長野の休日その2 前日の雨をまとった雨飾山へ 紅葉・眺望・そして・・・人人人。
- GPS
- 07:01
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 1,008m
- 下り
- 995m
コースタイム
天候 | 私が山頂にいたときはちょうど晴れていて北アルプスどっかーんという感じでしたが、しばらくするとガスってしまった。しかし、そこそこ下山すると山頂がくっきり見えている。多分また晴れたのであろう。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前日の雨をまとい、かなりのドロドロでした。滑る滑る・・・慎重慎重。それでも一度両足滑って尻もちをつきました。 |
写真
感想
前日の記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1284495.html
(長野の休日その1 長野駅から善光寺周遊 移動日の中のつかの間の時間)
この3日間のメインを雨飾山と設定した。神奈川県民から見ると白馬村のさらに北、小谷村の小谷温泉から登るという長野県で一番遠い山である。3連休、初日は雨で移動日、こういう状況でないと行くことができない山だ。そして、同じことを考えた人が多かったようだ。
昨年も実はこの山を候補にしたことがある、8月、五竜岳を下山して小谷村の道の駅にて宿泊した。しかしながらその時は名山酔いをしており、雨飾山をやめて斑尾山に登った。今思うと昨年雨飾山に登ったのであれば今回のような感動は得られなかったような気がする。
今回登って思ったのは、雨飾山は紅葉がきれいな山だということだ。高山植物が有名な山ではない。2000mにも満たない山だが眺望は素晴らしい。今回デジタルカメラの不調でとったつもりである写真の一部が保存されていない。本来ならば北アルプスの百名山を一座一座アップにして撮影した(つもりな)のだ。
前日の雨が山を飾り、良い意味で雨飾山、悪い意味ではドロドロの山であった。滑る、ぬかるので慎重に歩く。そして、基本的に急登の山であり、私にとっては苦手なタイプの登山道であった。11分の〇という表示が400mごとについているが、急登になるとそれもわからずにただあえぎながら登ってゆく。汗は噴き出、タオルも湿る、汗だけでなく鼻水まで出る。そして、今日は人が多かった・・・。
山頂は山神と姫神にわかれた双耳峰である。そこからは北アルプス、八ヶ岳、高妻山、新潟焼山、日本海などの風景が素晴らしくただただ黙って座っていたくなるような風景であった。
頂上にたどり着こうとしたとき声をかけられた。「すいません、今から23名団体下ります!!」すれ違いしにくい登山道だから仕方がない、と思い端っこに待機をする。「まあ、団体だから離れたくないもんな・・・」と思う。
しかし、女性が一人無理やり登ってゆく。団体の中ほどにいたミドルリーダーに声かけられていた。
「おい、今団体が下っているところだろう。無理に登ってきたら困る、安全に関わる!!」
「登山は、登り優先だろうさ!!」
「それは、場面に応じて。そもそも、お客さんたちはお金払って登ってきているんだ。」
それにしても本日は人が多く、ツアー団体客も多かった。帰りにもこんなやり取りがあった。
ブナ平で休憩している団体さん。ガイドさんがこう言っていた。
「皆様方のバスは登山口まで来ることができませんので小谷温泉まで下ってからバスに乗っていただきます。」
「おい、なんでバスは登山口まで来れないんだ!!」
「はい、路上駐車がありバスは登ってこれません。」
「じゃあ、今からスピーカーで路上駐車摘発のレッカー車が来るって宣伝しろよ、あっという間に路上駐車なくなるぞ。」
かくいう私も路上駐車だが、係員がいてその指示に従って駐車している。そもそも、頂上付近の人が下山するまで数時間かかるでしょうし・・・。
8合目付近の階段にて。
私が階段を下っていると下から声をかけられた。
「おい、下るのはあと何人か!!」
「はい、私一人ですが・・。」
「下ったらすぐ右に避けて待っててくれ。これから32人の団体が登るんだ。」
階段の下は狭くすれ違いができないので、階段の横のスペースで待って居れということだ。
「まあ、私たちはお金払って登ってきているからね。」
本日は階段などでの待ち時間が多く、特に下りでは下山者の行列ができ待ちながら少しずつ下山した。本当だったらあと1時間は巻けたなあと思っている。本当、人・人・人であったし、ツアー登山の人たちのものの言いように少々辟易した所もあった。
下山後は小谷村の道の駅で温泉、その後大町市の「おおぎやラーメン」で食事、これ実は朝食兼昼食兼夕食になった。「おおぎやラーメン」は群馬県発祥、現在新潟・栃木・長野・埼玉にも進出している。長野では信州みそを使ったラーメンを売りにしていた。
その後、いろいろプランはあったのだがそのうちの一つに絞り、目的とする道の駅に向かった。観光に費やす時間はなかった。
次の日の記録
(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1282507.html)
長野の休日その3 3つの池を巡る(大正池・田代池・明神池) 上高地でのゆるハイク
上越方面はそろそろ寒くなる時期ですね
それにしても、大勢のハイカーで
ツアー登山が多いんですねー
時期を選ぶ必要がありそうですね(笑)
cyberdocさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
