雨の高水三山
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 801m
- 下り
- 808m
コースタイム
10:41道を間違えたりなんだりで惣岳山登山口
12:02惣岳山12:14
12:49岩茸石山12:53
13:15高水山13:20
13:21あずまや13:40
13:41常福院13:45
14:44軍畑駅
天候 | 降水確率50%の雨予報 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り 軍畑駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険なところはありませんでした。 |
写真
感想
会社の唯一のハイキング仲間と月に一度の山行、今日は雨です。なのに私が寝坊して1時間半の大遅刻をしても駅のホームで待ってくれていた友人に今日は中止とは言えません。「もう、行くしかねーよな!」と意見が一致、レインウェアを着用して10:10、やや遅めのスタートでした。
雨の山行は初めてでジップロックに入れた地図もなかなか見る気になれず道標を頼りに歩いていたらいきなり道を間違えてしまいました。線路沿いの道を戻り、次に道標が無い、山道らしき木段を登ると今度はお墓で行き止まり。軽く30分以上のタイムロスをしてしまいました。
気をとり直してお寺の脇から山道に入るとすぐにヒキガエルと遭遇、僕らとはうらはらに雨でいきいきとしていました。
滑って怪我や事故に合わないよう、慎重に足を運びいつも以上に足下を見ながらの山行でした。もちろんカエルを踏まないようにという配慮も兼ねていましたけど。
鉄塔の真下で一旦休憩をとりましたが良く考えたら屋根が無いから休むとみるみる体が冷えてしまい、これはとんでもないことだな、と先を急ぎました。
惣岳山山頂に着いたのがお昼頃、屋根があるのは神社の軒先だけで周辺のベンチにはもちろんありません。いったん弱まった霧雨状態の中、昼食をとりました。コンビニおにぎりなのでそそくさと食し、眺望もありません。もう雨に晒された体はどんどん冷えますのでとっとと次に向かいました。目指す岩茸石山まで1.5キロ。
下りだしてすぐにカエルが2匹。雨だととにかく彼らの姿をたくさん目撃できました。当然ながら登山者とは誰一人出会いません、と、ふいに「ガサガサっ」と脇で音がしました。目を凝らすも何かよく見えません、で、再び「ガサガサっ」滑落防止用らしきネットの辺りが揺れてます。イノシシ?サル?とにかく襲われるようなケモノはまずいです。唖然として遠目に見ていると、どうやら中型の鳥のようですが…茶色に黒い斑点のある中型の鳥。写真に撮る間もなく逃げるように飛び去ってしまいました。雷鳥?かと思いましたがこんな低山にいるはずもなくうちに帰って調べてみましたが多分メスのキジだろうということで落ち着きました。(鳴き声が違った気がするんだけど)
さて、このハイキングコースは道がよく整備されていて間違えるところもなく、ひと汗かいたくらいで見晴らしの良い場所にでます。で、程なくして岩茸石山到着。
ここは惣岳山よりも眺望ポイントがあり、開けていました。しかしこの生憎の天気、眺望はゼロ、上も下も見失うかのような真っ白の世界が広がっていました。
やはり雨を遮る場所もないので次を目指します。高水山まで1.3キロ。
程なくして5匹目の今日一番デカイカエルと遭遇し最後の400mの道標からひと登りして高水山に到着。やっぱり屋根は無く、困ったことに雨が強くなってきてしまったのでのですぐ下山してしまいました。
おりてすぐあずまやがあり、そこで一旦落ち着くことに。まさか20分も仕事の愚痴をこぼすというハイキングには全く必要のない会話と今日一番長い休憩をそこでとることになろうとは。最終的にもっと雨が強くなってきてしまったので意を決して先に進みます。
と、下りてまたすぐに今度はお寺の鐘。今日は景色の写真が全く撮れなかったので鐘を撮っていると・・・デジカメの液晶画面が浸水してるっぽい(;O;)通常動作はするし一応液晶も普通に写っているのでまだ使えると思うが故障も時間の問題かもなぁ。
雨の中でのハイキングは思ってた以上に過酷。低山でも侮れないものでした。
出会った登山者はゼロ、カエル5匹、中型の鳥1羽、やっぱり人が踏み込む日ではなかったことがうかがえる。
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