鹿島槍ヶ岳天狗尾根

2018年04月22日(日) [日帰り]

• GPS: 13:17
• 距離: 14.6km
• 登り: 1,921m
• 下り: 1,934m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:25
• 休憩: 0:45
• 合計: 13:10

距離 14.6km 登り 1,921m 下り 1,939m

3:53 大谷原 登山口
5:08 5:09 取水堰
5:20 5:21 荒沢出会い
6:30 6:31 天狗尾根稜線
8:58 8:59 第一クーロワール取付き
9:34 第二クーロワール取付き
10:18 10:23 天狗の鼻
12:11 12:30 岩稜取付き
13:29 13:30 荒沢の頭
13:59 14:01 鹿島槍ヶ岳北峰
14:10 14:12 コルから下降開始
16:07 16:19 西俣出合
17:03 ゴール地点

天候

終日快晴で暑い

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大谷原登山者用駐車場

コース状況／危険箇所等

天狗尾根は取り付きまでがある意味核心です、大川沢の水量によっては
渡渉出来ずに敗退もあり得ます
過去の記事を検索すると大冷沢の橋を渡り赤岩尾根方向に少し進むと
二つに別れ、右に行く林道を進むとやがて大川沢沿いになり二つ目の堰堤を越した先で崩壊していて進めなくなる、そこで渡渉するとなってる
渡れなかったらどうするか、　地図などを調べると、対岸にも林道があり橋も三箇所あるはずですが現在は使えるのか、確かな情報がなく行ってみないと判らない。

ここで時間を費やすと日帰りが難しくなるので、地図上では遠回りですが三つ有る橋のいずれかを渡り対岸の林道を行くコースにする
行ってみると橋は何れも流され橋脚しか残って無い、しかし最下流に在る
橋脚に仮設の歩道が設置されていて安全に渡れます
しかしその先の大ゴ沢の橋も流され渡渉箇所を探して大ゴ沢を遡上すると何とか濡れずに渡れる箇所が有り良かった。
後は左岸沿いに遡上して取水堰下に着くがもう少しが川沿いに歩けず、30mの高巻で堰に降り立つ、堰には立派な吊橋が有り、それで対岸に渡り数百m右岸をへつると漸く荒沢出会い、ここまでの所要時間は1時間30分でした。

2つの橋を使えば大川沢を渡渉せずに済ませられ、大ゴ沢の渡渉と取水堰
手前の高巻きをすれば荒沢出会いに容易に到達できました。
これは2018年4月22日現在の事で、一度大雨が降れば様子は一変します
のでこのルートは使えない可能性は有りえます。

