御池岳 〜鈴鹿山脈最高峰、テーブルランドを歩く〜


- GPS
- 06:29
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,358m
- 下り
- 1,352m
コースタイム
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 6:32
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
通行止めゲート前の路肩スペースに駐車させていただきました。 ゲートからコグルミ谷登山口までは、国道306号線を距離にして5Km以上、延々と歩く必要があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストはありませんので、ネットで提出しましょう。 全体を通して凍結個所はありませんでした。 登山口から数百メートル先に崩落個所があり、注意が必要です。 五合目までは、積雪箇所はなく、登山道も比較的明瞭でした。 五合目からは残雪が出始め、八合目から上は雪道になりましたが、アイゼンが必要なほどではありませんでした。(下りではチェーンスパイクを付けました。) 山頂部は残雪も僅かで、危険個所はありません。 |
その他周辺情報 | <阿下喜温泉 あじさいの里> 三岐鉄道北勢線の終着駅、阿下喜駅のすぐ近くにある温泉施設です。 入浴料金は以下のとおりです。 <中学生以上> 平日:550円 土日祝日:650円 <小学生> 全日:350円 URL http://ajisainosato.com/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖フリース
長袖インナー
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
帽子
靴
ザック
チェーンスパイク
ゲイター
トレッキングポール
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
カメラ
|
---|
感想
先週登った藤原岳から見えた、山頂部が平らな特徴的な山。
それが御池岳でした。
調べてみると、鈴鹿山脈の最高峰で、山頂部はその山容から「テーブルランド」と呼ばれていることがわかりました。
いろいろと興味をそそられたので、登ってみることにしました。
夜中の3時過ぎに起床。
昨日登った御在所岳の疲れはほとんど取れていて、右足、左膝の調子も上々です。
これなら大丈夫と判断し、熱いシャワーを浴びて目を覚まし、4時前に出発しました。
今の時期、国道306号線が冬季通行止めになっていて、鞍掛トンネルの三重県側入り口にある駐車スペースまで車で行くことができません。
そこで、黄金大橋南交差点から少し進んだ先にある、通行止めゲート脇に車を停め、コグルミ谷登山口まで車道を歩くことにしました。
今回は、先日購入した自転車を車に積んで持ってきました。
登山口まで自転車に乗っていこうかと思ったのですが、緩やかとはいえ、ずっと登りが続くので、結構しっかりと漕ぐ必要があります。
こんなところで足を使うわけにはいかないので、押していくことにしました。
まあ、帰りは楽ができるので、仕方がないですね。
車道を約5Km歩き、大体1時間くらいでコグルミ谷登山口に到着しました。
自転車は登山口前のガードレールにデポし、山行開始です。
登山道は谷沿いをずっと続いていて、五合目あたりから残雪が出始めたので、チェーンスパイクを装着・・・したのですが、しばらく歩くと何やら左足側が緩いような感じがしたので見てみると、左前部分の止め金具が壊れているではないですか!
一応、アイゼンが必要と思われるか箇所は通り過ぎていたので、一旦チェーンスパイクは外しました。
その後も積雪箇所が続きましたが、凍結はしていなかったので、アイゼンなしでも特に問題はなかったです。
八合目から上は完全な雪道になり、頂上まではほぼ直登しました。
頂上に着くと誰もおらず、しばらく貸し切り状態でした。
頂上からは霊仙山、伊吹山、伊勢湾、乗鞍岳、御嶽山など、見事な景色が楽しめました。
しばらく写真を撮っていると、鈴北岳方面から、ドでかいザックを背負った男性が登ってきました。
その男性は足を止めることなく、標柱の前を通り過ぎていってしまいました。
藤原岳の方へ縦走したのかな?
