鎌ヶ岳・御在所（↑長石尾根↓一ノ谷新道）

2018年01月07日(日) [日帰り]

• GPS: 06:55
• 距離: 10.0km
• 登り: 1,255m
• 下り: 1,254m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:08
• 休憩: 1:43
• 合計: 6:51

距離 10.0km 登り 1,256m 下り 1,256m

8:11 御在所岳中道ルート前駐車場（旧料金所前）
8:15 長石谷登山口
9:01 9:02 弥一ヶ岳
9:43 9:44 長石尾根・三ツ口谷分岐
10:26 10:47 鎌ヶ岳
10:53 鎌ヶ岳山頂登山道・巻き道分岐
11:28 11:30 武平峠
11:34 11:47 武平トンネル西登山口
11:55 12:01 武平峠
12:27 12:28 天指岩
13:00 13:04 御在所岳
13:09 御在所山 一等三角点
13:19 13:44 アゼリア
13:45 13:50 御在所山上公園駅
13:53 14:09 大黒岩
14:15 14:20 鷹見岩
14:55 14:58 中登山道口
15:00 中道登山口
15:02 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中道登山口前の無料駐車場へ。鈴鹿スカイライン(R477)は冬期閉鎖期間中につき、湯の山温泉街を抜けてのアクセスが必要です。駐車場直前の急坂は除雪されていますが一部凍結している部分もありスタッドレスが必須です。（完全凍結するとスタッドレスでも2駆だと厳しい場合あり）

コース状況／危険箇所等

長石尾根・長石谷ルート登山口に登山ポストあり。
【長石尾根ルート】明るい尾根道につき、ルートは比較的判りやすいが、鎌ヶ岳山頂直下は雪多く急傾斜。ホールドも乏しくピッケルがないと厳しい。また山頂直下に雪庇が発達した痩せ尾根があるので慎重に。
【県境縦走路】鎌山頂直下の巻き道は完全に雪に埋もれており、ルート熟知していないと判別難しい。直登ルートは崩落の危険があり通行禁止。武平峠への下り、御在所への登り返し共に股〜腰高の積雪。夏道判別困難で吹き溜まった雪で2m近い壁が出来ている部分もありピッケルを使用して登下降した。
【一ノ谷新道】急傾斜の下降、トラバースが連続。中級以上の技量が必要。南東面につき積雪量は比較的少なめ。

その他周辺情報

【温泉】
片岡温泉アクアイグニス600円。湯の山街道(R477)を四日市IC方面へ。
https://aquaignis.jp/
【コンビニ】
近鉄湯の山線大羽根駅前にセブンイレブンあり。
いなべ方面からのアクセスの場合は菰野庁舎前にミニストップあり。

写真

1/7 7:13

登山口へ向かう道すがら、鈴鹿山脈がモルゲンに。左が鈴鹿のマッターホルンと言われる鎌ヶ岳。右が御在所岳と国見岳。

1/7 7:13

カッコいい鎌のピーク。

1/7 7:13

こちらは御在所と国見岳。

1/7 8:10

8時過ぎの中道登山口前駐車場。今年は中央の車止め柵が外れていて広い駐車場のほうにも停められます。ただ除雪が十分じゃないので停める場所に気を遣います。

1/7 8:11

駐車場から見上げる御在所岳。白い山肌に白い六号鉄塔。

1/7 8:15

一旦湯の山温泉方面へ歩いて引き返して長石尾根・長石谷登山口へ。駐車場へ向かうときに先行の方が一名入っていくのを見かけたのでトレースが付いています。

1/7 8:16

この雪が着いた岩の渡渉は難易度が高い。
しょっぱなからドボンは避けたいので慎重に渡りました。

1/7 8:20

何とか渡って山道へ。

1/7 8:26

6分程で長石尾根・長石谷ルートの分岐に到達。
今日は明るい尾根道を歩きたい気分。先行トレースも尾根へ向かっています。

1/7 8:35

尾根の取付きは急登です。登りきったところに鉄塔あり。

1/7 8:39

ここから先は比較的なだらかな尾根歩きが続きます。

1/7 8:54

右手には堂々たる御在所岳。

1/7 9:04

9:04弥一ヶ岳のピーク。

1/7 9:06

ここに来て西側の視界が開けて目指す鎌ヶ岳のピークが見えました。まだまだ遠いよ。

1/7 9:14

三ツ口谷ルートへの分岐路その1

1/7 9:38

だんだん雪が深くなってきます。この辺りで先行の若者に追いつきました。ここまでラッセルありがとうございました。しばらく休憩されるとのことでお先に行かせてもらいます。

