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Yamareco

記録ID: 1431962
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

御前山・鋸山

2018年04月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:53
距離
13.2km
登り
1,349m
下り
1,550m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:09
休憩
0:46
合計
5:55
距離 13.2km 登り 1,362m 下り 1,557m
7:23
7:24
57
8:21
16
8:37
8:47
5
8:52
8:53
27
9:20
16
9:54
10:01
7
10:08
10:19
7
10:26
50
11:16
11:23
30
11:53
11:58
13
12:11
12:12
4
12:16
12:17
1
12:18
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
・奥多摩駅前のタイムパーク
快晴の土曜日という事もあり、朝5:30の時点で8割ほどの駐車率でした。
そもそもの駐車可能台数が少ないので、利用を予定している場合は早朝推奨です。

・町営氷川駐車場
50台ほどのスペースを持つ大きな駐車場です。
駅前コインパーキングよりも安いのも魅力なのですが、入出庫可能時間は8:00〜17:00となります。
今回は始発のバス(6:05発)を利用したかったためこちらの利用は見送りました。

・西東京バス
奥多摩駅〜奥多摩湖(350円)区間を利用。
土曜の始発は6:05です。
その次はもう7:00なので、登山計画次第では利用に注意しましょう。
コース状況/
危険箇所等
・奥多摩湖〜御前山(大ブナ尾根ルート)
小河内ダムの堤上路を経由し登山口へ行きます。
道なりに歩くとダムを渡りきったところで右に行ってしまいやすいので注意。
ルートは左の階段を登った先です。
登山口から惣岳山までは多少の平場はありますが基本的にはこれでもかというほど急登続きとなります。
明瞭で道幅は広く切れ落ちた所もないため危険度は少ないですが、斜度があるため転倒には特に注意が必要です。
惣岳山から御前山はすぐ近くで、ルートは完全に杭とロープで区切られているのでほぼ遊歩道という感じになります。

・御前山〜大ダワ
多少のアップダウンはありますが、基本的には穏やかな稜線歩きとなります。
唯一、鞘口山から大ダワへの下り始めだけは斜度がキツイですが難易度は高くありません。
随所に丸太土留めを利用し階段状になっている箇所がありますが、外れかかっているものも多く過度に信用しないほうが良いように思います。
大ダワではトイレと鋸山林道によるエスケープポイント(使用できるかは不明)があります。

・大ダワ〜鋸山
鋸山への登りはなかなかに急登で、何箇所か岩越えを含みます。
岩成分が多いので必然的に切れ落ちたポイントも多く、本当に危なそうな所には鉄階段や鉄梯子が設置されています。

・鋸山〜奥多摩駅(鋸尾根ルート)
本コースで最もキツイ箇所です。
大ブナ尾根を登り倒し鋸山にも登り、最後に疲労した足で迎えるにはそれなりの覚悟がいるでしょう。
鋸尾根の上半分にあたる鎖場分岐までの範囲は穏やかな尾根で斜度も緩く歩きやすい所が多いです。
しかし、下半分(鎖場分岐より下)は一気にゴツゴツした岩越えの道となり、クリティカルな崖や迂回できない鎖場も出現します(最もキツイ鎖場は迂回できる)。
足場も岩と岩が削れたザレが多くなり、スリップにも注意が必要です。
そして、クライマックスには愛宕神社からの強烈な階段が控えています。
休憩を多めに取ってでも足を労わりながら下山する事が大切になりそうです。
その他周辺情報 ・トイレ
奥多摩駅
奥多摩湖バス停付近
大ダワ