同じことを考えた人も多かったのかなと思いました。中日を登山日にして前日と次の日を移動日に使う。そうでもしないと関東から行きにくい山だと思いました。なので、ツアー登山で行こうと思う人もいるのかもしれませんね。
この時期の平日の休みであれば最高だと思いますよ。
aideieiでした。
おこんばんは〜🎵
雨飾山のベストシーズンは紅葉🍁の秋だと以前「日本の名峰 絶景探訪」でやってました。
青空と紅葉🍁、本当に綺麗ですねぇ。
さて、人気の山でベストシーズンなので、登山者が多いのは仕方がないにしてもカオスですねぇ。
お疲れさまでした〜 (´▽`)ノ
kazu5000さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
紅葉はもう少し先が最高でしょうね、でもこの秋の3連休にぴったりの山でした。
それにしても人が多かったですね。こんなもんかと言われればそうなんでしょうね。山小屋でも1枚に3人とかいう日も聞きますし。いままで空いているところばかり登っていたのかもしれませんね。
写真はいろいろ撮れたので良かったことにしましょう。
aideieiでした。
aiさん
団体さんで気分台無しですね。
山にお金払っているわけではないのになんか変です。
私もグループで登りますが、団体優先ということはないと思います。
団体でも個人でも、気分よく山に登りたいと記録を読んで思いました。
それにしてもカメラ36,38,39スゴイ風景(人)ですね。
hamburg
HBさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
団体優先という決まりはないと思っています。まあ、団体には団体の願いがありますから、こちらもできるだけ待ってあげるようにしています。でも、団体であることが正義であるような言葉がいくつか耳について、この登山が本当に心地よい登山ではなくなったような気がしました。
でも、数日たってみると、「それでも楽しい一日だった」と思えるようになりました。実は次の日も、別のところを歩きながらこの団体登山について悶々と考えていたのですから。
aideieiでした。
aideieiさん、秋の長野の休日
お疲れ様でした!
それにしても、すごい人ですね〜
こんなにたくさんの人がいるお山にまだ登ったことがありません。
(高尾山、筑波山除く)
「混雑」も下山時にはリスクが高まると筑波山でつくづく感じました。
気分よく歩けてこそ安全にも繋がりますよね。
でも、数日たって「良かった」と思えているとのことですから
やはりそれだけ素晴らしい一日だったのですね
sumihiyoさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
関東の人間にとって雨飾山はこういう時出ないと触手が伸びません。そして、思ったよりも泥で滑り、急でタフな登山道でした。そして、人人人・・・。団体さんはバスで来てバスは別のところに移動していると思うのですが、駐車して登っている人はどこかに車を停めているわけで、どこにそれだけのキャパがあるのかなと思いました。
いっそ、秋の込むシーズンはマイカー規制して大駐車場からシャトルバスを出して輸送するのもありかなと思いました。
aideieiでした。
aiさん やっぱり百名山は、良いですね
でもツワー多いですね、ツワーの方は、団体なので、逆にすれ違いに気を使って、避けてくれるものと思ってましたが、、
もう今年は、低山にと、思ってますが、惹かれます
下の回廊もひかれますが、雨飾山良いですね、妙高、火打も行ってないし、、
諦めの悪い、、
muttyann
muttyanさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
やはり百名山は裏切らないし、いい山だなあと思いました。でも、20人以上のツアーは必死なんでしょうねというところは伝わりました。
私はまだ余裕をもって山行に入るのですが、中にはスピードを競ったり、遅い時間からの入山だったりと予期せぬ渋滞に対して焦ってしまう人がいるもので、団体がいるのに登ってしまう人もいるのだろうなあとおもいました。
やはり、こういう山は朝一で入るのがいいですね。
aideieiでした。
すごい人人でしたね〜!
団体さんがそんな風に思っているとは驚きですね。
山にお金払っている訳ではありませんよね…。
その日団体さん抜こうとした時に言われた事にちょっとムッとしてしまいました(>_<)
でも子供達の元気な挨拶ときれいな紅葉は良かったです!
お疲れ様でした(*^^*)
hayama9さん、こんにちは、初めまして、コメントありがとうございます。
同じ日に雨飾山に登っていらっしゃったのですね。記録はこれから再び詳しく拝見いたします。
団体さんもいろいろで、今までも不快に思った言動もあります。もちろん、心地よいあいさつですれ違った団体さんもおります、でも、本日はやはり耳についた言動が多かったですね、そしてそのことを次の日にも引きずりました。
私はツアー登山は多分一笑することはないと思いますので、ツアーで登る人たちの気持ちを理解できないのかもしれません。でも、ここを登る人みんな笑顔で登れるといいなあとは思うようにしようと思っています。
aideieiでした。
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