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Yamareco

記録ID: 132609
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

蝶ヶ岳《初めての北アルプス・稜線歩き》

2011年09月07日(水) 〜 2011年09月09日(金)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
27.8km
登り
1,685m
下り
1,675m

コースタイム

【1日目】上高地散策後、河童橋11:35ー12:35明神館13:00ー14:00徳沢14:20ー15:20横尾山荘

【2日目】横尾山荘6:20ー7:00槍見台7:10ー10:00蝶ヶ岳稜線に乗るー10:30蝶槍ー11:30 2462鞍部12:20ー13:00 2592ピーク(引き返す)ー15:30蝶ヶ岳ヒュッテ

【3日目】蝶ヶ岳ヒュッテ7:10ー妖精の池8:00ー8:45長塀山9:00ー11:20徳沢11:50ー14:00上高地バスターミナル
天候 9/7 晴れ
9/8 晴れ(山頂は強風)
9/9 雨(山頂は強風)時々曇り
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【往路】(松本に前泊)松本駅6:32発〜新島々駅7:02着(松本電鉄) 
     新島々駅7:15発〜上高地バスターミナル8:30着(アルピコ交通)
     平日でしたが、補助席を使うくらいに満員でした。
     
     ☆松本駅発4:45新島々行きは特定日運行です。要注意!(って間違えるの私だけか…)

     ☆松本⇔上高地の往復乗車券(電車・バス) ¥4400(6日間有効)がお得。松本駅で購入。

【復路】上高地バスターミナル16:00発〜新島々17:05着
    新島々駅17:24発〜松本駅17:53着
    
    
     
        
コース状況/
危険箇所等
【危険箇所】特にないと思いますが、蝶ヶ岳稜線は本当に風が強いので天候によっては要注意。
      
      横尾〜稜線までが急坂なのでペース配分に気をつけないと辛いです…。
      長塀山〜徳沢の下りも同じく。

【登山ポスト】上高地バスターミナル

【下山後のお風呂】小梨平キャンプ場の外来入浴 ¥500 14:00〜19:00
キャンプ受付の横にあります。とてもきれいです!(実はあまり期待していなかった…)シャンプー、ボディーソープあり。
これで¥500は安い!

【山小屋】2度目の山小屋利用の山行だったので、今回は素泊まり自炊に挑戦(?)してみました(2泊目は夕食付きにしてもらいました…)ので、小屋の感想など…。※個人的な感想です。

横尾山荘…びっくりするくらいに設備が整っていました。まさかここでお風呂に入れるとは…(受付時にタオルがもらえます)2段ベッドの1段を一人で使えるのも嬉しかったです。畳敷きの広間があるので寝転がってストレッチなどできるのも嬉しい。ホテルみたいな印象でした。
自炊スペースが無いので、外での炊事となりました。
水→小屋の洗面所が飲料水なので利用させてもらいました。お湯は有料。

蝶ヶ岳ヒュッテ…前日に泊まった横尾山荘に比べると山小屋っぽい感じが私は好きでした(個人的な感想ですよ…)
2段の寝床に布団を並べる方式(って言うのか?)この日は一人一枚布団がもらえました。広い男女別の更衣室があって助かります。
自炊スペースは入口の土間。人の出入りがあってせわしないけれど、色んな人と話ができるので逆に面白かったです。水→1ℓで¥150

以下、自分のための覚え書き
【持って行けば良かったもの】
小銭…足りなかった。チップ制トイレ、水の購入など。
粉末のスポーツ飲料…やっぱり飲みたい。
カイロ…やっぱり寒い。
下山してからの着替え…Tシャツ1枚でもあればなあ。帰りの風呂に入った後に着るものが…。一番大丈夫そうなの(匂いが!)を着たけれど。
【持っていってよかったもの】
シリコンのスプーン…食事時に活躍。鍋の底のおかゆをさらう、スープの最後をすくう、パウチの食材をかきだすetc…。
ドライフルーツ(パイン)…思いつきで、紅茶に入れて戻してみた。ちょっとフレッシュになっておいしかった。でも一人で山の中でそんなことをやっている自分が少しおかしかった…。


