初めての西穂高岳 テント泊ロープウェイ利用


- GPS
- 09:42
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,391m
- 下り
- 1,363m
コースタイム
- 山行
- 4:09
- 休憩
- 2:47
- 合計
- 6:56
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場までの道路 乾燥道路 積雪全くありません。ノーマルタイヤでOK ロープウェイに穂高口から西穂山荘まで 樹林帯 積雪あり踏み後しっかり道迷いの心配はありません。チェーンスパイクや アイゼンがあった方が登りやすいです。ストックもあった方がいいです。 西穂山荘−独票の手前まで 積雪あり ルートも明瞭です。ただ晴れていたのでそう思っただけで 丸山まででも視界不良の時はこの限りではありません。 朝方は雪もしまっていますが 気温が上がるにつれグズグズの雪質になります。 独票の急登手前まではチェーンスパイクでも可能と思います。 急登を登るにはアイゼンは必須、ピッケルもあった方がいいと思います。 (2日目の朝は ストックで登りましたが1日目はピッケル使用) 独票−西穂高岳 全般に雪道で踏み跡もありルートも明瞭でした。(晴れていたので) 少しだけ迷うような岩場あり少し行って引き返したことが2度ありました。 ところどころ岩場、凍結しているところあり色々です。 アイゼンを引っかけないように転倒注意です。 慌てず行けば問題ありません。 |
その他周辺情報 | 西穂山荘で割引券をもらって ロープウェイと駐車場の間にある中崎山荘の温泉に入り 食事もしました。(800円→700円)26日は風呂の日で500円 駐車場横の深山荘の露天風呂に入ればよかったかなぁと後悔。 その他日帰り温泉は道中にたくさんあります。 |
写真
山荘直下は急登とも読んだ。
だけど1時間歩いたら突然山荘が現れた。あれっ。
樹林帯の中は暑くてアウターと中間着はつぎつぎ脱いで
シャツを腕まくりして登ってきました。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
サブザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
2月の八ヶ岳 硫黄岳以来 2か月ぶりの山行きです。
3月下旬の暖かさで雪も解けてしまって、ちょっと
残念だなぁと思っていましたが
雰囲気でも味わおうと行き先検討。
行ったことが無くて、雪があって1泊2日で帰って来られるお山は?と
検討した結果
西穂高岳方面に出かけることにしました。
ロープウェイは始発が午前9時なので
出発もゆっくり出かけられます。(午前4時半出発午前7時過ぎには駐車場)
割引チケット途中コンビニで購入したり食料調達いたしました。
割引チケットは
こちらのサイトで見ました。
http://www.jtb.co.jp/cvs/etkt/GpList.asp?gpsyocd=01210SHINH099
チケットは3月31日までは大人往復2900円が2300円で購入できましたが
(6kg以上の荷物持参の場合別途荷物券往復600円必要です)
4月1日からは300円引きの2600円になっています。
身支度を整え午前8時15分頃に乗り場へ
すでに20名くらいの方が並んでました。
その後どんどん人が増え
登山者以外にも海外の観光客の方もツアーで来られていました。
毎時00分、30分の運行ですが 利用者が多い場合は臨時便が出ます。
一番のリフトに乗って一旦乗り換え西穂高口で
展望台から景色を眺め
行きはチェーンスパイクでまずは本日の幕営地 西穂山荘前まで登ります。
このところの暖かいお気候で
樹林帯は風もなく 登っているうちに汗だくになり
ほぼ半袖シャツ状態で西穂山荘へ到着。
テント設営後お昼御飯を自炊しよと思いましたが
せっかくなので 西穂ラーメンを山荘でいただくことにしました。
腹ごしらえが終わって、アイゼンを付けていよいよ出発。
西穂高岳までは 私の力量では難しいかな?