・休憩ベンチ
各山頂他、随所に休憩ベンチ有り
おはようございます。
ここは奥多摩駅です。
今日は奥多摩エリアのやり残しを消化しにやってまいりました。
2018年04月21日 05:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 5:54
おはようございます。
ここは奥多摩駅です。
今日は奥多摩エリアのやり残しを消化しにやってまいりました。
奥多摩駅からバスに乗ること15分。
奥多摩湖に到着です。
本日の目的地は奥多摩三山の一座である御前山。
大岳山と三頭山は登りましたので、ここを登れば奥多摩三山完登と言うことになります。
2018年04月21日 06:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 6:22
奥多摩駅からバスに乗ること15分。
奥多摩湖に到着です。
本日の目的地は奥多摩三山の一座である御前山。
大岳山と三頭山は登りましたので、ここを登れば奥多摩三山完登と言うことになります。
奥多摩湖は小河内ダムによる人造湖。
ダムの堤上路を通り登山口へ向かいます。
御前山へはいくつものルートがありますが、本日のお目当は大ブナ尾根。
2018年04月21日 06:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 6:28
奥多摩湖は小河内ダムによる人造湖。
ダムの堤上路を通り登山口へ向かいます。
御前山へはいくつものルートがありますが、本日のお目当は大ブナ尾根。
小河内ダムは堤高149mを誇る重力式コンクリートダムで、世界最大の水道専用ダムと言われることもあるそうです。
とはいえ実際には発電もしているとの事。
2018年04月21日 06:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 6:38
小河内ダムは堤高149mを誇る重力式コンクリートダムで、世界最大の水道専用ダムと言われることもあるそうです。
とはいえ実際には発電もしているとの事。
ダムを越え左の階段を上がると公園の端に登山口があります。
道なりに歩くと右へ行ってしまいやすいので注意。
私は行きました。
2018年04月21日 06:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 6:38
ダムを越え左の階段を上がると公園の端に登山口があります。
道なりに歩くと右へ行ってしまいやすいので注意。
私は行きました。
のっけから急登の連続です。
大ブナ尾根は平均勾配30.66%というハードコアな道。
奥多摩三大急登には惜しくも4位で届きませんが、その急登具合はかなりのものです。
ちなみに1位は本仁田山の大休場尾根(46.71%)との事。
2018年04月21日 06:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 6:43
のっけから急登の連続です。
大ブナ尾根は平均勾配30.66%というハードコアな道。
奥多摩三大急登には惜しくも4位で届きませんが、その急登具合はかなりのものです。
ちなみに1位は本仁田山の大休場尾根(46.71%)との事。
北アルプス三大急登のひとつ合戦尾根が31.6%なので、斜度だけなら割といい勝負をしています。
とはいえ奥多摩特有の植林ゾーンが少なく、新緑がとても美しい尾根はキツくても気持ちよすぎです。
2018年04月21日 06:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 6:59
北アルプス三大急登のひとつ合戦尾根が31.6%なので、斜度だけなら割といい勝負をしています。
とはいえ奥多摩特有の植林ゾーンが少なく、新緑がとても美しい尾根はキツくても気持ちよすぎです。
グイグイっと登ると開けた場所に到着。
本日最初のピーク、指沢山の山頂広場です。
2018年04月21日 07:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 7:22
グイグイっと登ると開けた場所に到着。
本日最初のピーク、指沢山の山頂広場です。
指沢山(940m)通過です。
だいたいここが大ブナ尾根の中間地点。
2018年04月21日 07:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 7:22
指沢山(940m)通過です。
だいたいここが大ブナ尾根の中間地点。
指沢山からは本コースで唯一と言える展望を楽しむ事ができます。
眼下の奥多摩湖が早くも400mも下に。
2018年04月21日 07:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 7:23
指沢山からは本コースで唯一と言える展望を楽しむ事ができます。
眼下の奥多摩湖が早くも400mも下に。
真ん中のくぼみが大菩薩峠です。
大菩薩嶺は右の一番高い所。
2018年04月21日 07:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 7:23
真ん中のくぼみが大菩薩峠です。
大菩薩嶺は右の一番高い所。
奥にチョロっと七ツ石山が見えます。
2018年04月21日 07:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/21 7:24
奥にチョロっと七ツ石山が見えます。
こちらは飛竜山と前飛竜。
あの麓にはテント泊ができる温泉宿があるので非常に気になっているポイント。
2018年04月21日 07:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 7:24
こちらは飛竜山と前飛竜。
あの麓にはテント泊ができる温泉宿があるので非常に気になっているポイント。
細かい山座同定の種明かしはこちら。
こいうのはとても便利でありがたいですね!
2018年04月21日 07:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 7:23
細かい山座同定の種明かしはこちら。
こいうのはとても便利でありがたいですね!
引き続き御前山へ向かいます。
紅葉の時期にもう一度来たいと思える美しい広葉樹の道。
2018年04月21日 07:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 7:39
引き続き御前山へ向かいます。
紅葉の時期にもう一度来たいと思える美しい広葉樹の道。
御前山の手前には惣岳山というピークがありますが、そこに向かいゴリゴリ登って行きます。
足元に岩が増えてきましたが、ここだけでした。
地形というのは不思議ですね。
2018年04月21日 07:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 7:42
