羊蹄山・梅雨が無い北海道
- GPS
- 09:09
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,682m
- 下り
- 1,676m
コースタイム
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 2:49
- 合計
- 8:57
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2:00
ホテルを出発、高速で一路小樽方面に、途中で降りて倶知安に。
予定通り起きれたので真狩登山口は無し、保険成功。
3:45
既に明るい空、そして倶知安半月湖畔自然公園駐車場登山口に到着。車は10台程。
今日の日の出は3:55、北海道はかなり日本の東、金沢は4:30
準備開始、いつもながらのエセストレッチ。
4:10
駐車場出発、登山計画書提出、そして届の記入、どうやらファーストランナー
2人並んで歩ける幅の広い樹林帯を歩行、傾斜はまだまだ緩い。
クモの巣に絡みながら、やっぱり朝一は虫もみんな活動してるわと
4:30
1合目到着、この後1合目単位で看板があるそう、さすが百名山
人気の山ではあるが、まだ誰にも遭わず、
4:40
風穴とやらの残雪自然クーラーに到着、愛想無いけど通過、帰りには寄ろう
4:45
看板発見!、2合目と思いきや、1合目半、この半て何よ?
振り返るとニセコアンヌプリが雲海の上に、昨夜の大雨のせいか、倶知安町全域が霧の中、なかなか素敵な風景
4:55
2合目到着、予定より30早く出発したことと、ペース早めで計画票より50分巻き
そのせいか今日は汗がすごい。
歩きながら考えていた、昨晩寝苦しく、多量の汗をかいていた、そしていつもと勝手が違って登山口までの道中、水分を採っていない。体内に水分が少ないので体が冷えない、そしてさらに冷やすためまた水分が消費される。これ悪循環!と察知。
残念な事に車中で飲もうと思っていたイロハス、そのまま置いてきた。
今回はかなりピンチだ。補水ペースをシビアにしないと、この山に水ありませんから。
このあと5合目まで淡々と歩く。
5:40
5合目で少し長めの休憩、ウィダーインゼリーで糖と水分補給
この場所は見晴らしが良い、向こうにニセコアンヌプリ、スキー場のゲレンデが見える
だんだん雲が頂上まで。晴れて欲しいな。
6:05
6合目にて今日初めての人と合う、下山の老夫婦、何時に登り始めたのと聞かれ
4時過ぎですと、やっぱり早出ですね、と軽い挨拶の後お互いの方向に。
ここらへんから道が岩岩してくる。
6:20
7合目を過ぎたあたりから熊笹が生い茂り始める。
道の傾斜もきつくなり始める、なるほど富士山がキューっときつくなってくるあたり。
全方向同じだが稜線の角度も35度〜40度近くに変化、いよいよ来ました。
いつもはのっけから急登なので楽ちんですが。
6:45
8合目手前、下界そして自分がいるところから下は真っ白の雲に覆われ、この後の太陽による雲がガスに変化、空気の透明度低下、景色がボヤける事必至かな。
6:55
9合目手前、このあたりから羊蹄山高山植物園開園!
まだ眠りから覚めないのか花弁も5分開き、普段あまり撮らないが今日はゆっくり撮影
空には帯状の雲が、見ているとすごく早い流れ、この雲の流れは不勉強、まずいぞ。
7:10
急に視界が開けた、9合目の分岐点に到着か、眼下には岩肌も露わに、その下に樹林帯
緩やかな取りつき、登山口の半月湖が
さあ、これからが核心部。
9合目の看板を左に進み外輪山西に進む。この後はほぼ岩の道となる
各所に分岐の立て看板あり、とにかく頂上の記述に沿って進む。
頂上に向けてハイマツが増えてきた、そして知らない草花も。
そしてどこから登ってきたのか先行者が一人、
私は途中から別道、旧小屋跡に進む。
7:30
旧小屋跡到着、土台だけのかわいそうな姿。
しかし一匹のリス発見、逃げそうなので望遠で撮影、近づくとやっぱり逃げられた。
この後、母釜に向かって進む。
実はとても暑い、水が心配。
小高くなったところまで来たら、ドーンと外輪山、右には父釜が、
これは写真では伝わらないな、と。今回はゆっくり眺めよう。
よく見ると正面の岩場に人が、グーっと望遠で引くと5人のパーティー。
おー、あの岩場を歩くのか。ちっとワクワク。
時計回りで北山方面から頂上に、天気は上々、稜線歩きが気持ちいい。
右下に母釜、真ん中のショートカット道を挟んで巨大な父釜。
そう言えば、ヤマレコで火口まで降りていた人いたな、でも自分には無理、一度滑落の経験があるから怖くて降りれない、ましてや嫌いな登り返しがガレ場で100m
今日は何としてでも温泉と小樽でのお寿司まで行きたい!
7:45
三等三角点到達&撮影、京極方面を眼下に見る、相変わらずモワっとした景色
今日はこれ以上晴れないな。
山頂方面(喜茂別方面)の立て看板通過、それにしても外輪山は大きい、はるか正面にまた人影が、国土地理院の標柱&三角点現る、旧山頂か?
