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Yamareco

記録ID: 1316733
全員に公開
ハイキング
丹沢

蛭ヶ岳(熊木沢から南南東稜↑南稜↓)

2017年11月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
11:45
距離
32.4km
登り
2,639m
下り
2,641m

コースタイム

03:57 玄倉駐車場
04:27 小川谷出合
04:38 玄倉林道ゲート
05:19 新青崩隧道
06:04 雨山橋
06:16 ユーシンロッジ分岐
06:43 熊木沢出合(登山靴に履き替え/行動食) 6:53
07:04 熊木沢第一堰堤(仮称)左岸
07:15 熊木沢第二堰堤(仮称)右岸へ移動
07:25 旧車道崩壊場所高巻き
07:46 熊木沢第三堰堤(仮称)
07:49 熊木沢第四堰堤(仮称)
07:53 熊木沢第五堰堤(仮称)左岸へ徒渉
07:55 熊木沢二俣分岐を東沢へ
08:10 東沢第一堰堤(東沢No.14コンクリート谷止)左岸より越える
08:20 東沢第二堰堤(東沢No.15コンクリート谷止)左岸より越え右岸に徒渉
08:23 蛭ヶ岳南南東稜基部(小休止) 08:33
09:32 白い二本の枯れ木
10:35 蛭ヶ岳(小休止/昼食) 10:52
11:00 蛭ヶ岳南稜下降点
12:25 西沢(蛭ヶ岳南稜取付点)
12:27 赤い廃車の広場
12:59 熊木沢第二堰堤(仮称)
13:27 熊木沢出合(ランニングシューズに履き替え) 13:40
14:03 ユーシンロッジ分岐
14:11 雨山橋
14:47 新青崩隧道
15:11 玄倉林道ゲート
15:19 小川谷出合
15:41 玄倉駐車場

■GPXファイル
駐車場から熊木沢出合までは谷筋の林道で途中にトンネルがいくつもあります。谷筋で衛星数が捕捉できずに暴れたり精度が出なかったり、トンネルでログが寸断されたりしています。
大きく暴れている箇所はカシミールで修正していますが、精度が出ていない箇所には手を加えていません。寸断された箇所はカシミールで接続しています。
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■往路:都内(0km/01:33)−首都高速(C2)−東名高速−<海老名SA>−大井松田IC−国道255号−国道246号−<清水橋>−県道76号−県道710号−玄倉駐車場(03:33/117km)

■復路:玄倉駐車場(117km/15:48)−県道710号−県道76号−<清水橋>−国道246号−国道255号−大井松田IC−東名高速−首都高速(C2)−都内(233km/19:27)

■駐車場:マップコード 57 878 528*01
コース状況/
危険箇所等
■熊木沢出合−東沢分岐
第二堰堤の下の川底が深くなっており、以前は中央付近で簡単に登れる高さでしたが(写真#12)、今は手を伸ばしても届かないほど高くなっています(写真#11)。今回は踏み台のようなモノが置かれていたので中央から登れましたが、雨などで流されたりすると左岸から上るようになります。右岸からは上がれません。

第二堰堤の上で右岸に移りますが、以前見えていた車道跡がススキが繁茂して見えません。ススキの薮の中に旧車道がありますので、薮を掻き分けて進めば車道跡が見つかると思います。

■東沢−南南東稜取付
第四堰堤で旧車道から離れ、第四堰堤と第五堰堤の右岸側をすり抜け、第五堰堤の上で川原に降り左岸に渡ります。右岸から西沢が合流しますので、東沢は右手に遡行します。水は少ないので沢の中央付近の登りやすい岩を登って行くとほどなく東沢の第一堰堤です。この堰堤は左岸から越えます。足元がザレていますが、立木が2本あるので容易に越えられます。
すぐに第二堰堤が現れますが、これも左岸から越えます。こちらは頭大のガレ場を登り越えますが石が動き崩れやすいので慎重に...
第二堰堤を越えて右岸に渡ると南南東稜の取り付きです。

■南南東稜−蛭ヶ岳山頂
南南東稜は取り付きから急登です。稜線上の灌木は密集していないので、すり抜けながら登れます。山頂直下までは薮はありません。忠実に尾根を辿れば外すことはないと思いますが、ときどき踏み跡に見えるのは獣の足跡です。目印や踏み跡のようなモノは全くありませんので獣道に惑わされないように...

