奥穂高、前穂高(岳沢〜涸沢)
- GPS
- 45:30
- 距離
- 23.8km
- 登り
- 1,921m
- 下り
- 1,906m
コースタイム
13:00岳沢登山口
15:00岳沢小屋
30日
06:00岳沢小屋
08:35紀美子平
09:05前穂高
(10分休憩、下りる)
09:50紀美子平
(10分休憩、吊尾根へ)
11:48奥穂高
(30分休憩)
12:55穂高岳山荘
(15分休憩)
15:00涸沢ヒュッテ
31日
05:25涸沢ヒュッテ
06:35本谷橋
07:30横尾
08:25徳沢
09:20明神
10:25河童橋
天候 | 29日曇り 30日晴れ 31日曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
さわやか信州(昼行便) 07:30新宿 12:15上高地 復路 さわやか信州 14:00上高地 18:50新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山届は上高地バスターミナルで ・慎重に進めば、吊尾根もザイテングラードも、 通過に問題ある箇所はありません |
写真
感想
つ、つ、ついに〜。
これまで仕事と悪天候で2回延期しているので、ようやくです。
わたくし、名前に「奥穂高」の文字のどれかが入ってまして、
標高の数字が誕生日と同じ。
恐れおおくも、勝手に、奥穂高さんに親近感を抱いてました(^-^;)
初日は、上高地に着く時間が遅いので、
岳沢小屋まで。小屋のテラスから焼岳が見え、夕方には西穂も。
翌日向かう重太郎新道は上の方は雲の中。
あまりにも見上げないと見えない角度に、
「ホントに行けるのかな」と、ちょっとドキドキ。
夕食後、雲が取れ、吊り尾根が見えたときはドキドキがピークに。
部屋は余裕で、8畳くらいの部屋に4人。快適でした。
午後10:30ごろ、地震で窓がビリビリッと震えたけど、
麓はどうだったんだろう…。
翌日はきれいに晴れました。
乗鞍にも西穂にも雲はかかってない。
昨日ほとんど見えなかった、吊尾根も!!
ワクワクです。
重太郎新道は、思った以上に歩きやすかったなあ。
ぐんぐん垂直に行くので「上がってる」感たっぷり。
頭だけ見えてた焼岳が全部見えてきたり、
西穂と目線が同じになったり、
飽きることはありませんでした。
あっという間に紀美子平に到着。
ザックをデポして前穂に登りました。
おおおー、奥穂高さまが目の前にどーん。
槍ヶ岳も見える、富士山も見えた。
表銀座の方はガスっていたけど、常念がちらちらかっこよかったです。
紀美子平に下りたら、ヘリが来たんですが、
どうやら吊尾根でけがをされた方の救助だったよう。
おおごとではありますが、大けがではないようでよかったです。
救助隊の方が、お連れの方に「また来てくださいね」と、
言ってたのが聞こえました。
さあ、吊尾根突入。
遠くから見ると美しい曲線なのに、実際はゴツゴツ&ギザギザ。
手足を使う場面もあれば、
少しだけど遠目から見たような稜線歩きみたいな場面もあり。
楽しかったです。
左手下に岳沢小屋の赤い屋根も見えました。
あそこから来たんだね〜。
奥穂高まで誰ともすれ違わず、追い抜かれることも、
追い越すこともなく。独り占めでしたvv
ついについに、奥穂高山頂。
うれしい〜!感激です!!
槍が大きく、北穂も、さっきガスってた表銀座がクリアに。
蝶ケ岳、蝶ケ岳ヒュッテ、常念岳、大天井岳…あそこ歩きたい。
涸沢とヒュッテと小屋、赤い屋根も下の方に見えました。
頂上では2人の男性が、ほこらの周辺をきれいにする作業をしてました。
さっきの救助も手伝ってた方々でした。
救助後、すんごい早さで吊尾根を奥穂方面へ戻って行ったっけ。
いや、もう、何かありがとうございます、お疲れさまです。
頂上やジャンダルム方面を見て堪能し、穂高岳山荘に下りました。
この行程中、穂高岳山荘に着く寸前のハシゴが一番怖かった!
山荘の広場にいる人たちがみんな見上げてるし、写真撮ってるし、
おしり見せながらそろそろ下りるのが、ちょっと緊張。
ここで足外したら情けない…とか思いながら。
自意識過剰です(^-^;)
本来は穂高岳山荘に泊まる予定だったんですが、
思ったより早く着いたのと、翌日の天気が崩れそうだったので、
涸沢まで下りることに。
ザイテングラードも慎重に下りれば、難しい場面はありませんでした。
すれ違いもそんなに大変じゃないと思います。
涸沢は、カール全体が見えるヒュッテを選びました。
カイコ部屋のワンブロック、名前は「奥穂」でした。
いえーい。
素泊まりにしたので、カップラーメンの夕食です。
明日の朝用に、りんご(400円)も購入。
バーナーはテラスでは使えず、売店横の3つのテーブルだけ使用できます。
夜は星がかなりきれいでした。
最終日は曇天。一瞬雨がパラリとしましたが、
雲も取れ、奥穂、吊尾根、前穂、涸沢槍がきれいに見えました。
本当に名残惜しいけど下山です。
あとは、下るだけ。
去年、槍に行った時、横尾の分岐で、
橋を渡って涸沢方面へ行く人をうらやましく見ていたのを思い出しました。
橋を渡って横尾山荘に着いた時は感慨深かったです。
横尾、徳沢間で小熊を見たという人がヒュッテにいたので、
期待しながらいましたが、会えませんでした…。
ソフトクリームでチャージして、河童橋にゴール。
清水屋旅館さんで温泉に入り、感慨ジワジワ〜。
あっという間だったけど、濃密な3日間でした。
ちょっと自信になりました。
慢心しないよう、これからも安全登山を楽しみたいと思います。
※なるべく軽く行こうと、ゴアのレインウエア上下を、
フェニックスの超軽量レインウエアにしました。
お湯しか沸かさないので、コッフェルをシェラカップに。
あと、双眼鏡を置いていったのですが、持って行けばよかった…。
減らせばいいってもんじゃないですね。
http://www.youtube.com/watch?v=hgWCSX-05w4
前穂高、奥穂高お天気に恵まれて良かったですね〜
少し前に自分も登ったのですが、前穂高の山頂は一面ガスガスだったんです。
windy さんの動画で、どんな景色だったか確認できました
なんと、素晴らしい〜!
重太郎新道の登り、歩きやすかったんですか?
自分は下山に使ったのですが、登りの皆さん大変そうでした。
ホントに垂直感たっぷりの坂でしたね
slowlifeさん、こんにちは!
拙い動画でしたが、見ていただけてうれしいです
重太郎新道、整備されてましたよね〜。
でも、岩が濡れていたら下りには使いたくないな、なんて思って登りました。
下り、お疲れさまでした!
slowlifeさんの次回の機会はきっといい天気になりますように
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