記録ID: 1398130
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ハイキング
富士・御坂
180310 新雪の樹海を行く〜絶景の大室山&富士眺望の湯 ゆらり
2018年03月10日(土) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:11
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 596m
- 下り
- 510m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:27
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 6:06
距離 17.7km
登り 599m
下り 514m
16:27
ゴール地点
天候 | 曇のち晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
■富士急山梨バス 鳴沢・精進湖・本栖湖行き(ブルーライン) http://www.yamanashibus.com/pdf/rosen/fujigoko/detail_id7_timetable_171002.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
大室山といえば、丹沢の大室山がよく知られていますが、富士山の近くにも大室山があります。精進湖側から見る富士山は、大室山を抱えているように見えるため「子抱き富士」とも呼ばれていますが、その子抱き富士の「子」大室山に行ってきました。 さて、大室山山頂へのルートは「山と高原地図」には記載されておらず、これまでの皆様のレコ等を参考にして、富士山精進湖登山道からアプローチするルートチョイスしてみました。私のように公共交通機関を使う場合、大室山周辺にバス停がないため、比較的長いアプローチをとって大室山を目指さなければならない点がネックとなります。地図や皆様のレコを参考にさせていただきながら、今回は ◎ 往路は、精進湖近くの赤池バス停を起点として、富士山精進湖登山道を経由して大室山に登頂する ◎ 復路は、大室山から県道71号線を経由して「富士眺望の湯 ゆらり」に立ち寄り、そこから出る無料送迎バスで河口湖駅に向かう、 ルートを計画してみました。なお、復路は往路と同じく赤池を使うことも考えましたが、「赤池〜河口湖の運賃が910円!」&「樹海は往路でお腹いっぱいになりそう・・」という理由で、「富士眺望の湯 ゆらり」をチョイスしています。 ご参考までに、自宅から河口湖駅まで、往復ともに高速バスを利用しました。以前、帰りの高速バスが渋滞に巻き込まれしんどい思いをしたことがあったことから、帰りは避けてきましたが、土曜日は比較的定刻通りに運行できているようです。久しぶりのバスTOバスのアプローチとなりましたがトラブルもなくスムーズに行くことができました。 今回の山行で想定外だったのが雪。天気予報では雨とのことだったので、河口湖に向かう高速バスの車窓から、権現山、三つ峠山等が冠雪しているのを見たときには大丈夫かなと不安が過りました。雪はないだろうとチェーンスパイクを持ってきていなかったこと、また、踏跡が薄いとの情報もある大室山の取り付きが、雪で分からなくなっているのではないかと・・。 不安は的中。雪のため踏ん張りがきかない中、雪のため分かりにくくなっている踏跡をGPSを頼りに、なんとか大室山を登り切りました。苦労して登ったご褒美だったのでしょうか、富士を厚く覆っていた雲が徐々にとれていき、最後には雲一つないでっかい富士をゲットすることができました。・・・が、やはりこの季節、冬装備はしっかりとしておくべきですね。今回の反省点です。 |
その他周辺情報 | 〇富士眺望の湯 ゆらり https://www.fuji-yurari.jp/spa.html ※無料送迎バスあり 電話で予約が必要( TEL 0555-85-3126) ※クーポン券あり |
写真
おはようございます。ここは、鳴沢・精進湖・本栖湖行きの路線バス(ブルーラインと呼ばれています)の中です。このバスで精進湖近くの赤池バス停まで行きます。ちなみに、今回は河口湖までは高速バス。電車で行くことも考えましたが、中央線・本線、富士急線と接続&運賃の面から、高速バスに軍配があがりますね。でも、ちょっと高速バスが遅れ、路線バスに間に合うかどうかヒアヒアしました・・(^-^;。
バス停から見えるのは精進湖。昨日は雪だったようで寒々しい冬景色となっています。まさかこんなに雪が降っていたとは・・・(汗)。ちなみにバス停に使われている赤池は、幻の六つ目の湖の名称であり、ここからちょっと離れたところになります。
スタート直前に野暮用の電話が入り、その対応のため予定より30分ほど遅れてのスタートとなってしまいました。急がねば・・・。
スタート直前に野暮用の電話が入り、その対応のため予定より30分ほど遅れてのスタートとなってしまいました。急がねば・・・。