御前山の手前には惣岳山というピークがありますが、そこに向かいゴリゴリ登って行きます。
足元に岩が増えてきましたが、ここだけでした。
地形というのは不思議ですね。
尾根からは枝の向こうに富士山を見る事が出来ました。
今回はひたすら樹林帯ですのでスカッと見える場所はありませんが、それでもパワーを貰えます。
2018年04月21日 07:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 7:54
尾根からは枝の向こうに富士山を見る事が出来ました。
今回はひたすら樹林帯ですのでスカッと見える場所はありませんが、それでもパワーを貰えます。
惣岳山への最後の鞍部にはどういうわけかバイケイソウが大量に芽吹いていました。
この辺りが水脈の通り道という事なのかな?
2018年04月21日 08:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 8:05
惣岳山への最後の鞍部にはどういうわけかバイケイソウが大量に芽吹いていました。
この辺りが水脈の通り道という事なのかな?
有毒なので鹿も食べないのでしょうか。
伸び伸びと育っていますね。
2018年04月21日 08:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 8:06
有毒なので鹿も食べないのでしょうか。
伸び伸びと育っていますね。
反対側の斜面はこのような状態です。
大量すぎてちょっと不気味。
花が咲くと綺麗なのでしょうね。
2018年04月21日 08:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 8:06
反対側の斜面はこのような状態です。
大量すぎてちょっと不気味。
花が咲くと綺麗なのでしょうね。
ヒトリシズカの小群落。
私がわかる数少ない植物の一つ。
2018年04月21日 08:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 8:13
ヒトリシズカの小群落。
私がわかる数少ない植物の一つ。
そんなこんなで惣岳山(1348.5m)。
ここの山頂も広々としておりベンチも複数整備されておりました。
高水三山の惣岳山とは別物です。
2018年04月21日 08:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 8:20
そんなこんなで惣岳山(1348.5m)。
ここの山頂も広々としておりベンチも複数整備されておりました。
高水三山の惣岳山とは別物です。
惣岳山から先は植生回復の為の杭とロープにより、明確に道が区切られています。
さながら遊歩道の様。
2018年04月21日 08:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/21 8:23
惣岳山から先は植生回復の為の杭とロープにより、明確に道が区切られています。
さながら遊歩道の様。
大きな九十九折で遊歩道が御前山山頂へ向かって行く様が見て取れます。
ここだけ整備度が妙に高いのはなんでだろう?
やはり有名なカタクリの保護のためなのでしょうか。
2018年04月21日 08:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/21 8:26
大きな九十九折で遊歩道が御前山山頂へ向かって行く様が見て取れます。
ここだけ整備度が妙に高いのはなんでだろう?
やはり有名なカタクリの保護のためなのでしょうか。
遊歩道をノンビリ登り、御前山(1405m)到着です。
これにて奥多摩三山をコンプリートしました!
2018年04月21日 08:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 8:36
遊歩道をノンビリ登り、御前山(1405m)到着です。
これにて奥多摩三山をコンプリートしました!
これはフデリンドウかな?
2018年04月21日 08:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 8:46
これはフデリンドウかな?
御前山の後は、鋸山を経由し鋸尾根から奥多摩駅へ下りる予定です。
写真は道中にある御前山避難小屋への分岐。
ここからも屋根が見えています。
なお、ここの水場は要煮沸との事。
2018年04月21日 08:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/21 8:55
御前山の後は、鋸山を経由し鋸尾根から奥多摩駅へ下りる予定です。
写真は道中にある御前山避難小屋への分岐。
ここからも屋根が見えています。
なお、ここの水場は要煮沸との事。
鋸山までは軽快な稜線歩きとなります。
道は少し細くなりますが、明瞭で迷う危険はあまり無いかと思います。
2018年04月21日 09:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/21 9:03
鋸山までは軽快な稜線歩きとなります。
道は少し細くなりますが、明瞭で迷う危険はあまり無いかと思います。
何箇所か写真の様な切れ落ちた所があるので、気持ち良いとは言っても緊張感は保って歩く必要があるでしょう。
2018年04月21日 09:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/21 9:06
何箇所か写真の様な切れ落ちた所があるので、気持ち良いとは言っても緊張感は保って歩く必要があるでしょう。
本日4つめのピーク、クロノ尾山(1179m)。
地味なピークですが、ちゃんと休憩ベンチがあります。
2018年04月21日 09:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 9:20
本日4つめのピーク、クロノ尾山(1179m)。
地味なピークですが、ちゃんと休憩ベンチがあります。
この辺りからツツジがちらほら見つかる様になりました。
やはりこの時期のツツジは色とりどりで美しいですね。
2018年04月21日 09:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 9:22
この辺りからツツジがちらほら見つかる様になりました。
やはりこの時期のツツジは色とりどりで美しいですね。
本日5つめのピーク、鞘口山への登り返しは一定程度キツさがあります。
しかし、御前山側から来る分にはそれほどでもありません。
逆の場合は大ダワ〜鞘口山の区間は頑張りどころになりそうな感じでした。
2018年04月21日 09:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/21 9:27
本日5つめのピーク、鞘口山への登り返しは一定程度キツさがあります。
しかし、御前山側から来る分にはそれほどでもありません。
