裏武甲山ヘロヘロ周回 〜高ワラビ尾根〜小持山〜シラジクボ〜浦山口
awaya-daizen
体力度について
- GPS
- 07:49
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,329m
- 下り
- 1,327m
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| 天候 | 晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
秩父鉄道はICカードは使えませんので、西武線直通運転を利用する場合は要注意（私は西武線に乗るときにキップを購入しました） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
高ワラビ尾根は踏跡不明瞭 |
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感想
奥武蔵はへたれハイカーのアタクシのホームグランドとしているエリアなんですが、気が付くと今年はあんまり訪れていませんでした。
なので久々に訪れようと思ったわけですが、行くとなれば目的地は奥武蔵のジ・アンダーテイカーこと武甲山です。
昨年あたりから奥武蔵に行くときはなるべく未踏のルートを使う！ というタスクを自分に課してますので、武甲山に登るにも、いつもの表参道以外にルートがないかいろいろ調べた結果、高ワラビ尾根を使うルートが浮上してきました。しかしバリエーションルートのようで、山と高原地図には一部が破線で載っているのみ。奥武蔵詳細図にも熟練者向きなってますので、へたれハイカーには難しかな？ と少々躊躇もありました。
ただ、ヤマレコでの山行記録を見ると（参照させていただいた皆様ありがとうございます）、このルートから武甲山の裏側ともいえる南東面が見られるのがわかりました。今まで見たことがない武甲山の姿…これはもう行かないわけにまいりません。
そんなこんなで訪れた高ワラビ尾根ですが…かなり大変でした。
まず、あんまり踏跡は明瞭でありません。まぁそれについては基本尾根上を歩くことを心がけていれば道迷いの心配はありませんでしたが、とにかく急登につぐ急登。道がないので急斜面をそのまままっすぐ登らざろうえないので、これがシンドイ。立木にすがりつくようにしてよじ登るとこもしばしばでした(T_T)
それでも念願（？）の武甲山の裏面は眺められました。
北側も削られる前はこんな姿だったんでしょうねぇ。
さて、このルートを計画した際には、浦山口駅近くの取り付き口から4時間もあれば小持山に到着できるかなぁ〜なんて考えていました。ですが、先ほど書いたようなシンドイ道のりが続きまして…へたれハイカーのアタクシにはとてもとても無理でした。
結局、食事休憩を含めて小持山に到着するまでにおおよそ5時間かかりましたorz
当初の予定では、小持山から武甲山の山頂を経て浦山口へと下山する予定でした。が、小持山の山頂に14時にいるようでは、暗くなる前に下山するのはなかなかに難しいでしょう。時間もそうですが、なにせもうヘロヘロでしたからねorz
じゃあ、小持山〜大持山〜妻坂峠をへて名郷へ行くか？ とも思ったのですが、このルートにせよ名郷に着く頃には暗くなってしまうでしょう… (￣へ￣|||)
で、思いついたのがシラジクボから長者屋敷ノ頭に向かう巻道を使うこと。これで1時間は巻けるハズです。本来の目的である武甲山のピークを踏むのを諦めるのは残念でしたが、今回のテーマは裏武甲山だったので（？）、まぁよかろうということで(^_^;)
そんなこんなでシラジクボから長者屋敷ノ頭に向かう巻道を進みます。
この道も破線ルートなんで不安っちゃあ不安でしたが…案の定というか歩きづらい道でした。急斜面をトラバースするかなり細い道。というかかろうじて道の形状を保ってるって感じ(´・ω・`)
それでもヘロヘロと進んで行くと、伐採でもされているのか途中で展望が開けてました。先ほどまで通ってきた高ワラビ尾根もよ〜く見えまして…う〜む、見た目にもかなりデコボコした延々とした上りですね。丹沢の大倉尾根をややスケールダウンしたような感じです。こりゃあヘロヘロになるワケですわ(^^;)
このトラバース路の途中に橋立方面への分岐がありました。奥武蔵詳細図には廃道とあったので、ここを登ってくる来る人がいてちょっとビックリ。軽装の若者たちでしたが、廃道のハズだけどどんな様子でしたか？ と聞いたところ、なんと彼らも「廃道だったんですか？」「どうりで？」と驚いておりました。さらには「シラジクボはどっちですか？」とも聞かれ…どうやら彼らは長者屋敷ノ頭からシラジクボに向かっていたもようです。分岐には道標もあるし、橋立方面はしっかり×印がありましたけど。(^_^;)
そんなこんなで長者屋敷ノ頭に到着。ここで15時ですから、やはり山頂は巻いて正解だったといえるでしょうね（負け惜しみorz）。
そこからは通常ルートですから格段に歩きやすくなります。ヘロヘロではありましたが、下山マシーンと化してズガズガと下って行きまして、なんとか暗くなる前に浦山口駅へとたどり着いたのでした。
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