自分も頂上を後にして先に進むことにしました。
テーブルランドと呼ばれるだけあって、広大なカルスト台地が続いていました。
しばらく歩くと、天狗の鼻やボタンブチがありました。
ボタンブチからは鈴鹿山脈南部の山々や、T字尾根、琵琶湖までが一望でき、ほんとに素晴らしかったです。
ボタンブチで景色を楽しんでいると男性登山者がやってきたので、長話。
その方もヤマレコをやっているということで、話が盛り上がりました。
また、写真撮影もお願いされたので、喜んでお引き受けしました。
(誰も見当たらなくて、撮影をお願いできる人がいなかったそうです。)
時間があったのに、ボタンブチの先まで行かなかったのは失敗でした。
(青のドリーネを見るには、もっと先に進まないといけないのです。)
ボタンブチからの景色でかなり満足してしまって、頭の中からすっかり抜け落ちてしまってました・・・。
丸山まで戻って休憩していると、ボタンブチで会った男性もやってきて、ここでもカメラマンを務めました。
その後は淡々と下り(途中、若干道を外したりしましたが)、無事登山口に着くことができました。
そして帰りのお楽しみ、自転車でのダウンヒルです。
いつものアクションカメラは今日は持ってきていなかったので、サブのデジカメで手持ち撮影した関係上、結構振動を拾ってしまってガクガクしてしまっている点はお見苦しいかもしれません。
途中、車線を跨いだり、反対車線を走ったりしちゃってますが、今は通行止めで車は通らないので、大目に見てください(笑)。
往路は1時間以上かかった道程を、復路では約8分で一気に下りました。
もしかしたら一時的に時速40Kmくらい出ていたかもしれません。
ちょっと調子に乗りすぎたかも・・・。反省です。
帰りは阿下喜温泉で1時間半くらいまったりして、最高に幸せでした。
山行後の温泉は本当にいいですよねー。
風呂上りにビールは飲めませんが、ビンのコーヒー牛乳を買って一気飲みました。
これがまた美味しかったです。
MonsieurKudoさん こんにちは。
これはこれは! 車のビデオよりも迫力ありますね。
途中で追い越したお兄さんがビビッてませんでした。(こんなところをてぷらで歩いているのも不思議ですが)Www
折りたたみマウンテンバイクほしくなりました。が、わたくしの場合、買うとしても電動アシスト付きですね。
お疲れ様でした。
tatsucaさん、こんにちは😃
コメントありがとうございます。
いつも使っているアクションカメラなら、もっと手ブレもなくヌルヌルな動画が撮れたと思うのですが、アレを撮ろうと思い立ったのは登山口まで歩いている時でして。
よく峠道をロードバイクで下っている人を見かけますが、ちょっとだけ気分を味わえました。
>途中で追い越したお兄さん
自分も気になりました。
あそこまで歩いて来るにしても結構かかるはずですし。
何してたんでしょうね?
>買うとしても電動アシスト付きですね。
電動アシスト自転車ならば、あのくらいの坂は楽に登れそうですねー。
でも電動アシスト自転車は高くて・・・。
MonsieurKudoさん、こんばんは。
御池岳は、鈴鹿セブンマウンテンではないのですか?
テーブルランド、ボタンブチ、T字尾根などは、羽根田治さんの本で読み、言葉だけ知っています。やはり、実際に足を運んでみて、初めて知識というものは生きてくるものですね。
車+自転車は、抜群の機動力を発揮しますね。行動範囲を広げる為の素晴らしい手段だと思います。
Kudoさんの高性能エンジンも、ますますパワーアップしているようですね。これからもビシバシやって下さい!それではまた😊
fgacktyさん、こんばんは。
いつもコメントありがとうございます。
御池岳は鈴鹿山脈の最高峰ではありますが、なぜかセブンマウンテンには含まれていません。(まあ、含まれていたらセブンではなくなって語呂が悪くなってしまうかもですけど。)
自転車は、こんなに早く山行で使うことになるとは思いませんでしたが、fgacktyさんのおっしゃるように機動力アップに一役買ってくれました。
緩やかな下り坂とはいえ、下山後に車道を5Kmも歩くのはキツいですからねー。
今日、関東地方は雪が降ったようですね。
ニュースで雪が舞う高尾山の清滝駅が映っていました。
奥多摩や山梨の山々にも雪が積もったのかな〜。
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