予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
横尾山荘
【2日目】朝の横尾山荘 ここからあちこちの山頂を目指す人達で早朝から慌ただしい。皆のワクワク感と緊張感が伝わってくる山小屋の朝。気が引き締まります。
2011年09月07日 16:29撮影 by  CX4 , RICOH
9/7 16:29
【2日目】朝の横尾山荘 ここからあちこちの山頂を目指す人達で早朝から慌ただしい。皆のワクワク感と緊張感が伝わってくる山小屋の朝。気が引き締まります。
今日も良い一日になりますように!
2011年09月08日 06:23撮影 by  CX4 , RICOH
9/8 6:23
今日も良い一日になりますように!
涸沢方面に行く人が大多数のようで、こちらは静か。蝶ヶ岳への登り口。
2011年09月08日 06:27撮影 by  CX4 , RICOH
9/8 6:27
涸沢方面に行く人が大多数のようで、こちらは静か。蝶ヶ岳への登り口。
こんな樹林帯の中を登って行く。
2011年09月10日 22:09撮影 by  CX4 , RICOH
9/10 22:09
こんな樹林帯の中を登って行く。
途中の「槍見台」から槍方面。ちょこんと頭を出してます。
2011年09月08日 07:03撮影 by  CX4 , RICOH
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9/8 7:03
途中の「槍見台」から槍方面。ちょこんと頭を出してます。
ズーム!
2011年09月08日 07:10撮影 by  CX4 , RICOH
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9/8 7:10
ズーム!
カメバヒキオコシ?ヤマハッカ?の花の落ちたあと、だと思います。鳥の雛が口をあけてるみたいで面白い。
2011年09月10日 22:09撮影 by  CX4 , RICOH
1
9/10 22:09
カメバヒキオコシ?ヤマハッカ?の花の落ちたあと、だと思います。鳥の雛が口をあけてるみたいで面白い。
小さな梯子なんかもあって…
2011年09月10日 22:09撮影 by  CX4 , RICOH
9/10 22:09
小さな梯子なんかもあって…
ひたすら登る、登る、登る…。
いつも課題にしている読図、こんなジグザグ急登りだとヒントがなくて難しいです。この辺でもう読図は放棄してしまいました。(反省)
2011年09月08日 07:48撮影 by  CX4 , RICOH
9/8 7:48
ひたすら登る、登る、登る…。
いつも課題にしている読図、こんなジグザグ急登りだとヒントがなくて難しいです。この辺でもう読図は放棄してしまいました。(反省)
しんどい時は足元の植物に励まされます。
ゴゼンタチバナの実とコケ。この取り合わせ、やっぱりいいなあ。
2011年09月10日 22:09撮影 by  CX4 , RICOH
9/10 22:09
しんどい時は足元の植物に励まされます。
ゴゼンタチバナの実とコケ。この取り合わせ、やっぱりいいなあ。
コケの稜線?
2011年09月08日 09:19撮影 by  CX4 , RICOH
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9/8 9:19
コケの稜線?
コケの地図?
(あまりに辛い急登なのでこんなことをして気を紛らわせています…)
2011年09月08日 09:30撮影 by  CX4 , RICOH
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9/8 9:30
コケの地図?
(あまりに辛い急登なのでこんなことをして気を紛らわせています…)
ここまで約3時間、ひたすらの登りでした。向こうが明るくなってきた、と思ったら…
2011年09月10日 22:09撮影 by  CX4 , RICOH
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9/10 22:09
ここまで約3時間、ひたすらの登りでした。向こうが明るくなってきた、と思ったら…
突然視界がひらける!森林限界越えです〜。あたりは一面ハイマツの海。すごい風。
2011年09月08日 09:55撮影 by  CX4 , RICOH
9/8 9:55
突然視界がひらける!森林限界越えです〜。あたりは一面ハイマツの海。すごい風。
「山頂までもうちょっと」感を楽しみたくてゆっくりゆっくり登って行きます。
2011年09月08日 09:56撮影 by  CX4 , RICOH
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9/8 9:56
「山頂までもうちょっと」感を楽しみたくてゆっくりゆっくり登って行きます。
ここまでは「早く稜線に着かないかなあ」なんて思っていたのに、ゲンキンなものです…。
2011年09月10日 22:09撮影 by  CX4 , RICOH
9/10 22:09
ここまでは「早く稜線に着かないかなあ」なんて思っていたのに、ゲンキンなものです…。
振り返ると穂高連峰が。
うわ〜大きい!
思わず声に出てしまう。何度も何度も振り返りながら登る。
2011年09月10日 22:09撮影 by  CX4 , RICOH
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振り返ると穂高連峰が。
うわ〜大きい!
