八ヶ岳 渋の湯〜天狗岳〜根石岳山荘〜硫黄岳

2018年03月24日(土) 〜 2018年03月25日(日)

• GPS: 15:09
• 距離: 20.6km
• 登り: 1,780m
• 下り: 1,762m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:12
• 休憩: 1:13
• 合計: 8:25

8:00 渋御殿湯
9:00 9:03 八方台方面・渋の湯方面分岐
9:20 9:21 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
10:00 10:02 黒百合ヒュッテ
10:07 10:10 中山峠
10:55 10:55 天狗岳分岐
11:05 11:08 天狗の鼻
11:10 11:45 東天狗岳（昼食）
12:12 12:12 白砂新道入口
12:27 12:30 根石岳
12:48 12:50 根石山荘
12:55 12:56 箕冠山
13:26 13:28 夏沢峠
13:30 13:31 ヒュッテ夏沢
14:45 15:00 硫黄岳
15:35 15:36 ヒュッテ夏沢
16:24 16:25 箕冠山
16:25 根石山荘

2日目

• 山行: 4:55
• 休憩: 1:35
• 合計: 6:30

7:40 根石山荘
7:54 7:55 根石岳
8:00 8:03 白砂新道入口
8:28 8:30 東天狗岳
8:45 8:55 西天狗岳
9:09 9:10 天狗の鼻
9:13 9:15 天狗岳分岐
9:53 9:55 天狗の奥庭
10:05 10:20 黒百合ヒュッテ
10:25 10:25 中山峠
10:29 10:30 見晴らし台
10:45 10:46 中山分岐
11:00 11:00 中山
11:05 11:10 中山展望台
11:45 11:45 高見石小屋
11:50 12:30 高見石展望台（昼食）
12:35 12:45 高見石小屋
13:03 13:05 賽ノ河原地蔵
14:10 渋の湯駐車場

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

3/21付近で降った雪を心配しましたが、道路に雪はありませんでした。
渋の湯の駐車場は雪でツルツルでしたが。。

コース状況／危険箇所等

この土日、何日か前に降った雪がさらさらの状態で、ピッケルの出番はありませんでした。概ね危険箇所はありません。ただ、東天狗から根石山荘までは踏み跡が一人分しか無く、少々不安になりましたが。。

その他周辺情報

下山後は「縄文の湯」600円、渋の湯から30分程度です。
サウナ、露天有り、休憩室も広く、くつろげました。

写真

いつもの前夜祭（笑）

諏訪SAにて車中泊。寝袋2枚重ねで温か

渋の湯までの道路から。
雲海の背後に真っ白な乗鞍

北アルプスの山々

御嶽山

槍がとがってる〜

駐車場のみ、こんな感じでツルツルでした。

ここから登山スタート
駐車場は1日千円。宿に申し込みに行きます。

まずは登山届を出します

雪がサラサラできもちいい〜
黒百合まで、ず〜っとこんな感じ。急登はありません。

黒百合ヒュッテに到着
展望が開けます。空が青い!!

高校生の団体が天幕準備してました。

中山峠を過ぎると。。

何をしているか？
それは天狗岳？　いや、天狗の鼻。

雪山でハシャグ私
右は西天狗、東は鼻で隠れてます。

風紋が出来ている

森林限界越えるとテンション上がりますねえ。。

ピッケルの穴が青い！

3/24 11:20

天狗岳に登頂!!
空がぁ〜　あおい。。

風もなく良い天気なので、
山頂でランチ

3/24 11:21

西天狗バックに。。
この日はスルーです。

3/24 11:20

硫黄バックに。。

東天狗から根石方面には、踏み跡一人分。。
少し険しいです。

下りて根石岳バックに。
ここを越えると山荘見えます。

元気な2名が硫黄岳アタックに向かいます。
ここは夏沢ヒュッテ。

ここからの硫黄は迫力ですね。

硫黄の火口ですが、半分崩れてます。

硫黄山頂です。

天狗から見えなかった横岳が真近に見えます。
その下の角が大同心です。

硫黄岳から見た天狗。手前が箕冠山。

根石山荘帰って来ました。

根石山荘に到着。土曜だけ営業だそう。。

広々と使わせていただきました。

期待しませんでしたが、温かい夕食でした。

落陽見れるかなあ。。

う〜ん。。
強風で待ってるのが辛い!!

日没、見えましたあ！
太陽が大きく見える。大きすぎ!!