熊木沢からも見える二本の枯れ木まで登って来ると傾斜も幾分緩みます。しばらく行くと大袈裟なモノではありませんが岩の壁が立ちはだかります。手掛かりもあるしそれほど急峻でもないので難易度は高くないと思いますが岩が動きますので注意が必要です。更に急登を登ると展望が開け灌木はイバラに変わります。以前と比べるとかなり広範囲にイバラの薮が広がっていますので、上手にすり抜ける(といっても難しい)と山頂です。

■蛭ヶ岳山頂−南稜−西沢
南稜は登りではそれほど難しくありませんが、下りで下降点を見つけるのがチョット厄介です。この厄介にしているのがイバラの薮です。こちらも山頂直下広範囲に繁茂しています。イバラを避けて下降点に辿り着くのが難しいほど...
イバラを避けて左手に行くと崩壊場所に出ます。以前は右手側から回り込んだのですが、右手側にもイバラの薮ができていました。下降点の下に古びたロープを見つければ後は下るだけです。

下りで気をつけるのは南稜から派生する支尾根に入り込まないことです。獣道は頻繁に支尾根に入っています。多くはありませんが古びた赤と黄色のテープがあります。
その他周辺情報 ■コンビニ
東名高速大井松田ICを降りて国道246号宮路交差点の手前にあるファミリーマートが唯一の24Hコンビニエンスストアです。
まもなく4時になります。林道が長いのでヘッデンとサーチライトで駐車場を出発します。月齢は新月で月明かりは全くありません。
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まもなく4時になります。林道が長いのでヘッデンとサーチライトで駐車場を出発します。月齢は新月で月明かりは全くありません。
玄倉林道ゲートまで来ました。ここまで車で入れると3、40分は短縮できるのですが...
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玄倉林道ゲートまで来ました。ここまで車で入れると3、40分は短縮できるのですが...
ユーシンロッジの少し手前、まだ薄暗いのですが鮮やかな赤があります。
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ユーシンロッジの少し手前、まだ薄暗いのですが鮮やかな赤があります。
熊木ダムです。薄暗くてもユーシンブルーはきれいです。
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熊木ダムです。薄暗くてもユーシンブルーはきれいです。
熊木沢出合の少し手前、蛭ヶ岳の山頂に朝日が当たっています。予報よりはよさそうな天気です。
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熊木沢出合の少し手前、蛭ヶ岳の山頂に朝日が当たっています。予報よりはよさそうな天気です。
熊木沢出合で登山靴に履き替え、軽い朝食を摂りました。崩壊橋の脚立の位置が変わっています。川の流れが変わったようです。
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熊木沢出合で登山靴に履き替え、軽い朝食を摂りました。崩壊橋の脚立の位置が変わっています。川の流れが変わったようです。
熊木沢の最初の堰堤が見えてきました。ここは弁当沢ノ頭への登山口ですがテントをよく見かけます。今回もテントが一張り...この辺りでイノシシのヌタ場をよく見かけるけど...
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熊木沢の最初の堰堤が見えてきました。ここは弁当沢ノ頭への登山口ですがテントをよく見かけます。今回もテントが一張り...この辺りでイノシシのヌタ場をよく見かけるけど...
第一堰堤(仮称)から見た熊木沢と蛭ヶ岳です。
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第一堰堤(仮称)から見た熊木沢と蛭ヶ岳です。
蛭ヶ岳をアップに...これから登る南南東稜は右手の尾根です。ランドマークの二本の白い枯れ木がここからでも見えます。
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蛭ヶ岳をアップに...これから登る南南東稜は右手の尾根です。ランドマークの二本の白い枯れ木がここからでも見えます。
第二堰堤(仮称)です。この堰堤は右岸からは越えられないので左岸か中ほどにある踏み台でよじ登ります。
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第二堰堤(仮称)です。この堰堤は右岸からは越えられないので左岸か中ほどにある踏み台でよじ登ります。
大雨で川底が掘り下げられた感じです。だれが置いたのか、素晴らしい踏み台があります。水は流れていません。
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大雨で川底が掘り下げられた感じです。だれが置いたのか、素晴らしい踏み台があります。水は流れていません。
※参考(2013.03.03)
左の写真と同じ場所です。以前の川底はこんな感じで、簡単に乗り越えられました。
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※参考(2013.03.03)
左の写真と同じ場所です。以前の川底はこんな感じで、簡単に乗り越えられました。
第二堰堤から見た蛭ヶ岳です。ここからも二本の枯れ木が見えます。この二本の枯れ木の間を通ります。この枯れ木まで急登が続きますが、枯れ木を越えるとしばらく傾斜が緩みます。
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第二堰堤から見た蛭ヶ岳です。ここからも二本の枯れ木が見えます。この二本の枯れ木の間を通ります。この枯れ木まで急登が続きますが、枯れ木を越えるとしばらく傾斜が緩みます。
第二堰堤を越えて右岸に移ります。以前は右岸に移ると旧車道跡が見えたのですが、ススキが繁茂していて車道跡が見えません。
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第二堰堤を越えて右岸に移ります。以前は右岸に移ると旧車道跡が見えたのですが、ススキが繁茂していて車道跡が見えません。