思わず声に出てしまう。何度も何度も振り返りながら登る。
到着!
2011年09月08日 10:03撮影 by  CX4 , RICOH
9/8 10:03
到着!
槍のカタチ?のケルンのむこうに槍。
2011年09月10日 22:09撮影 by  CX4 , RICOH
9/10 22:09
槍のカタチ?のケルンのむこうに槍。
ふわあ〜。。。
山の大きさに圧倒されてしまう。
風の音しかしない中、しばらく眺めていました。
(口が渇くなーと思ったら…口開けて見ていたみたい…)
2011年09月10日 22:09撮影 by  CX4 , RICOH
4
9/10 22:09
ふわあ〜。。。
山の大きさに圧倒されてしまう。
風の音しかしない中、しばらく眺めていました。
(口が渇くなーと思ったら…口開けて見ていたみたい…)
【岩の間の植物たち】
ウラシマツツジ
2011年09月10日 22:09撮影 by  CX4 , RICOH
9/10 22:09
【岩の間の植物たち】
ウラシマツツジ
クロマメノキ
2011年09月10日 22:10撮影 by  CX4 , RICOH
9/10 22:10
クロマメノキ
オヤマソバ?
2011年09月10日 22:10撮影 by  CX4 , RICOH
9/10 22:10
オヤマソバ?
ハイマツ
のし袋の水引みたいだな。律儀に5本引き揃っていて。
2011年09月10日 22:10撮影 by  CX4 , RICOH
9/10 22:10
ハイマツ
のし袋の水引みたいだな。律儀に5本引き揃っていて。
ハイマツ
行き倒れているようにもみえて、もう限界なんでしょうねえ…
2011年09月08日 10:20撮影 by  CX4 , RICOH
9/8 10:20
ハイマツ
行き倒れているようにもみえて、もう限界なんでしょうねえ…
ハイマツの実
きらきらすると思ったら水滴が。きれいです。
2011年09月10日 22:10撮影 by  CX4 , RICOH
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ハイマツの実
きらきらすると思ったら水滴が。きれいです。
ナナカマド
2011年09月08日 10:29撮影 by  CX4 , RICOH
9/8 10:29
ナナカマド
ミヤマハンノキ?
2011年09月10日 22:10撮影 by  CX4 , RICOH
9/10 22:10
ミヤマハンノキ?
山って、ずーっと繋がっているんだな。
そこを繋いで歩いていける嬉しさがしみじみと。
2011年09月10日 22:10撮影 by  CX4 , RICOH
9/10 22:10
山って、ずーっと繋がっているんだな。
そこを繋いで歩いていける嬉しさがしみじみと。
蝶槍から見る常念。どっしりと。ゾウの背中のようです。
山のかたちって本当に様々なのだなあ〜と思いながらしばらく眺めていました。
2011年09月08日 10:49撮影 by  CX4 , RICOH
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9/8 10:49
蝶槍から見る常念。どっしりと。ゾウの背中のようです。
山のかたちって本当に様々なのだなあ〜と思いながらしばらく眺めていました。
時間があるので、少しだけ常念方面に行ってみることに。
ダケカンバも強風でこのとおり。
2011年09月08日 11:22撮影 by  CX4 , RICOH
9/8 11:22
時間があるので、少しだけ常念方面に行ってみることに。
ダケカンバも強風でこのとおり。
秋が始まっていました。
葉も実も空の色も、軽くなってきているような気がします。
2011年09月08日 11:25撮影 by  CX4 , RICOH
9/8 11:25
秋が始まっていました。
葉も実も空の色も、軽くなってきているような気がします。
サンカヨウの実
山の中で青い色、きれいです。
2011年09月10日 22:10撮影 by  CX4 , RICOH
9/10 22:10
サンカヨウの実
山の中で青い色、きれいです。
2462の鞍部。さっきまでとはうってかわって花畑。蝶々がたくさん飛んでいました。蝶も人間も休憩中。
2011年09月10日 22:10撮影 by  CX4 , RICOH
9/10 22:10
2462の鞍部。さっきまでとはうってかわって花畑。蝶々がたくさん飛んでいました。蝶も人間も休憩中。
アサギマダラ
羽の白いところが透けてみえて、きれい!
そして胴体は水玉模様。素敵です。
2011年09月08日 11:43撮影 by  CX4 , RICOH
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9/8 11:43
アサギマダラ
羽の白いところが透けてみえて、きれい!
そして胴体は水玉模様。素敵です。
クジャクチョウ
羽を閉じていると黒っぽくて地味なのですが、開くとこのとおり。
裏地に凝る日本の美に通じるような…。
2011年09月08日 12:04撮影 by  CX4 , RICOH
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9/8 12:04
クジャクチョウ
羽を閉じていると黒っぽくて地味なのですが、開くとこのとおり。
裏地に凝る日本の美に通じるような…。
ベニヒカゲ?
茶色い模様が絵本に出てくるタヌキの目みたいで笑ってしまった。
ザックや腕にくっついてきました。
2011年09月08日 12:05撮影 by  CX4 , RICOH
9/8 12:05
ベニヒカゲ?
