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Yamareco

記録ID: 1340783
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ハイキング
丹沢

蛭ヶ岳(雷平から白馬尾根↑市原新道↓)

2017年12月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:11
距離
14.5km
登り
1,587m
下り
1,576m

コースタイム

06:34 本間橋駐車スペース出発
06:41 魚止橋
06:54 伝道
07:56 雷平
08:03 白馬尾根取付(鹿戸)
09:39 白馬尾根・森林境界
11:30 鬼ヶ岩沢
12:32 中ノ沢乗越沢
13:03 中ノ沢乗越
13:23 蛭ヶ岳(昼食) 13:43
13:44 市原新道入口
14:06 遭難慰霊碑
14:19 市原新道・P1352
14:57 雷滝
15:03 大岩滝
15:24 雷平
16:25 伝道
16:39 魚止橋
16:46 本間橋駐車スペース帰着

■白馬尾根森林境界から中ノ沢乗越までのコース時間は全く参考になりません。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■往路:都内(03:09/0km)−首都高速(7)−中央自動車道−<八王子JCT>−圏央道−相模原IC−県道510号−県道513号−<長竹三差路>−国道413号<関>−県道513号−県道64号−早戸川林道−魚止橋−本間橋駐車スペース(05:12/97km)

■復路:本間橋駐車スペース(97km)−早戸川林道−県道513号−県道510号−相模原IC−<八王子JCT>−中央自動車道−首都高速(9)−都内(198km)

■駐車スペース
魚止橋の周辺にも駐車スペースはいくつかありますが、落石の恐れがあるので、少し戻った本間橋手前のスペース(2台)に駐めました。
マップコード:251 305 462*84(魚止橋)
マップコード:251 305 711*22(本間橋)
コース状況/
危険箇所等
■早戸川林道
リヴァスポット早戸の先にあるゲートは開いていました。魚止橋までの舗装区間は支障なく走れました。落石の多い林道です。路上には鋭角な小石がいくつも落ちていました。魚止橋先の車止めはショートカットをしたので確認していません。四駆なら伝道まで行けそうですが、落石が恐いので車止めが無くてもヤメた方がいいと思います。
魚止橋周辺には数台程度の駐車スペースがいくつかありますが、落石に潰されたくないので本間橋まで戻って橋のたもと付近のスペースに駐めました。

■本間橋−伝道
本間橋から魚止橋まで舗装道路を歩き、魚止橋を渡って左手に登りヘアピンカーブをショートカットします。伝道までは未舗装の林道で、落石の跡が何ヵ所もあります。落石は片付けられていて、車の通れるスペースはあります。

■伝道−雷平
伝道沢沿いに右手には行かず、伝道橋を渡って林道の終点まで行き、早戸川に降り立ちました。降りてすぐに対岸(右岸)へ徒渉します。川幅もあり脛程度の深さがありますので、渡るための何らかの対策が必要です。川底の石や岩は、水苔でツルツルですので注意が必要です。徒渉、へつりが何回もあります。へつりは高巻きもできます。造林小屋ルートで来ると丸太橋があるようですが、雷平まで見かけませんでした。この時期だけかも知れませんが、最初の徒渉以外は全て飛び石で渡れました。ただし、楽な飛び石ではありません。飛べる場所を探すのに時間を費やしました。

■白馬尾根(森林境界まで)
雷平から本谷沢の左岸へ徒渉をすると白馬尾根の取り付きです。鹿柵がありますので、鹿戸を開けて入ります。鹿戸を入ると、左手にすぐ尾根があり、右手の先にも尾根があります。最初から右手の尾根に取り付くか、尾根間の沢を登って作業経路で右手の尾根に登るのが正解でしょう。左手の尾根の方が早そうな気がしますが、急がば回れ...です。
森林境界辺りまでは作業経路が続いていますので、鹿柵に沿って登ればルートを外すことはありません。鹿柵の出口は壊れて鹿戸もありません。
杉の植林地帯を抜けるとアセビなど薮っぽかったり踏み跡が薄く不鮮明だったりします。登りではそれほど問題はないと思いますが、下りでは注意が必要です。