車道跡は見えないので、この石積みからススキの中に突っ込みます。第二堰堤から川の中を遡行してしまうと車道跡との段差が大きくなり登れないので、なるべく堰堤に近い所で車道跡を探した方がいいと思います。
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車道跡は見えないので、この石積みからススキの中に突っ込みます。第二堰堤から川の中を遡行してしまうと車道跡との段差が大きくなり登れないので、なるべく堰堤に近い所で車道跡を探した方がいいと思います。
車道跡の崩壊場所です。ここは高巻きをします。2013年頃の自分のレコを見ると歩いて先まで行けました。
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車道跡の崩壊場所です。ここは高巻きをします。2013年頃の自分のレコを見ると歩いて先まで行けました。
健在でした。
第四堰堤(仮称)です、旧車道は左手にカーブをして赤い廃車へ行っていますが、東沢へ入るので車道跡を離れて草むらを掻き分け第四堰堤を越えます。
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第四堰堤(仮称)です、旧車道は左手にカーブをして赤い廃車へ行っていますが、東沢へ入るので車道跡を離れて草むらを掻き分け第四堰堤を越えます。
第四堰堤の先の第五堰堤を越えて川原に降り立ち左岸へ徒渉します。正面が東沢です。
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第四堰堤の先の第五堰堤を越えて川原に降り立ち左岸へ徒渉します。正面が東沢です。
左手から西沢が合流してきます。
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左手から西沢が合流してきます。
東沢の水量はそれほど多くないので、沢の中央を遡行します。
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東沢の水量はそれほど多くないので、沢の中央を遡行します。
東沢の最初の堰堤です。二段の堰堤です。右岸は上がれないので、手前のここを登って左岸に上がります。
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東沢の最初の堰堤です。二段の堰堤です。右岸は上がれないので、手前のここを登って左岸に上がります。
奧の堰堤も左岸から越えます。ザレていて足元が不安定ですが2本の立木を使って這い上がります。
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奧の堰堤も左岸から越えます。ザレていて足元が不安定ですが2本の立木を使って這い上がります。
堰堤の正式名称は「東沢No.14コンクリート谷止」というようです。堰堤は下流から建設するのではなく、上流から作ってくるようです。
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堰堤の正式名称は「東沢No.14コンクリート谷止」というようです。堰堤は下流から建設するのではなく、上流から作ってくるようです。
第二堰堤が見えました。こちらも左岸から巻きます。
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第二堰堤が見えました。こちらも左岸から巻きます。
第二堰堤は苔生したガレ場を登ります。石は動いて崩れやすいので注意が必要です。
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第二堰堤は苔生したガレ場を登ります。石は動いて崩れやすいので注意が必要です。
第二堰堤は「東沢No.15コンクリート谷止」、東沢の最初の堰堤より1年早く作られたようです。
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第二堰堤は「東沢No.15コンクリート谷止」、東沢の最初の堰堤より1年早く作られたようです。
第二堰堤から見た右が東沢、左が蛭ヶ岳崩壊地からのガレ沢です。その間の尾根が南南東稜です。
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第二堰堤から見た右が東沢、左が蛭ヶ岳崩壊地からのガレ沢です。その間の尾根が南南東稜です。
蛭ヶ岳の山頂を見上げます。これが蛭ヶ岳の素顔なのでしょう。左が下山予定の南稜です。
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蛭ヶ岳の山頂を見上げます。これが蛭ヶ岳の素顔なのでしょう。左が下山予定の南稜です。
ここが南南東稜の取り付きです。南南東稜を登るのは2回目です。今回は極力忠実に尾根を辿ります。でもここは...出だしから崩れそうなので斜めの木の横から...
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ここが南南東稜の取り付きです。南南東稜を登るのは2回目です。今回は極力忠実に尾根を辿ります。でもここは...出だしから崩れそうなので斜めの木の横から...
狭い尾根です。木々は密集していないし、薮もありません。ただ東沢側に滑るとヤバイです。
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狭い尾根です。木々は密集していないし、薮もありません。ただ東沢側に滑るとヤバイです。
写真で見た目よりかなり急峻で、木の枝を掴んで体を引き上げます。ただし、枯れ枝や立ち枯れの木が多いので、ババを引かないように...
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写真で見た目よりかなり急峻で、木の枝を掴んで体を引き上げます。ただし、枯れ枝や立ち枯れの木が多いので、ババを引かないように...
足元は落ち葉が堆積しています。春の芽吹く頃は気持ちがいいと思いますが、ここにもヒルがいるのかなぁ...
