白馬岳(栂池→猿倉 テント泊)


- GPS
- 27:27
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,153m
- 下り
- 1,730m
コースタイム
二日目:7:15テント場〜7:30丸山(テント場からピストン)〜8:20テント場出立〜10:35白馬尻荘〜11:30猿倉
天候 | 1日目:晴れ〜吹雪 2日目:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
猿倉からはバスまで時間があった為に相乗りでタクシー。白馬駅までは3600円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
このコースは大雪渓を含め初心者でも登れるコースです。白馬大池周辺は大変大らかで素晴らしい景色。そこから白馬岳に向かう尾根歩きは危険箇所もなく(晴れれば)快適な稜線歩きが楽しめます。 大雪渓は山馴れた方ならアイゼン無くても行けますが、それでも持っていった方が楽です。(アイゼンは白馬駅でも、そして雪渓ルートのどの小屋でも有料(1000円程度)で貸してくれます)またこの時期は雪はかなり少なくなっていたため、小雪渓は迂回路を通るため落石に注意、また大雪渓上のコース上ではいくつものクレバスがあり、これも注意した方が良いでしょう。 今の時期、夜はかなり寒いのでテント泊の方は防寒具はしっかりと。昼間も風が強いとかなり寒いので(今回は吹雪かれた為特に)、厚手の手袋、冬用帽子、そして暖かいインナーは必須です。 白馬村には温泉がありますが、最も駅から近い温泉はロイヤルホテル内にあります。駅から歩いて3分程度で入浴料は650円。 |
写真
感想
一日目、栂池自然園辺りでは曇っていた天気が乗鞍岳辺りまで行くと青空が大きく見えるように。これはラッキーと思って、白馬岳に続く稜線に取り掛かると、雲行きが怪しくなり、風が強まり、やがて吹雪となりました。
吹雪は白馬岳山頂辺りまで続き、やがて雪は収まりましたが猛烈な風は相変わらず。村営宿舎のテント場は風がモロに吹き抜け、テントを張るのに非常に苦労を強いられました。
夜も翌朝まで休むことなく風は吹き荒れ、時には雪も降るという最悪な一夜。非常に寒く、ダウンを着こみシュラフ(モンベル#3)をきっちりと被って何とか眠れるという状態。そんな中でも私は意外と良く眠れたのですが、中には寒いし風がウルサイしと小屋に非難した人もいたそうです。
同テント場はかなり多くのテントが張れますがこの日はギッチリ。小屋泊の方に聞いたら小屋は余裕があったそうなのでこの天気を考えると小屋泊りの方が正解だったかも知れません。
二日目は相変わらず風は強いのですが、快晴。テントの周りは薄く雪が積もっており、尾根道の一部は凍結。そんな中でも不帰嶮に向かう人は多そうでした。
私はテント場すぐの丸山まで空荷で登り、そこで景色を堪能して大雪渓を経由して猿倉に向かいました。出だしの下りで道に積もった雪が凍結しており少し苦労をしましたが、後は快適な下り道。小雪渓は雪が少ない為に迂回路経由となり、雪原歩きは大雪渓のみ。私はアイゼン無しで下りましたが、意外と雪が締まっていた為に少し苦労。持ってくれば良かったかな、と後悔したりもしました。もちろんほとんどの人がアイゼン装着で歩いていました。
猿倉からはバスで帰ろうかと思っていたのですが、同じタイミングで下山したご夫婦と乗合で白馬駅まで。白馬駅近くのロイヤルホテルにある温泉で汗を流し、2時38分発の特急あずさで帰路に着きました。
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