を苦労して大倉乗越へ登ったと思いきや、急坂を下ることに。
帰りはまたここを登るのかと思うとちょっと憂鬱な気分。
妙高山方向を見ながら山腹を歩いていくと小さな雪渓が。
表面はドロドロでしたがその下が雪で滑る、滑る。
正直、ここが一番ビビりました。
長助池分岐に到着すると、ここからの登りは今回のコース中一番の急傾斜。
途中、雨も降ってきましたが、樹林の中が幸い。
それほど濡れませんでしたが、やはりこの登りはきついこと、きついこと。
まだか、まだかと思いつつ、神社を過ぎ、やっと頂上へ。
山頂部は雲上のロックガーデン、北アルプスの山並みを見渡せる眺望とのことですが、残念ながらこの日はどっちを見ても真っ白!
そして気温も10℃とヒンヤリ。
天気がさらに悪化すると下山が辛くなるので、早々に足元に注意しながら急坂を下ることに。
来る時に憂鬱な気分になった通り、大倉乗越への登り返し、そして、ダメ押しのごとく黒沢池ヒュッテから茶臼岳への登りは標高では100m程度ですが、きつかった〜!!
で、何とか16時前に今夜のお宿「高谷池ヒュッテ」(1泊2食付7000円)に到着。
この日のヒュッテ宿泊者は40人程度。
定員の半分ちょいくらいだったので、案内された寝床は端っこでお隣りは空きのゆったりスペース。
夕飯は17:30で小屋定番のカレー&ハヤシライス。
セルフで食べ残さない量を各自で盛り、好きな場所で食事。
そして、星空観賞といきたいところでしたが、外はガスの中なので20:00の消灯と同時にお休みzzz。
<2日目>
4時過ぎたくらいから周りの人が動き出す音でお目覚め。
5:30の朝食まで布団の中でまったり。
朝食も小屋定番の中華丼(他ではないと思います)。
同じようにセルフで盛って食べる。
朝から中華丼!?と思いましたが、これが結構いける。
朝方はガスっていましたが、ちらほら雲も切れ、晴れ間が覗くように。
6時過ぎに火打山を目指して出発!
湿原の木道を歩き、軽く登って下ると天狗の庭へ。
朝の清々しい空気の中、湿原の中をさらに進むと稜線に取り付き、雷鳥平へ。
名前の通り前日登った方の情報では雷鳥さんを見たとのことでしたが、残念ながら拝見できず。
ここからは傾斜も増し、山頂直下の木段を登り切ると火打山へ。
ここでも展望を楽しめる筈だったのですが、あっという間に雲に覆われる始末。
10分程の滞在で下山。
1時間弱で高谷池ヒュッテに戻り、妙高&火打の山バッジを購入(1個500円)。
後は、前日同様にドロドロ、グチャグチャの道に難儀しながら11時前に登山口へ無事到着し、下山届を提出。
帰る途中、杉野沢温泉センターのお隣になる食堂でそば定食を食べ、苗名の湯で汗を流し、さっぱり!
妙高高原ICから上信越道、中央道を走り、帰宅。
高速料金5000円超えはちょ〜久しぶりだったのでちょっとビックリ!でした。(当然ですが)
今回のコースは山歩きガイドによると余裕を持って2泊3日コースとなっていましたが、初日に頑張って妙高山に登ったので、2日目は時間的にも余裕がある中で火打山へ登り、帰路に着けました。
ヒュッテの宿泊者やすれ違った登山者の方々は、自分と同年代、あるいはそれ以上の方が多いのが今回とても印象的でした。
上越の名峰2座は、通好みの山なのでしょうか…。
天気にはイマイチ恵まれませんでしたが、久々の小屋泊まりで今回もいい山歩きができ、これで今年の百名山も11、12座目となりました。
ヤマレコに投稿始めて、初のコメントをいただきました。火打山登って黒沢池までは順調でしたが、妙高山への登りとぬかるみはきつかったです。ですが、登りきった感は大きいものでした。自分も元気なうちに百名山をいくつか登ってみたいと思っています。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する