蛭ヶ岳(ヒルの居ぬ間に!釜立林道からピストン)


- GPS
- 07:00
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,273m
- 下り
- 1,273m
コースタイム
天候 | 晴天! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
AM5:15到着時点で既に2台の駐車あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 駐車した林道の下の方に有り。 用紙は無し。 (1週間前下見時には用紙・ボールペン有りましたが雨でビショビショ。その為撤去か?) 【危険箇所】 特に危険箇所は無し |
写真
感想
前々から神奈川県民である以上、県内最高峰の蛭ケ岳の頂を踏んで起きたいという貧乏症的思いから!?色々ルートを検討していたのですが、日帰りは難しいかなぁと半ば諦め掛けていたところで、ネット上でこのルートを発見。
ヤマレコでもよくよく見ると幾つかレポートもあり、何だァこれでいけるじゃんと早速天気予報も良いしいざ実行。
実は一週間前に天気が悪い昼間に車の駐車場所は下見済み。
この手の林道ゲート前とか、林道終点等々は初めての時は、特に朝方とか真っ暗なうちは本当に道が間違いないのか結構不安なんですよね。カーナビにも出てない道だし小心者なので...
朝はまだ辺りが暗い5:15頃林道ゲート直下のスペースに駐車。ここは4〜5台停められるのですが既にもう2台駐車車両が。就寝中?と思ってそろりソロリと気をつけて静かに駐車しました。でも明るくなってから結局無人だった事が分かりなんだか損した気分。何だソレ。
☆往路
【林道ゲート〜東海自然歩道分岐】
AM6:00過ぎ、さぁ出発。直後にお仕事関係の方々の車が到着してゲートを開けていました。林道終点地点のモノレール車両小屋を開けてこれからお仕事の様です。
自分はそのモノレールの横の登山口から入山。まずは東海自然歩道の丹沢主脈の稜線を目指します。
全般を通して結構急登です。途中沢横を並行し沢の音が良い感じです。息もゼイゼイ上がりますが以外と苦しいという感じでは無かったですね。多少は体が強くなったのか?
沢が大分下になった頃、動物の鳴き声が響き渡ります。多分鹿かな?
でベンチが見えてきた。と思ったらそこが東海自然歩道の分岐でした。
【東海自然歩道分岐〜八丁坂ノ頭】
今回の登り口のあった同じ林道の登山ポストがあった箇所に繋がっているのが、次のポイントの八丁坂ノ頭。
先ほどの分岐地点手前からずっとモノレールのエンジン音が聞こえているのですが、さらに音が近くに聞こえてきます。
八丁坂ノ頭の手前位からは右側をずっと並行して走っている様で、スピードも歩くのとそう大差ないです。
道自体は整備をした?のだかでなぜかフカフカに掘り返した状態の所が多いですね。右側上に稜線が見えていて、左側は東丹沢?の山々が見えています。(どれが何の山か名前が分からない...)
登りはゆったりとした傾斜なので気合で登るぞ!という感じでは無く、程よい負荷で気持ちよく登れます。
【八丁坂ノ頭〜姫次】
八丁坂の頭の分岐の先からは更に傾斜は弱くなり東海自然歩道の最高地点が出てきます。例の正方形ベンチが一台あり案内板の中に最高地点である旨が表記されている感じで地味な感じです。
ここを過ぎてゆっくりと道が傾斜し始め、すぐ先の広場の向こうに富士山が見えはじめます。近づくにつれ木々が開けてきて富士山が正面に見えてちょっとドラマチック!?な演出の様に姫次に到着します。
姫次には正方形ベンチが数台、正面に檜洞丸と富士山が。左には今回目指す蛭ケ岳を見ることが出来てモチベーションが一気にアップ!
天気も良くて今日は最高!