■白馬尾根森林境界−鬼ヶ岩沢−中ノ沢乗越沢−中ノ沢乗越
この区間のルートは無視して下さい。ザイル・下降器等必須ですが危険です。この区間、尾根筋を普通に歩けば1時間程度だと思いますが、3時間半もかかっています。

■市原新道
市原新道の入口への案内や道標はありません。山荘の東側にある焼却用ドラム缶の奧から入ります。市原新道に入るとすぐに鹿柵があり、鹿柵の間を下っていきます。明るいブナ林で、東の丹沢三山や西の大室山などがよく見えます。途中にも鹿柵があり踏み跡が薄い場所でもテープなどで迷うことは無いと思います。杉の植林地帯になると鹿柵に沿って急坂を下り、雷滝のある原小屋沢に降り立ちます。原小屋沢も徒渉、へつり、高巻きがあります。要所にお助けロープがあります。
魚止橋辺りの駐車スペースは落石の恐れがあるので本間橋のスペースに車を駐めました。このスペースは2台です。
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魚止橋辺りの駐車スペースは落石の恐れがあるので本間橋のスペースに車を駐めました。このスペースは2台です。
魚止橋まで6、7分、橋を渡って林道をショートカット、左手に入ります。
魚止橋まで6、7分、橋を渡って林道をショートカット、左手に入ります。
ここを登って上の林道に出ます。
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ここを登って上の林道に出ます。
魚止橋からゆっくり15分弱で伝道です。造林小屋へは伝道沢沿いに右手に行きますが、林道終点まで行って早戸川の堰堤の上に降ります。
魚止橋からゆっくり15分弱で伝道です。造林小屋へは伝道沢沿いに右手に行きますが、林道終点まで行って早戸川の堰堤の上に降ります。
伝道にある早戸大滝の案内板です。
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伝道にある早戸大滝の案内板です。
ここが林道の終点です。ここから早戸川へ下ります。
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ここが林道の終点です。ここから早戸川へ下ります。
早戸川へ降り立ちました。上流方向を見ています。右岸に徒渉をして、しばし右岸側を行きます。
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早戸川へ降り立ちました。上流方向を見ています。右岸に徒渉をして、しばし右岸側を行きます。
対岸にピンクテープが見えます。堰堤の近くまで行って見ましたが、やはりここが一番浅そうです。
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対岸にピンクテープが見えます。堰堤の近くまで行って見ましたが、やはりここが一番浅そうです。
濡れたくない、靴は脱ぎたくない、水嵩は脛程度はあります。毎度の徒渉グッズを取り出します。気をつけるのは川底の水苔です。メチャクチャ滑ります。
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濡れたくない、靴は脱ぎたくない、水嵩は脛程度はあります。毎度の徒渉グッズを取り出します。気をつけるのは川底の水苔です。メチャクチャ滑ります。
右岸側には細かい枝沢が何本も流れ込んでいます。細い沢は凍っています。
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右岸側には細かい枝沢が何本も流れ込んでいます。細い沢は凍っています。
造林小屋ルートに比べ徒渉回数は多いです。
造林小屋ルートに比べ徒渉回数は多いです。
ここは恐かった。濡れている岩の表面は凍っています。浅くても水没している岩の表面は水苔でツルツルです。
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ここは恐かった。濡れている岩の表面は凍っています。浅くても水没している岩の表面は水苔でツルツルです。
何回徒渉したか忘れましたが雷平に着きました。右手が原小屋沢、左手が早戸大滝への本谷沢です。正面の白馬尾根へ最後の徒渉です。
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何回徒渉したか忘れましたが雷平に着きました。右手が原小屋沢、左手が早戸大滝への本谷沢です。正面の白馬尾根へ最後の徒渉です。
鹿戸を入って右手の尾根を登るのが正解だと思うのですが、距離が短いだろうと左の尾根を鹿柵沿いに登ったら急登に喘ぎました。
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鹿戸を入って右手の尾根を登るのが正解だと思うのですが、距離が短いだろうと左の尾根を鹿柵沿いに登ったら急登に喘ぎました。
途中から右手の尾根に移って作業経路を登りました。白馬尾根は森林境界近くまで杉の植林地です。
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途中から右手の尾根に移って作業経路を登りました。白馬尾根は森林境界近くまで杉の植林地です。