茶色い模様が絵本に出てくるタヌキの目みたいで笑ってしまった。
ザックや腕にくっついてきました。
2592ピーク。同じ山頂でもこんなにも違う。いつもの低山に近しい感じでちょっとほっとします。
2011年09月08日 12:53撮影 by  CX4 , RICOH
9/8 12:53
2592ピーク。同じ山頂でもこんなにも違う。いつもの低山に近しい感じでちょっとほっとします。
オヤマリンドウ?
2011年09月10日 22:10撮影 by  CX4 , RICOH
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9/10 22:10
オヤマリンドウ?
ヤマハハコ
2011年09月10日 22:10撮影 by  CX4 , RICOH
9/10 22:10
ヤマハハコ
もう一度、蝶槍に戻ります。
また空に向かって登って行く感覚が嬉しくて、登り返しも苦にならないくらい。
2011年09月10日 22:10撮影 by  CX4 , RICOH
9/10 22:10
もう一度、蝶槍に戻ります。
また空に向かって登って行く感覚が嬉しくて、登り返しも苦にならないくらい。
槍方面。
色んな表情を発見して、何度見ても飽きない。ひとつとして同じ山ってないのですね。
2011年09月08日 14:43撮影 by  CX4 , RICOH
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9/8 14:43
槍方面。
色んな表情を発見して、何度見ても飽きない。ひとつとして同じ山ってないのですね。
山肌、ズーム。
抽象画のよう。
2011年09月08日 13:55撮影 by  CX4 , RICOH
9/8 13:55
山肌、ズーム。
抽象画のよう。
二重稜線。スケールの大きさに圧巻。二つのなだらかな稜線にはさまれた窪地に、緑がふんわりとかぶさっている。きっとそこには色々な生き物や植物がいるのでしょうね。
2011年09月08日 14:50撮影 by  CX4 , RICOH
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9/8 14:50
二重稜線。スケールの大きさに圧巻。二つのなだらかな稜線にはさまれた窪地に、緑がふんわりとかぶさっている。きっとそこには色々な生き物や植物がいるのでしょうね。
風が強いのに、蝶々がひらりひらりと飛んでいました。
時折マツの実をくわえたホシガラス(?)も。
2011年09月10日 22:10撮影 by  CX4 , RICOH
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9/10 22:10
風が強いのに、蝶々がひらりひらりと飛んでいました。
時折マツの実をくわえたホシガラス(?)も。
時間があったらずーっとここを歩いていたい…。一歩一歩が本当に嬉しい。
2011年09月08日 15:07撮影 by  CX4 , RICOH
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9/8 15:07
時間があったらずーっとここを歩いていたい…。一歩一歩が本当に嬉しい。
本日のお宿、蝶ヶ岳ヒュッテ。
2011年09月10日 22:10撮影 by  CX4 , RICOH
1
9/10 22:10
本日のお宿、蝶ヶ岳ヒュッテ。
蝶ヶ岳山頂。夕暮れとともに月も高くなってきています。
2011年09月10日 22:10撮影 by  CX4 , RICOH
9/10 22:10
蝶ヶ岳山頂。夕暮れとともに月も高くなってきています。
イワツメクサ
名前のとおり、岩を囲むように咲いています。
2011年09月10日 22:10撮影 by  CX4 , RICOH
9/10 22:10
イワツメクサ
名前のとおり、岩を囲むように咲いています。
向かいの穂高連峰が大きな影を落としている。こんなにもスケールの大きな「影」初めてみるかも。
2011年09月08日 16:39撮影 by  CX4 , RICOH
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9/8 16:39
向かいの穂高連峰が大きな影を落としている。こんなにもスケールの大きな「影」初めてみるかも。
常念も暮れていく…。
2011年09月10日 22:11撮影 by  CX4 , RICOH
9/10 22:11
常念も暮れていく…。
日が落ちるのをずっと眺めていました。気がつくと皆小屋から出てきて思い思いに夕景を眺めていました。
2011年09月08日 17:35撮影 by  CX4 , RICOH
9/8 17:35
日が落ちるのをずっと眺めていました。気がつくと皆小屋から出てきて思い思いに夕景を眺めていました。
夜、小屋の外に出てみる。北斗七星が大きく見えた。明日は晴れるかな、と思っていたのに…
2011年09月10日 22:11撮影 by  CX4 , RICOH
9/10 22:11
夜、小屋の外に出てみる。北斗七星が大きく見えた。明日は晴れるかな、と思っていたのに…
【3日目】朝。横殴りの雨風でした。5時前から皆さん外の様子が気になって出たり入ったりそわそわ…。7時になっても止みそうになく、仕方なく出発。
2011年09月09日 05:42撮影 by  CX4 , RICOH
9/9 5:42
【3日目】朝。横殴りの雨風でした。5時前から皆さん外の様子が気になって出たり入ったりそわそわ…。7時になっても止みそうになく、仕方なく出発。
蝶ヶ岳山頂もこの通り。
