沼平から上河内〜聖〜赤石岳(ライトを落とし日帰り断念)


- GPS
- --:--
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 4,203m
- 下り
- 2,626m
コースタイム
- 山行
- 13:55
- 休憩
- 2:20
- 合計
- 16:15
また、2日めは赤石小屋から椹島まで下っただけなので省略しました。
天候 | 快晴のち少しガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
自転車
新静岡ICから沼平まで約2時間。狭くて急カーブが多い。 日曜日の夕方だったのですれ違いが多く苦労した。 沼平〜畑薙大吊橋まで自転車で普通なら約15分。 帰りは椹島から東海フォレストの送迎バス。(大吊橋で降ろしていただいた。) バスは東海フォレスト運営の宿に泊まらないと乗れません。(無料) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○畑薙大吊橋〜ウソッコ沢避難小屋 トラバース道は片側が切れ落ちた斜面で狭いところも多く夜は特に危険。 吊橋が1号から5号まであってかなり揺れる。 ○ウソッコ沢避難小屋〜横窪沢小屋〜茶臼小屋 かなりの急登。 ○茶臼小屋〜聖平 茶臼小屋から稜線に上がるとすばらしい展望が広がる。 上河内岳から聖平まで500m以上下る。 ○聖平〜聖岳 今度は750m以上標高を上げる。ガレ場の急登。 ○聖岳〜百間洞山の家 聖岳から一旦400m以上標高を下げて兎岳へ登り、小兎、中盛丸山と激しいアップダウンが続く。(大沢岳は巻きました。) ○百間洞山の家〜百間平〜赤石岳 百間平まではザレ場をひたすら登る。これまでのアップダウンの疲労が蓄積されてかなりきつい。 ○赤石岳〜赤石小屋〜椹島 急な下りだが、北ア・南アにはよくあるレベル。 |
その他周辺情報 | 赤石温泉白樺荘(畑薙第一ダムから約3km)はきれいですいている。510円。18時まで。 スマホ(DOCOMO回線)は山の頂上ではつながるのに、赤石小屋〜畑薙まではつながらなかった。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
計画では椹島〜畑薙大吊橋まで走って当日中(約20時間)に帰ってくる予定でした。
25、26日に休みがとれたので前後が休みでないと困難なこの計画を実行。
まず、沼平からスタートして10分で自転車のチェーンがはずれて食い込み、
直すのに30分、しばらく走ってまたはずれて10分、計40分のタイムロス。
茶臼小屋まではほぼ想定タイムどおりでしたが少し休憩し過ぎ。
小屋からは夜明け前の富士山がくっきりと見えました。
茶臼小屋から稜線に出るとすばらしい景色。
伊那方面、富士方面等雲海はありますが、その他はほとんど雲がない快晴。
上河内岳から南岳経由して聖平に下り、小屋閉め後の聖平小屋で休憩。
またがっつり登って聖岳。
頂上で絶景を独り占めしていると一人兎岳方面から登ってきた。
話をしていると今年5月に大峯の釈迦ヶ岳で会った人、と判明。
大峯奥駈全山縦走は途中捻挫で達成できなかった、
その後、剱岳では滑落して骨折。現在はリハビリ中だそう。
さて、今度はまたがっつり下って兎岳へ登り返します。
奥聖をパスしたので兎岳は想定通過タイムより1時間遅れに短縮。
この時点では日帰りする気満々でしたが中盛丸山でザックを下したとき、
ザック横のポケットに入れてあったヘッドライトがなくなっていることに気づき、
大ショック。
自分のスピードではどれだけ急いでも明るいうちに椹島到着はムリ。
小さい懐中電灯はあるが椹島からの林道はともかく、赤石小屋〜椹島間は危険。
赤石小屋で泊まるしかないかな、と判断。
大沢岳はガスってきたこともあり、百間洞山の家へ向かいました。
百間洞山の家でカップ麺の湯を沸かしているとサングラスがないことに気づき、
また大ショック。
シャツの首のところに掛けて歩いていたら落とすに決まっとるわな。
百間平をトボトボ登り、赤石岳もゆるゆる登るとガスガスに。
やっぱり南プスの午後はガスガスに決まっとる。
椹島分岐から下っていると、
どうせ泊まるなら荒川小屋に泊まって翌日荒川三山経由椹島に下りればよかった、
と後悔。残念、もったいないことをした。
ショックが大きいと判断力も鈍る。
