馬狩〜三方岩〜野谷荘司〜鶴平新道 やっぱり三方岩は飛騨側から見るに限る!!
- GPS
- 06:44
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,338m
- 下り
- 1,329m
コースタイム
天候 | 曇り〜晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鶴平新道ピストンなら、大窪に駐車スペースありますが、登山届ポストはありません。P13で提出しておきましょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
馬狩〜三方岩岳:登山道は明瞭で、道迷いの心配はありません。ところどころ急登や崩壊地等あり、下山時は注意が必要です。 三方岩岳〜野谷荘司山:急なアップダウン多く、甘く見てはいけません。ホワイトロードの三方岩駐車場からの登山者が多く、7月下旬の砂防新道レベルでした 野谷荘司山〜馬狩:上部はがれ場の細尾根を急下りします。転んだら一巻の終わりです。下部で土の道になっても、足場の安定しない急下り多いです。 |
その他周辺情報 | 三連休だからか、下山後のR156岐阜方面は、白川郷インターから萩町までずっと渋滞していました、というか、全く動いてRいませんでした。多分駐車場から1台出たら1台分進むという感じでした。従って、「白川郷の湯」は諦め、五箇山の「くろば温泉」に行きました。600円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
ストック
カメラ
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感想
予報では連休はどちらも好天そうだが、日曜のほうがよさそう。ということで、前から行きたかった紅葉の三方岩岳馬狩周回ルートへ。朝4時過ぎに白山インターから出発するも、調子が悪い。この眠い状態で袴腰トンネルを走る勇気はなく、桜が池SAで少し寝るつもりが、たっぷり1時間寝てしまったw。起きたら6時過ぎ、しっかり明るくなっていました。
いろんな人のレコを見ても馬狩周辺の駐車場状況がいまいちよくわからなかったのですが、駐車場は十分あります。周回ルートならトヨタ自然学校の入り口にあるP13、三方岩岳ピストンなら馬狩料金所手前のP12、この2つは登山ポストもちゃんとあります。P12は立派な出来立てのトイレもあります。鶴平新道ピストンならP13で届を提出して大窪方面に行けば登山口手前に広い駐車場があります。それぞれ使い分けましょう。
というわけでP13に駐車し、届を出して出発。予想に反して曇っていて、12〜300ほどから雲の中っぽい。徐々に晴れていくのはわかっていますが、下山してから晴れるのは勘弁、と思いながら歩きます。馬狩料金所手前のP12でトイレを済ませ、登山道に入ります。最初は登山道とは思えない広い道でなんか調子が狂いましたがほどなく登山道らしい森の中へ入ります。道はところどころ急登があり、稜線に出るまでは厳しい道でした。ブナの森は黄葉もまだで、退屈なだけのつらい登りになるところでしたが、うまいことガスがかかり幻想的な雰囲気を醸し出してくれました。
稜線に出たあたりで紅葉も始まり、ガスも晴れ、理想的な展開に。振り返れば雲海に三ヶ辻や人形山、猿ケ馬場や籾糠山、そして北アルプスの山々が浮かび、目の前の1586ピークも紅葉真っ盛り。最高の稜線歩きです。そして1586ピークを過ぎるとついに目の前に三方岩岳が姿を現します。天にそびえる岩のかたまり。その岩にへばりつくように生える紅葉の木々が彩を添える。三方岩駐車場から登っても、大汝から眺めても、楽々新道から眺めてもこの片鱗も見ることはできません。三方岩岳は飛騨の名峰といっていいでしょう。
近づくにつれ形を変える飛騨岩を見ながら登っていくと、やがて飛騨岩直下を巻いて主稜線に合流します。ここまで一人も会いませんでしたが、一気に人だらけに。とりあえず加賀岩まで足を延ばしますが、山頂は人だらけでとても休憩する気が起きずすぐに出発です。この三方岩岳展望台から野谷荘司山までは結構急なアップダウンが多く、飛騨側が切れ落ちて道が狭くなっているところもあるので注意が必要です。稜線の紅葉は散り始めといったところでしょうか。まだきれいですが、来週は終わりかけているかもしれません。途中馬狩荘司山あたりで下のガスが切れてきて、白川郷あたりも見えてきました。下り時には全く雲はなくなり、天気の推移はベストでした。
1時間ほど歩いて野谷荘司山へ到着。登山道の隅に標識があるだけのつまらない山頂です。道端に座っておにぎりとパンを食べた後すぐ出発します。鶴平新道はざれた細尾根の下りが続き、細心の注意が必要ですが、紅葉の具合は今日一番でした。赤頭山を過ぎさらにガレた細尾根を下って、やっと樹林帯に入ります。このあたりも紅葉はいい感じで気持ちよく歩けました。1200mあたりから紅葉もなくなってくると、道も悪くなってきます。下りが急になってくるのですが、細かく木の根が出ていてそれが滑ります。また、土のところだと思って安心していると土ごと滑るので、結局3回くらい転倒してしまいました。そんな九十九折りの急下りを降りているとそのうち平坦な直線の道になり、間もなく車道に出ます。結局鶴平新道では赤頭山直下で3人に出会っただけでした。
帰りに白川郷でも見物しようかな〜とか思っていましたが、それは甘い考えでした。駐車場待ちと思われる全く動いていない渋滞が延々白川郷インター分岐あたりまで続いていました。さすが世界遺産というかなんというか・・・。
コメント
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pattattaさん こんばんは
北縦走路の紅葉よかったですよね〜
鶴平新道からの写真が自分のレコのものと見事にかぶっているのに笑っちゃいました。 見てるところは同じなんだなぁ。
自分のレコに残すは釈迦新道って書いてますけど、コンプリート踏破というなら、馬刈〜三方岩も外せないですよね。(他にも一里野スキー場の上から行くコースとか)今回のpattattaさんのコース、来年マネして歩こうかな。せめて逆回りくらいの違いをつけるか・・いずれにしても紅葉のこの時期がいいコースですね。
>ちなみに逆回り全くはお勧めしません ・・・
アドバイスありがとうございます。 反時計まわりで行きたいと思います。
なんか苦戦した鶴平新道は下りよりも登りかな・・・なんて思っちゃたんです。
hoyanさんこんばんは コメントありがとうございます
>鶴平新道からの写真が自分のレコのものと見事にかぶっているのに笑っちゃいました。
確かに私もhoyanさんのレコ見ながら、「やっぱりこの写真撮るよなあ」って思ってました やっぱり誰が見てもいいものはいいものですね
>今回のpattattaさんのコース、来年マネして歩こうかな。せめて逆回りくらいの違いをつけるか・・
私も今回のコース、数年前に見た飛騨側からの紅葉の三方岩の写真に触発されてやっとこれたコースでした。今回初めて歩いて、憧れの山にやっとこれたという感慨がありました。三方岩〜野谷荘司はサラサドウダンのころ、三方岩駐車場から来て「花がきれいな山だなあ」くらいの認識でしたが、やっぱり紅葉の飛騨岩を真下から眺めるというのは素晴らしかったです 白山山系では数少ないダイナミックな眺望ですよね
ちなみに逆回り全くはお勧めしません p1586を超えて初めて眼前に現れる三方岩岳、歩くごとに近づいて迫力を増す飛騨岩がこのコースの醍醐味ですので 三の峰方面からの別山平、市ノ瀬方面からの釈迦岳前峰、美女坂からの百四丈の滝展望台、七倉の辻からの四塚山北端、全部行くべきなのは一方通行だと思っています
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