【姫次〜地蔵平】
姫次からはのっけからしばらく下ります。姫次から蛭ケ岳へ下り口は木が生い茂りトンネルチック。今年編笠山に行った時の青年小屋への下り口を思い出しました。
途中右側には富士山を見る事が出来てまたまた足が止まってしまいます。
しばらくゆったりと下ってゆくと平らな開けた場所に出ました。ここが原小屋平。
昔、小屋があったとか。近くに水場もあり展望が無いですが環境的には良かったのではと思います。
この辺りを過ぎると登ったり下ったりを繰り返しますが、落ち葉が多く踏み跡が不明瞭。テープと道らしき平面部を探しながら歩きます。
地蔵平は指導標に何気にある表示でここがそうなんだ。ハ〜。という感じでした。
【地蔵平〜蛭ケ岳】
道は次第に登りになり、階段が現れ始めてくるといよいよ蛭ケ岳山頂に近くなっているなと気分が盛り上がってきます。
最後の佳境は木階段の連続!でもこの辺りは右や後ろを見ると絶景。南アルプス(多分)。八ヶ岳(多分)と思いを馳せながら残りの登りを頑張って登って行きます。小屋が見えてきたと思ったら山頂にすぐに到着。
山頂には誰もいません。自分一人きり。目の前には富士山がバーン!手前に檜洞丸。青ケ岳山荘も見えます。先ほどの南アルプス、八ヶ岳等々の山々も雲ひとつ見当たらない青空の下、綺麗に見えます。
この前行った丹沢山、塔ノ岳、真鶴半島、伊豆半島も。
小屋の東側に行くと宮ケ瀬湖、遠く向うは筑波山?残念ながら県央平野部はモヤっていて見えないです。がもっと向うには房総半島?が見えるの?まとにかく絶景です!頂上見物をしたところでお昼ごはん。といってもまだ9:00過ぎですが風が冷たく寒いのでラーメンを食べて体を暖めました。
良い景色を見ながら至福の一時です。この頃には山頂には他にも登山者が5〜6人に。
そういえば山頂到着までは工事作業の関係の方々をモノレールに乗っているのを見掛けた以外は登山者は一人も会わなかったですね。出発が早かったからかな?
☆復路
【蛭ケ岳〜地蔵平】
山頂を満喫するにはまだまだですがもうそろそろ一時間。
いつもながらですがこれを解決するにはそこに住むしかないので(^^)下山開始します。
今度は下りながら目の前には八ヶ岳やら秩父やら南アルプスの山々が広がりついつい足を止めて見入ってしまいそうです。
で例によって膝の調子が悪くなりつつあるのでサポーターを装着。
だましだまし帰ります。
【地蔵平〜姫次】
往路とは異なり今度は次から次へと人とすれ違います。やはり向かうは蛭ケ岳。
さすが神奈川県最高峰ですね。
天気は変わらず晴天なので相変わらず展望が開けている姫次はよいですね。
【姫次〜八丁坂ノ頭】
相変わらず人は途切れずにすれ違います。といっても大倉尾根ほど人は多くはないですが。
【八丁坂ノ頭〜東海自然歩道】
特に往路と変わる事は無いので黙々と色々なことを考えながら帰ります。
【東海自然歩道分岐〜林道ゲート】
ここからは往路が急登だったので当然結構下りはきついです。
膝にも大分負担が掛かり結構辛いですが歩き方を意識して重心を真直ぐに降りるように、イメージしてはお腹から体を出す感じ?にすると膝に変な力が加わらず、且つ靴のソールのフリクションがバッチリ効く感じで、かつてだとズルッと滑って尻餅をついてしまう様な場面でも何とか回避できる様になりました。歩き方の重要さを身にしみて感じながらの下りでした。でも辛さはあるのですが...
で何とか車まで辿りつき無事下山。
今回は体力的な辛さはそんなでも無かったのですが、膝痛は日頃のトレーニングが必要と感じました。要対策です。
今回もそれなりに新たな経験が出来て、学ぶ事も多い山行が出来ました。
安全登山、素晴らしい景色を堪能できた楽しい山行でした。感謝です!
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