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足元は落ち葉が堆積しています。春の芽吹く頃は気持ちがいいと思いますが、ここにもヒルがいるのかなぁ...
大きな石がゴロゴロで歩きにくい場所もあります。落石が起こりやすいので下に人がいるときは慎重に...
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大きな石がゴロゴロで歩きにくい場所もあります。落石が起こりやすいので下に人がいるときは慎重に...
ランドマーク(勝手に決めているだけ)の二本の白い枯れ木が見えました。この間を通ります。
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ランドマーク(勝手に決めているだけ)の二本の白い枯れ木が見えました。この間を通ります。
この枯れ木、結構太いです。
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この枯れ木、結構太いです。
こんな感じ...
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こんな感じ...
二本の枯れ木を過ぎると傾斜もすこし緩みます。テン場に適した場所もあります。落ち葉でふわふわです。
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二本の枯れ木を過ぎると傾斜もすこし緩みます。テン場に適した場所もあります。落ち葉でふわふわです。
東沢の源頭です。崩れています。
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東沢の源頭です。崩れています。
立ち枯れの木にはサルノコシカケ...
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立ち枯れの木にはサルノコシカケ...
二本の枯れ木からここまでユルユルできましたが、ここからまた急登が始まります。この岩場は直登します。元は一枚岩だったのでしょうが、亀裂が入り動きますので注意してください。
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二本の枯れ木からここまでユルユルできましたが、ここからまた急登が始まります。この岩場は直登します。元は一枚岩だったのでしょうが、亀裂が入り動きますので注意してください。
岩場を登り切ると視界も開けてきます。歩いて来た熊木沢を俯瞰します。
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岩場を登り切ると視界も開けてきます。歩いて来た熊木沢を俯瞰します。
蛭ヶ岳の山頂と帰路の南稜です。
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蛭ヶ岳の山頂と帰路の南稜です。
正面に臼ヶ岳と同角ノ頭、右は檜洞丸です。この奧には富士山がありますが、今日は一度も姿を現していません。手前は南稜です。
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正面に臼ヶ岳と同角ノ頭、右は檜洞丸です。この奧には富士山がありますが、今日は一度も姿を現していません。手前は南稜です。
不動ノ峰の稜線です。
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不動ノ峰の稜線です。
奧には塔ノ岳から鍋割山の山稜です。手前は弁当沢ノ頭への尾根筋です。
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奧には塔ノ岳から鍋割山の山稜です。手前は弁当沢ノ頭への尾根筋です。
蛭ヶ岳の山頂が近くなってくると前に立ちはだかるのは棘棘のイバラです。年々ひどくなるような気がします。
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蛭ヶ岳の山頂が近くなってくると前に立ちはだかるのは棘棘のイバラです。年々ひどくなるような気がします。
イバラの薮を抜けると山頂もすぐです。振り返るとなかなか高度感があります。
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イバラの薮を抜けると山頂もすぐです。振り返るとなかなか高度感があります。
丹沢最高峰蛭ヶ岳です。山頂は少し風があります。5、6人の登山者が休んでいますがトレラン風が多いようです。
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丹沢最高峰蛭ヶ岳です。山頂は少し風があります。5、6人の登山者が休んでいますがトレラン風が多いようです。
11時前ですがお腹が空いたので、毎度質素な昼食を摂って南稜を下ります。
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11時前ですがお腹が空いたので、毎度質素な昼食を摂って南稜を下ります。
15分ほど休憩しました。さて下山します。不動ノ峰から丹沢山への山稜も見納めです。
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15分ほど休憩しました。さて下山します。不動ノ峰から丹沢山への山稜も見納めです。
南稜の下降点を探します。こちら側にもイバラが繁茂していて直進できません。過去2回南稜を下っていますが、うまく下降点に辿り着きません。
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南稜の下降点を探します。こちら側にもイバラが繁茂していて直進できません。過去2回南稜を下っていますが、うまく下降点に辿り着きません。
今回も迷いましたが、この白い石が下降点の目印です。横の木に風化した青いテープがわずかに見えます。左手は崩れているので要注意です。
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今回も迷いましたが、この白い石が下降点の目印です。横の木に風化した青いテープがわずかに見えます。左手は崩れているので要注意です。