せめて独標かピラミッドピークまで行きたいなと
思いながら登り始めます。
丸山まで半分ほど登ったところでヘルメットを忘れたことに気がつき
テント場まで戻りました。
ヘルメットがないことで一歩先へ進むのを躊躇したくなかったからです。
まぁまぁの斜度を登って(丘っぽいところで先が見えない)行きますが
テントを背負っていない分すいすい登ります。
丸山の次の目的地が独票なのでそれまでは
と思って進み
独票直下の急登を登り詰めます(急登の区間が短くてよっかたぁ)
独票でしばし景色を堪能。
さてその先どうするかなぁと先を見てみます。
独票から西穂高方面へは まず急な下りを降りなければ
なりません。
その先見える範囲のトレース跡はそんなに難しそうなところが
あるように見えなかったので
下りの場面で怖かったら先へ進むのはやめようと思い
下への登山道を覗き込むと、慎重に行けば何とかなりそう。
と言うことで先へ進むことに。
まぁ恐怖を感じて足がすくむような事があれば
無理に西穂高岳登頂せずとも、また雪がなくなったら行けばいいと
思っておりました。
10峰から9峰まで 雪が無くて岩場のところあり。
ピラミッドピーク(8峰)までは
独票の上り降りより怖そうなところはなかったように記憶しています。
そこを過ぎ
怖かったのは7峰と6峰の間だと思います。
西穂高岳山頂と思われる 標識が立った山頂もすぐ近くに見えますので
どんな怖い箇所があるかと恐る恐るでが歩を進めます。
山頂直下がグズグズの雪で登りにくかった程度で
なんとか西穂高岳に登頂することができました。
西穂高岳山頂から 南(乗鞍方面)から反時計回り 360°
なんならこのまま奥穂へも行けそうな気がしてきました。
でもやっぱりここから先はエキスパートの領域でしょうね。
ルートも知らない単独登山では他人様に迷惑をかけることに
なりかねません。
(テント担いでないし、この時期奥穂山荘も開いてない)
夏場でもテントを担いで来たら私の今の体力では無理かもしれませんが
あこがれのルートではあります。
チャレンジできたらいいなぁ。
登頂後は景色を堪能しながらのんびりテント場まで戻ります。
かかとにマメができかけて痛かったなぁ。
久々の登山では仕方ないか。(最近マメなんてできなかったのに)
テント場に戻ったらまずは持参した缶ビールで
一人乾杯 そのあと ごはんを炊いて夕食。
午後7時ころには眠る体制です。
2日目
翌朝 5時頃テントを出発 日の出を見ようと
丸山の先まで行くことに。
この日の長野県の日の出時刻 確か5時38分くらいだったので
山にさえぎられて 6時頃の日の出と思い
登っていきます。
登っている途中なかなか日が昇ってこなくて
とうとう 独票までいってしまいました。
あの急登はちょっと嫌だったんだけどなぁ。
ストックで行ってしまったので登る際に邪魔で仕方なかったです。
ヘルメットもかぶってないし。
でも独票に登った直後に太陽が明神岳方面から登ってきて
いいタイミングでした。
日の出を拝んだ後はテントに戻り
朝食、撤収 下山です。
下山後は西穂山荘でいただいた温泉割引券を使って
新穂高ビジターセンターにある『神宝乃湯』に行こうと
思ったら ここはロープウェイの中間駅しらかば平駅(鍋平高原駅)に
あって 車の中に着替えとかタオルを用意していた私は
入ることができませんでした。
(ロープウェイの最下点の駅の近くにあると思っていました)
仕方ないのでもう一枚の割引券を使って
中崎山荘の温泉に入りました。
良いお湯で満足満足です。
ついでにここの食堂?(レストラン)でちょっと早いお昼ご飯を
頂いて帰路につきました。
2日間とても良いお天気
気温も高く 風も穏やか(稜線上下から吹き上げる風が通るところでも
10m/秒くらい 山頂はもっと穏やかでほぼ無風でした)
昨年の5月半ばに燕岳に登った時の様な暖かさでした。
西穂高岳に登頂できてよかったです。
次はどこに登ろうかなぁ。
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