越後駒ヶ岳BCスキー(石抱橋から往復)
- GPS
- 10:00
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,438m
- 下り
- 1,425m
コースタイム
天候 | 快晴、ほぼ無風 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・小出ICからシルバーライン入口まで11km、約15〜20分 ・シルバーライン入口から石抱橋まで15km、約20〜30分 ・今年は3月28日(水)午前6時に奥只見シルバーラインが通行可能(日中)となった。 ・さらに4月7日(土)午前6時に国道352号の一部(銀山平地区)が通行可能となった。 ・奥只見シルバーラインは18時から6時まで通行止め(朝は6時きっかりにオープン、フライングなし) ・下山後に小出IC側に帰るためには18時の閉鎖に間に合うように下山する必要がある。 ・小出IC側の入口脇には十数台分の駐車スペースがあり、未確認だは確かトイレもあった。 ◆石抱橋周辺の駐車 ・石抱橋手前側に通行止めゲートが設置されており、その両脇から車道沿いに路駐可能 ・車道沿いの路駐も山側は雪崩注意で禁止されており、みな川側に路駐していた。 ◆トイレ ・石抱橋を渡った先のトイレは半分雪に埋もれて使えなさそう(未確認) ・荒沢岳登山口広場にあるトイレは未確認 ・銀山平森林公園の駐車場にある公衆トイレは利用可 ◆オンライン登山届 「山と自然ネットワークコンパス」で事前に済ませた。 http://www.mt-compass.com/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆ピッケル持参せず、軽アイゼンは持参したが使用箇所なし。 ◆雪質はザラメで前駒の上は快適だったが、百草ノ池付近から重たい雪となり直滑降も板が引っ掛かりそうで疲れた。 ◆日々雪解けが進んでいるので4月21日時点のコース状況 【石抱橋〜柳沢出合(道行山取付点)】 数個所で雪が途切れており、スキー板はザックに括り付けて歩いた方が早い。 【柳沢出合〜道行山】 登った尾根は標高900m付近、標高1095m付近から標高1160m付近の間で雪が途切れて夏道(灌木帯)を歩く。スキー板が左程重くなければ標高1160m付近まで担ぎ上げ、そこからシール登行にするのが正解だった。 【道行山〜小倉山】 小倉山に近い標高1300m付近でクラック(雪割れ)が横断しており、当該部分は傾斜もきついので往きも帰りも苦労した。近々解けて雪が途切れるでしょう。 【小倉山〜前駒】 小倉山上部の標高1360m付近に大きなクラック(雪割れ)があり、往路は辛うじて雪が繋がっている所を渡って通過したが、帰りは板を背負って灌木帯の中の夏道を歩いた。今後は往路もここで板を外して歩かざるを得ないでしょう。百草ノ池への登りと前駒への登りは傾斜があり、キックターンを交えてジグザグにシール登行した。 【前駒〜駒ノ小屋】 前駒西側斜面はクラック(雪割れ)が何列にも発生しだしていて、通行注意。今後どんどん大きくなるでしょう。前駒から先は左右切れたナイフリッジを歩く感じで緊張した。駒ノ小屋への登りは傾斜がきつく、キックターンする雪斜面の幅が狭いのでスキー板はザックに括り付けて直登した。 【駒ノ小屋〜越後駒ヶ岳】 緩い広大な斜面でスキー滑走には最適 |
その他周辺情報 | ◆温泉 ・銀山平温泉・白銀の湯(TEL:025-795-2611) ・銀山平森林公園にある宿泊施設も4月7日に営業開始している 【シルバーラインを小出IC側に出た後の温泉】 ・大湯温泉 交流センター ユピオ(TEL:025-795-2003)毎週火曜日休館 ・ゆーパーク薬師(TEL:025-792-5554)毎週水曜日休館 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ガムテープ
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
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感想
・BCスキーとして越後駒ヶ岳に登るのは初めてなので、雪がどのように繋がっているのか、どこを滑り降りれば良いのか最近のヤマレコ記録を参考にしたかったが、直近のものは4月3日のMaieさんと3月31日のdonntiikeさんとpeposimanさんの記録しかありませんでした。
・それらの記録から既に3週間近く経過しているので、その後の雪解けはかなり進んでいると思われ、白沢とか柳沢を滑るのは単独と言うこともあって無理と判断し、尾根筋を登って頂上に行き、往路を忠実に滑り下りるだけで良しとしました。
・いざ計画書を作成して登山届を出す際に、登山のコースタイムを見ると石抱橋から頂上までは大変遠く、下りに滑って時間短縮してやっと日帰りできるロングコースで、果たして頂上まで行って日帰りできるのか、一抹の不安が残りました。
・幸い好天と土曜日が重なり、前後して登るパーティーが何組(ソロがほとんど)かいたので助かりました。特に下山は往路に見た柳沢が滑れそうに思えたので、他に滑るパーティーがいれば一緒に滑ろうと考えましたが、結局前後したパーティーの中には誰も滑る人はおらず、大人しく道行山から往路に辿った尾根筋を帰りました。実際には標高1210m付近で柳沢に向かって滑り降りたシュプールがあって、行ってみたい気になりかけましたが、かなり急斜面で見えない先がどうなっているのか不安で諦めました。
・しかし、イワウチワ咲く夏道を板を背負って通過して、滑走を再開した直後の標高1060m付近で往路とは異なる尾根(地図の登山道記号のある尾根)を先行パーティーが滑っていて、彼らに付いて行くと柳沢出合近くまで一気に滑り下りることができました。この最後の尾根筋斜面は快適なツリーランを楽しめました。
・結果として危惧していた頂上までの行程は想定した時間より1時間近く早く着き、その分は帰りの小倉山から道行山までの登り返しで消化したものの、最終的に想定した17時の少し前に下山することが出来ました。復路の道行山から先でほぼ前後して行動することになった皆さんに感謝しています。
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