毛勝山〜晩秋の新雪トレッキング〜


- GPS
- 12:49
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,812m
- 下り
- 1,803m
コースタイム
- 山行
- 12:00
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 12:58
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・登山口は上記駐車スペース奥の橋を渡り、林道を約250m、林道が左にカーブ、すぐに右カーブの左手に赤テープと白い岩がある。そこが毛勝山登山口。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山口〜標高1100m いきなり急登が続き、トラロープ多数。 ・標高1100m〜くわがた池 1100mあたりからうっすらと雪があり、だんだんと多くなる。 ・くわがた池〜山頂 積雪30センチ〜山頂で50センチ 夏道はほとんどわからないので、ルーファイしながら登る。 - |
その他周辺情報 | 前日夜に片貝山荘に入り、宿泊させてもらった。魚津市教育委員会にて1週間前までに使用許可を得る必要がある。電気はきているが、飲み水はない。トイレはバケツの水を利用して流す仕組みになっている。利用料無料だが任意に寄付を置く。 みのわ温泉(530円、18時以降440円)。露天風呂などはないが、温泉だし、遅く(PM9時)までやっているし、馬場島からクルマで20分ほど(18�)なので、いち早く温まりたい場合などはおススメ。 http://bunspo-namerikawa.jp/minowa - |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
着替え
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ2個
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カラビナ3枚
120センチのスリング2本
エマージェンシーシェラフ
クマ鈴
ヘルメット
冬靴
アイゼン
ピッケル
ワカンジキ
目出し帽
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共同装備 |
CLは30mロープ一本持参
|
感想
チカさんが出された毛勝三山の計画に玉砕覚悟で乗った。仕事やら家庭の事情やら悪天(台風)やらで、高い山にはほとんど登れていなかったが、なんとかなるさと思って参加した。しかし、なんともならなかった(笑)。登りはひーひーで、下りはガクガク・・・。片貝山荘側から毛勝山への登りは、急登の連続でメチャクチャハード。心臓に毛が生えているお三人と違って、ボクの心臓はツルツルなのだ。計画上10時着を予定していた毛勝山頂は、1時間半遅れで、時間的に三山縦走は無理となり、山頂ピストンするだけになった。したがって、馬場島に回送しておいたクルマは無駄に終わってしまった。皆さんの足を引っ張ってしまいましたが、個人的には今シーズン初の雪山登山を堪能させてもらって本当に感謝したいです。今回に懲りずに、またよろしくお願いします。
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Chikauさんの計画に入れてもらって、僕としては4度目の毛勝山。過去3回は10月西北尾根、10月猫又山から往復、5月阿武木谷からスキー登頂と異なるルートで来て、今回1回目のルートを辿る。11月初めは無雪期の最後かも知れなかったが、前日の降雪で冬山入り、明けて一変抜群の天気の1日を楽しめることとなった。
僧ヶ岳登山口の前に車を留め、橋を渡って林道を歩き出す。「取り付きはどこか、ニシデンさんは知ってるよね、未だ先かな?」と言われて「もうちょっと先だと思う」と適当に答えたが、すぐ先で林道が左に曲がって阿武木谷から離れ、間もなく右に曲がるカーブにテープを見つけ、おっ当たったなと。取り付いてからは7年前の記憶通りで、直ぐにトラロープが張られた急登でそれが延々と、標高差200m続き、緩くなって尾根に出る。標高1100m辺りで雪が見え出し、1400m辺りで一面の雪になったが、樹林帯の間は地上の積雪は少なくツボ足で普通に歩ける。樹木はびっしり雪を纏い、少し眺めが開けると水墨画の世界だ。