1/7 9:43

三ツ口谷ルートへの分岐、その2

1/7 9:43

この辺りのザレ場は風が通るせいで雪が少なめです。

1/7 9:55

ザレザレのザレ場。

1/7 9:57

ザレ場の上から御在所を眺める。今日は最高の天気です。

1/7 9:57

御在所の東稜。

1/7 10:17

入道ヶ岳ごしに鈴鹿の街並み。

1/7 10:17

山頂まであと一息。

1/7 10:19

この雪庇を通過するのに手間取りました。

1/7 10:26

でも雪庇過ぎたところからの樹氷がスゴイ！

1/7 10:26

やっぱり青空バックの樹氷は素晴らしい。

1/7 10:26

これもスゴイ。

1/7 10:26

素晴らしい！

1/7 10:28

山頂はすぐそこ！

1/7 10:30

到着！本日トップのようです。

1/7 10:30

鎌山頂からの御在所岳の眺め。

1/7 10:30

右側がイブネ・クラシ方面。左のピークが東雨乞岳と雨乞岳。

1/7 10:31

3日前に登った綿向山ですね。今日はガス掛かっていないから向こうも霧氷が綺麗だろうなあ。

1/7 10:31

綿向から右手に下った稜線の小ピークがイハイガ岳かな？

1/7 10:32

もう一度、雨乞岳を中心とした遠景。

1/7 10:32

雲母峰の向こうに広がる四日市市街。

1/7 10:33

ちょっと影絵遊び。

1/7 10:32

山頂南側の広場へ向かう。吹き溜まりスゴイ。

1/7 10:36

間違いなく今日は誰も来ていないですね。

1/7 10:44

お気に入りの鎌尾根。また冬の間にも歩きに行きたいな。

1/7 10:48

御在所に向けて巻き道を下るのですがこの雪の量です。どこがルートやら判りづらい。

1/7 10:48

この急斜面は夏はトラバースしながら下るんですが、もう雪着きすぎで真っ直ぐ下ったほうが早い。

1/7 10:50

一気に下って反対側のテープのところへ。

1/7 10:57

三ツ口谷への下り口へ。

1/7 10:58

ここを降りる場合は落石に細心の注意が必要です。

1/7 10:57

下りてきて鎌山頂を見上げる。

1/7 11:19

しっかしこの縦走路にこんなに雪があるとは。。。夏道が判らず少しルート外しました。

1/7 11:29

何とか武平峠へ。途中で御在所から鎌へ向かわれている方とお会いし、御在所へのコースも雪多いらしい。

1/7 11:36

ひとまずスカイラインまで下ってきました。

1/7 11:37

武平トンネル滋賀県側の駐車スペース。

1/7 11:37

武平トンネルの滋賀県側入口。

1/7 11:37

スカイラインも膝まで雪が積もっています。

1/7 12:04

また峠へ登り返して御在所へ向かう。振り返るとそこに鎌が居る。

1/7 12:28

天指岩と鎌ヶ岳。

1/7 12:32

空が近い！！

1/7 12:35

この柵のところまで来たら山頂の遊歩道はもうすぐなんですが、トレースが柵の向こうに続いている。。。私は正規ルートの方から遊歩道へ出ました。

1/7 12:51

スノーシューでハイキングしている人が多数。今日はどこでも歩ける感じ。

1/7 12:53

御在所の霧氷もすばらしい！

1/7 12:53

前回来た12月下旬とは樹氷の濃さが全く違う。

1/7 12:53

今日は三角点経由ではなくダイレクトに最高点を目指す。

1/7 13:00

最高点到着！

1/7 13:01

望湖台から雨乞岳、綿向山方面の眺め。

1/7 13:01

鈴鹿山系北部を見渡す。濃尾平野の向こうには御嶽山、乗鞍、白山が。南アルプスも見えました。

1/7 13:05

三角点方面は賑やか。

1/7 13:08

樹氷のトンネルを抜けて三角点のあるピークへ。

1/7 13:09

立派な三角点の看板。

1/7 13:10

御嶽山、乗鞍岳の奥には北アルプスも見えますね。

1/7 13:10

ひと際白い白山。

1/7 13:10

今日はゲレンデを下っちゃお。
スキーヤーも大勢居ましたよ。

1/7 13:11

南アルプスの山々。

1/7 13:11

御嶽にズーム。

1/7 13:17

アゼリアに来ました。目当てはもちろん。。。

1/7 13:27

これですよ！御在所カレーラーメン。今日は津ぎょうざも付けちゃいました♪

1/7 13:45

まんぷく♪アゼリア横の人工氷瀑。前回はまだ出来ていなかったのにカチンコチン。

1/7 13:47

ロープウェーの山頂駅舎はリフレッシュ工事が始まっているのかな？

1/7 13:54

今日は一ノ谷新道から下ることにしました。とりあえず大黒岩へ向かう。

1/7 13:56

大黒岩からの眺め。なんちゅうパノラマ！

1/7 13:56

鎌ヶ岳の美しい山姿。さっきまであのピークに居たんですよね。

1/7 13:57

大黒岩の向かい側は荒々しい岩壁。

1/7 14:00

大黒岩の先っちょで景色を眺めていると行き交うゴンドラのお客さんが手を振ってくれます。こちらも振り返す。

1/7 14:01

今日は強風の為、ロープウェーが動いたり止まったりしていたらしいです。

1/7 14:08

一ノ谷新道を激下り。ピッケルが役立ちます。

1/7 14:17

鷹見岩。

1/7 14:51

ひたすら下ってマツタケ岩へ。ここまで来たらほぼ終了。

1/7 14:56

山の家に出ました。

1/7 14:57

登山口に出ました！

1/7 14:58

スカイラインには雪ダルマが。

1/7 15:00

駐車場へ帰還。15:00ですがまだ結構停まっていますね。

1/7 15:41

帰る途中にもう一度鎌と御在所をを振り返る。
連休最終日もいい山行でした。

撮影機器：

TG-3 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 ヘッドランプ 予備電池 携帯 時計 サングラス ツェルト ナイフ カメラ 予備手袋 ネックウォーマー アイゼン GPS ガイド地図（ブック） ハードシェル ピッケル

感想

tonzablow

今日は年末年始休暇の最終日。4日連続の山行です。なんだかんだで家族旅行と三が日以外は毎日山へ行っていました。明日から仕事なので軽めに済まそうかと、ランチの準備が不要な御在所岳へ。それだけでは物足りない気もするので鎌ヶ岳からの周回縦走コースとしましたが、県境稜線の積雪量が予想以上に多くて、結局終始ラッセルの体力系登山となってしまいました。それでも青空をバックに霧氷がキラキラと輝く素晴らしい光景を見ることができて満足の山行でした。