2011年09月09日 07:20撮影 by  CX4 , RICOH
9/9 7:20
蝶ヶ岳山頂もこの通り。
雨の道もまた楽しい。
花の時期も終わっていますが、色々と面白いものが待ち構えていました。
2011年09月10日 22:11撮影 by  CX4 , RICOH
9/10 22:11
雨の道もまた楽しい。
花の時期も終わっていますが、色々と面白いものが待ち構えていました。
足元には宝物がたくさん。
2011年09月09日 07:28撮影 by  CX4 , RICOH
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9/9 7:28
足元には宝物がたくさん。
ん〜なんだろ?(ツガザクラ?)
2011年09月10日 22:11撮影 by  CX4 , RICOH
9/10 22:11
ん〜なんだろ?(ツガザクラ?)
ヨツバシオガマの実
2011年09月10日 22:11撮影 by  CX4 , RICOH
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9/10 22:11
ヨツバシオガマの実
雨に濡れるとこんなにも色が引き立ちます。赤・緑・紫…自然の作る色使いって真似できないなあ。
2011年09月10日 22:11撮影 by  CX4 , RICOH
9/10 22:11
雨に濡れるとこんなにも色が引き立ちます。赤・緑・紫…自然の作る色使いって真似できないなあ。
チングルマの果穂
2011年09月10日 22:11撮影 by  CX4 , RICOH
9/10 22:11
チングルマの果穂
妖精の池
近寄ってみると…、
2011年09月09日 07:54撮影 by  CX4 , RICOH
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9/9 7:54
妖精の池
近寄ってみると…、
オタマジャクシくらいの大きさのサンショウウオがたくさん!
(先を歩いていた方が教えてくださる)正面顔がやけに愛嬌があります。虫を捕獲中のよう。
2011年09月11日 00:54撮影 by  CX4 , RICOH
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オタマジャクシくらいの大きさのサンショウウオがたくさん!
(先を歩いていた方が教えてくださる)正面顔がやけに愛嬌があります。虫を捕獲中のよう。
コケ観察などしながら、樹林帯の中を降りて行くと…
2011年09月10日 22:12撮影 by  CX4 , RICOH
9/10 22:12
コケ観察などしながら、樹林帯の中を降りて行くと…
時々こんな風に湿原のような池のような場所が現れます。雨のせいか不思議と時間が止まったみたいな光景。
2011年09月09日 08:35撮影 by  CX4 , RICOH
9/9 8:35
時々こんな風に湿原のような池のような場所が現れます。雨のせいか不思議と時間が止まったみたいな光景。
強風で草が渦巻いていて、面白い模様を作りだしていました。
2011年09月09日 08:37撮影 by  CX4 , RICOH
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9/9 8:37
強風で草が渦巻いていて、面白い模様を作りだしていました。
ミヤマセンキュウ(?)の花がたくさん咲いていた池。春夏はお花がきれいなのでしょうね。
2011年09月09日 08:42撮影 by  CX4 , RICOH
9/9 8:42
ミヤマセンキュウ(?)の花がたくさん咲いていた池。春夏はお花がきれいなのでしょうね。
長塀山から下がったあたりからまた急降下が始まりました。
ひたすらの下りの時は、時々顔を上げて樹の名前などを唱えてみる…というのが最近覚えたコツ…。徳沢園(のアイス)を目指して!
2011年09月10日 22:12撮影 by  CX4 , RICOH
9/10 22:12
長塀山から下がったあたりからまた急降下が始まりました。
ひたすらの下りの時は、時々顔を上げて樹の名前などを唱えてみる…というのが最近覚えたコツ…。徳沢園(のアイス)を目指して!
徳沢園で休憩したら、もう梓川沿いを歩くだけ。
もうすぐ終わりかあ…。なんども振り返って見る。
2011年09月10日 22:12撮影 by  CX4 , RICOH
9/10 22:12
徳沢園で休憩したら、もう梓川沿いを歩くだけ。
もうすぐ終わりかあ…。なんども振り返って見る。
小梨平。山を降りると1cmくらい自分が大きくなったような気がします…。同じ風景も行きに見たのとでは違って見えました。
2011年09月09日 15:07撮影 by  CX4 , RICOH
9/9 15:07
小梨平。山を降りると1cmくらい自分が大きくなったような気がします…。同じ風景も行きに見たのとでは違って見えました。
松本駅構内から見えた蝶ヶ岳方面。登る前はただの山の連なりだったのに、登った後に見ると特別な山並みに思えるのが不思議でした。(駅構内の照明が写り込んでいます…)
また来ます!
2011年09月09日 18:00撮影 by  CX4 , RICOH
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9/9 18:00
松本駅構内から見えた蝶ヶ岳方面。登る前はただの山の連なりだったのに、登った後に見ると特別な山並みに思えるのが不思議でした。(駅構内の照明が写り込んでいます…)
また来ます!
撮影機器:

感想

稜線歩きってどんなだろう?
と思って北アルプスを色々調べていたら、「蝶ヶ岳」の山名wikiに「二重稜線」とあるのを発見。
「稜線」が「二重」になっているところを見たくて、行ってきました。
初めての北アルプスです。

横尾から登りはじめて3時間半…もういやだ!と思ったころ、急にあたりの樹の背が低くなってきた?と思ったら突然視界がひらけます。

空が広い!

…振り返ると

槍が近い!

稜線まであとちょっとの登りが嬉しくてわざとゆっくりゆっくりと登っていきました。
いつのまにか、山と空の境目に立ってました。
稜線ってこういうことなんだ、としばらく風の中に立ってみる。
どっちをみても山、山、山。
ずっと見ていると、「山」ってどれひとつ同じものはないんだなあ〜、という当たり前のことに気がつく。山肌がそれぞれ違っていて、山のカタチも違っていて、でも稜線がそれを繋いでいて。そこを歩いて行くんだ〜。
こんな風の強い中を蝶々がひらん、ひらんと飛んでいました。
なんだか自分も小さな虫になったような気分で大きな山の輪郭をトコトコと歩いているような感覚でした。

すれ違う人皆、普通に「どちらから?」「今日どこまで行くの?」って声をかけていて、なんだかここを歩いている連帯感みたいなものがあります。皆嬉しそうな顔してる気がしました。