作業経路は杉林の鬱蒼とした中を歩きますが、ときに西側の視界が開けます。蛭ヶ岳の稜線だと思います。いい青空で稜線は展望が素晴らしいでしょう。
作業経路は杉林の鬱蒼とした中を歩きますが、ときに西側の視界が開けます。蛭ヶ岳の稜線だと思います。いい青空で稜線は展望が素晴らしいでしょう。
アップにしてみると山頂は見えませんが、帰路を予定している市原新道のようです。
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アップにしてみると山頂は見えませんが、帰路を予定している市原新道のようです。
森林境界が近くなって来たのか東側の視界が開けてきました。丹沢三峰です。
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森林境界が近くなって来たのか東側の視界が開けてきました。丹沢三峰です。
北側斜面には雪が出てきました。
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北側斜面には雪が出てきました。
展望が開けました。一面ススキの草地(伐採跡地)です。雪が降ると白馬の雪形が現れるのはこの辺りでしょうか。
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展望が開けました。一面ススキの草地(伐採跡地)です。雪が降ると白馬の雪形が現れるのはこの辺りでしょうか。
丹沢三峰も近いです。左から本間ノ頭、円山木ノ頭、太礼ノ頭です。
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丹沢三峰も近いです。左から本間ノ頭、円山木ノ頭、太礼ノ頭です。
丹沢山の山肌には雪が見えます。
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丹沢山の山肌には雪が見えます。
白馬尾根から鬼ヶ岩には向かわず、トラバース気味に下ってきました。ところが落ち葉や雪の下の斜面はガチガチの凍土です。予想よりもかなりヤバイです。ザイル・ハーネスを出しました。
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白馬尾根から鬼ヶ岩には向かわず、トラバース気味に下ってきました。ところが落ち葉や雪の下の斜面はガチガチの凍土です。予想よりもかなりヤバイです。ザイル・ハーネスを出しました。
ザイルの掛け替えや回収の行って来いで約2時間半のロスタイムで鬼ヶ岩沢に降り立ちました。中途半端な雪です。
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ザイルの掛け替えや回収の行って来いで約2時間半のロスタイムで鬼ヶ岩沢に降り立ちました。中途半端な雪です。
鬼ヶ岩沢の上部にあるチョックストーンです。左岸から越えて、小休止をします。もうヘロヘロで登れません。
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鬼ヶ岩沢の上部にあるチョックストーンです。左岸から越えて、小休止をします。もうヘロヘロで登れません。
鬼ヶ岩沢の上部はかなり急峻です。下を覗き込んでもチョックストーンで下が見えません。
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鬼ヶ岩沢の上部はかなり急峻です。下を覗き込んでもチョックストーンで下が見えません。
上を見上げます。二股に分かれていますが、右手を登ります。
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上を見上げます。二股に分かれていますが、右手を登ります。
鬼ヶ岩沢から更に1時間、尾根を越えて中ノ沢乗越沢に降り立ちました。
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鬼ヶ岩沢から更に1時間、尾根を越えて中ノ沢乗越沢に降り立ちました。
チョット沢を下って道草をしてきます。
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チョット沢を下って道草をしてきます。
昭和20年、爆撃機「銀河」...合掌
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昭和20年、爆撃機「銀河」...合掌
昭和56年に発見されたとか...
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昭和56年に発見されたとか...
36年間も人知れず山中に眠っていたとは...
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36年間も人知れず山中に眠っていたとは...
雪に埋もれる前に来ることができました。
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雪に埋もれる前に来ることができました。
