表丹沢トラバース コンタ1000m(パート2)
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.4km
- 登り
- 503m
- 下り
- 489m
天候 | 晴れときどき曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・トイレあり ・登山届は戸川林道/滝沢園入口ポスト |
コース状況/ 危険箇所等 |
表丹沢コンタ(等高線)1000mトラバース パート2 ・前回1/3は大倉尾根/堀山の家上部から源次郎尾根の1000mまでだったので アプローチに源次郎尾根を登り、前回終わったところから北上。 ・前回の1000mラインも源次郎沢左俣ゴルジュなどが悪かったけれど 今回はさらに追い打ちをかけるように悪うございました。 結局水無川本谷まで。 |
写真
装備
個人装備 |
地形図(カスタイマイズしたもの) 1
コンパス 1
計画書 1 管轄警察提出
ヘッドライト 1
予備電池 1 ライト用
GPSアプリ ジオグラフィカ 音声ガイダンスのみに使用。基本は地形図とコンパスで。
ファーストエイドキット ○
ツェルト 1
ヘルメット 1
ハーネス 1
ビレイデバイス 1
ロッキングカラビナ 3 主にHMS型
クイックドロー 3
スリング 3 400・240・120cm
ロープスリング 2 セルフライズアップ用
渓流シューズ 1 ブブラム
バイル 1 MIZOHハンマー型
ロープ 2 8×30×2
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感想
尾根を登り下りすることで得られる風景は遠望と直線的、一次元的なもの。
沢を登り下りすることは遠望こそ失われるが、その山の懐を知ることができる。
ただこれも二次元的な世界。
いずれにしても「縦」の移動で知り得るその山の姿には限界がある。
丹沢の主だった尾根や沢を登り下りしてきたけれど
まだまだ山の全容を語るには何と稚拙なことだろうか。
しからば「横」移動をすればもっと山の姿が見えてこないだろうか。
二次元的な世界から三次元的、立体的な視野が、出会いが産まれてきやしないか。
ちょうど切りの良い1000mラインには各沢の中流部から上流部を通過し
難易度の高い障壁もあるのはわかっている。
以前からそんなことを漠然と想い今年に入って実現し始めた。
前回1/3は大倉尾根の1000mからスタートして
植林帯を抜け、源次郎沢左俣と右俣の崖を難儀しながらも通過し
悪いガレ沢を横断して再び植林の源次郎尾根で時間切れとなった。
今回も前回と同様のペースで沖ノ源次郎沢まで行ければ
本谷、木ノ又大日沢、セドノ沢左俣、右俣大滝上部を越え
政次郎尾根まで進めるかもしれない。
ところが現実はそう甘くなかった。
源次郎尾根植林帯をスタートし、すぐに荒れた急斜面の広葉樹帯となる。
ここから沖ノ源次郎までの斜面トラバースは
前回よりも足元はぐずつき、適当に一歩を出せばすぐに崩れ落ちる。
一歩出すのに何度もサイドキックステップを蹴り込み
慎重に荷重移動するの連続でまさに牛歩の如く。
前回が時速700mなら今回は300m程度というもの。
おまけに安心して休める箇所がほぼない。
時にはバイルを打ち込んでみたり
沢の横断のための懸垂下降も下りただけではだめで
対岸の尾根状の弱点に向け斜め懸垂下降ならぬ懸垂上昇も組み込んで
何とか通い慣れた沖ノ源次郎沢まで下りエネルギー補給ができた。
このペースではセドノ沢はおろか
ホソノノ尾根にも届かないかもしれない。
沖ノ源次郎のF1、F2を懸垂下降して終了という選択肢もあったが
せめて水無本谷の1000mラインを確認し次につなごうと
沖ノ源次郎左岸尾根を攀じる。
が、本谷に下りる箇所はおそらく40m以上ロープ下降しなければだめそうな
急峻かる脆いザレ場の凹状。
おまけに本谷対岸の1000mラインは垂壁に近い崩壊崖の途中を横切るもので
忠実にラインをトラバースすることは不可能と判明。
今日はここで心が折れた。
本谷を書策新道横断点まで下降し、素直に新道で終了。
次回やるとすれば木ノ又大日沢からになろうかな。
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