逆の場合は大ダワ〜鞘口山の区間は頑張りどころになりそうな感じでした。
鞘口山(1142m)通過です。
ここの頂標だけイブシ銀な感じを醸し出している。
2018年04月21日 09:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 9:35
鞘口山(1142m)通過です。
ここの頂標だけイブシ銀な感じを醸し出している。
鞘口山からキツイ下りをこなすと大ダワに到達します。
ここは鋸山林道との交差地点であり、本日のコースでは重要なポイントとなります。
2018年04月21日 09:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/21 9:55
鞘口山からキツイ下りをこなすと大ダワに到達します。
ここは鋸山林道との交差地点であり、本日のコースでは重要なポイントとなります。
なぜ重要かというとトイレがあるからです。
現在林道は通行止めですが、利用できる時は駐車スペースもあるこの場所が登山ベースとなる事も多いのだとか。
2018年04月21日 09:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 9:54
なぜ重要かというとトイレがあるからです。
現在林道は通行止めですが、利用できる時は駐車スペースもあるこの場所が登山ベースとなる事も多いのだとか。
問題の通行止め林道。
鋸山および鋸尾根は山と高原地図でも危マークのある尾根なので、場合によってはここをエスケープポイントにするつもりでした。
しかし侵入禁止のコーンが手前と奥にあります。
やはりこうなると歩行者もダメなのでしょうか…?
2018年04月21日 10:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/21 10:00
問題の通行止め林道。
鋸山および鋸尾根は山と高原地図でも危マークのある尾根なので、場合によってはここをエスケープポイントにするつもりでした。
しかし侵入禁止のコーンが手前と奥にあります。
やはりこうなると歩行者もダメなのでしょうか…?
という事で、鋸山へ登ります。
短距離で一気に高度を稼ぐので、かなりの急登。
ここまでで疲労が溜まった足に響きます。
2018年04月21日 10:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/21 10:06
という事で、鋸山へ登ります。
短距離で一気に高度を稼ぐので、かなりの急登。
ここまでで疲労が溜まった足に響きます。
鋸山はここまでの嫋やかな山容の山々と比べると明らかにゴツゴツした山です。
頭上には強烈な大岩が。
2018年04月21日 10:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 10:09
鋸山はここまでの嫋やかな山容の山々と比べると明らかにゴツゴツした山です。
頭上には強烈な大岩が。
岩成分が増えてくるので、慎重に歩く必要があります。
奥には鉄階段も見える。
2018年04月21日 10:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/21 10:10
岩成分が増えてくるので、慎重に歩く必要があります。
奥には鉄階段も見える。
ほとんど梯子と言ってもいいような角度の階段です。
しかし手すりもあってしっかりしているので、安心感はかなりのものです。
2018年04月21日 10:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/21 10:12
ほとんど梯子と言ってもいいような角度の階段です。
しかし手すりもあってしっかりしているので、安心感はかなりのものです。
そして本日最後のピーク、鋸山(1109m)登頂です!
後は下山するのみ!
結構ハードな道のりだったのですが、本当にキツイのはこれからだとこの時はまだ知りませんでした。
2018年04月21日 10:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
4/21 10:17
そして本日最後のピーク、鋸山(1109m)登頂です!
後は下山するのみ!
結構ハードな道のりだったのですが、本当にキツイのはこれからだとこの時はまだ知りませんでした。
山頂を後にし奥多摩駅方面へ向かいます。
鋸尾根は結構ゴリゴリであるという噂だけは耳にしています。
2018年04月21日 10:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/21 10:21
山頂を後にし奥多摩駅方面へ向かいます。
鋸尾根は結構ゴリゴリであるという噂だけは耳にしています。
まずは平和な道から。
それほど急でもなく、穏やかな尾根歩きです。
ずっとこうならいいんだけど…
2018年04月21日 10:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/21 10:28
まずは平和な道から。
それほど急でもなく、穏やかな尾根歩きです。
ずっとこうならいいんだけど…
多少の岩場はありますが、まだこの辺りはそれほどでもありません。
写真は振り返って撮影。
2018年04月21日 10:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/21 10:32
多少の岩場はありますが、まだこの辺りはそれほどでもありません。
写真は振り返って撮影。
ちょっと危なそうな岩場には鉄階段があります。
こういうのが常にあればゴリゴリでも特に心配はしなくて良いのですが…
2018年04月21日 10:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/21 10:39
ちょっと危なそうな岩場には鉄階段があります。
こういうのが常にあればゴリゴリでも特に心配はしなくて良いのですが…
鋸尾根を下り始めてからかなりの数の人とすれ違います。
危険危険と聞いていましたが、これほど多くの人が歩くのであればまぁ心配する事ないのかな?
2018年04月21日 11:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/21 11:02
鋸尾根を下り始めてからかなりの数の人とすれ違います。
危険危険と聞いていましたが、これほど多くの人が歩くのであればまぁ心配する事ないのかな?
そしてきました、鎖場コースへの分岐。
写真背後の方向は迂回路へと続きます。
うーんどうしよう、ちょっと覗いてみてから決めようかな?
2018年04月21日 11:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/21 11:06
そしてきました、鎖場コースへの分岐。
写真背後の方向は迂回路へと続きます。
うーんどうしよう、ちょっと覗いてみてから決めようかな?