夜が明けて僧ヶ岳、駒ケ岳を左に見て進み、標高2000mがこの登山路唯一の緩やかな地帯、散在する池も雪を被るがグレーの色合いで池と判る。休憩地でアイゼン・ピッケルに換装。標高2200mまでは夏道が辿れたが、その先は分からなくなり地形判断、ブッシュを避けつつ尾根筋を辿って山頂に到達、期待通り堂々と剱岳が出迎えてくれ、一同感激。
時間的に三山縦走は諦めたが、すっかり冬山の毛勝山頂に立てただけでも満足。大展望を堪能して少しのんびりするが、次第に寒くなって名残惜しみつつ下山にかかる。雪がたっぷりある最初の下りは楽しいが、中途半端に雪が少なくなるとアイゼンを躓かせないよう緊張の下りが続く。どこで外すか迷いながら進んで完全に樹林下の道となった標高1600mでアイゼン脱着。さらに木の根、濡れた枯葉、泥濘で滑り易い道が続く。辛抱の末標高1050mで漸く尾根を外れて最後の急降下、名残の紅葉に癒されつつ、うす暗くなり始めた登山口に下り立った。
思い返せば過去3回の毛勝は全てソロで登った。今回初めてパーティーで、そして初めての冬山で、長くとも新鮮で楽しく登り、下りて来れた。次は三山縦走の適期に、このメンバー、そして+αで行きたいと思う。
晩秋の絶好の山日和、本来は毛勝三山の縦走を考えていた。しかし、前日にまとまった降雪があり、なおかつ稜線は強風予報ということで、現場で状況を見ながら柔軟に対応し、ピストンでもいいと思いながら片貝山荘をスタートした。
真っ暗な林道を進み、途中の毛勝登山口から森の中に入っていく。最初は急登でなかなかしんどい。標高で1000mを越えると一度ゆるやかになるが、その後また急登になった。稜線に出て、途中明るくなり、僧ヶ岳や駒ヶ岳の姿を見ながらサクッサクッと音を立てながら、新雪の感触を楽しんだ。
標高で2000mを越えると雪も多くなり、このあと急登もあるので、アイゼンを装着した。その後、クマの新しい足跡を見つけ、ちょっとビビった。
最後の300mは無木立の斜面は避けて、ブッシュもあるが、尾根をつめた。山頂に着くと、剱岳がドーンと出迎えてくれた。北方稜線の毛勝三山から劔の展望は最高だ。ここで記念写真を撮り、風もそんなに強くなく、のんびり食事をとる。快晴の中で、この光景を我々四名で独占。360度の視界を堪能し、至福の時間を過ごした。
予定時間をかなりオーバーしているので、もちろん縦走は取りやめて、そのままピストンで下山することにした。下りは、落ち葉や木など滑るので、慎重に降りて、無事に暗くなる前に下山完了した。今回は縦走できなかったが、またチャンスはあるだろう。同行の皆さん、お付き合い頂き、ありがとうございました。
毛勝三山縦走は憧れでしたが、ひとりではきっとムリ
そんな中、IMPでの計画に乗っかっての参加
タイミング合ってヨカッタ
前日は夜9時まで仕事でそのあと片貝山荘に向かう
初めての場所しかもダートな山道
怖いよぉーと思いながら運転なんとか到着
明るい灯りが見えてきたときの安堵半端なかった
翌朝、眠い目こすりつつ出発
いきなりの急登にひたすら耐えつつ暗い中登り
明るくなり晴天雪景色になってくるとテンション上がってきた(^^)
青い空と白い雪のコントラスト+山々の絶景
この非日常な世界にいつも心がやられて止まない
生きててヨカッターーーー♪
頑張って来てヨカッターーーー♪
感動しながら初めての毛勝に登頂
心配してた風もたいしたことなく
山頂ではまったり♪
今回は予想外の雪の多さで三山縦走は叶わなかったけれど
憧れの毛勝に登頂もできたし、素晴らしい景色にも出会え
ホントに一緒に行ってくださった仲間に感謝の気持ちしかありません
ラッセル大変だったでしょうチカさん
それを気づかいながらときどき交代してくださったニシデンさん
素晴らしい写真撮ってくださったクマさん
ホントにホントに
ありがとうございました(^−^)
先週の富山マラソンではそんなに感じなかった疲労感と筋肉痛
良い感じです♪
↑ヘトヘトになりたい病(爆)
やっぱり雪山最高ですね!