取り付きとなる富士山精進湖口登山道入口は、赤池バス停から国道129号線(富士パノラマライン)にでて、信号の先左側の消防の建物裏にあります。看板の「上九一色」からわかるように、この辺りは旧上九一色村の一部で、市町村合併で河口湖町に編入されたエリアになります。上九一色といえば、やはりオウム真理教の一連の事件を思い出してしまいます。
ゲートのところにあった案内板。内容よりも先にインデントの記号に「い」、「ろ」が使われているのがツボに入ってしまいました。「そこかい!」と突っ込まれてしまいそうですが(笑)。
Anyway、樹海が天然記念物に指定されたのは大正15年、特に、大室山と3〜4合目の針葉樹林原始林の景観は見事とのこと。大室山への期待が高まっています。
Anyway、樹海が天然記念物に指定されたのは大正15年、特に、大室山と3〜4合目の針葉樹林原始林の景観は見事とのこと。大室山への期待が高まっています。
一帯に広がっているのはブナ林。やまなしの森林100選だそうです。不思議なもので「〇〇100選」と言われると妙に興味をそそられますね。日本人ほど100選が好きな民族はいないようで、この私もしっかりそのDNAがあるようです(笑)。
皆様のレコ情報だと、踏み跡があるとのことだったのですが、この雪ですっかり覆われてしまいよく分かりません。基本的にルートは尾根沿いだったので、尾根を目指してブナ林の斜面を直登します。これが意外と急登・・しかも雪。あぁ〜、チェーンスパイクをもってくればよかったなぁ。
大室山山頂は周囲を樹木で覆われており全く眺望がありません。そのためスルーし、かぶりつきででっかい富士を見ることができる南側ピークに向かいます。ご参考までに、大室山は中央に大きな火口窪みがあり、南側ピークへは火口の縁にそって進む形になります。
完全に雲が切れました。「よっしゃー!」、久しぶりの富士山です。これだけ間近に見ると気合の入りも違いますね(笑)。TOさんごめんなさい、私が新たな雲払い伝説を作ってしまいました(笑)。
おまけ。私のデジコンは三倍ズームが限界ですが、それでも山頂の凸凹までくっきりと。これで今日のミッションはコンプリートです。あとは、「富士眺望の湯 ゆらり」に寄って帰るのみ。この分だと、「ゆらり」から見える富士も期待できそうですね〜。楽しみです。それでは、「富士眺望の湯 ゆらり」に向けて急ぎましょう!
三角点から少し下ったところからの富士ビュー。雲がわずかにかかっていはいますが、素晴らしい眺望が広がっています。富士のすそ野はなだらかに広がっているイメージがありましたが、この大室山以外にも大きなピークが幾つもあります。意外と凸凹でした。
県道71号線出合のところに戻ってきました。先ほどはなかった、アウトドア活動の体験サービスを提供するカントリーレイクシステムズの車が停車しています。
先ほど、ツナギ、ヘルメット+ヘッデンの装備の3人組パーティとすれ違いましたが、風穴ツアーだったのでしょうね。結局、赤池の精進湖登山道入口からここまで、すれ違ったのはこのパーティのみ、静かすぎるくらい静かな山行となりました。
先ほど、ツナギ、ヘルメット+ヘッデンの装備の3人組パーティとすれ違いましたが、風穴ツアーだったのでしょうね。結局、赤池の精進湖登山道入口からここまで、すれ違ったのはこのパーティのみ、静かすぎるくらい静かな山行となりました。
県道71号線を通って「ゆらり」に向かいます。テクテク歩いていると、軽ワゴン車に乗った地元の方(?)に「どこに行くのですか?」と職質を・・、何かと間違われたのでしょうか(@@)。
近道をしたつもりが大失敗。なんと「ゆらり」裏手に出てしまい、道を引き返す羽目に(涙)。おまけに、受付は長蛇の列となっており、入るのにも一苦労。温泉にたどり着くまで一難去ってまた一難といった感がありましたが、でかい富士を真ん前に見ながらの露天風呂に入れば疲れも吹っ飛びます。
残念だったのは、スタート遅れ、大室山等が積み重なり、ここでのくつろぎタイムがなくなってしまったこと。温泉からあがって直ぐに無料送迎バスに飛び乗り河口湖駅に向かわざるを得なくなりました。
残念だったのは、スタート遅れ、大室山等が積み重なり、ここでのくつろぎタイムがなくなってしまったこと。温泉からあがって直ぐに無料送迎バスに飛び乗り河口湖駅に向かわざるを得なくなりました。
河口湖駅周辺は渋滞も心配しましたが、送迎バスはこれを避けるようにして到着。おかげで、予定の高速バスより2本早い時間のバスに乗ることができました。
バス会社の窓口のおばちゃんに「土曜日はほぼ時間通りの運行ができますよ」と言われた時には半信半疑でしたが、定刻よりわずか5分遅れで中央道三鷹バス停到着。以前、渋滞で痛い目にあい帰路で使うのを避けていましたが、土曜日だとよさげですね。
バス会社の窓口のおばちゃんに「土曜日はほぼ時間通りの運行ができますよ」と言われた時には半信半疑でしたが、定刻よりわずか5分遅れで中央道三鷹バス停到着。以前、渋滞で痛い目にあい帰路で使うのを避けていましたが、土曜日だとよさげですね。
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
コンロ
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