奥穂高岳(涸沢からピストン)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 32.7km
- 登り
- 1,686m
- 下り
- 1,681m
コースタイム
9月24日 07:00涸沢テント場〜08:15ザイテン取付〜09:20穂高岳山荘〜10:40奥穂高岳11:00〜12:30穂高岳山荘〜14:40涸沢テント場
9月25日 07:45涸沢テント場〜08:55本谷橋〜09:50横尾〜10:50徳沢11:15〜11:55明神〜12:40河童橋〜12:55上高地BT
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
帰りもバスターミナルで相手を見つけて乗り合い。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
涸沢までは危険箇所はありません。涸沢より上部はハシゴ・鎖場等ありますが、丁寧に行けば問題ないと思います。 3連休だったため、鎖場・ハシゴでは渋滞が発生しました。渋滞発生箇所は ザイテンのハシゴがあるところの上り 穂高岳山荘上部のハシゴ部分(上り下り共に) おかげさまで穂高岳山荘から奥穂往復に3時間かかりました。 帰りは乗鞍高原のゆけむり館へ行きました。乳白色の温泉で大人700円です。白骨が遠い現在、ここで十分だと思います。とても綺麗で個人的にはお勧めです。 |
写真
感想
先月の槍に引き続き2ヶ月連続で北アルプスに行きました。ほんとうは紅葉の涸沢に行きたかったのですが、ものすごい混むと聞いてこの3連休にしました。それでもものすごい人出でしたが、3日間とも快晴で、お天気にはとても恵まれました。
1日目
朝04:00位に沢渡に着き、少し仮眠して05:00に出発。前回同様相乗りタクシーにしました。上高地BTから横尾までは先月も通った道なので、快調に進みます。気温もだいぶ低くなったおかげで、体力的にも楽でした。
横尾から橋を渡って本谷橋へ。屏風岩を左手にみながら進みます。本谷橋まではきつい登りも無くあっさりと着きました。
そこからいよいよ登りの始まりです。私たちはペースが遅いので譲りながらのんびり登りました。
涸沢には12:00頃着。まだテント場には余裕があったので平らな所に張ることができました。テントを張ったあとは名物のおでんを頂きます。こんな山奥でおいしいおでんが食べれるなんて信じられません。
昼食後に昼寝をして起きるとテントがびっしりになっていてびっくりしました。私たちの近くの明らかに張れそうもなかった場所にも張ってありました。
夜お隣さんがうるさく、なかなか寝付けなかったです。泥酔するまで飲んでいて、私たちの張り綱を蹴っては外していまい、とても迷惑でした。
2日目
昨夜泥酔していたお隣さんが朝03:00から大声で準備を始め、あまり寝てられませんでした。早発ちは良いのですが、少しは静かに出来ないものでしょうか。彼らが出発してからは静かになったので、それからまた少し寝て朝05:00頃に起きました。朝食の準備をしながらモルゲンロートを見ると、前夜の不快な思いも吹き飛びます。
朝07:00に奥穂へ向け出発。ザイテンのハシゴ付近で渋滞につかまりながらもなんとか穂高山荘へ。ここから奥穂への取付きが大渋滞でした。鎖場を抜けるまで1時間近く並んだと思います。そこを抜けると山頂までは問題なく行けました。山頂からは360度の大パノラマ!!前回の槍の時も晴れてましたが、今日の方が雲が少なく遠くまで見渡せました。
下りもまた鎖場の所で大渋滞。山岳救助隊のかたが整理してました。下っている途中、前穂の北尾根をヘリが何度も行き来してました。帰ってから調べてみると滑落事故があったようです。
3日目
テント場の人数も減り、この日は静かに眠ることが出来ました。今回のルートは下りで登り返すこともなく、下り一辺倒なのでとても楽です。徳沢でカレーライスを頂き、上高地でソフトクリームを食べましたが、どちらもとてもおいしかったです。帰りは乗鞍高原のゆけむり館へ行きました。露天風呂もあり乳白色の温泉で、またとても綺麗なので大満足です。
寒さ対策
私の持っているシュラフは快適睡眠温度3℃のもので、シュラフカバーを持っていません。それでは寒いかもしれないと思い、ツエルトを持って行ってシュラフの上にかけて寝ました。ツエルトはファイントラックのもので、一応透湿機能のあるものです。しかしながら朝起きると結露していました。幸いシュラフの表面で撥水してくれ、ダウンが濡れることはありませんでした。そこで翌日はツエルトとシュラフの間に新聞紙をはさんで湿気を吸収させました。これがなかなか上手くいき、新聞紙は濡れましたがシュラフはドライのままでした。また新聞紙を挟んだことで保温力もアップし、とても快適に眠ることが出来ました。テントに霜がついていたので、朝方は氷点下になっていたと思われます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する