赤岳(美濃戸〜地蔵尾根〜赤岳〜中岳〜阿弥陀岳周回)


- GPS
- --:--
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,458m
- 下り
- 1,450m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝4:30頃で90%程度の駐車量 手前のやまのこ村は30%ほど 自宅1:30発-2:30八王子IC-八ヶ岳PA(トイレ休憩)-小淵沢IC-0430赤岳駐車場 ※給油、コンビニ(食料調達)あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは赤岳山荘駐車場付近には見つかりませんでした。 |
写真
感想
今回計画にあたり、車を美濃戸口に駐車するか奥まで行くか迷ったが、事前のヤマレコ始めWeb情報から美濃戸まで車を走らせる事を決定。
結果、確かに悪路と言えば悪路。なんとか無事に到着。でも雨が続いた後は厳しいかも。
ある意味山行を計画するレベルで駐車場所の選定に気を使ってしまった...
でもこれ自分にとってはかなり重要。
で赤岳山荘駐車場に駐車。手前のやまのこ村の駐車場はまだ30%程?の駐車率。
4:30に到着し30分程仮眠。準備をしてさぁ出発!
【美濃戸〜行者小屋】
美濃戸山荘前の南沢と北沢の分岐を南沢方面へ。
しばらくは樹林帯を沢の音を聞きながら進みます。
最初の丸木橋手前でズルッとお手つき。後ろから人も来ていたので丸木橋を渡るのが緊張する。
丸木が濡れていていかにもズルッと行きそうで怖いです。落ちたら確実に腰下はずぶ濡れ確実なのでかなり緊張しました。
この日は天気予報も良く、とっても山行日和。入山される方も多いです。
1ケ月以上ぶり及び寝不足の為だと思いますが体が重い...
中々調子が出てこなかったです。
ヘリポートの手前あたりで正面に横岳?が見えてきてモチベーションが上がってきました。
で途中小休止を2回程取りつつコースタイム通りの約2時間で行者小屋に到着。
【行者小屋〜地蔵尾根で地蔵の頭】
行者小屋にて大休止。少し普段の調子になってきた感じ。トイレ(100円)を借りました。
次に向かう地蔵尾根方面を見ると険しさを感じます。行くべき道を確認し気を引き締めてリスタート。
樹林の急な登りの中を進みますが、しばらく行くといつしか樹林帯を抜け階段?梯子?が。鎖も登場。息も上がってきました。両手も使いえっちらおっちら少しづつ前進&高度を上げます。
後ろを?下?を振り返ると先程までの行者小屋が小さくなり、右向こうには中岳、阿弥陀岳が見えています。天気も良いので凄く綺麗!
そしていよいよ赤岳展望荘を手前に本日の目指す核心部の赤岳が間近に見えてきて地蔵の頭に到着。ここにはその名の通りお地蔵さんがいらっしゃいます。
ここまでの無事を感謝し、この後の安全山行をお願いし360度見回せる目の前に広がる景色に感動!
横岳への迫力ある険しい稜線。赤岳の左横に見える雲海に浮かぶ富士山。素晴らしい!う〜ん満足。向こうに行くと、赤岳山頂からだと、どんな景色が見られるのだろう。モチベショーン&テンションが上がりアドレナリン大噴出しまくり!?
