こもれび山荘起点ーアサヨ峰(敗退)−仙丈ヶ岳(敗退)


- GPS
- 18:17
- 距離
- 34.2km
- 登り
- 2,735m
- 下り
- 2,731m
コースタイム
- 山行
- 3:15
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 3:29
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 6:14
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 8:38
2日目 食べたもの ナッツ類とアンパン 飲んだもの 0ml(寒くて飲める状態ではない)
3日目 食べたもの ナッツ類 行動中は0ml(山小屋でケーキセットを頂く)
天候 | 12/28日〜12/30日 文句なし晴れ 20m越えの強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
12月30日15:40 レンタカー返却(N-Box 20500円) 茅野駅から戸台駐車場まで50km 1時間半 |
コース状況/ 危険箇所等 |
アサヨ峰方面 仙水峠からトレースなし 腰まで埋まるラッセル 仙丈ヶ岳 樹林帯は問題なし 森林限界を越えると強風でトレースも消えがちだが、何となくわかる。 |
その他周辺情報 | 仙流荘でお風呂・・ 500円 年末年始は日帰り温泉は15:00まで 冬季は食堂の営業なし。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
装備
個人装備 |
冬靴:スカルパ モンブランプロGTX
garminDAKOTA
12爪アイゼン
ワカン
ピッケル
ストック
|
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感想
出発前にザックのバックルを踏みつけて壊してしまい、不吉な予感のまま出発。
全体的に去年はこうだったから・・ と言い訳がましくなりそうだ。
いえるのは無雪状態のところだけは参考になる。 雪が積もると参考にならないということ。
山小屋と駐車場のアクセス時間は去年と同じ 怖いくらいに同じだった。
2日目のアサヨ峰は山梨百名山で未踏のため積雪期に登りたいと考えた。
とてもじゃないが無理。よくて栗沢山くらいだろう。
仙水峠で何年か前にアサヨ峰に登ったという人がいて情報が得られた。 こんなところで聞いても遅いが・・
やはり猛烈なラッセルに苦しめられた。 遅々として進まない。
ラッセルしていたのは2時間で標高差250m それを腰まで埋まったり四つん這いになって登ったりの繰り返し。
一歩一歩が重労働で間違いなく大きな段差は一気に登れない。 回り込んで登る・・ こんなことも知らず、疲労困憊。
どうにか森林限界を越えたとたんに猛烈な風 それも耐風姿勢をとらないと吹き飛ばされる。
栗沢山までは登りたいと思ったが、そのためにはワカンからアイゼンに換装しなければならない。
20mを越える風ではアイゼンやワカンを吹き飛ばされる。
手も冷たくとても細かい作業など無理だ。
諦めは早かった とっとと下山あるのみ・・ 2時間かかったラッセルは1時間もかからず下山。あとは踏み跡明瞭な仙水峠から山小屋に帰宅。
3日目これは去年と同じと思い楽勝モード? 違いは風の強さだけ・・
ところがこの風が曲者だった。
藪沢大滝の頭2519mまでは樹林帯で去年と同じペース 時折り強い風が頬を叩き顔面が冷たいといったレベル。
歩行には影響はなかった。
ところが6合目森林限界を越えるとガクッとペースが落ちた
去年は藪沢大滝の頭から小仙丈まで41分で登れたが、アイゼンの効きが悪いのと強風によるペースダウンが響き今回は1時間20分だ。
確かに時間をかければ仙丈まで行けるかもしれないがリスクも去年に比べれば相当に高い。 無理をすることはない。
温泉やお昼を食べるなど余裕をもって帰宅するには10時には山小屋に戻りたい。
続々とテン泊やこもれび山荘に泊まった人が登ってくる。
午後から風が弱まるとの予報だが、果たして中高年に人が余裕で登れるほどの風の強さに弱るのか・・ 微妙だ。
僕は午後まで待っていられないのでとっとと下山してしまう。
9時40にこもれび山荘に着く
暖かいコーヒーとちょっと堅めのケーキ(ブラウニーセットというらしい)を食べて英気を養う。
10時20分にこもれび山荘を出発
下山にもわんさかと登ってくる人とすれ違う。 明日の天気がいいと良いのだが・・
空は真っ青だが、飛行機雲が目立つのが気がかりだ。
去年と同じ3時間で下山して俗化した世界に戻った。
(まとめ)バックルを踏みつけ壊れた不吉な予感がこのくらいで済んでよかった。
2回アタックして2回とも敗退という結果に終わった。
来年こそアサヨ峰と仙丈ケ岳に立ちたい。
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