8:50
とうとう頂上へ
若い二人が日向ぼっこ、ちょっとうらやましい、こちらは今日は事情があって1人だ!
頂上の標柱周りに2名、写真を撮りあっている、私もお願いして2枚、感無量
念のためガーミンで一確認、間違いなく「羊蹄山」を示している。
遠くに見えた5人のパーティーが頂上到着。
かなり年配、お一人は「岩場をやっとこさ来ました」と、でも嬉しそう。
5人の集合写真を撮ってあげて、少しおしゃべり。
確か盛岡からフェリーに乗ってきたとか、私の事も聞かれ「金沢です」と言ったらたい
そう驚かれ、白山に登ったことがある人が何人か、「白山固有種の花が多いですよね」と、よく知ってらっしゃる。
皆さん白山いい山ですね、と。やっぱり地元の山を褒められるのはとても嬉しい。
北アルプスが近くにあるのはやっぱり羨ましがられます。
今年も剱岳、登ろうか!?
9:00
そろそろ下りようか、でも外輪山が残り半分、おまけに岩場、かなり厄介
避難小屋が見えてきた、新旧仲良く並んでいる
ここは真狩下山口、さあ小屋まで行ってお昼だ。
意外と遠い、見えるのに、このタイミングでイロハスの水が切れた。
雪解け水が沢になっている、どうしよう、飲めるのか?止めとこう、山頂に動物(リス)がいたし、ウィルス持ってるから。
9:20
避難小屋到着
疲れた〜、小屋のご主人に「どうぞ、コーヒーでも」と中に通される、嬉しい。
ちょうど掃除中、中で火を使ってもいいと言うので早速お昼の準備。
今日はレトルトの親子丼、シーフードヌードルも食べたいが今回は水が無いのでパス
いつもの水パックの半分しか持ってきていないし、残り350cc程度。
下りだから何とかなるか。
小屋のご主人は東京の人、北アルプスの山小屋にも居たそうで、この新しい小屋は自分で建てたそう。大きさは半分になったもののやはり綺麗。宿泊1000円、休憩300円
お子さんを東京から北海道新幹線、ハヤブサで呼んだそう、やっぱり子供は電車が好きとの事
10:20
約1時間の休憩&おしゃべりの後、バッチを2種購入してさあ、下山だ。
ポールを伸ばし、9合目に向かって進む。
この時点で1時間遅れで9:20発信の川原さんメールを受信、電波状態不安定。
これが一番嬉しいんだな、単独登山では。
元気をもらってあと3時間。
山頂を振り返りつつ、惜しみながら下山。
10:40
9合目到着、ここからのニイセコアンヌプリが何とも言えない。
5名ほど休憩しながら眺めている、確かにずっと眺めていたい。
でも今日は温泉→小樽
この後は1合目当り25分で下山。
ピストンなので不安無く下山、8→7→6〜〜1.5→1と
朝の霧が綺麗に晴れていない。かすんだ景色、樹林帯に入ると緩やかなので1合目がやたら長い、遠くに登山届のボックスが見える。
13:00
登山口に無事到着
下山届を書いて、何名登ったのかを確認、約30名くらい
駐車場につくと30台くらいの車が、外輪山の回っている間に多くの後続者が登ってきたよう、人気の山を納得。
車のドアを開け、置いてあったイロハスをゴクリ、ほっと一息です。
13:25
片付け完了、さあ五色温泉だ!
これからみんなと同じ北海道観光です。
ナビをセットし水を飲みながら温泉へ。途中キタキツネに遭遇。熊じゃないので吉。
14:00
温泉到着、なるほど秘湯、周りには何も無し、硫黄泉に1時間程浸かる。
たてものはかなり古いが多くのお客さんでにぎわっている。
ニセコアンヌプリからの下山者も多く、砂利の駐車場は車が絶えない
さあ次は黄金温泉へ。
再度ナビをセット。
15:30
到着、写真で見たとおりの建物、混浴だそうで
女湯はどうかわからないがこちらには鍋の湯船、どっぷり浸かり気づけば30分寝てました。やっぱり疲れてるんだな。
危ない、夕飯に間に合わない。
16:20
小樽に向かって、またまたナビをセット。
何?2時間かかるって、早く行ってお寿司を食べて、レンタカーを返さないと。
何とか18:00までに小樽着
18:00
有名店(政)、残念ながら日曜休み、小樽運河から1Kmほど離れた「千成」へ
10かん握ってもらい、もくもくと食す。20分の一人ごはん、う〜〜ん。
翌日も小樽だが多分天気が、時間も無いから今日の内に観光。
夕暮れの運河もまた良し。
18:40
小樽を後にし札幌へ
19:30
市内到着、レンタカー返却のためガソリン給油、だが無い!スタンドが!!
30分碁盤の目をうろうろ、最後はナビで最寄りのGSへ。
2Km離れた場所に発見
20:00
返却完了、丸1日借りていた計算、やっとホテルに戻れる
しかし、戻れない、いわゆる「迷子」
20:30
30分うろうろし、最後は道行く人に聞いてやっと帰還。
1時間もホテルのまわりをうろついていた計算。
ホテルの前のローソンに行って札幌黒ラベル購入、最後の夜を楽しむ
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