妙高山BC-南面ルンゼを滑走-
- GPS
- 05:36
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,006m
- 下り
- 1,777m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 5:36
(往路)外輪山稜線シールオフ 10:52-11:02(2299m) 大正池シールオン 11:17-11:26(2118m)
(復路)大正池シールオン 13:46-13:54(2122m) 外輪山稜線シールオフ 14:35-14:47(2303m)
笹ヶ峰林道出合 15:13(1340m)
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
当日は三田原第3クワッドの営業は、ゲレンデがアイスバーンだったため緩むであろう9:30〜開始となった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
外輪山から大正池に下っていく際、復路に外輪山に登り上げる際、雪庇が落ちて来る危険があるので素早い行動が要求される。また、妙高山北峰に登り上げるとき、最後の急登で左が崖なのでシール&クトー登行で緊張した。南面ルンゼは条件が良いときの滑走を薦めます。 |
その他周辺情報 | 苗名の湯 \450 |
写真
感想
3年前からずっと計画していた妙高山頂上からの滑走を実行に移す。2/10(土)にGEN-Fさんが滑走したときからチャンスを伺っていた。
前日はWさんと谷川の一ノ倉岳BCで芝倉沢を滑走していて少し疲れもあったが、日曜日の天気予報は風も弱く気温も少し上がる程度だったため、もうこのチャンスは滅多に巡ってこないと思い、4:00に前橋を出て妙高杉ノ原スキー場へ向かった。
始発のゴンドラに乗ったが、次の三田原第3リフトの営業開始が予定していた9:00でなく、ゲレンデコンディションがアイスバーンのため少し緩む9:30で30分遅れとなり時間的に厳しくなる。外輪山の時点で11:00だったらGOすることとする。時間には間に合い、外輪山から妙高山の雄姿を見て行くことに決定した。すぐシールオフして全く誰も行っていない大正池方面へとスキーダウン。モナカだったがそんなことはお構いなしで先を急ぐ。大正池でシールオンし、北へと窪地を進む。予定していた西斜面を登山道沿いに上がっていく。クトーがよく効いてくれ、またWウィペットを木の幹に引っかけるなどして難所を登り上げた。最後は雪壁が待っていたが、スキーを脱いでツボ足歩きで難儀して時間をロスするより、シール&クトーでの登行を選択し、難所を突破してどうにか妙高山北峰に達した。
一応最高点の南峰の三角点にもタッチし、安全祈願をしてからいざ南面ルンゼへ。
2/10にここを滑ったヤマレコユーザーのGEN-Fさんのものと思われるシュプールがあった。GPSでもチェックを怠らずここで間違いないと確信し、ルンゼに飛び込む。斜度は優に40度を越えていたが、アイスバーンでなかったことが幸いだった。モナカ or 雪崩跡のいずれか選択制の滑走だったが、山滑走ではどんな所でも安全確実に転倒せずに滑り降りる、という鉄則に則って基本に忠実に滑り降りた。無事南面ルンゼ滑走を終え、窪地で3回目のシールオン。外輪山までは自分の滑走したシュプール跡を利用して登り上げる。リフトの最終乗車が16:00だったため、外輪山でシールオフし最後の滑走。ここは意外にもスキー滑走の標高差が大きく、外輪山〜三田原第2リフト乗場まで高低差が1228mもある。ここをわずか35分で滑り降り、第2リフトに少し余裕をもって乗車できた。
振り返って見ると、妙高山BCについては登行高度は935mと平標山と全く同じで、滑走高度が1711mもあり山滑走好きにはたまらないコースで、雪の条件と天候に恵まれさえすれば、またトライしてもいいかな、と思った。山は逃げないが、チャンスは逃げていく。今回は多少無理をしても行って良かった、とつくづく思った。
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