このイバラの薮を突っ切ってきました。短パン・半袖だと血まみれになります。タイツも破れると思います。厚手のロングパンツが必要です。
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このイバラの薮を突っ切ってきました。短パン・半袖だと血まみれになります。タイツも破れると思います。厚手のロングパンツが必要です。
左手はこのように崩れているのであまり近づかないように...
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左手はこのように崩れているのであまり近づかないように...
南稜はあまり視界がよくないので、展望はこれが最後です。ここから見る檜洞丸は立派な山容です。檜洞丸の左奥には富士山があるはずですが...
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南稜はあまり視界がよくないので、展望はこれが最後です。ここから見る檜洞丸は立派な山容です。檜洞丸の左奥には富士山があるはずですが...
ブナの類はほとんど落葉していますがモミジはまだ残っています。
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ブナの類はほとんど落葉していますがモミジはまだ残っています。
西沢の南陵取り付き点まで下ってきました。
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西沢の南陵取り付き点まで下ってきました。
西沢はほとんど水が流れていません。簡単に飛び石で渡れます。
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西沢はほとんど水が流れていません。簡単に飛び石で渡れます。
西沢を渡って赤い廃車の広場です。
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西沢を渡って赤い廃車の広場です。
広場から見上げた西沢の堰堤群です。この辺りもススキが増えたような気がします。
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広場から見上げた西沢の堰堤群です。この辺りもススキが増えたような気がします。
帰りは紅葉を眺めながら熊木沢を下ります。この紅葉は第三堰堤付近です。
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帰りは紅葉を眺めながら熊木沢を下ります。この紅葉は第三堰堤付近です。
青空ならもっと映えるでしょうが...
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青空ならもっと映えるでしょうが...
第二堰堤の少し上辺りの紅葉です。
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第二堰堤の少し上辺りの紅葉です。
朝はほとんど気がつきませんでしたが、まだまだ見頃です。
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朝はほとんど気がつきませんでしたが、まだまだ見頃です。
旧車道の跡が残っているのはここまで、この先第二堰堤までススキの薮を押し分けて進みます。
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旧車道の跡が残っているのはここまで、この先第二堰堤までススキの薮を押し分けて進みます。
熊木沢の出合いまで戻って来ました。
熊木沢の出合いまで戻って来ました。
ここからはランニングシューズに履き替えて林道を歩きます。
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ここからはランニングシューズに履き替えて林道を歩きます。
朝は暗かったので気がつきませんでしたが、ユーシン渓谷にもまだまだ紅葉は残っています。
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朝は暗かったので気がつきませんでしたが、ユーシン渓谷にもまだまだ紅葉は残っています。
鉄砲沢周辺
茅ノ木棚沢周辺の紅葉です。
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茅ノ木棚沢周辺の紅葉です。
茅ノ木棚沢周辺
ユーシンロッジ分岐周辺の紅葉です。
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ユーシンロッジ分岐周辺の紅葉です。
同角沢周辺の紅葉です。
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同角沢周辺の紅葉です。
対岸、第二発電所周辺の紅葉です。
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対岸、第二発電所周辺の紅葉です。
玄倉ダム対岸の紅葉です。残念ながら玄倉ダムは貯水されていないのでユーシンブルーは見られません。
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玄倉ダム対岸の紅葉です。残念ながら玄倉ダムは貯水されていないのでユーシンブルーは見られません。
新青崩隧道の手前で玄倉川を俯瞰しています。
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新青崩隧道の手前で玄倉川を俯瞰しています。
玄倉の駐車場に戻ってきました。バス停にはモミジ狩りのハイカーと思われる長蛇の列ができていますが駐車している車はそれほど多くありません。
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玄倉の駐車場に戻ってきました。バス停にはモミジ狩りのハイカーと思われる長蛇の列ができていますが駐車している車はそれほど多くありません。
スタッドレスに履き替えましたが、来週は行けるかな...
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スタッドレスに履き替えましたが、来週は行けるかな...

