男体山(表参道・二荒山神社ピストン)


- GPS
- 08:06
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,259m
- 下り
- 1,260m
コースタイム
天候 | 曇時々雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
前日仕事の後、夜に日光手前の下今市まで入りテント泊。 翌11月3日(木)下今市から始発で日光に行き、バスで中禅寺温泉へ(約1時間15分)。バス停のコインロッカーに荷物デポして男体山の表登山口である二荒山神社まで歩10分。 帰りは逆コース。翌日の日光白根山に向け、湯元温泉まで東武バス(約20分)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
男体山表口登山道は10月25日で閉山だが、特別に許可をもらって入山できた。 ルート自体ははっきりしており迷う箇所も無く、要所には「合目」標識があるのでどの辺まで来たか分かりやすい。 3合目までは樹林帯、7-8合目が岩のガレ場歩き、9合目から赤茶けた溶岩&砂歩きと変化が楽しめる。登るにつれ変化する中禅寺湖も必見。 |
写真
感想
この時期もう雪かと諦めていたが、先週のレコではまだ大丈夫のようなので日光白根山と連続でトライ。
前日仕事を定時で切り上げ、千葉の最寄り駅から東武日光フリーパスにて日光手前の下今市で前泊。
翌朝の始発とバスを乗り継いで、中禅寺温泉バス停のコインロッカーでテント等デポし身軽になって登山口の二荒山神社まで徒歩約10分。
やっぱり神社入口に10月26日から閉山と書いてある。難関の社務所で尋ねると、遠方から来られたなら仕方なし今回は許可します、との嬉しい返事。入山料500円で御守護(お守り)を貰う。閉じた山門を、教えてもらったとおりに迂回し、階段を上がって一合目。広々とした樹林帯を行くと2合目。その先3合目で一旦車道歩き。この車道が20分くらいだが長く感じる。
四合目の鳥居から登山道に再び。社務所で「四合目の鳥居は必ずくぐってください」と言われたのでそのとおりにする。御利益が違ってくるのかな、この辺シュートカットする場所も無さそうだし・・・。その先五合目には避難小屋。中を覗くと土間だが周囲に椅子がつくりつけてある。と、おば(あ)さんが一人山を降りてくる。もう何度も男体山登ってるが今回は朝飯抜いたのでキツイから6合目でUターンらしい。友人らは先に行ったとのこと。
その先で雨がパラパラ降り始める。天気予報では晴れ間も覗くとか言ってたけど、山の天気は違うんだな、と改めて思う。カッパ着るほどでもないのでそのまま進む。3,4回降ったが何れも短時間でカッパ着るタイミングが無かった。
6合目を過ぎると岩が出始める。7合目にも避難小屋。ドアが無く土間だけの簡素な造りだが、緊急時は十分機能するんだろう。ここから8合目先までが岩のガレ場登り。大岩を超える時など一時的に手を使うことあるが、それ以外は手は使わなくて大丈夫。7〜8合目超えたあたりが一番キツイ。息を切らせながらひたすら登ってゆく。高度を上げるごとに中禅寺湖の表情が変わるのは面白いところ。8合目先で急に勾配が緩み、土手の谷間歩き。しばらく行くと、赤茶けた土になり、火山らしさが出てくる。富士山のように火山岩で砂混じりなのでズルズル足場がよくない箇所あるので結構疲れる。丸太階段が出てきて助かる。
赤茶けた溶岩と砂をしばらく行くと、ここのレコで見慣れた像が見えてくる。日本武尊(ヤマトタケル)かな(後日談:二荒山神社のWebでは大己貴命(おおなむちのみこと)が父神なのでこちらかも) 。いよいよ山頂だ。山頂には二荒山神社の奥宮と、その横にその像。よくみると山頂最高部は少し奥の丘の上だ。山頂の標識は質素なつくり。ここは神様の山だから奥宮がメインなんだな。奥多摩の御岳山と似たようなことかも。山頂の丘の上にはやはりここで見慣れた剣が高さ3.4mらしいが天空に突き出している。鉄っぽい金属でできているが相当雷にやられてるはずだ、なぞと想像を巡らせる。気温は10℃。風が無ければ雨具も要らないくらい。
山頂のバーゴラ風な休憩舎でラーメン&オニギリのあと来た道を下山にかかる。ガスが取れ始めて、赤茶けた岩肌に中禅寺湖の対比が映える。登ってきた道を下るのかと思うとなんだか残念な気持ちもするが、知ってる道だけに安心感はある。次第に高度を下げていくと、5合目辺で晴れ間が出てきた。やっぱり天気がいいと気持ちもいいもんだ。山や湖も色鮮やかになる。晴れ晴れとした天気のもと、のんびり下山。登り3時間半、下り2時間半と言われたが、休憩が多くかつ下り後半で膝に少し来たのでゆっくり歩いたから時間かかった。それでも15時に下山完了。二荒山神社で今日の無事に感謝し終了。気温14℃、長袖一枚で充分。
男体山は確かに登り一辺倒な山だが、上と下で雰囲気ががらっと変わるのと、高度を上げる毎に違う表情の中禅寺湖が楽しめたいい山行であった。
明日は日光白根山。東武バスはこの時期紅葉見物客がまだ多いので30分近く遅れてきた。紅葉シーズンは山は過ぎていたが、いろは坂(特に下半分)はまだ楽しめるので観光客が多い為と思われる。
---番外編---
翌日の日光白根山に備え、湯元キャンプ場へ。ここはスキーのゲレンデだけあって広々として気持ち良い。が、どうやらキャンプシーズンは終了の様子。自分のテント一張りだけであった。晩は炊飯に再挑戦。今日はアルミ鍋+テフロンコートを投入してぶっつけ本番。高度のせいか少し堅めだが、カレーには丁度よい。
食後は湯元温泉の硫黄泉でのんびりさせてもらい、鹿の鳴くテント場(=我が家)へ戻った。気温は到着時12℃、朝起きたら、外は4℃だった。
(動画アップ11月6日夜)
ShuMaeさん、おかえりなさい♪
閉山後でも登れてラッキーでしたねっ☆彡
あの「末代まで呪われる」みたいな看板は、別のルート上に設置されてるんでしょうかね〜?それともなくなったのかな?