伸びやかで、なだらかなな山の輪郭線をたどって蝶ヶ岳に向かうと、二重稜線が。
二つの稜線の間に大きな窪地、緑がふんわりと覆っています。
(窪地に降りたらどんな世界なんだろうな)
山肌に緑の帯が点々とアップリケしたみたいに張り付いていて、縫うように道がついている。そこを点のような人が歩いているのが見える。
少し歩いては、立ち止まって、風景(と小さい自分)を確かめて、ゆっくり歩きました。

夕方、穂高連峰に夕日が落ちていくのを1時間ほど飽きずに眺めて、夕食が終わったらまた外に出て眺めて…。
いつまでも山に居たかったなあ。
真っ暗な向こうの山並みに、ぽつん、ぽつんと山小屋の灯りが見えて(北穂高小屋・穂高岳山荘?)、あっちにいる人は今日どんな景色が見えたのかなあ?と思ったりしました。

翌朝、雨風ガスで視界ゼロ。残念〜!
朝食前から、皆さん分かっちゃいるけど外の様子が気になるようで、出たり入ったり。そわそわした空気。「ダメですかね?」「ん〜ダメだねえ」…ダメならダメで妙な連帯感。自分も含めて「いい大人」がお祭りみたいで面白いです…。
モルゲンロードはまた今度見にきます!

蝶ヶ岳から徳沢の下りは稜線上とはうってかわって緑の豊かな森でした。雨のなか、たくさんの植物の色やカタチを楽しみながら降りて行きます。最後の急降下も、「徳沢でソフトクリーム!」を励みに乗り切ります。
帰りの梓川沿いは、あちらこちらから降りてきた人、これから登る人で賑やか。これから登る人はワクワク感の中にすこし緊張まじりの顔、降りてきた人は「登ってきた
よ!」ていう少し誇らしげな顔をしているような気がする。
バスターミナルでバスを待っている人たちを眺めながら、お祭りが終わったような、嬉しいような、寂しいような気分でした。

普段は静かな山の方が好きなのですが、こんな風に登山者で賑わっている山も面白いかも?と思いました。
安易な気持ちで来るような山域ではないことを忘れずに、

…また来ます!



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コメント

ゲスト
羨ましいvv
こんにちは。初めてコメントします。
お一人であちこち行かれてるんですね〜
私も一人で(といっても近場の低山ですが)歩いているので勝手に親近感を覚えてコメントしてしまいました。
アルプスはまだまだ憧れで…
でも初心者のくせに、やっぱり山小屋泊まりで歩いてみたくて、一人で行っちゃう!? どうする!? と悩んでいるところです(笑
…実は先週八ヶ岳に行くつもりで計画してたんですが、台風でキャンセルしちゃったんですよね…

でもそのうち行きます! ちょっと勇気が出ました
2011/9/11 19:35
はじめまして!
816さん、こんばんは。
蝶ヶ岳は、クサリなどもないので、お天気さえよければ比較的歩きやすいかと思います。
と言っても、山に「絶対安全」なんて無いのですけど。

山小屋泊、良いですよ〜!…なんて自分もまだまだ初心者ですが
初めての小屋泊は一人でやっぱりどきどきでしたが、山で過ごす夜は格別ですよ〜。
きっと、もっと山が好きになるかも。
でも、これからの季節、近場の低山も良いですよね〜。
今回 標高の高い山に登ってみて、高い山も低い山もそれぞれに楽しさがあるなあ、と再確認できました。
八ヶ岳、近々行かれるのかしら?楽しんできてくださいね
2011/9/11 22:34
すてきな写真ですね^^w
こんにちは。
私も一人で色々なものを見つけながらのんびり歩くのが好きです。
二重稜線、初めて知りました。
いつか行って、自分の目でみてみたいです。
すてきな写真がいっぱいですね。
山歩きを楽しまれている様子が伝わってきます。
自然って、本当に美しい! 
たくさんの発見があって楽しいですね。
2011/9/12 17:02
こんばんは!
kisaragiさん、コメントありがとうございます。

いつも思うのですが、写真で見るのと、実際にその場所に立って見るのと全然感じ方が違うのですよね。
特に山の光景って、そんな気がします。
二重稜線の上を歩いているあいだ、なんだか自分の「小ささ」を実感してしまう感じがずーっとしていました。
でも写真ってそういうことが案外うまく伝わらないなあ〜と思っているのですよ
是非、行ってみてくださいね!
どんなに写真を見ていても、体験には代えられない…ような気がします。