【地蔵の頭〜赤岳山頂】
まずはヤマレコ皆さんの画像で見た展望荘に向かう。
先程から赤岳の左向こうに見える富士山に何度も見とれてしまい過ぎつつ、気をつけながら歩いてゆきました。
展望荘横&裏を抜けいよいよ山頂手前の急登に。息も切れつつ気をつけながら登って行きます。結構きつい。でもこれがとても心地良く登っているゾーという気持ちになります。
少しづつ一歩一歩上に前に頑張ってゆっくり進みました。程なくそて頂上に居る既に到着済みの他の登山者の方の姿が見えてきました。
と思ったら到着。すぐ目に入ったのは赤岳頂上小屋がドーンと目の前に。すぐに右前方に目をやると、今回の目標、目指す赤岳頂上が。
はやる気持ちを押さえ!?展望小屋を画像に収め目の前にある頂上本陣?へ。
【赤岳山頂〜中岳】
すぐ目の前なので頂上にはすぐに到着。人が沢山居ます。記念撮影の方々が沢山。
皆さん思い思いに山頂を堪能されています。
時折ガスが上がってきますが展望は良好です。
自分も様々な思いを胸に頂上を堪能しました。やっぱり良いですね。なんと言ったら良いのか言葉にならない思いで一杯になりながら大満足。
そしてずっとこのままここに居たいなぁという思いに後ろ髪を引かれつつ下山開始。地図で確認し次に向かう中岳方面に下りて行きます。
こちらのルートも岩稜地帯の急な下りが続きます。ここで下りながら気付いたのですが自分には下りは手を使う程急な方が膝が痛くならなくって良いじゃん。。。
で中岳手前に。ここにはケルンが3つ。ここの雰囲気とっても良いです。
なんと表現したらよいのか八ヶ岳に囲まれている感じというか。(行者小屋からの眺めもですが)ここもとっても良い感じです。
ここからはすぐに中岳ピークに。赤岳が綺麗に見えます。
【中岳〜阿弥陀岳】
ピーク直下から水が染み出ていたのが印象に残っています。
もしかしたら誰かのキジ打ちあと!?と思えなくもなかったけど、結構続いていたので多分自然のものでしょう。
中岳コルまではハイマツの狭い間を抜ける感じでした。
そして中岳コルに到着。ここには立派ではない指導標があり、目の前には阿弥陀岳への急な登りのルートが見えています。
結構皆さんザックをデポしていかれる方が多いです。
自分は山頂で昼食予定なのでそのままえっちらおっちら頑張って登りますが、本日の行動の中でここが一番体力的にも難易度も辛かったです。
今思うとあの息が切れ方は軽い高山病?それとも単に疲れのピーク?
何度かもう少しか?後どのくらい?と思いながらやっと阿弥陀岳山頂に到着。
【阿弥陀岳〜行者小屋】
山頂で記念撮影をして昼食。到着後しばらくはガスがかかっていて赤岳や富士山は見ることが出来ない状況でしたが、ガスが晴れて見えた時はもの凄く感動。
とっても綺麗。天気がよく本当に良かったと何度も思いました。
昼食も食べ休息もとりましたので、ここからは完全な下山行程になります。
中岳のコルからは今度は行者小屋方面になりルートを取ります。
途中崩落箇所の迂回ルートがあります。
ある箇所から岩が多いゴツゴツした感じから急に樹林帯に雰囲気が変わります。
沢の近くになったなと思ったら、すぐに文三郎尾根ルートと合流し10分程で行者小屋に到着しました。
そういえばこの合流点ちょっと手前で「オーイ、オーイ」という男の声が。
声は聞こえるも姿は見えず。
呼んでるのオレのこと?それとも不特定の誰か?怪我とかで助けを呼んでる?と色々な考えが頭によぎる。と次にその呼び掛けに応じる「オーイっ」が。
仲間内での呼び掛け?だった様でその後は何も聞こえず。
ちょっと紛らわしいというか...
【行者小屋〜美濃戸】
行者小屋では大休止を取り、冷たい水を補給。とってもほっとしました。
テント場では色とりどりのテントが咲いています。
自分もやりたいと思いつついまだ実行出来ないでいます。楽しそう。
行者小屋から美濃戸に向け歩いて行きますが、この時間帯(14時過ぎ)でも結構すれ違う方々がいます。当然小屋泊まりかテント泊なのでしょうけど、やはり人気の山域だと感じます。
自分は結構足に疲れが来ていて休みを適宜取りながら歩いて、何とか車に到着。
ほっとしました。
**************************
今回は天候に恵まれ本当に素晴らしい山行でした。
それなりに反省点はありますが次回以降に生かして行きたいと思います。
靴もやはり岩稜地帯を長時間歩くにはちょっと役不足を感じたり、やはり軽度の高山障害?と思える点があったり、ちょっと寝不足の影響もあったと凄く感じます。
とにかく今年の春先に目標に掲げた八ヶ岳、の更に核心部である赤岳に登れたのはとっても嬉しいです。
今回も安全な山行ができ感謝です。
さぁ次は何処に行こうかなっ!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する