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Yamareco

記録ID: 1395063
全員に公開
山滑走
甲信越

四ッ岳北面

2018年03月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:08
距離
12.2km
登り
1,557m
下り
1,557m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:24
休憩
0:31
合計
7:55
4:40
359
10:39
11:10
85
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
上部はカチカチで滑落注意
その他周辺情報 温泉は平湯の森、平湯民族館の大露天風呂がある
04:39 キャンプ駐車場に他に車なし。先週の大滝山は誰にも会わない完全単独であったが今回はどうだろう。渡渉や2400m付近の氷化斜面などリスクが大きい山なので身が引き締まった、、、と思ったのもつかの間、先行者トレースを発見^^ 数分後には後続のヘッドライトも見えて緊張が和らいだ^^
2018年03月03日 04:39撮影 by  Canon PowerShot G15, Canon
3/3 4:39
04:39 キャンプ駐車場に他に車なし。先週の大滝山は誰にも会わない完全単独であったが今回はどうだろう。渡渉や2400m付近の氷化斜面などリスクが大きい山なので身が引き締まった、、、と思ったのもつかの間、先行者トレースを発見^^ 数分後には後続のヘッドライトも見えて緊張が和らいだ^^
05:41 先頭はボーダーの女性と山スキーの男性のパーティ。序盤に追い越して先頭で渡渉ポイントにIN。安定したブリッジを探して渡渉して写真の斜面から取り付く。しかし少し上に難所があり、ほんの数mがどうしても越えられず板を脱いでの根性登行になってしまった。。ここが1つめの核心部。
2018年03月03日 05:41撮影 by  Canon PowerShot G15, Canon
3/3 5:41
05:41 先頭はボーダーの女性と山スキーの男性のパーティ。序盤に追い越して先頭で渡渉ポイントにIN。安定したブリッジを探して渡渉して写真の斜面から取り付く。しかし少し上に難所があり、ほんの数mがどうしても越えられず板を脱いでの根性登行になってしまった。。ここが1つめの核心部。
05:46 根性登行でモタツイテいると追い越したパーテイに追い付かれた。
2018年03月03日 05:46撮影 by  Canon PowerShot G15, Canon
3/3 5:46
05:46 根性登行でモタツイテいると追い越したパーテイに追い付かれた。
06:09 プチ休憩を終えて後続を見ると同じあと数m点で男性がもがいておりストックで手を貸してあげることにする。ヘンテコなトレースを付けた責任もあったので...。
2018年03月03日 06:09撮影 by  Canon PowerShot G15, Canon
3/3 6:09
06:09 プチ休憩を終えて後続を見ると同じあと数m点で男性がもがいておりストックで手を貸してあげることにする。ヘンテコなトレースを付けた責任もあったので...。
07:28 1時間渡渉で後続の2名パーティに抜かれたようだ。で、このトレースのルート取りが素晴らしく感心しながら登行となった...。ストック跡もリズミカルでどんな方達なのか? あの人それともあの人?など考えながら登行して追い付いた時に〇〇さんですか? と聞いたら全くの別人だった(笑) お話を伺うとYASUHIRO先生のトレースをGPSに入力されていたとのこと。ルートファインディングを楽しむという逆の考え方もあるが、このひと手間をかけられる人は山で失敗が少ないと思った。
2018年03月03日 07:28撮影 by  Canon PowerShot G15, Canon
3/3 7:28
07:28 1時間渡渉で後続の2名パーティに抜かれたようだ。で、このトレースのルート取りが素晴らしく感心しながら登行となった...。ストック跡もリズミカルでどんな方達なのか? あの人それともあの人?など考えながら登行して追い付いた時に〇〇さんですか? と聞いたら全くの別人だった(笑) お話を伺うとYASUHIRO先生のトレースをGPSに入力されていたとのこと。ルートファインディングを楽しむという逆の考え方もあるが、このひと手間をかけられる人は山で失敗が少ないと思った。
08:07 THE DAYな快晴は朝から! そして下山するまで続いた^^
2018年03月03日 08:07撮影 by  Canon PowerShot G15, Canon
