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Yamareco

記録ID: 1445005
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

【唐松岳〜五竜岳】残雪期の縦走は夏よりキツイ

2018年04月28日(土) 〜 2018年04月29日(日)
情報量の目安: A
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
oyamasuki_y その他3人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
29:57
距離
17.0km
登り
1,737m
下り
2,025m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:03
休憩
0:39
合計
3:42
距離 5.2km 登り 943m 下り 139m
8:15
17
8:32
6
8:38
8:39
5
8:44
7
8:51
60
9:51
45
10:36
18
10:54
11:32
25
2日目
山行
7:53
休憩
1:07
合計
9:00
距離 11.7km 登り 798m 下り 1,893m
5:15
61
6:16
6:18
74
7:32
1
7:33
10
7:43
76
8:59
9:47
49
10:36
2
10:38
27
11:05
36
11:41
11:42
32
12:14
12:30
33
13:03
56
13:59
12
天候 超快晴+超高温
過去天気図(気象庁) 2018年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
八方第3駐車場に駐車
場所はここで確認してください

http://www.happo-one.jp/access/parking

ゴンドラはアダム、アルペンクワッド、グラードクワッドと乗り継ぐ
朝一は大抵コースチェックと運用判断が入るがこの時期はゲレンデ運用が半分程度なので通しで買えます

GW期間中は7:30スタートになるかと

下りは白馬五竜ゲレンデテレキャビン利用
下り最終が16:00なので行程時間に注意

https://www.hakubagoryu.com/winter/gerende/

※遅れそうな場合は携帯電話で遅れる旨を伝えると延長してくれる
そのかわり割増料金になります

エスカルプラザ〜八方第3駐車場までは乗せてってもらえました、ラッキー
ちなみにタクシーの場合¥2000程度かかり徒歩だと20〜30分かかります
コース状況/
危険箇所等
※4/28時点の情報です

★八方池山荘〜八方池
尾根の直登はほぼ夏道
八方池の側より雪道になるがアイゼンは必要なし
心配な方は履いた方が吉

★八方池〜丸山ケルン
急登が幾つかあるが問題個所無し
雪庇、踏み抜き注意
トレース外れますとズボります

★丸山ケルン〜頂上山荘
この周辺は風の通り道なので強風時滑落注意
頂上山荘直前は痩せ尾根+トラバース
ピッケルを使用し確保しながら登りましょう
岩とのMixもあるので滑落に注意
この辺からはアイゼンが必要になります

★頂上山荘〜山頂
とくに問題なし、ほぼ夏道
山頂に向かう程勾配がきつくのなるので滑落注意
アイゼンは必要ないと思います

★頂上山荘〜牛首
ほぼ夏道ですが一部残雪あり
朝方通るとカチカチに凍っているので滑らないこと
滑落しますと間違いなくあの世です
アイゼンよりピッケルを使用すれば何とかなるレベルです
ここは夏でも滑落の多い痩せ尾根+クサリ地帯
浮石も多いので足運びに注意すること

★牛首〜大黒岳
雪庇が張り出している所があり踏み抜き注意
崩落も時間の問題な状態でした
トレースが雪⇒夏道⇒雪になり不明瞭なので沢方面に向かわないこと
昼間になるとぐずぐずになること必至なので早めの時間の通過が吉

★大黒岳〜白岳
ほぼ夏道だが一部雪庇あり
踏み抜き注意

★白岳〜五竜山頂
山荘の北側および白岳南斜面は雪あり
山頂へ通ずる道は半分雪無し
小屋より山頂は山頂直下東斜面に雪あり
早い時間の通過はアイスバーンになるので滑落注意
アイゼンは山頂直下のこの斜面を登る時に装着すればいいと思います
ただし下山時は最後まで履いていた方がいいでしょう