ここから日の出。夜もスゴイ風が吹いてました。
少し治まりましたが、寒いです。。

3/25 5:49

西部劇の荒野のお墓？　みたいな絵。。(^^

すでに高いですが、日の出風に。。

雪山は日出がキラキラしています

風が強いのが分ります。

朝焼け！
風が強いけどガマンガマン

朝食。玉子焼きとかも温めてありました。
ご飯、味噌汁はおかわり自由です。

今日もいい天気！
空のディープブルー
写りませんが風強し。指の感覚がぁ。。

根石山荘のカレンダーと同じ景色
北岳＋甲斐駒+千丈の3兄弟

再び東天狗へ。稜線を歩きます。
雪尻はありません。

ずっと強風。
この辺りは飛ばされて積雪少ないです。

東天狗への最後の急登。

再びの東天狗

風がモロに当たります。

東西天狗のコル。ここは風少し穏やか。

3/25 8:35

足跡のない新雪にジャンプ

ノリちゃんも飛びます。

西天狗岳に登頂

ここへ登ると根石岳山荘見えました。
左が根石岳、右が箕冠山、奥に硫黄岳

一気にシリセードで滑り降ります。
正直、そんな気持ちよくなかった。。(^^

ノリちゃん、マンボウさん続きます。

みんなのシュプールが残っている。（ヒップソリ跡）
実は昨日、滑ってやろうと狙ってました。(^^

結局、私らだけでした。。こんなことやったのは。。

天狗の鼻から奥庭までも
滑れるところは滑ります。

たまに浅いところもあるので。
自己責任で！

中山見晴らし台にて

高見石に到着
ここでランチタイム

岩の空間に大きな氷柱。

冬眠から覚めた？

次々に出てきます。

3/25 12:30

白駒池が真っ白。　よく見ると池上を歩いてました。。
( ゜Д゜)

3/25 12:30

この景色も見納め。さあ下山です。

高見石小屋
ちょっと寄り道。

天井のランプが素敵

賽の河原

岩がむき出しで、アイゼンだと歩きにくい。。

下りてきました。
渋の湯上の堰堤。

水がメッチャキレイ
ゴールの小屋が見てきた〜

とっても胸に残る山行でした。

撮影機器：

D5100 ニコン

装備

個人装備

長袖シャツ ハードシェル タイツ ズボン 靴下 アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ ポール

共同装備

ロープ スリング スコップ

感想

kiu

雪山からの日没や日出が見たくて、
初の雪山宿泊を体験しました。
実は赤岳の展望山荘に泊まる気でしたが、
3月のみ閉まっていることに気づき急遽行き先を変更
（マジで危なかった。下調べは重要です）

3日前に高速道路が閉鎖されるほど大雪で心配していますが、
登山口まで普通に来れ、雪もサラサラで大満足な山行でした。
また天気にも恵まれ、ますます雪山が好きになりました。

硫黄岳も危険な箇所があり、
火口まで滑り落ちると大変なことになるので
みなさんもお気を付けください。

アサゴ

　この日曜、阿弥陀で亡くなられた方のご冥福と、お怪我された方の快復をお祈りいたします。関西の方ってことで他人事と思えませんでしたね。

　私らも21日雪が降った関係で、行き先をあれこれ考え直した経緯があります。
結果、ここ天狗は好いお山でした。危険箇所も無く、この時期とは思えない良い雪を歩く事が出来ました。設定してくれたQ君ノリちゃんに感謝です。
　初のアルプス雪山。。お天気次第ですが、また行きたくなる山行でした。

nori-ko

初めての雪の八ヶ岳。直前に大雪が降ってどうなる事かと思いましたが、青空の下キレイな新雪を歩けました。
2日とも本当に良いお天気で、ずーーーっと見渡す限り絶景の中に居ることに感激しました！！

天狗岳までは人も多くトレースもしっかりあったのですが、天狗を超えた瞬間に1名のトレースに。まさかアルプスでこんな事になるとは！でもこのトレースが本当に助かりました。
硫黄岳は強風＆急登でくじけそうになりましたが、無事に登頂できて良かった〜

お世話になった根石山荘、荷物を置くスペースがとても広くて、山小屋でこんなに荷物を広げられたのは初めてでした。
スタッフの方も優しくて本当にいい山小屋でした。夜中にものすごい強風になって、小屋が飛ばされちゃうんじゃないかと心配になりましたが（笑）