キャンプ場に一人・・・
Enjoy solitudeできましたか?!
それにしてもご飯は美味しそうに炊けましたねっ
来年は男体山に登るのは特別な年なようですねっ♪
来年「四合目の鳥居を必ずくぐって」登頂したいと思います
ShuMaeさん こんにちは
合目で山の様子が変化、歩くのも楽しいですね
キャンプ場に一人って
カレーおいしそう
鹿は高い声で鳴くね。静かな山に響きわたるような鳴き声だった?(私が4月果無縦走のテントの中で聞いた鳴き声はそうでした)
表情がかわる中禅寺湖を堪能できてよかったね
hana_solaさん、
例の看板は探したんですが、見つかりませんでした。
記念に目に焼き付けてきたかったんですが、残念でした。
まあ、ちょっとエグイ表現だから外しちゃったのかも。。。開山は5月5日〜10月25日ですが、宮司さんも物分りがよい方で助かりました。
Enjoy Solitude覚えててくれたんですね!
ご飯炊くならやっぱりアルミ鍋ですね。チタンとは全然違いました。湯ノ湖で1500mなんでもっと水を増やしせばよかったかな、少し芯が残ったんで。
来年は男体山は特別な年?なんでしたっけ。再訪しなくちゃ、かな。
四合目の鳥居はしっかりくぐってくださいね<宮司さんのお達し
mikikoさん、
男体山の「合目」標識は登っていく目安になりました。登るにつれ風景も中禅寺湖の形も変わっていくので登り甲斐もあります。
キャンプ場は時期外れでテント1つだけでしたが、鹿の歓迎(?)にも出会えてよかったです。鹿は何種類か違った鳴き方するんですね。警戒を周囲に知らせる(多分)甲高くて短い笛のような音。夜中に尾を引くむせび泣くような高い音(多分雄かな)。遠くから「仲間か?」と聞いてるような音(?)とかね。奈良育ちの私でも聞いたことない鳴き方がありました。
「来年は特別な年・・・」情報は、ShuMaeさんの5番目の写真からゲットした情報ですよぉ♪
「入山厳禁」の右の張り紙ですよぉ
拡大して、がんばって読みました
ナルホド、自分の撮った写真って意外と見てない、というか、末代まで・・・を探してたんで気付かなかった<言い訳。来年で開山1230年なんですね。来年も男体山トライしないとダメですね。
しかしhana_solaさんがんばって拡大して読んでくれたんですね、感謝感激雨アラレ(古すぎ!?)です。
ShuMaeさん、おはようございます♪
動画見ました〜
よく雰囲気が伝わってよかったです
こちらも、感謝感激雨あられっ
パラパラっ〜と画面が切り替わるのが楽しいですねっ
白根山の動画、楽しみにしてます〜
hana_solaさん、
おはようございます。さっそく動画コメントありがとう。動画は雰囲気とか一発で伝わるから面白いですね。
パラパラって画面が変わるのは、Windows Movie Makerの標準に入ってるやつですよ。
ちなみに、BGMはShakatakの”Livin’ In the UK”って曲1981年Release、古っ!
動画は写真より伝わってくるから歩いたような気になりますね
この音楽は知らない曲でした
楽しませてもらいましたよ
ShuMaeさん、こんばんは!
日光男体山
私は1合目〜車道まで、ずっと直登だったので、凄く息が切れたのを覚えています
男体山は二荒山神社が所有しているから、入山禁止期間に入られるのは嫌なんでしょうね、やっぱり。。。
あの看板は凄い表現ですが
ShuMaeさんが一言声をかけたことで、社務所の方も受け入れてくれたのだと思います。ラッキーでした
動画もいいですね〜
いろいろ記憶が蘇り、懐かしかったです
mikikoさん、
さっそく動画見てもらって、Goodコメントありがとうございます。そう言ってもらえると頑張って作った甲斐がありますね。音楽は一応'80年代なんですが、ちょっと古すぎたかな?Shakatakは "Night Birds"が一番売れたと思いますが、動画の長さに合うのが手持ちにあまり無かったんですヨ
メッセージありがとうございます。
確かに3合目までは直登に近くて大変でしたね。ただ私は特に最初ゆっくり歩きなので、逆に7,8合目の岩のガレ場がきつかったかな。はーはー言いながら登った感じ。
閉山後も、遠方から来たと罰が悪そうに言うと、親切な宮司さんは理解して「今回だけは・・・」と言ってくれるようですネ。
私も最悪ダメって言われたら、裏の志津口までまわるかなと思ってたんですが、最初から”裏口”ってのも響きよくないな、とも思案してたんです。
動画も見てくれてありがとうございました。
この時期、花は無かったけど、鳥の鳴き声は何種類か聞きました。デジカメで録音しようともたついてるうちにどこか飛んでいっちゃったんだけどね。
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