おお…紛れもなく鎖場です。
角度はほぼ垂直。
とはいえ見たところスタンスが豊富な感じなので、これなら問題なく通過できそうに思える。
2018年04月21日 11:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 11:07
おお…紛れもなく鎖場です。
角度はほぼ垂直。
とはいえ見たところスタンスが豊富な感じなので、これなら問題なく通過できそうに思える。
という事で、鎖場コースのまま進みました。
写真は鎖場を下りて撮影。
セオリー通りの手順で問題なく通過できましたが、鎖がなくても良いとまでは言えない感じでした。
少なくとも私の実力では鎖は非常にありがたかったです。
2018年04月21日 11:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 11:11
という事で、鎖場コースのまま進みました。
写真は鎖場を下りて撮影。
セオリー通りの手順で問題なく通過できましたが、鎖がなくても良いとまでは言えない感じでした。
少なくとも私の実力では鎖は非常にありがたかったです。
鎖場を下りるとすぐに迂回路と合流し、引き続き鋸尾根を進みます。
鎖場のあたりから顕著にゴツゴツしてきています。
2018年04月21日 11:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/21 11:14
鎖場を下りるとすぐに迂回路と合流し、引き続き鋸尾根を進みます。
鎖場のあたりから顕著にゴツゴツしてきています。
第2鎖場。
私は下山なので、正確にはこっちが第1鎖場かな?
ここは迂回路はありませんが、ここなら鎖が無くても平気そうと言える感じの難易度でした。
2018年04月21日 11:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/21 11:16
第2鎖場。
私は下山なので、正確にはこっちが第1鎖場かな?
ここは迂回路はありませんが、ここなら鎖が無くても平気そうと言える感じの難易度でした。
鎖場からの梯子を下りて振り返り撮影。
こうしてみるとかなり大きな岩越えですね。
2018年04月21日 11:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/21 11:17
鎖場からの梯子を下りて振り返り撮影。
こうしてみるとかなり大きな岩越えですね。
足元から土がなくなってしばらくたちます。
鋸尾根は下の方ほどアグレッシブ。
あぁ…疲労が溜まった足がキツイ…!
2018年04月21日 11:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 11:19
足元から土がなくなってしばらくたちます。
鋸尾根は下の方ほどアグレッシブ。
あぁ…疲労が溜まった足がキツイ…!
天聖神社を通過。
ゴリゴリの岩道はここまでです。
ここに神社があるという事は、この先に連なる巨大な岩々に神を見たという感じでしょうか?
2018年04月21日 11:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 11:20
天聖神社を通過。
ゴリゴリの岩道はここまでです。
ここに神社があるという事は、この先に連なる巨大な岩々に神を見たという感じでしょうか?
岩成分が少なくなっても相変わらず急な鋸尾根ですが、高度がさがり道端にはヤマツツジが咲き誇っていまさ。
2018年04月21日 11:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 11:27
岩成分が少なくなっても相変わらず急な鋸尾根ですが、高度がさがり道端にはヤマツツジが咲き誇っていまさ。
キツイ斜面を長い九十九折で下りると林道に合流。
やっと終わりかぁ、と思ってはいけません。
最後に強烈なものがまだ残っています。
2018年04月21日 11:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/21 11:47
キツイ斜面を長い九十九折で下りると林道に合流。
やっと終わりかぁ、と思ってはいけません。
最後に強烈なものがまだ残っています。
登計峠に到着。
正面には愛宕神社への鳥居があります。
ここからは最後の急登を攻略していきます。
2018年04月21日 11:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/21 11:48
登計峠に到着。
正面には愛宕神社への鳥居があります。
ここからは最後の急登を攻略していきます。
急登ですが手すり付き階段に助けられ、愛宕神社に。
今日の登山を無事に終えられそうな事をお礼していきました。
2018年04月21日 11:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 11:52
急登ですが手すり付き階段に助けられ、愛宕神社に。
今日の登山を無事に終えられそうな事をお礼していきました。
神社の裏手には五重塔が。
愛宕神社は全国に900社ほどあり、その総本山は京都にあります。
2018年04月21日 11:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 11:54
神社の裏手には五重塔が。
愛宕神社は全国に900社ほどあり、その総本山は京都にあります。
平和の鐘。
戦後50年、奥多摩町制40周年の記念として設置されたもののようです。
2018年04月21日 11:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 11:54
平和の鐘。
戦後50年、奥多摩町制40周年の記念として設置されたもののようです。
そしていよいよ本当のラスト。
愛宕神社から奥多摩駅へ下る超急な階段。
ここはあまりにも有名。
生で見ると本気で落ちそうなほど急です。
手すりがなかったらかなり怖い。
2018年04月21日 11:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 11:58
そしていよいよ本当のラスト。
愛宕神社から奥多摩駅へ下る超急な階段。
ここはあまりにも有名。
生で見ると本気で落ちそうなほど急です。
手すりがなかったらかなり怖い。
無事下りきり、振り返って撮影。
ここで完全に足の余力を持っていかれました。
鋸尾根は噂にたがわぬ道で、なるべくここは登りで通過した方が良さそうだなと感じました。
2018年04月21日 12:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/21 12:01
無事下りきり、振り返って撮影。
ここで完全に足の余力を持っていかれました。
鋸尾根は噂にたがわぬ道で、なるべくここは登りで通過した方が良さそうだなと感じました。