中ノ沢乗越まで登ってきました。中ノ沢乗越は鬼ヶ岩のクサリ場を下った所です。中ノ沢乗越沢も急登ですが鬼ヶ岩沢に比べれば遥かに楽です。しかも長〜いお助けロープが下がっているし...
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中ノ沢乗越まで登ってきました。中ノ沢乗越は鬼ヶ岩のクサリ場を下った所です。中ノ沢乗越沢も急登ですが鬼ヶ岩沢に比べれば遥かに楽です。しかも長〜いお助けロープが下がっているし...
鬼ヶ岩ノ頭を見上げます。右手は棚沢ノ頭から不動ノ峰への主脈です。
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鬼ヶ岩ノ頭を見上げます。右手は棚沢ノ頭から不動ノ峰への主脈です。
臼ヶ岳、同角山稜、檜洞丸、富士山には雲が...
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臼ヶ岳、同角山稜、檜洞丸、富士山には雲が...
さて蛭ヶ岳に向かいます。昼食を食べてないのでヘロヘロで倒れそうです。目眩もします。きっと酷い格好だったんでしょう。哀れんだきれいなオネイさんがミカンのグミを袋ごとくれました。
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さて蛭ヶ岳に向かいます。昼食を食べてないのでヘロヘロで倒れそうです。目眩もします。きっと酷い格好だったんでしょう。哀れんだきれいなオネイさんがミカンのグミを袋ごとくれました。
グミって初めてかも...柑橘系は口の中がスッキリして、何やら力をいただきました。ヘロヘロで蛭ヶ岳山荘まで登ってきました。カレーライスなんて張り紙がありますが...
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グミって初めてかも...柑橘系は口の中がスッキリして、何やら力をいただきました。ヘロヘロで蛭ヶ岳山荘まで登ってきました。カレーライスなんて張り紙がありますが...
1ヶ月ぶりの蛭ヶ岳山頂です。途中モタモタしていて予定より3時間遅れです。帰りの時間が押しているのですが腹ぺこなので急いで昼食を摂ります。
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1ヶ月ぶりの蛭ヶ岳山頂です。途中モタモタしていて予定より3時間遅れです。帰りの時間が押しているのですが腹ぺこなので急いで昼食を摂ります。
毎度質素な昼食です。帰りの市原新道は道具類の必要はないので全てここで片付けました。
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毎度質素な昼食です。帰りの市原新道は道具類の必要はないので全てここで片付けました。
蛭ヶ岳の登りできれいなオネイさんに頂いたミカンのグミです。初めて食しましたが、美味しかったです。世知辛い世の中で、チョットほっこり...元気になりました。
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蛭ヶ岳の登りできれいなオネイさんに頂いたミカンのグミです。初めて食しましたが、美味しかったです。世知辛い世の中で、チョットほっこり...元気になりました。
蛭山頂...ぐる〜っと、一通り眺めてから帰ります。
左の大笄の奧は御正体山、右の今倉山の奧に三ツ峠山、南アルプスは靄ってしまいました。
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蛭山頂...ぐる〜っと、一通り眺めてから帰ります。
左の大笄の奧は御正体山、右の今倉山の奧に三ツ峠山、南アルプスは靄ってしまいました。
左から同角ノ頭、テシロノ頭、檜洞丸、熊笹ノ峰です。
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左から同角ノ頭、テシロノ頭、檜洞丸、熊笹ノ峰です。
不動ノ峰への主脈稜線です。この好天なら奧の塔ノ岳は激込みでしょう。さて、急いで帰ります。
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不動ノ峰への主脈稜線です。この好天なら奧の塔ノ岳は激込みでしょう。さて、急いで帰ります。
市原新道への道標はありません。このドラム缶の奧が市原新道の入口になります。
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市原新道への道標はありません。このドラム缶の奧が市原新道の入口になります。
市原新道の入口にある米軍輸送機慰霊碑です。
IN MEMORY OF
1st Lt.JAMES D. FENNESSY
DIED April 21, 1950
MT. HIRUGATAKE...合掌
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市原新道の入口にある米軍輸送機慰霊碑です。
IN MEMORY OF
1st Lt.JAMES D. FENNESSY
DIED April 21, 1950
MT. HIRUGATAKE...合掌
市原新道は最初鹿柵の間を降りていきます。途中にも鹿柵はたくさんあります。踏み跡は薄くてもテープなどがあるのでルートを外すことはないと思います。
