記録ID: 1431962
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾
御前山・鋸山
2018年04月21日(土) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 05:53
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,349m
- 下り
- 1,550m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:09
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 5:55
距離 13.2km
登り 1,362m
下り 1,557m
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
快晴の土曜日という事もあり、朝5:30の時点で8割ほどの駐車率でした。 そもそもの駐車可能台数が少ないので、利用を予定している場合は早朝推奨です。 ・町営氷川駐車場 50台ほどのスペースを持つ大きな駐車場です。 駅前コインパーキングよりも安いのも魅力なのですが、入出庫可能時間は8:00〜17:00となります。 今回は始発のバス(6:05発)を利用したかったためこちらの利用は見送りました。 ・西東京バス 奥多摩駅〜奥多摩湖(350円)区間を利用。 土曜の始発は6:05です。 その次はもう7:00なので、登山計画次第では利用に注意しましょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・奥多摩湖〜御前山(大ブナ尾根ルート) 小河内ダムの堤上路を経由し登山口へ行きます。 道なりに歩くとダムを渡りきったところで右に行ってしまいやすいので注意。 ルートは左の階段を登った先です。 登山口から惣岳山までは多少の平場はありますが基本的にはこれでもかというほど急登続きとなります。 明瞭で道幅は広く切れ落ちた所もないため危険度は少ないですが、斜度があるため転倒には特に注意が必要です。 惣岳山から御前山はすぐ近くで、ルートは完全に杭とロープで区切られているのでほぼ遊歩道という感じになります。 ・御前山〜大ダワ 多少のアップダウンはありますが、基本的には穏やかな稜線歩きとなります。 唯一、鞘口山から大ダワへの下り始めだけは斜度がキツイですが難易度は高くありません。 随所に丸太土留めを利用し階段状になっている箇所がありますが、外れかかっているものも多く過度に信用しないほうが良いように思います。 大ダワではトイレと鋸山林道によるエスケープポイント(使用できるかは不明)があります。 ・大ダワ〜鋸山 鋸山への登りはなかなかに急登で、何箇所か岩越えを含みます。 岩成分が多いので必然的に切れ落ちたポイントも多く、本当に危なそうな所には鉄階段や鉄梯子が設置されています。 ・鋸山〜奥多摩駅(鋸尾根ルート) 本コースで最もキツイ箇所です。 大ブナ尾根を登り倒し鋸山にも登り、最後に疲労した足で迎えるにはそれなりの覚悟がいるでしょう。 鋸尾根の上半分にあたる鎖場分岐までの範囲は穏やかな尾根で斜度も緩く歩きやすい所が多いです。 しかし、下半分(鎖場分岐より下)は一気にゴツゴツした岩越えの道となり、クリティカルな崖や迂回できない鎖場も出現します(最もキツイ鎖場は迂回できる)。 足場も岩と岩が削れたザレが多くなり、スリップにも注意が必要です。 そして、クライマックスには愛宕神社からの強烈な階段が控えています。 休憩を多めに取ってでも足を労わりながら下山する事が大切になりそうです。 |
その他周辺情報 | ・トイレ 奥多摩駅 奥多摩湖バス停付近 大ダワ ・休憩ベンチ 各山頂他、随所に休憩ベンチ有り |
写真
奥多摩駅からバスに乗ること15分。
奥多摩湖に到着です。
本日の目的地は奥多摩三山の一座である御前山。
大岳山と三頭山は登りましたので、ここを登れば奥多摩三山完登と言うことになります。
奥多摩湖に到着です。
本日の目的地は奥多摩三山の一座である御前山。
大岳山と三頭山は登りましたので、ここを登れば奥多摩三山完登と言うことになります。
のっけから急登の連続です。
大ブナ尾根は平均勾配30.66%というハードコアな道。
奥多摩三大急登には惜しくも4位で届きませんが、その急登具合はかなりのものです。
ちなみに1位は本仁田山の大休場尾根(46.71%)との事。
大ブナ尾根は平均勾配30.66%というハードコアな道。
奥多摩三大急登には惜しくも4位で届きませんが、その急登具合はかなりのものです。
ちなみに1位は本仁田山の大休場尾根(46.71%)との事。
北アルプス三大急登のひとつ合戦尾根が31.6%なので、斜度だけなら割といい勝負をしています。
とはいえ奥多摩特有の植林ゾーンが少なく、新緑がとても美しい尾根はキツくても気持ちよすぎです。
とはいえ奥多摩特有の植林ゾーンが少なく、新緑がとても美しい尾根はキツくても気持ちよすぎです。
本日5つめのピーク、鞘口山への登り返しは一定程度キツさがあります。
しかし、御前山側から来る分にはそれほどでもありません。
逆の場合は大ダワ〜鞘口山の区間は頑張りどころになりそうな感じでした。
しかし、御前山側から来る分にはそれほどでもありません。
逆の場合は大ダワ〜鞘口山の区間は頑張りどころになりそうな感じでした。
問題の通行止め林道。
鋸山および鋸尾根は山と高原地図でも危マークのある尾根なので、場合によってはここをエスケープポイントにするつもりでした。
しかし侵入禁止のコーンが手前と奥にあります。
やはりこうなると歩行者もダメなのでしょうか…?
鋸山および鋸尾根は山と高原地図でも危マークのある尾根なので、場合によってはここをエスケープポイントにするつもりでした。
しかし侵入禁止のコーンが手前と奥にあります。
やはりこうなると歩行者もダメなのでしょうか…?
という事で、鎖場コースのまま進みました。
写真は鎖場を下りて撮影。
セオリー通りの手順で問題なく通過できましたが、鎖がなくても良いとまでは言えない感じでした。
少なくとも私の実力では鎖は非常にありがたかったです。
写真は鎖場を下りて撮影。
セオリー通りの手順で問題なく通過できましたが、鎖がなくても良いとまでは言えない感じでした。
少なくとも私の実力では鎖は非常にありがたかったです。
感想
今回は奥多摩三山の一座である御前山へ行ってまいりました。
これまで同じく奥多摩三山とされている大岳山と三頭山については登った事がありましたが、御前山だけは行こう行こうと思いながら2017年は機会を逃していた山でした。
そのため気温が上がりすぎない春山のうちに登るべしと日を窺っているところでした。
コースは歩きごたえのありそうな縦走を選択。
とはいえ三山縦走はとても時間がないので、御前山〜鋸山の範囲を選択しました。
大ブナ尾根の急登と鋸尾根の鎖場は、夏の登山の練習にもなるのではないかとの期待をして歩きました。
実際に歩いてみるとなかなかハードなコースで、数値上は総登降量は良く行く丹沢の塔ノ岳と似たようなものなのですが、斜度のキツイ箇所が出現するタイミングや、疲労が溜まる後半の鎖場・岩場、そして足にとどめを刺すと言わんばかりのラストの超急階段により数値よりもキツいという印象を受けました。
良いトレーニングにもなったのではないかと思います。
ところで、山と高原地図では鋸尾根下山の標準コースタイムは1:40となっています。
これなかなかキツくないでしょうか?
コースタイムの決め方をちゃんと知らないからかも知れませんが、全行程でここだけ2:10と30分ものタイムオーバーでした。
他の方のレコを見ても自分が特別遅いというわけでも無さそうなのですが…。
もし鋸尾根を使う場合は、少し長めにタイムを見積もって計画を立てた方が良いように思いました。
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東京の庭園〜奥多摩〜:JR古里駅→御岳山→大岳山→御前山→奥多摩湖バス停 縦走 in10月
利用交通機関:
電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
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