感想

タイヤをスタッドレスに取り替えた。
でも週末はまた雨...
土曜日はどこもダメ、北ア方面は日曜日もよくない。
丹沢なら日曜日は回復しそう、もうヒルもヘビもいないだろう。

そこで久しぶりに蛭ヶ岳は南南東稜を登り南稜を下ることにした。
前回このルートを歩いたのは2014年12月、このときは玄倉林道ゲートまで車が入ることができた。そして熊木沢出合まではチャリを持ち込んだ。

熊木沢に行くには玄倉の駐車場からひたすら林道を歩くルートと、寄から雨山峠を越えていくルートがある。
◇玄倉(332m)−玄倉林道ゲート(420m)−熊木沢出合(804m):11km
◇寄(413m)−雨山峠(956m)−熊木沢出合(804m):7.2km
距離的には雨山峠を越えた方が短いが雨山峠の登りで使う足を南南東稜の急登のために温存しておきたい。そこで玄倉林道をランニングシューズで歩くことにした。

昨年の丹沢シーズンは箒杉沢を主体に歩いたので、熊木沢を歩くのは2年ぶり。
大雨の影響か第二堰堤付近の様相が変わっていた。とくに第二堰堤右岸から車道跡に入る所にススキの薮ができていてチョット面食らった。

東沢から南南東稜はそれほど変わった様子はなかったが、山頂直下のイバラの薮は大きく広がっているように思えた。
南稜側の山頂直下のイバラの薮も広範囲に、しかも密生して繁茂していた。
南稜は過去1回登って、下りは今回で3回目、毎回下降点を迷ってしまう。

厄介なイバラも山頂付近の崩壊阻止に役立っているんだろうか。できれば草刈機を持ち込んでイバラを刈り取ってしまいたい...

