海抜0mからの富士登山
- GPS
- 34:06
- 距離
- 49.9km
- 登り
- 4,032m
- 下り
- 1,665m
コースタイム
15:30 田子の浦(静岡県)出発
20:00 村山ジャンボ(麓の合宿所、標高500m)到着
7月19日(日)
5:00 村山ジャンボ出発
13:305合目到着
16:30 5合目出発
7月20日(月)
2:00 山頂到着(標高3715m)
4:30 御来光
5:30 最高峰踏破(標高3776m)
11:30 五合目まで下山
天候 | 1日目晴れ、2日目晴れ、3日目台風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
感想
ついに我らが初日の出観測隊が当面の目標であった
「海抜0mからの富士登山」に挑戦してきました。
結果から報告すると踏破しました。
いやーしんどかった。でも登れてよかった。
第1部 海から麓まで
14:30「開会式」
静岡県富士市田子の浦(太平洋)
海抜0mからの富士登山ということで、海から出発した。
正確には俺とよしは海抜-1mからの富士登山になった(バタフライで一泳ぎ)。
出発時間は15:00。事前の予定よりかなり遅れた。
歩き出して約2時間。早くもあつしがダウンした。
暑さとペースが速かったことが原因か?
画像から辻が優しくフォローしている様子が分かる。まるで24時間マラソン。
結局あつしはここでリタイアして、先に宿泊所に行ってもらった。
20:00 村山ジャンボ(合宿所)到着
1日目終了。あつしの待つ宿泊施設に到着。
距離21.6キロ、所要時間5時間半。
足にはまずまずの疲労がたまった。しかし1番厚い時間帯を避けれた、出発時間が遅れたことが功を奏したか。
夕食はコンビニで購入。明日に備えて早めの就寝23時ぐらい。
第2部 麓から5合目
2日目 5:00 村山ジャンボ出発
標高500mから出発、まずは5合目2300mを目指す。
あつは5合目で合流予定。
出発早々、富士山全貌を確認できた。
朝もやかかる富士山は壮大やな。
ルートである村山道は最古の富士登山道であり、現在はほとんど利用されていない。なので、まぁまぁ荒れていた。辻の地図と木につけられたテープを目印に進んだ。
標高約2000m。倒木地帯。5合目までもう少し。
開けた場所だったので、富士山から街、海まで確認できた。
とにかく景色がすごい。
13:30。5合目到着。麓から約8時間半、18キロの道のり。
5合目には登山しようとする人、下山してきた人、今までとは比べほどにならないほどの人がいた。2時間ほど休憩。
第3部 5合目から頂上、下山
16:30 5合目出発
とうとう海抜0mからの富士登山最終章。
標高2300mから最高峰3776mを目指す。
まだ、みんな余力有りの状態。あつしも合流。
ここからは、あつしをどうサポートするかが鍵をにぎりそう。
ほんまに景色よかった。とっくに雲の上。
17:00 6合目到着(標高2500m)。
5合目を出発してから約30分、あっという間に6合目に到着。
18:15 新七合目到着(標高2780m)
御来光までかなり時間があったので、かなりゆっくりなペースで登った。
富士山はこんなものかと、楽勝ムードが漂う...がそんな中、
このあと恐れていた事態が発生する。
19:30 旧7合目(標高3010m)
21:00 8合目(標高3200m)
この道中に篤志が「頭が痛い」と言い出し、呼吸も乱れた状態に陥る。
どうやら高山病っぽい症状が発症。
山小屋はまだ200mほど先にある。
どうしようかと考えていたら、田中氏が
「俺が先山小屋行って酸素買ってくるわ」と言い、すぐさま山小屋に向い、酸素を買って戻ってきた。
篤志はその酸素を慣れないながらも肺に吸入し、
何とかこの8合目まで辿り着く事ができた。
さすが田中氏!!
「焼肉おごりでええわ」というところはちゃっかりしている。
霧が出てきて風も少しずつ強さをましてきた。
各々が寒さから身を守るためレインウェアや防寒着を着用。
ここでも大原が自分のフリースをあつしに貸してあげるという
友情が見られた。
皆が篤志と一緒に登頂するという気持ちを持っていることが
よく分かった。
御来光の時間に合わせて山頂に到着することを計算し、
寒さをしのげる場所でしばし休憩。
23:00 9合目(標高3400m)
この辺りから寒さと睡魔と闘いながら必死の思いで山頂を目指していた。
2:00 山頂到着(標高3715m)
4:30 御来光
5:30 最高峰踏破(標高3776m)
仲間と共に目標の地へ登り立った。
「ゴール!!!」心の底から声を張り上げた。
長い道のりで確かに辛かったが、この瞬間はそんな感情は心の中には
一切感じられなかった。「やったぞ」という気持ちで一杯だった。
田中氏や大原はそれぞれ婚約相手に向けたメッセージを
言い残した。
下りでもみんなで篤志をサポートしながらチームワークを活かした。
篤志も自分で荷物を持って最後まで頑張っていた。
11:30 五合目まで下山
ここからは体力と時間と相談してバスを利用した。
閉山式 いやーとにかくよかった、無事で
今回の活動は本当に達成感に満ち溢れた内容だったと個人的には思う。
スケジュールについてもチームみんなで話し合いながらきちんと決めれたし、
予行演習をしてそれぞれが感じたこと、不安に思ったことなどをこの富士登山までに 準備をしてしっかりと活かせていて、本当によくやったなーと思う。
次の登山部としての目標は今のところ未定だが、登山に限らずこうして
仲間と一緒にわいわい楽しんだり、感動を共有したり出来たらいいなと
思っている。
メンバーのみんな、本当にお疲れ様。また登山しようぜ(」^○^)」
YouTube
第一部:http://www.youtube.com/watch?v=OlnolVCAPzM
第二部:http://www.youtube.com/watch?v=FABxyTjRV_A&feature=related
第三部:http://www.youtube.com/watch?v=Ko19ObkUzJA
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