赤石小屋到着は17時前。人生初の山小屋泊まり。
手持ち現金がギリギリだったので素泊まり、夕食はカップ麺を買ったが、
腹ペコなのにのどを通らない。疲れもあまりないのに…。
結局どうしても食べられなので半分残してしまいました。
20時消灯ですが目をつぶってもまったく寝られず、
何十回目を開いても外は暗いまま。これは苦しい。
結局一睡もできず朝を迎えました。
やっぱり山小屋泊まりは自分には合いません。もう二度と泊まらないでしょう。
翌朝は赤石小屋から2時間かからず下り、椹島に8:15到着。
バスは10:30なので走ったほうが早く着く、と思いましたが、
昨日赤石小屋で泊まったことで自分の中では今回の山行は終わっているので
椹島のテラスの陽だまりでまったりと過ごしました。
コメント
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smさん、今回な南アでの縦走お疲れ様でしたヽ(^o^)
自転車は例の折畳みママチャリですか?もうそろそろ、普通の自転車の方が良いかも(^_^;)僕も人のこと言えませんがね(^_^;)ライトも落としたらさすがに厳しいので、残念ですね。
ただ、この稜線は僕はほとんどガスの中で歩いているので、羨ましいです。今年はもう行けそうにありませんが、来年またチャレンジしたいとこです。ゆっくりだけど(^_^;)
shinさん、こんばんは。
そうです。例の折りたたみママチャリです。軽いマウンテンバイクがほしいですけど…。
小屋泊は自分にとっては想像以上に苦しかったので、無理やり下った方がよかったかな。
天候には恵まれ、ものすごい絶景でした。(特に午前中)
栂池〜扇沢チャレンジは残念でした。天気には勝てませんね。
栂池〜八方は私も日帰りでやったことありますよ。(黒菱〜栂池までは例の自転車で)
後立山は唐松〜五竜間が未踏なので今季中につなぎたいなと思っています
ようやくここにたどり着きました。
僕はあの後、茶臼小屋に泊まって畑薙第一ダムに降り、入浴施設が休みの白樺荘を恨みつつ、井川オートキャンプ場まで歩き走りしました。途中で自転車を見かけて「もしや」と思いましたがやっぱりそうでしたか。
それから小屋泊は大変でしたね。寝られないというのは定番の悩みです。
ちなみに赤石岳をまわるルートをトレイルランナーの鏑木さんがやってました。茶臼小屋から下る朝方にすれ違って話を聞きました。Facebookを見たらしっかり日帰りしていて驚愕しました。
大吊橋から井川オートキャンプ場まで20kmはありますよね。お疲れさまでした。
それにしてもこの広い南アルプスでしかも平日に、ものすごいタイミングでしたね。
鏑木毅さんは60kmを11時間ですか。
60kmだと畑薙ダムから上河内・聖・赤石・荒川とまわって戻られたのでしょうか。
さすが一線級ランナーはレベルが違い過ぎますね。
ヘッ電紛失、気付かれたのが早い段階の山頂で本当に幸いでしたね
これが下山中の夕刻、暗くなってきたからさて装着するか、
というタイミングだったなら、本当に危険だったかもしれませんね!
ただ、ハンドライトをお持ちだったので、
最悪動けなくなる事はなかったでしょうが、
この時期に夜を明かすのは、リスクが高いですからね、、、
ちなみにワタクシ、ヘッ電はいつも二個携帯しており、それぞれの予備電池、
及びハンドライトを携行しており、SOLのemergency Viviも持参しております。
いくら体力が残っていても、真っ暗になってしまったら行動不能になってしまう為、
にっちもさっちもいかなくなりますもんね。
予期せぬ紛失、故障に備え、安心感が格段に向上しますので、ヘッ電二個携行お薦めです
ちなみにワタクシは、ヘッ電故障した際、ハンドライトがありましたが、
何とか暗くなる前に下山出来、難を逃れましたが、
それ以来、ヘッ電は二個にしました
眠れぬ山小屋での山行、本当にお疲れ様でした!
山小屋ははっきり言って苦痛でした。
暗くなるのは残り1時間弱だったのでゆっくり下ればよかったですね。
ヘッデン二個携行ですか。そんなに高いものでもないのでありですね。
土曜日にスポーツデポでジェントスの見切品を2500円で買いました。
で、早速使用したら物凄く明るくでビックリ。
日曜日は涸沢の紅葉を見てきました。(レコ作成中)
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