感想

今回は奥多摩三山の一座である御前山へ行ってまいりました。
これまで同じく奥多摩三山とされている大岳山と三頭山については登った事がありましたが、御前山だけは行こう行こうと思いながら2017年は機会を逃していた山でした。
そのため気温が上がりすぎない春山のうちに登るべしと日を窺っているところでした。

コースは歩きごたえのありそうな縦走を選択。
とはいえ三山縦走はとても時間がないので、御前山〜鋸山の範囲を選択しました。
大ブナ尾根の急登と鋸尾根の鎖場は、夏の登山の練習にもなるのではないかとの期待をして歩きました。

実際に歩いてみるとなかなかハードなコースで、数値上は総登降量は良く行く丹沢の塔ノ岳と似たようなものなのですが、斜度のキツイ箇所が出現するタイミングや、疲労が溜まる後半の鎖場・岩場、そして足にとどめを刺すと言わんばかりのラストの超急階段により数値よりもキツいという印象を受けました。
良いトレーニングにもなったのではないかと思います。

ところで、山と高原地図では鋸尾根下山の標準コースタイムは1:40となっています。
これなかなかキツくないでしょうか?
コースタイムの決め方をちゃんと知らないからかも知れませんが、全行程でここだけ2:10と30分ものタイムオーバーでした。
他の方のレコを見ても自分が特別遅いというわけでも無さそうなのですが…。
もし鋸尾根を使う場合は、少し長めにタイムを見積もって計画を立てた方が良いように思いました。

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