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コメント

ビーはどこいったん?(^_-)-☆
hottenさん、こんばんは〜

今回歩かれたコースはよく存じ上げませんが、元々の計画ではおっさんも同じ日に水晶平から臼ヶ岳に登る予定でした

でも、おばちゃんとの初コラボだったので呑んだくれコースに変更して鍋割山北尾根を登りました。
ま、スタート時刻が違うのでいずれにしてもお会いできてないでしょうが
2017/11/21 18:47
Re: ビーはどこいったん?(^_-)-☆
ビーはもちろん一気飲み...
棘棘のイバラの薮、シラフでは恐くて突っ込めません

おはようございます、フレさん!
チョットご無沙汰でした。
同じ日にユーシン渓谷を歩いてるとは思いませんでした
鍋割山北尾根いいですネ、オガラ沢ブッコシから鍋割峠に行くともっと楽しめます

やっと丹沢シーズンが来ましたので、どこかでバッタリかな...
お疲れ様でした
2017/11/22 8:53
相変わらずの燻し銀
hottenさん、こんばんは!

うっかりで、またコメを閉め忘れましたね
アルツハイカーの症状、既に改善の余地はありませんね〜

しかし、山業の難易度は高く、燻し銀のように味わい深き山旅は流石です
中々真似は出来ませんが、レコを拝見し、行ったつもりになります

ランニングシューズの利用、何度か企画はするも実行には至っておりません。
トレランシューズ1足で対応する場合もありますが、やはりバリや岩場のグリップが泣き所
嵩張りますが、2足体制が良さそうですね。

イバラは厄介ですよね
生命力が強そうで、何処にでも生えてくる・・・
まるで、hottenさんではないですかっ!
2017/11/21 20:21
Re: 相変わらずの燻し銀
tailwindさん、こんにちは!
コメありがとうございます。

いつもコメ窓閉めっぱなしで、チョットお叱りのメールを頂いたので、これからは極力開けるようにしたいと思います

林道は片道11キロあるので、登山靴だと登山口に着く前に疲れてしまいます。ピストンだとデポしておけばいいのでランニングシューズは楽です

イバラは厄介ですが、tさん、そのケがあるなら半袖・短パンで突っ込むと、「ヒぃ〜」とか「ハぁ〜」とか...癖になりますよ
2017/11/22 12:05
蛭ヶ岳南南東稜
hottenさん、初めまして。
今回歩かれた南南東稜、ヤマレコMAPの軌跡表示で気になっているルートだったので、詳しい山行記録を目にして益々登りたくなりました。
南陵は5月に一度登っていますが、南南東陵はもう少し経験を積んでから挑戦しようと思っています。でも、技量不足なので南陵を降りには使いませんけどね。
有意義な山行記録をありがとうございました。
2017/11/21 22:48
Re: 蛭ヶ岳南南東稜
こんにちは、artpanoramaさん! 初めまして。

レコを拝見しましたが、丹沢の興味深いルートをいろいろと歩かれていますネ。
ほとんど人に会うこともない静かなルート、私も大好きです。

artpanoramaさんは1年を通して丹沢に行かれているようなので、南南東稜は芽吹きの時期が素晴らしいと思いますよ。
是非お楽しみ下さい。
2017/11/22 12:18
初めてコメントします。
hottenさんこんばんは。もしかしたら、熊木沢の第1堰堤付近でお話しをさせてもらった方かなと思い、コメントしています。心あたりがなければ無視してください。
蛭ヶ岳南陵、南南東稜のアドバイスありがとうございました。自分もいつか、蛭ヶ岳南陵に挑戦したいと思います。
今回の山行記録、参考になります。ありがとうございました。
2017/11/22 0:26
Re: 初めてコメントします。
こんにちは、dmoaiさん! 初めまして。