そして自分でいろんなものを発見するっていうのも、その場所に行ってみないとできないことですよね。
特に考えもせずに行ってしまいましたが、今回は、お花の時期も、紅葉の時期もはずしてしまったようで…

でも巷でよく言う「ベストシーズン」をはずしていても、たくさん発見があるのが山の愉しみかなと思います [
(と思うのは私だけかな
2011/9/13 19:09
お帰りなさい^^
こんばんは

お疲れ様でした。
楽しい山行の様子が伝わってきます^^

うんうん、覚えてる・・・と懐かしく思いながら
素敵な写真を拝見しました。

私はテント泊が中心なので自炊はかかせません。
重さを考えながらメニューを決めますが、
これがなかなか・・・・

また、ご飯は美味しく炊けたことがありません(泣)
ikuzouさんはどうでしたか?

またいつか常念岳にも行ってみようと思っています^^
2011/9/13 22:35
calliopeさま、ありがとうございました
いただいたアドバイスを参考に、楽しい山行ができました。
「蝶ヶ岳」「二重稜線」を知ったのもヤマレコのおかげだったりします。
ヤマレコやっててよかったなあ〜。

いつかテント泊にチャレンジするために、自分でできることをどんどん増やしたくて、自炊にしてみたのですが…。夕暮れに外で作って食べる食事っていいですね。
今回は簡単に、アルファ米とパン(サンドイッチにした)と焼きビーフン…。お米は炊きませんでした。炊飯は今度やってみたいと思います。高所の炊飯、難しそうですが
準備段階で「山ごはん」のメニューを決めるのも楽しかったです

山の食事って、工夫とアイディア勝負!?なのかも…とちょっと思いました
…山で食べるご飯って何でも美味しく感じるんですけどね

あの山の連なりを見てしまうと、常念、行きたくなってしまいますよね。
私も…いつか行きたいです!
2011/9/14 18:47
ikuzouさん、はじめまして!
レコ楽しく拝見させていただきました〜!
お一人での山行、お疲れ様でした〜。
素敵なお写真がたくさんconfident

ロケーションが最高の蝶ヶ岳ヒュッテ、お気に入りの場所です!
がばっと起きてすぐ外に出ると御来光がみられたりして、無精な自分にはぴったりで、、coldsweats01
蝶ヶ岳から見る槍ヶ岳、本当にキレイですよね。

北アルプスって不思議。
槍ヶ岳、今度はこっちの角度から、次は逆側から見たいなぁ、、
なんて、何度も行きたくなってしまいます〜happy01
2011/9/15 0:19
slowlifeさん、ありがとうございます〜
稜線を歩いている間中、ずーっと見えていた槍穂、slowlifeさんはあそこを歩かれたのですね

私もいつか!あちら側からの景色を見てみたいです
できるかな?
がんばろう!

山に登りはじめると、「山頂から見えたあの山に今度は登ろう!」ってどんどん行きたいところが増えていってしまいますね〜。
北アルプスはそういう意味では本当にはまってしまいそうです
2011/9/15 20:56
サンショウウオ
こんばんは!
金峰山・瑞牆山へのコメントありがとうございました〜。

サンショウウオを一緒に見学したのはピンクカッパの人ではありませんでしたか?
そうであれば、たぶん私です

山頂直下の池跡のところで丁寧に草花を見ておられたので、きっとこういうのにも関心があるんじゃないかな?とおせっかいにも声を掛けてみました。
思ったとおり喜んでくださってうれしかったです。

私も早くこの時の山行をレポしたいのですが、なかなか・・・。
書きあがったら、また見に来てくださるとうれしいです。
11月になったらきっと
2011/10/28 19:01
サンショウウオ〜!
本当だっ。poniさんでした〜。
その節はありがとうございました!
教えていただかなければオタマジャクシの群れ?だと思ってたかも
声かけていただいて嬉しかったです!

毎回poniさんの記録はキチンと書かれていてすごいですね(どうりで下山後のバス電車のダイヤに詳しいと思いました!)。見習わなくては…。

レポ楽しみにしてます
2011/10/29 9:17
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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地〜横尾〜徳沢
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
長壁尾根から蝶、大滝山、中村新道で徳本峠
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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