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市原新道は最初鹿柵の間を降りていきます。途中にも鹿柵はたくさんあります。踏み跡は薄くてもテープなどがあるのでルートを外すことはないと思います。
きれいに並んだ丹沢三峰です。
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きれいに並んだ丹沢三峰です。
宮ヶ瀬湖、気温が上がっているのかチョット靄っているような感じです。
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宮ヶ瀬湖、気温が上がっているのかチョット靄っているような感じです。
柚平山と姫次方面です。
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柚平山と姫次方面です。
大室山です。南アの山並みも肉眼では見えていたのですが、写真を見ると靄っているように見えます。
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大室山です。南アの山並みも肉眼では見えていたのですが、写真を見ると靄っているように見えます。
標高1440m辺りでしょうか、昭和17年、古い遭難慰霊碑があります...合掌
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標高1440m辺りでしょうか、昭和17年、古い遭難慰霊碑があります...合掌
市原新道は杉の植林地までは明るいブナ林です。踏み跡は薄くても目印のテープはあります。
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市原新道は杉の植林地までは明るいブナ林です。踏み跡は薄くても目印のテープはあります。
丹沢三峰も見納めです。大滝新道で早戸大滝に行くルートが未踏です。
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丹沢三峰も見納めです。大滝新道で早戸大滝に行くルートが未踏です。
同じようなプレートが2箇所にありました。描かれている動物は鹿?市原新道には鹿が群れで駆け抜けたような踏み跡がいくつもありました。
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同じようなプレートが2箇所にありました。描かれている動物は鹿?市原新道には鹿が群れで駆け抜けたような踏み跡がいくつもありました。
雷滝です。水飛沫は凍っています。
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雷滝です。水飛沫は凍っています。
原小屋沢も徒渉があります。濡れた岩は凍っているし、楽に飛び移れる徒渉はありません。ジャンプ力が衰えたのか、どれもギリギリ飛べた感じでした。
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原小屋沢も徒渉があります。濡れた岩は凍っているし、楽に飛び移れる徒渉はありません。ジャンプ力が衰えたのか、どれもギリギリ飛べた感じでした。
雷平まで戻って来ました。ここで右岸に渡ります。丸太橋があるように描かれていましたが見つからないので飛び石でここもギリギリ飛び越えました。
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雷平まで戻って来ました。ここで右岸に渡ります。丸太橋があるように描かれていましたが見つからないので飛び石でここもギリギリ飛び越えました。
このような岩は水苔でツルツルです。
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このような岩は水苔でツルツルです。
さむ...
朝はここをへつっていないので、上に巻き道があると思います。
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朝はここをへつっていないので、上に巻き道があると思います。
朝右岸に徒渉した場所です。堰堤の手前で左岸に徒渉をして林道の終点に上がります。
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朝右岸に徒渉した場所です。堰堤の手前で左岸に徒渉をして林道の終点に上がります。
チョット時間が押していたので心配でしたが、16時半少し前、明るい内に伝道まで戻って来ました。
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チョット時間が押していたので心配でしたが、16時半少し前、明るい内に伝道まで戻って来ました。
本間橋の手前に山友くんがポツンと待っていてくれました。久々に疲れたので仮眠をしてから帰ります。
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本間橋の手前に山友くんがポツンと待っていてくれました。久々に疲れたので仮眠をしてから帰ります。