警笛鳴らせの堰堤の所でお話しをした方ですネ。
あのときは地形図を持っていなかったので、旨く説明ができずに申し訳ありませんでした。
普段は地形図を持ち歩いているのですが、歩いたルートは2回目なので、置いてきてしまいました。
このようなルートに行くときは、山と高原地図はほとんど役に立ちませんので、 国土地理院などの地形図を持って挑戦して下さい。

コメントありがとうございました。
2017/11/22 12:34
祝!コメ解禁
hottenさん、こんにちは!おひさしぶり〜

コメ開いてるのに気づかず拍手したままうっかりスルーしちゃいました。
hottenさんの窓、今度は閉め忘れではなく、意図的なんですね〜
こう書くと何か別の意味になりそうですが...

蛭ヶ岳南南東稜、南稜は丹沢バリで歩いてみたいルートのひとつですが、林道歩きが長いのと、アクセスが遠いのでついつい足が向かないんですよね〜
なのでユーシンブルーも見たことがないのです。
今回レコを拝見させていただき、あらためて面白うそうだな〜と思いました。

そそられるところばかり行かれるのでコメしたくてうずうずしてましたが、コメができるようになって嬉しい限り。
「窓」は開けっぱなしにしといてくださいね〜
あっちの窓はそれだとアルツになっちゃいますのでご注意を
2017/11/25 9:57
Re: 祝!コメ解禁
kanosukeさん、おはようございます。

あれ 、kanosukeさんは丹沢にも行かれるの?
あまりレコを見た記憶がないような...

私の丹沢は「沢」からでした。
沢を歩いていた頃、面白そうな尾根など気になる尾根がいくつかあって、そんな尾根を思い出しながら歩いています。
夏はヒルがいるし、冬は濡れたくないので、もう沢に行くこともないでしょうが、この時期限定で、ほとんど人とは会わない寂しいルートを歩くのが好きです。

ルートの好みが同じようなので、そのうちにバッタリと...
よろしくお付き合い下さい
2017/11/27 7:37
のんべのおばちゃんです。
オソコメ失礼します。
ある事情があって・・・お山関係なく毎週長野往復の日々ですので・・・
すごい、楽しそうなルートですね。
この日は一番コメ入れてるおっさんと にひよって、ゆるふわ山行を敢行してしまいました。
来年はこちら側に参上してみたいかと思います・・・(ホントかな?)
でも、これやるとなると で行くしか無く さらば ・・・
ウチから玄倉までストレートに行って4時間ってどうなんでしょう?
先ほど長野から帰宅したのですが3時間半で着きました〜〜〜
だったら、北アに行くよなぁ!!って話ですが。
2017/11/27 14:58
Re: のんべのおばちゃんです。
こんばんは、テク姐さん!

あらら、長野往復ですか...
私もこの週末は長野往復でした
山ではありませんが、月に二回ほど長野を往復しています。
土曜日の早朝は中央道で雪が舞っていました
土曜日は悪天でしたが、日曜早朝は鹿島槍がきれいでした。
土日は中央も関越も慢性的な渋滞地獄なので車を自動運転に変えました
さすがに3時間半は無理ですが、とにかく楽です。
本当に寝てしまいそうでチョット恐いですが...

テク姐さんは埼玉でしたよネ
私は都内の外れから玄倉まで2時間、埼玉なら圏央道−東名で近いのでは...
だと は難しいですが、やはり は外せません
帰路の時間と相談しながら、ときにはNON で...

私はヒルとかヘビとか苦手なので、丹沢はこの時期限定です。
北アもいいですが丹沢もなかなかですよ
2017/11/27 18:58
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