★遠見尾根
小屋より下るとショートカットで白岳のトラバースになるがこの時期は雪崩のリスクが高いので尾根伝いに下りるのがいいかと
弱層テストを行い各自判断してください
4/29時点では稜線直下にクラックが入ってました
また遠見尾根は基本尾根伝いに移動すること
所々巻道にトレースがあるが昼間に移動となりますと雪がぐずぐずなんでさらに時間がかかります
大遠見を過ぎれば尾根が明瞭になるのでまず問題ないかと
五竜ゲレンデはテレキャビン以外のリフトは下りで使用できないので最終リフトよりゲレンデ歩きになります
スキーヤーが猛スピードで動いてますので邪魔にならないよう下山しましょう
その他周辺情報 いつもの第3駐車場そばにある郷の湯で入浴(¥600)
アルカリ泉なので肌が弱い人は長湯できません
この日は八方尾根を登り唐松へ
雪どけが早くすでに夏道でした
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この日は八方尾根を登り唐松へ
雪どけが早くすでに夏道でした
新潟方面の山もかなり山肌が見えてきました
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新潟方面の山もかなり山肌が見えてきました
明日行く五竜も雪少なめ
今年は暑くなりすぎです
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明日行く五竜も雪少なめ
今年は暑くなりすぎです
さくっと山頂
もう何度目か分からないので写真は少な目
風景は先月のレコを参照してください
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さくっと山頂
もう何度目か分からないので写真は少な目
風景は先月のレコを参照してください
富山地方は曇り空のようです
2
富山地方は曇り空のようです
ホント雪が少ない・・・
こりゃ夏が早いぞ
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ホント雪が少ない・・・
こりゃ夏が早いぞ
時間変わり夕方に
色が変わってきました
2
時間変わり夕方に
色が変わってきました
この日は唐松頂上山荘のお世話になりました
初日からかなりの人でしたが別館がまだ開いていないので来た人みんな本館に詰め込まれたので混んでいるように見えただけのようです
ですが一段に6人は堪えます・・・
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この日は唐松頂上山荘のお世話になりました
初日からかなりの人でしたが別館がまだ開いていないので来た人みんな本館に詰め込まれたので混んでいるように見えただけのようです
ですが一段に6人は堪えます・・・
日没間際の五竜
いい色だしてます
5
日没間際の五竜
いい色だしてます
立山も映えますね
3
立山も映えますね
毛勝三山の向こうに沈む夕陽
2
毛勝三山の向こうに沈む夕陽
唐松のピラミダルなシルエットが映えます
2
唐松のピラミダルなシルエットが映えます
太陽も沈みかけてます
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太陽も沈みかけてます
山も眠りにつく時間です
私も眠くなってきたので就寝
消灯は20時でした
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山も眠りにつく時間です
私も眠くなってきたので就寝
消灯は20時でした
夜明け前の剣
こんな風景見ながら泊まれるこの小屋は贅沢ですね
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夜明け前の剣
こんな風景見ながら泊まれるこの小屋は贅沢ですね
4:50 日の出です
さて出かけましょう
今日は長い一日になりそうです
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4:50 日の出です
さて出かけましょう
今日は長い一日になりそうです
行けども行けども届かない五竜
近いのか遠いのか・・・
たぶん夏道なら近いのでしょうね
行けども行けども届かない五竜
近いのか遠いのか・・・
たぶん夏道なら近いのでしょうね
もっと雪があったらなー
もっと雪があったらなー
山荘でて3.5H、山頂です
五竜山荘開いていないせいか人も少な目、ラッキーです
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山荘でて3.5H、山頂です
五竜山荘開いていないせいか人も少な目、ラッキーです
歩いてきた道
白馬までの一本道が見えます
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歩いてきた道
白馬までの一本道が見えます
後立の中で一番剣に近いと思われるのが五竜なんでしょうね
素晴らしいパノラマです
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後立の中で一番剣に近いと思われるのが五竜なんでしょうね
素晴らしいパノラマです
やっと見えた鹿島槍
八峰の縦走路も見えます
今年の夏は歩きたいですね
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やっと見えた鹿島槍
八峰の縦走路も見えます
今年の夏は歩きたいですね
この一月でほんと雪が無くなりました
寂しく感じてしまいます
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この一月でほんと雪が無くなりました
寂しく感じてしまいます
野口五郎や水晶、赤牛、針ノ木も見えます
2
野口五郎や水晶、赤牛、針ノ木も見えます
名残惜しいですが下山します
これ以上はリフトの時間に影響します
名残惜しいですが下山します
これ以上はリフトの時間に影響します
五竜、登りごたえのあるいい山です
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五竜、登りごたえのあるいい山です
下山は遠見尾根を使用
これがまた長いの何の・・・
おまけに高温+ピーカンで灼熱地獄
暑さに弱い私はクタクタでした
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下山は遠見尾根を使用
これがまた長いの何の・・・
おまけに高温+ピーカンで灼熱地獄
暑さに弱い私はクタクタでした
また来たいですね
次はもっと雪のある時期にしよう・・・
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また来たいですね
次はもっと雪のある時期にしよう・・・

装備

個人装備
アウター手袋 予備手袋 防寒着 ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え アイゼン ピッケル 行動食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ ヘルメット
備考 水は1.5L必要だった

感想

やってきたGW
今年は以前よりやってみたかった唐松〜五竜の縦走にしました
ですが今年は3月から高温が続き雪解けが早く半分は夏道でした
しかもかなり温度があがり残雪期らしからぬ気候でレイヤリングやアイゼンの使用が難しく色々と悩むところが多かったです
さらに小屋で知り合った五竜方面へ向かう二人組とムシ博士のような若い兄さんも加えてとても楽しく登ることができました
普段は一人で黙々と登ることが多いのでこういうのもいいですね
合流させていただき本当にありがとうございました

またどこかの山でお会いできたら嬉しいなと思える記憶に残る山行になりました

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無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
唐松岳&五竜岳(八方尾根⇒遠見尾根)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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