写真

4：55　明るくなった頃に取水堰堤手前に到着ここから高巻きして堰堤に降りれました

4/22 4:58

河原通しでは無理

4/22 5:03

高巻き中

4/22 5:08

堰堤上には新しい吊り橋があり右岸へ渡る

4/22 5:20

5：20荒沢出合着

4/22 5:29

荒沢も水量多い、少し遡上して左岸へ

4/22 5:32

これ以上遡上無理なので右手の斜面を登ってゆく

4/22 6:08

藪漕ぎ中にカタクリの花が

4/22 6:31

6：31　1370m尾根に乗るが雪なし

4/22 6:31

振り返って

4/22 6:59

6：59　漸く雪が現れる

4/22 6:59

木の間越しに鹿島槍と天狗の鼻

4/22 7:27

日があたり暑い

4/22 7:29

遠見尾根

4/22 8:05

尾根も痩せて来てらしくなる

4/22 8:05

左手の様子

4/22 8:05

右手の様子

4/22 8:20

前日の踏み跡があります

4/22 8:32

第一クーロワールはまだか

4/22 8:32

東尾根

4/22 8:32

爺ヶ岳

4/22 8:58

これが2020m〜2120m第一クーロワールかな

4/22 8:58

8：58　第一クーロワールの取付き、ここからアイゼンで行く

4/22 8:58

亀裂がある、連休中に崩れるかもしれません

4/22 9:21

第一クーロワールをすぎてヤセ尾根を行くと天狗の鼻と
2140〜2270m第二クーロワールが姿を現す

4/22 9:23

第二クーロワールは三段に切れており今にも落ちそう

4/22 9:32

近づくと不安定な雪が今にも落ちそう・・・

4/22 10:06

怖い第二クーロワールをクリアすると雪壁です、一週間後にこの付近で滑落事故が有り、50代の男性が亡くなられました。

4/22 10:14

ここを越せば2326m天狗の鼻

4/22 10:14

振り返って、歩いてきた天狗尾根

4/22 10:18

10：18　天狗の鼻到着、北壁が凄い

4/22 10:18

右手の様子キレット小屋が望めます

4/22 10:18

五竜岳

4/22 10:18

爺ヶ岳とニの沢の頭

4/22 10:18

振り返って、広い鼻ですなー

4/22 10:23

鹿島槍北峰と天狗尾根の核心部

4/22 10:23

上部岩稜までヤセ尾根が続く

4/22 11:30

ヤセ尾根の途中でキノコ雪が行く手を阻む、右手を巻く

4/22 11:30

下を見る、天狗尾根は岳樺が多いようだ

4/22 11:47

ここを越せば上部岩稜

4/22 11:47

五竜とカクネ里

4/22 11:47

北壁

4/22 11:55

雪が腐ってズボズボ潜り込む

4/22 12:00

これが荒沢奥壁なのかー相当難しそう〜

4/22 12:00

最後の関門上部岩稜

4/22 12:15

ここは私の為にロープを出します、難しくはないが、落ちたら終わりですから。

4/22 12:16

北壁

4/22 12:16

五竜です

4/22 12:16

東尾根、一の沢ノ頭と二ノ沢ノ頭

4/22 12:35

ビレー中

4/22 13:03

少し手前に戻って写します、2670m〜2700m上部岩稜です、右の雪壁を巻きます

4/22 13:03

上部岩稜を超えると

4/22 13:13

荒沢の頭へ

4/22 13:14

振り返って天狗尾根

4/22 13:17

東尾根の核心部

4/22 13:17

東尾根第二岩峰

4/22 13:17

ビクトリーロードですが疲れた

4/22 13:29

南峰と北峰

4/22 13:29

振り返って

4/22 13:29

南峰まで遠いなー

4/22 13:29

爺ヶ岳と赤岩尾根

4/22 13:58

13：58分鹿島槍ヶ岳北峰に登頂

4/22 14:00

劔岳をバックに私とk君

4/22 14:00

私とT君

4/22 14:07

キレット分技

4/22 14:07

南峰と吊尾根、このコルから北俣本谷へ下降します
（先に降りたkの左の踏み跡）

4/22 14:16

下降開始、それほどの傾斜じゃ無いので前向きで普通に歩けます

4/22 14:16

ここで二手に分かれる、左は傾斜がきついので右の沢を行きます

4/22 14:27

どんどん降ります傾斜は40〜45度位です

4/22 14:27

この角度だと新雪は固まる前に落ちてしまい雪崩は大丈夫だ

4/22 14:27

バルタン星人現れる

4/22 14:43

日影に入って涼しくなる

4/22 14:43

日本では無いようなロケーションです

4/22 15:12

少し緩く成るとデブリが堆積してます

4/22 15:12

上で別れた谷にここで合流

4/22 15:12

左は鎌尾根側壁です

4/22 15:12

ここでアイゼンからヒップそりに変えて滑って降ります

4/22 15:25

傾斜30度位なので快適に滑って行きます

4/22 15:25

布引沢が合流デブリがひどくなる

4/22 15:25

振り返って

4/22 15:26

アップで、本家ヨーロッパアルプスの様です

4/22 15:44

デブリを避けて滑って行きます、西俣出合は近い

4/22 15:44

デブリの山

4/22 15:53

堰堤

4/22 16:11

西俣出合の堰堤に作られたトンネルをくぐって対岸の林道に出る

4/22 16:11

ここで東尾根パーティーと出合い少しだけ話を聞く

4/22 16:23

16：23分西俣出会いの林道着、2時間10分で降りてきました。

4/22 16:23

赤岩尾根末端と左は西沢、大冷沢は増水してます

4/22 16:23

西俣出会いからの鹿島槍ヶ岳

4/22 17:02

もう駐車場です

4/22 17:04

17時04分駐車場到着、お疲れ様です。

撮影機器：

DMC-TZ20 Panasonic

感想

higaerisazen

二年前に東尾根を登り、今度は天狗をやるぞと決め、色々と情報を集める。
ルートの状況は把握できた、東尾根が日帰り出来たのでここも日帰りするつもりだが問題は日帰りの記録が皆無、それでも東尾根より取り付きまでの渡渉が余分なだけで尾根自体は東尾根より優しい・・だろう・・
でも悪場が多く事故も多い尾根である、行けば分かるだろう。
それで3月から天候と休みが合うのを待ってたが、漸く念願の天狗尾根にいってこれました。

コメント

niko-niko

登られたのですか！
天狗尾根に登られたのですか！
この日は同じ鹿島槍でも東尾根をちょっとだけ撮っていました。
2パーティーが登っているのが確認できましたが、天狗尾根をやっていることを知っていたら、そちらを撮ったのですが、残念！

higaerisazen

Re: 登られたのですか！
登りました！！
niko-niko殿に予めメールを入れようかとも思ったのですが
山行前はバタバタしてて連絡を出来ずに行ってしまいました
今度そちらに登る時は一報を入れさせていただきます
男前に撮って下さい（笑）