感想

雪山の道具も出してみたが、土・日とも北アの天候は芳しくない。天気がよさそうなのは土曜日の丹沢...今回も北側から行こう。

早戸川は造林小屋ではなく伝道の先の堰堤の上に降りて早戸川の右岸から雷平へ行く。何回徒渉があるか判らないが、とりあえず徒渉グッズを持っていく。

雷平から原小屋沢を少し登り、中ノ沢に入る。水晶崩レ沢か中ノ沢乗越沢か、いやいや鬼ヶ岩沢をチョックストーンまで登る。その後、左岸尾根を越えて中ノ沢乗越沢に移ってチョット道草をする。
中ノ沢乗越から蛭ヶ岳に登り、帰りは市原新道で雷平まで戻ってくる。

早戸川はドボンしなければ濡れることはないが、このクソ寒いのに中ノ沢で濡れたくないなぁ...
それなら白馬尾根を登って枯れた鬼ヶ岩沢に降りれば...悪魔の囁き

12月も後半、早戸川林道のゲートが閉まっているか心配だったので、ダメなら林道を歩くつもりで早めに家を出た。
ラッキーなことにゲートは開いている。魚止橋まで来たがゲートから先に入っている車は1台もないようだ。明るくなるまでは時間があるので、安全な本間橋まで戻り仮眠をする。

伝道から堰堤を覗き込むが、水量が多いのか少ないか判らない。伝道橋を渡り林道終点から早戸川へ降り立つ。左岸は行けないので右岸に渡り、へつり、高巻き、徒渉を繰り返して雷平まで来た。右岸には作業経路もいくつかあるので、あまり高巻くと川から大きく離れてしまうかも...

白馬尾根、取り付きで時間短縮をしようと左手の尾根に取り付いたがこれが失敗。沢まで下って右の尾根に移動する羽目に...

森林境界を越えてから、トラバースできそうな場所を探しながら歩いたが...
感想はココまで、危険ですのでおバカな真似はしないで下さい。

追記(2017.12.27)
爆撃機「銀河」についてはいろいろな情報が公開されているので隠すことではないと思いますが、もし行かれる場合には中ノ沢乗越から中ノ沢乗越沢を下降するのがもっとも安全だと思います。中ノ沢乗越沢は幅の広い沢ですので、目標なく銀河に辿り着くのは難しいと思います。もし辿り着けたら是非哀悼を...
N 35°29′07.0”/E 139°08′46.0”(参考)

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コメント

ついにお会いしましたね♪
hottenさん、まいど〜

やっぱりザイルを首からぶら下げてたおっさんがhottenさんだったのですね
なんでソロでザイル持ってんだ?
沢登りかな〜?
ってsadoさんと会話したから覚えておりますよ

ちょっと頭の中にいたスマートなhottenさんとは別人28号でしたけど

hottenさんがヘロヘロになるなんて相当ハードなコースだったんですね

次回は是非ロング缶で乾杯したいです
お疲れ様でした〜

追伸
親愛なるhottenさんの名誉の為に追記します
颯爽と風のように歩く細身のクライマータイプをイメージしていましたが、がっしりした体型でガツガツ歩く野武士タイプのおっさんでした
あら?名誉の為にならなかったり
2017/12/27 7:50
Re: ついにお会いしましたね♪
ども、フレさん!
前回もそろそろバッタリなんてコメを書いたと思いますが、まさかドンピシャで遭遇しているとは思いませんでしたよ
ここまでの途中、食事も行動食もほとんど摂れなかったので、中ノ沢乗越へ這い上がったときは座り込んでしまうほどヘロヘロでした

レコで何回もフレさんのご尊顔を拝しているので、見ればすぐに判ったはずですが、顔を上げる気力もなかったのでしょう。僅かな距離なのに2時間半も右往左往したのは初めてです