3/3 8:07
08:07 THE DAYな快晴は朝から! そして下山するまで続いた^^
08:36 スタートポイントは固い雪、その後モナカ気味の雪、上部はパウダーになった。ラッセルはブーツ半分くらいと厳しくはなかった。
2018年03月03日 08:36撮影 by  Canon PowerShot G15, Canon
3/3 8:36
08:36 スタートポイントは固い雪、その後モナカ気味の雪、上部はパウダーになった。ラッセルはブーツ半分くらいと厳しくはなかった。
09:04 至近の北アの眺望は素晴らしく狙い通り!
2018年03月03日 09:04撮影 by  Canon PowerShot G15, Canon
3/3 9:04
09:04 至近の北アの眺望は素晴らしく狙い通り!
09:04 先行者。ラッセルとトレースありがとうございました。
2018年03月03日 09:04撮影 by  Canon PowerShot G15, Canon
3/3 9:04
09:04 先行者。ラッセルとトレースありがとうございました。
09:19 先行者は左から大周りするルートを選択。私は左から回るが少しショートカット気味なルートを選択。
2018年03月03日 09:19撮影 by  Canon PowerShot G15, Canon
3/3 9:19
09:19 先行者は左から大周りするルートを選択。私は左から回るが少しショートカット気味なルートを選択。
09:19 振り返ると。広大な大斜面だが上部はカッチカチやぞ。
2018年03月03日 09:19撮影 by  Canon PowerShot G15, Canon
3/3 9:19
09:19 振り返ると。広大な大斜面だが上部はカッチカチやぞ。
09:59 2つめの核心部?を越えた。微妙に急傾斜で中途半端に固くなり(クトーが効くほど固くない雪、、、)滑落に神経を使うようになったため早々にアイゼンを装着した。ところどころ底が抜け、重いザックと薄い空気でこの付近の登行が最もシンドカッタ。
2018年03月03日 09:59撮影 by  Canon PowerShot G15, Canon
3/3 9:59
09:59 2つめの核心部?を越えた。微妙に急傾斜で中途半端に固くなり(クトーが効くほど固くない雪、、、)滑落に神経を使うようになったため早々にアイゼンを装着した。ところどころ底が抜け、重いザックと薄い空気でこの付近の登行が最もシンドカッタ。
10:06 山頂を目視! 雪面は完全に氷化し固かった。風は中風程度で大したことはなかった。
2018年03月03日 10:06撮影 by  Canon PowerShot G15, Canon
3/3 10:06
10:06 山頂を目視! 雪面は完全に氷化し固かった。風は中風程度で大したことはなかった。
10:38 四ッ岳山頂着。出発からちょうど6時間は2013年とほぼ同じ。先行者は10分くらい前に到着したようだ。スキーを履いたまま登頂されたとのこと。
2018年03月03日 10:38撮影 by  Canon PowerShot G15, Canon
3/3 10:38
10:38 四ッ岳山頂着。出発からちょうど6時間は2013年とほぼ同じ。先行者は10分くらい前に到着したようだ。スキーを履いたまま登頂されたとのこと。
10:38 乗鞍岳。見るからに固そうな雪面は冬の様相。
2018年03月03日 10:38撮影 by  Canon PowerShot G15, Canon
3/3 10:38
10:38 乗鞍岳。見るからに固そうな雪面は冬の様相。
10:42 笠ヶ岳
2018年03月03日 10:42撮影 by  Canon PowerShot G15, Canon
3/3 10:42
10:42 笠ヶ岳
10:42 そして白山。この水曜日に山友のよすあき氏が登頂を果たした。彼はマジに凄い。
2018年03月03日 10:42撮影 by  Canon PowerShot G15, Canon
3/3 10:42
10:42 そして白山。この水曜日に山友のよすあき氏が登頂を果たした。彼はマジに凄い。
10:43 自撮り
2018年03月03日 10:43撮影 by  Canon PowerShot G15, Canon
3/3 10:43
10:43 自撮り
11:17 登頂直後にスマホのバッテリ残が1%となり山頂でウロウロしているうちに完全に切れてしまったアイタタ。GPSログをとっていたのでモバイルバッテリで充電するが、バッテリローで起動しないぜよ。強風の山頂で飯とシール剥がしなどで時間潰すが起動出来ないため諦めて下山することに(T_T)  といいつつ昔からのGarminのGPSも併用しておりログは取れているのだが ̄ー ̄)ニヤリ

