阿弥陀北稜&赤岳主稜(取り付き敗退)
- GPS
- 30:31
- 距離
- 17.5km
- 上り
- 1,926m
- 下り
- 1,919m
コースタイム
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 2:39
- 合計
- 9:22
天候 | 初日:曇り時々晴れのち雪 2日目:晴れ(朝強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
この間より雪が増えてる印象でした。阿弥陀北稜はトレース外すと腰まで埋まりました。 |
写真
感想
山岳会の合宿で阿弥陀北稜、赤岳主稜に行ってきました〜。
初日は阿弥陀北稜へ。
前日、美濃戸口の仮眠室で仮眠を取り、朝方、美濃戸へは四駆+4輪チェーンでワープ。日も登らないうちから出発。
今回は行者小屋ベースなので南沢を詰めていきます。
南沢のスタートは雪少な目ですが、南沢大滝分岐あたりから雪量が増えました。
行者への登りは緩いのですが、途中トイレに行きたくなり、小屋まで我慢したのでつらかったです(;´・ω・)
行者に着くと、結構いい天気。初日は薄雲りで天気は微妙だと思っていたのでラッキーです。さっそくテントを設営して、荷物をデポし、北稜へアタック。
北稜取り付きにつくと2パーティーほどとりつきで待っていたので、渋滞につかまり、とりつき待ちをすることに。時間があったのでピットを掘りました。(結果は写真の通り。)
予定では北稜は2P目をリード。
終了点でスノーバーで支点を構築し、バックアップでアックスを打ち込んで”支点ビレイ”をしようとしたのですが、会の方にスノーバーでの支点は不安定なので、支店ビレイではなく、スタンディングアックスビレイに帰るようにとアドバイスをいただきました。確かに2P目の終了点は割と広いスペースがあり、雪も豊富だったので、スタンディングアックスビレイが正解でした。この辺は経験値が足りないな〜と反省。
アルパインでのビレイはペツルのボルトや確実なピナクル、複数の支点で果汁分散できる場合以外はボディービレイが基本なんだそうです。不安定な支点で支点ビレイをしたときに支点が崩壊すると、フォローの墜落で支点にもろに衝撃が加わり、支点が崩壊する可能性がある上に、崩壊した場合は二人とも墜落する可能性があるため、ボディービレイにするのがよいとの事。勉強になりました。
無事、全員北稜を登り切り、阿弥陀を登頂、下山は文三郎尾根を考えていましたが、中岳への下りが急峻だったため、北稜を懸垂50m2pで下山。
無事テントまで帰還しました。
2日目は赤岳主稜へ。テントを出て取り付き点まで行きましたが、風が非常に強く、凍傷のリスクもあったため、撤退を判断。残念ですが、テントまで引き返し、テントを撤収して下山しました。
合宿として赤岳主稜へはいけませんでしたが、合宿を通して成長できたシーズン前半でした。これからも技術を磨いていきたいですね。
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