小蓮華山
- GPS
- 05:40
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,236m
- 下り
- 1,227m
コースタイム
- 山行
- 5:06
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 5:41
天候 | 快晴(朝方雲海) 風:稜線で10m/s前後 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
3月17日 土曜日は、日本海に中心をもつ高気圧に覆われ、快晴予報が出ており、風も10m/s前後と強まらない予報で、PM2.5も殆ど無く、前日の降雪で空気も澄んでいると思ったので、毎年恒例の小蓮華山日帰りを実行しました。始発のロープウェイが8:30、最終のロープウェイが15:00なので、実質5時間半で小蓮華山まで行って帰って来なければならない、かなりシビアな健脚向けのルートです。登りのコースタイムか5時間半なので、標準コースタイムの50〜60%のペースで歩かなければ達成出来ません。ロープウェイに間に合わなければ、地獄の標高差900mのゲレンデ下りが待っています。
朝4時半に松本を出発し、一路栂池高原スキー場を目指します。道も空いており、順調で、6時に栂池高原スキー場に着きました。ゴンドラ「イヴ」の乗場に一番乗りで場所取りをしました。
チケットを購入し、8時始発のゴンドラ「イヴ」に乗って雲の中を登り、栂の森駅へ。栂の森駅での乗り換え時間は7分。走ってロープウェイに向かいます。ロープウェイに乗り、自然園駅に向かう途中に雲を抜け、辺り一面雲海の素晴らしい景色が広がりました。いつもなら、ロープウェイを下りた場所で行われる遭対協さんの説明もロープウェイの中で行って頂けました。
8:41 スノーシューを履いて自然園駅を出発し、天狗原へ向かいます。冷え込みのお陰で雪が固く締まり良いコンディションの中、高度を上げて行きます。陽射しはあるものの、風があり、気温も低いお陰でハイペースで登ってもさほど汗をかかず快適でした。天狗原に着くと、白馬乗鞍岳の大斜面が眼前に迫ります。白馬乗鞍岳の斜面も雪質は固めでしたが、傾斜がきつくなると、新雪の多い所はスノーシューが効きにくくなりましたが、シュカブラの凹凸を上手く利用し、頂上稜線に上がりました。広大な白馬乗鞍岳の頂上稜線を歩き、頂上に到着。白馬大池方面へ歩を進めます。一旦白馬大池まで大きく下り、白馬大池の上を歩き、稜線に上がります。ここから船越ノ頭までの稜線は、風で雪が飛ばされるので、いつも殆ど夏道が出ています。船越ノ頭に地下近づくにつれ、北西側には雪倉岳と朝日岳が、北側には白馬大池が美しく見えて来ます。船越ノ頭からは小蓮華山が一望出来ます。雪稜を登るにつれ、白馬三山、後立山連峰の稜線が手に取るように望めます。標高が高くなるにつれ、急登を登る度に苦しくなってきますが、ペースを作り登って行きます。ついに着いた小蓮華山頂上からは、前日の降雪のお陰で真っ白に雪化粧した白馬岳をはじめ、後立山連峰北部の雄峰たちの素晴らしい眺望が広がりました。ゴンドラ登り場で出会ったソロテント泊の方と写真を撮り合い、楽しい時間を過ごす事が出来ました。絶景を堪能し、下山します。常に冷たい北西風が吹いていたので、フードを被り下りて行きます。船越ノ頭まで戻ると、BCスキーヤーで賑わっていました。下山も登りに付けたトレースを忠実に辿り、白馬大池を越え、白馬乗鞍岳へ登り返します。白馬乗鞍岳から天狗原への下りは、傾斜がキツく、スノーシューではスリップの恐れがあるので、アイゼンに替えて下りました。ふと白馬乗鞍岳の東斜面の北側に目を向けると登っている時には無かった雪崩の跡がありました。幅約30m、長さ約100m程の面発生乾雪表層雪崩で、弱層の上に前日に積もった雪がスキーヤーの荷重で破断したと見られます。天狗原に下り、栂池ロープウェイ目指して下りますが、日射と昇温の影響で、雪がグズグズに緩み、足を取られながら、14:21に無事自然園駅に下山しました。スノーシューハイクツアーのご一行様と一緒にロープウェイに乗り、下山しました。
下山後は、葛温泉 仙人閣で貸切状態でツルツル極上のいで湯を満喫する事が出来ました。夕ご飯は、馴染みの安曇野市穂高有明の「くるまや」に行き、期間限定の「あぶら麩そば」と海老の天ぷらを頂きました。夜は、たまたま美ケ原温泉に旅行に来ていた友人と一緒に松本城近くにある「塩井の湯」に行きました。温泉ではなく、ミネラルを豊富に含んだ井戸水の沸かし湯ですが、すごく温まり、汗がなかなか引かない良いお湯でした。地元の方でペットボトルを持参して源泉の井戸水持って帰られる方も居ました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する