蛭ヶ岳の登りですれ違った人はそれほど多くはなかったし、女性は数人だったように思うので、哀れんでグミを恵んでくれたきれいなオネイさんはフレさんの仲間かと思いました

またお会いしましょう
お疲れ様でした
2017/12/27 14:49
ワタシおバカなので...
マネしちゃうかも

hottenさん、こんにちは!
最初にルート図を見ると上部で白馬尾根からそれていたので、hottenさんともあろうお方がまさかのルートロス?と一瞬思いましたが、そうか!アレか!とすぐにわかりました。

前回の疾風に続いての銀河。

今回も興味深く読ませていただきました。
銀河のレコは2,3読んだだけですが、それに比べると今回のルートは最も困難なような気が...あえて困難な道を行く、さすがです!
しかもより厳しい冬の時期だし。
ルート図を拡大してみるとそのご苦労がよくわかりますね〜。
いやはや実に楽しそう
でもやっぱりマネするのはやめとこ。
ソロイストは時間も手間もかかるから大変だったでしょう。
言ってくれればいつでもビレイしますよ〜
でもhottenさんの場合はその大変さを楽しんでる節があるのでいらないかな。

序盤から造林小屋経由ではなく林道終点からの早戸川遡上コースですもんね。
悪戦苦闘しながら自力で道を切り開いていく、そんなスタイルに惹かれます。

それと今回のレコで勉強になったのは、きれいなチャンネーの前で苦しそうな「ふり」をするワザ。倒れたらもっといいことがあるかも
これはぜひマネせねば!

ワタシもFREさんと同じくスマートなhotenさんを想像してたのですが、ちがうのかぁ〜、気になる〜
2017/12/27 16:32
Re: ワタシおバカなので...
おはようございます、kanosukeさん!

わはは、ルート図を拡大されましたか
はずかしい...
クライマーkanosukeさんなら、もっときれいなルート図になると思いますが
行かれるなら中ノ沢を登るか、中ノ沢乗越から下るか、是非お参りに行って下さい。

チャンネー...山で会うオネイさんは、どうしてみんなきれいなんだろう

太ってはいないと思うけど
鬼ヶ岩沢で寒くて、シェルの下に厚手のフリースを着込んだからかな
2017/12/28 7:45
一足早いクリスマス
hottenさん、こんばんは!

普通に登れば楽な蛭ヶ岳ですが、相変わらず難易度上げますね〜
このクソ寒いのに、チャレンジグな徒渉の数々やetc....。
例えドボンしなくても、水苔で肝を冷やされ体の芯まで冷えそうです
他にも、レコに書けない程の試練があったご様子。
いやはや、獣道オタクにも困ったものです
でも、友軍に会いに行かれたのですね。合掌

ところで、スマートではない...!?
ロングやバリを登られるので、てっきりデルモ体型かと思っていました。
内臓脂肪過多の、ビヤ樽さん?何かイメージ違うな〜
満州の帰還兵なので、かなり細身のハズですが...。

体型以上に、綺麗なお姉さんが気になりますね
美味しそうなデザートは、一足早いクリスマスプレゼントですね。
私の、唐松岳の女神と、イイ勝負でしょうか?
写真撮ってありませんか?
2017/12/27 19:46
Re: 一足早いクリスマス
おはようございます、tailwindさん!

どうも話題が山業ではなく、きれいなオネイさんの方に行ってしまうのは皆さん共通なようで
下って来たオネイさんに声を掛けて頂いて、2、3会話をしたと思うのですが、ヘロヘロでよく覚えていません
すれ違った後、駆け上ってきてグミを渡してくれたので、相当みすぼらしい格好だったのではないかと...
もう天使のようなオネイさんでした

私は普段肉や炭水化物を食べないので...霞みを食べて、糖質ゼロの で生きています
したがって、山で食べる質素な食事、カップラとドライは豪華な栄養源なのです
一時期、体脂肪率10%を切って医者に怒られたことがあります
2017/12/28 8:01
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ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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