美しい雪景色にやられましたっ
参加できず残念でしたし、ラッセル交代できず申し訳ありません。
本格的な雪山シーズンに向けて、装備・体ともに準備OK
毛勝三山といえば、やはりシンモンさんのイメージ。今回スケジュール変更してすいませんでした。来年は三山縦走一緒に行きましょう!そのまえにヤマスキーでハードラッセルまわしましょうね。
シンモン先生!
今回はお会いできなくて残念でした。ほとんど、チカさんにルート開拓してもらったのに、へロッてしまいました。
-
しかし、ボクなんかと心掛けがちゃいますね。
> 本格的な雪山シーズンに向けて、装備・体ともに準備OK
すばらしいですね。こちらこそ、今シーズンよろしくです。
クマ
シンモンさん、頼もしい発言です。
ラッセル期待してます。
チカウさん、クマさん、Nishidenさん、カズミさん
お疲れ様でした。
早月尾根を登りながらあまりの雪の多さに縦走は厳しいだろうなと思っていましたが毛勝ピストンの判断はさすがです。
縦走しなくてもあの景色をみたら十分満足できちゃいますよね。
朝のうちはずっと毛勝に雲がかかっていたので景色が堪能できるのか心配でしたが結果晴れて良かったです。
また機会があったら縦走ご一緒させてください。
サンちゃん、まいど。
要するに、ボクがパーティの足をひっぱらずに、予定通り毛勝山に到着していたら、三山縦走へ突っ込んで、パーティ全体が痛い目に遭ってたということですね。やったあ!ボクは善行した訳ですね(喜)
・・・そんな訳ないやろ!
いやいや、毛勝山ピストンで、十分すぎるほど雪山を堪能できましたよ。
クマ
サンちゃん、コメどうもです。てっきり関東遠征と思いきや、馬場島登場。神出鬼没とはサンちゃんのことですね。ところで、朝のうちは毛勝はガスってたのですか・・・うまい時間に登頂できたのかもしれない。とにかく最高の展望でした。ぜひぜひ三山縦走しましょう。
さんちゃんを知って僕がIMPに加わったきっかけに猫又山が絡んでるんだけど、さんちゃんと毛勝三山のどこも一緒に行ったことないよね。BCでも縦走でも是非!
みなさん お疲れ様でした
降雪直後で絶景ですね。お供したかったです(>_<)今度縦走するときは+αメンバでお願いします!!
コーエイさん、
今回は残念でした。
コーエイさんとは、一緒に山に登った記憶はもうはるかかなたに消えてしまって、一緒にタコヤキ食った記憶しか残ってません。+αと言わずに、ガンガンに前面に出て、引っ張ってくださいね。
期待してます。
クマ
コウエイさん、日程が変更になり申し訳なかったです。天気には勝てないのでお許しを・・・この素晴らしい光景を見せたかったなあ。とにかく来年は一緒に行きましょ。
コーエイさんとは大日岳悪天中途、白山東面も...いろいろありましたね。
今度は青空と白銀の世界にご一緒しましょう。
みなさんお疲れさまでした〜素晴らしい景色拝見させていただきました!
といいつつ写真を見ながらここなら滑れるかなと考えてしまうのが変態山スキーヤーの悲しいところ(笑)
(積雪期の)毛勝山は憧れの山なので、春の山スキー計画があればぜひよろしくお願いします
モモちゃん、まいどです。月刊百四丈の滝の11月号発行おめでとう㊗ございます。ついに12回ですね。立派だ!
ちなみに毛勝もシートラする価値は充分にあると思いますよ。ここも来月は人を寄せ付けない深山になりますが。
とりあえず残雪期に行きましょう。
ももちゃん、今回はお会いできなくて残念でした。
この積雪状態を見たら、コーフンするだろーなと話してました。みずから変態と名乗るその山スキーへの入れ込み方は、今シーズンもきっと、IMPで発揮できることと思います。ニシデンさんが、ここでの山スキーを計画されると言ってましたよ。
クマ
今回スキーを持ち込んだら、標高2400から2000mの辺りまではかなり滑れましたね。後は延々シートラですね。でも毛勝の春は阿部木谷です。来年計画したいと思います。
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