南八ヶ岳


- GPS
- 27:10
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,815m
- 下り
- 1,814m
コースタイム
8/10 3:45行者小屋-5:05〜55赤岳山頂-6:49三又峰-7:29硫黄岳山荘-9:07〜13赤岳鉱泉-9:42〜11:13-美濃戸12:42-美濃戸口13:25
天候 | 8/9 晴れ時々雷雨 8/10 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
美濃戸口 15:00発 茅野駅直行 往復切符 1500円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況は良好。メジャールートだけに登山者も多く安心して楽しめます。 |
写真
感想
2泊3日の予定で別の山域を計画していたが、仕事の都合で急遽1泊2日に変更。
出発前々日に南八ヶ岳縦走を決めた。
茅野駅から美濃戸口に向かうバス車窓からは、麓が晴天だったものの八ヶ岳の山腹は積乱雲が覆っており天候が崩れるの予感が・・・
美濃戸から南沢ルートで行者小屋に向かう途中、天気雨が降り始めるものの、直ぐに止み多く濡れることなく行者小屋に到着。
山小屋の方より、最近の傾向として午後は雨が降ったり止んだりの繰り返しのため、晴れている内にテントを張ることを薦められた。そして予想された通りテントを張った直後に日の差す中大粒の雨が降ってきた。
テントの中で、大粒の雨の弾ける影と音を聞きながら、阿弥陀岳に向かうタイミングを図るが、次第に雷鳴も響き始め、午後の登山は断念した。
雨は断続的に降り続いたが5時頃には止み、外でご飯を炊きレトルトカレーを食べる。翌日分を含め2合炊いたが、さすがに多すぎた・・・減らない。
でもビールは良く進み、持ち込んだ缶ビールと山小屋で生ビールを飲みご満悦。
次回軽量化に備え、シュラフカバーのみで寝ることを試みるが、肌寒いため熟睡できず。テント内は16℃と十分暖かいと思うのだが、寝袋に包まった途端に熟睡。やはりシュラフは必要か・・・。
3時に起床し、3時45分に登山を開始する。まだ夜明けの気配もなくガスが出ており視界が悪い。その為テン場から文三郎尾根に向けての登山口が分からず、テン場内で萎えそうになる。更に、登山口直後も沢からのルートが分からず迷う。結局沢を渡った後にルートが見つかり戻ることに。実は、同じ失敗を一昨年前も行っていた。
それ以降、ルートは分かりやすくヘッドライトの明かりを頼りに登り続ける。森林限界を過ぎるころにはライト無しでも登山道の状況も分かり始めた。残念ながら山頂での日の出に間に合わず、山頂の数m手前でご来光。山頂は視界良好。風も弱く快適だった。山頂荘の傍で紅茶を沸かしこれから進む横岳の稜線を眺めながらパンを食べる。
赤岳からの稜線は雲海を下に朝日を浴びながら心地よく進む。途中、太陽を背にした眼下の雲にブロッケン現象が起こり、初めての経験に感動する。横岳の通過は登山道は十分に整備されており、危険を感じることもなく順調に進んだ。背後の赤岳は壮大に聳えていた。
硫黄岳山荘周辺からガスが発生し、霞に浮かび上がるケルンを目標に硫黄岳を登る。登り詰めたところで噴火口跡に沿ったロープで囲まれたルートを進むが、噴火口跡の亀裂は進んでおり、今後、看板に有る通り崩落が進むだろうと感じられた。
硫黄岳山頂に戻るとガスも晴れ、そのまま赤岳鉱泉に向け下山を開始する。
樹林帯を快調に降下し、赤岳鉱泉から行者小屋に向かう。
行者小屋で腹ごしらえとテントの撤収を行い休憩した後、美濃戸に向け下山を開始。13時半頃美濃戸口に到着。八ヶ岳山荘でお風呂に入り、すっきりとして茅野駅行きバスに乗車した。
8年ぶりの南八ヶ岳縦走であったが、天候にも恵まれ最高の山行となった。
写真がどれも素晴らしいですね。
ブロッケンもきれいに撮れていますね!すごい。
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