塩見岳 三伏峠テント泊+ナイトハイク 塩見岳山頂で御来光
- GPS
- 23:20
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 2,603m
- 下り
- 2,593m
コースタイム
- 山行
- 5:07
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 6:15
- 山行
- 9:06
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 10:41
特にだだっ広い場所では見失いがちです。
「美しい森」あたりでルートロストしてタイムロスしました。
天候 | 1日目:晴れ時々曇り 2日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
南諏訪から国道152号を南下したが、何と法面崩壊による工事で通行止め! 大きく迂回を余儀なくされ1時間程到着が遅れました。 https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/dourohozen/tuukoukisei/20180313.html HPでは再開時期不明とありますが、現地の看板には5/31までと記してありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口〜三伏峠 一部残雪があるが、アイゼンは不要。 三伏山〜本谷山〜塩見小屋 樹林帯の急坂はアイゼンがあったほうが安定する。(無くても行けるが、オススメは出来ない) 塩見小屋〜塩見岳 雪は全く無く、完全に夏道。 冬靴で行ってしまったが、夏靴+軽アイゼンで十分な状況。 明るければ赤テープがあるので問題ないが、夜間ハイクではなかなか難しい。 だだっ広い場所(美しい森付近)でルートを見失い、一部薮漕ぎをする羽目になった。 |
その他周辺情報 | 信州小渋温泉 赤石荘(500円) http://www.akaishisou.com/content.htm 絶景露天風呂 塩の里 http://ooshika-satoyama.com/store.html ここで塩見岳の登山バッジ(ピンズ)を購入。 本当はピンズではなくバッジが欲しかったが、致し方なし。 食事どころもあり、鹿肉ハンバーグ定食、鹿肉焼肉定食、鹿肉カレーなどが食せる。 |
写真
感想
もともとは白馬三山を縦走する予定でしたが、土曜日の天気がイマイチな予報。
特に日本海側はガスが取れない可能性が高かったので、急遽行き先を塩見岳に変更。
こちらは午前中の早くに雨が上がりそう。そして日曜日は晴れが約束されている。
初日はゆっくり目のスタートとして2日目にアタックをかけるベーシックなプランで行くことにしました。ただし、山頂で日の出を見るという目標はいつも通り。
土曜朝5時過ぎ、埼玉の自宅を出発し、立川で相棒を拾って中央道へ。
諏訪から国道152号を南下します。「ゼロ磁場」という謎のパワースポットを通過してしばらくすると、通行止めの看板が…
大きく迂回を余儀なくされ、1時間ほど到着が遅れました。
そんなこんなで12時過ぎに登山スタート!
三伏峠まで非常によく整備された道が続きます。1/10、2/10といった看板が立てられ、自分がどこらへんにいるのかの目安になります。(8/10と9/10の間隔が異様に短いのは気になりました)
水場あたりから雪が出ますが、アイゼンは全く不要。
三伏峠に到着し、テントを設営したら烏帽子岳へ向かいます。コースタイム55分なのですぐだろうと踏んでいましたが、舐めてました。雪が緩んでいて歩きにくい。普通にコースタイム通りの時間がかかりました。
午後4時半、烏帽子岳に到着。まだまだ日は高く夕暮れにはほど遠い。
三伏峠に到着した頃にはガスがそこそこかかっていましたが、すっかり晴れ渡りました。白馬岳方面を見ると、予想通りガスっている。槍ヶ岳付近から南は晴れていました。
烏帽子岳から眺める塩見岳の迫力は凄い!
「ザ・山」。漢字の「山」そのものの形ですね。
強風予報だったのに、ほとんど吹いておらず、グダグダ楽しく過ごしました。
1時間ほどするとさすがに冷えてきたのでテント場に戻ることにしました。
翌日は0時起床予定なので早く寝たいということもありました。
テント場に戻り夕食を摂って就寝。
予定通り0時起床。準備をして0時40分出発。
月明りが無い為、本当にヘッドライトだけが頼り。
すぐに三伏山に到着しました。ここからの夕日も素晴らしかったんだろうなと思います。というか、こんな近くに眺望の良いピークがあったとは気付かず…少し後悔。
ここから緩やかに下り、登り返して本谷山。
この先から始まる樹林帯からルートロストを何度か繰り返しました。
赤テープをすぐに見失い、どこが道なのかよく分かりませんでした。
アイゼンを装着した方が安定すると思いますが、面倒なので付けず。
雪は比較的締まっていて歩きにくいということはありませんでした。
「美しい森」あたりで派手にルートを外れ薮漕ぎ。タイムロスしました。
下山時に分かりましたが、ルートを外れなければ全行程において薮漕ぎは特にありません。
塩見小屋への急登もアイゼンを装着した方が歩きやすいですが、面倒なので付けずに登りました(笑)
塩見小屋から先は完全に夏道です。
空が徐々に明るくなってきて、タイムリミットが近づいてきています。
西から東に登るルートなので、山頂に到達しないと基本的に日の出は見えない。
ほとんど諦めていましたが、何とか日の出前の登頂に成功!
登頂3分後に御来光でした。
素晴らしい絶景が広がっています。正に360度の眺望。
日本中に雲海が広がっているようでした。
北は白馬岳から南は聖岳までバッチリ晴れ渡っていて、どこに登っても「正解」という状況でしたね。
強風予報は外れ、特に問題となる風は吹いていませんでした。気温は1度。
赤石岳や中央アルプスの美しいモルゲンロートを楽しんだ後、下山開始。
塩見小屋まではあっという間。
ここで、本谷山でビバークされていた団体様と一緒になり、写真を撮っていただきました。
塩見小屋からの急坂で初めてアイゼンを装着。結局使用したのはここの1回だけでした。本谷山までがほんとに遠い。そして三伏山も遠い…
とにかく三伏峠小屋まで遠いです。こんなに歩いたのか、というくらいに。
三伏山から振り返って塩見岳を眺めると、いやー遠い。
とにもかくにもテント場に戻ってきました。往復約8時間。
テントを撤収し、1時間半で登山口へ。更に30分歩いて駐車場。
山頂までとにかくアプローチが長いですね。さすが南アルプスのど真ん中の山です。
赤石荘で汗を流し、塩の里で鹿肉ハンバーグを食し、再び下道で諏訪まで走り、中央道に乗って20時過ぎに帰宅しました。長く充実した1日でした。
今度は北岳から塩見岳まで縦走したいですね。
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