ってことで氷化斜面をGo!
2018年03月03日 11:17撮影 by  Canon PowerShot G15, Canon
3/3 11:17
11:17 登頂直後にスマホのバッテリ残が1%となり山頂でウロウロしているうちに完全に切れてしまったアイタタ。GPSログをとっていたのでモバイルバッテリで充電するが、バッテリローで起動しないぜよ。強風の山頂で飯とシール剥がしなどで時間潰すが起動出来ないため諦めて下山することに(T_T)  といいつつ昔からのGarminのGPSも併用しておりログは取れているのだが ̄ー ̄)ニヤリ

ってことで氷化斜面をGo!
11:27 下山ルートは右手側から(先行者が登行したライン)。上部はカッチカチやぞだがその後パウとなった^^ 下界は既に気温高いはずだが流石極寒エリアである。写真は追い付いた先行者。この先しばらくお一緒させて頂く。
2018年03月03日 11:27撮影 by  Canon PowerShot G15, Canon
3/3 11:27
11:27 下山ルートは右手側から(先行者が登行したライン)。上部はカッチカチやぞだがその後パウとなった^^ 下界は既に気温高いはずだが流石極寒エリアである。写真は追い付いた先行者。この先しばらくお一緒させて頂く。
11:28 この斜面は気持ち良かった♪
2018年03月03日 11:28撮影 by  Canon PowerShot G15, Canon
3/3 11:28
11:28 この斜面は気持ち良かった♪
11:30 北斜面だが下部は直射が当たる場所で局所的にストップスノーに。一度つんのめって転倒しそうになった。で、その直後に私のスキーがゲタに...。チューンナップしたばかりなんですけど、、、。先行者が貸してくれたブラシで除去し、固形ワックスを塗って滑走再開。これからの残雪期は毎回ワックスを塗るのと、固形ワックス持参必須を痛感。

その後、渡渉してシール貼って登り返して12:33に駐車場着。トータル約8時間だった。
先行者の方、トレースなどありがとうございまいた!
2018年03月03日 11:30撮影 by  Canon PowerShot G15, Canon
3/3 11:30
11:30 北斜面だが下部は直射が当たる場所で局所的にストップスノーに。一度つんのめって転倒しそうになった。で、その直後に私のスキーがゲタに...。チューンナップしたばかりなんですけど、、、。先行者が貸してくれたブラシで除去し、固形ワックスを塗って滑走再開。これからの残雪期は毎回ワックスを塗るのと、固形ワックス持参必須を痛感。

その後、渡渉してシール貼って登り返して12:33に駐車場着。トータル約8時間だった。
先行者の方、トレースなどありがとうございまいた!
12:49 平湯民族館の大露天風呂に入り金沢に戻った。
2018年03月03日 12:49撮影 by  Canon PowerShot G15, Canon
3/3 12:49
12:49 平湯民族館の大露天風呂に入り金沢に戻った。
12:59 大露天風呂
2018年03月03日 12:59撮影 by  Canon PowerShot G15, Canon
3/3 12:59
12:59 大露天風呂
撮影機器:

装備

個人装備
長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 バラクラバ 毛帽子 着替え ブーツ ザック スコップ 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット ガムテープ 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ビンディング スキー板 シール

感想

北陸岐阜長野で降水確率が終日0%! THE DAY確実なこの日、四ッ岳北面でご機嫌なパノラマ頂いてきた^^

■メンバ 単独
■道具  スキー:アンペレージ/BD、ビンディング:TLT SPEED/Dynafit、ブーツ:EVO/スカルパ
■行程  2018年3月3日(土)快晴、最低-9℃、山頂は強風(-5℃)

04:40(1309m) 平湯キャンプ駐車場
05:43(1554m) 大滝川渡渉ポイントIN
06:49(1556m) 大滝川渡渉ポイントOUT
09:26(2463m) アイゼン装着
10:38(2757m) 四ッ岳着
11:10(2757m) 四ッ岳発
12:02(1576m) 渡渉点登り返し
12:33(1330m) 平湯キャンプ駐車場

距離 13.2km
行動時間 7時間53分
累積標高差 ±1957m

登り応えのある大滝山を先週やって次は四ッ岳北面と思っていた。この状況で完璧な晴れと高い予想気温で正に「行ってください」状態♪ 木曜の夜に金沢で強い雨が降り激ラッセルの可能性があったが、高い気温は凍傷リスクの怪我指には好都合^^ あまりに予報がいいので平湯からの乗鞍岳が頭をよぎったが、歩きメインで滑りは楽しめず一度達成もしているため予定通りの四ッ岳北面とした。

19時頃帰宅して身支度整えて21時自宅発。一般道で福光まで抜けて東海北陸道で高山までその先R158で平湯着は23時半ごろ。現地は-7℃といつもの低温だった。翌日駐車するキャンプ駐車場の除雪状態を確認して、平湯ICの駐車スペースで24時寝袋に入った。

4時丁度に目覚まししたが鳴る前に目が覚めた。その時刻がなんと3時59分! 素晴らしき体内時計に感動しながら軽くたべてキャンプ場に移動し月夜で明るい雪道を歩き始めた。4時40分。雪が固かったので最初からアイゼンを装着した。

詳細はブログにて
http://ghblog.sunnyday.jp/yamakiko/2018/0303-182719.php

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