鳳凰小屋でテント泊 ハードだった鳳凰三山（地蔵岳、観音岳、薬師岳）

2018年05月25日(金) 〜 2018年05月26日(土)

• GPS: 29:38
• 距離: 17.8km
• 登り: 2,374m
• 下り: 2,400m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:19
• 休憩: 1:53
• 合計: 9:12

7:21 青木鉱泉
9:12 9:18 南精進ヶ滝
11:00 11:07 白糸の滝
11:46 11:46 五色の滝
12:53 14:30 鳳凰小屋
15:36 15:39 地蔵ヶ岳
15:59 15:59 アカヌケ沢の頭
16:33 鳳凰小屋

2日目

• 山行: 6:30
• 休憩: 0:16
• 合計: 6:46

6:09 鳳凰小屋
7:31 7:31 鳳凰小屋分岐
8:06 8:14 鳳凰山
8:38 8:45 薬師岳
9:44 9:45 御座石
11:33 11:33 林道出合
12:15 12:15 中道ルート登山口
12:55 ゴール地点

07:17 スタート(0.00km) 07:17 - その他(5.29km) 13:37 - ゴール(16.15km) 12:56

天候

5月25日：ほぼ晴れ、5月26日：薄曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央高速韮崎I/Cから青木鉱泉へ（南ルート）
2日間で1,500円の駐車料

コース状況／危険箇所等

登りはドンドコ沢コース、雪は全くなし、一部崩壊地をトラバースする所あり、急登多く段差を乗り越えるのが大変なところ多数で、テント泊装備は辛かったです。
鳳凰小屋から観音岳へは残雪あり、アイゼンは不要。
薬師岳から中道コースで下山、一部残雪あり、アイゼン不要、このコースも急降と大きな段差多くとてもハードでした。

その他周辺情報

青木鉱泉で入浴（1,000円）
4人ほど入れる小ぶりな湯船でしたが、とても気持ち良かったです。
シャワーはありませんが、石鹸もシャンプーも使えました。

写真

5/25 7:03

今シーズン初のテント泊、久しぶりの大荷物で初の南アルプス。

5/25 7:07

青木鉱泉に駐車代を支払い出発します。

5/25 7:14

鳳凰小屋までドンドコ沢コースを進みます。

5/25 7:36

法面の大工事、凄い工事だな〜。

5/25 7:54

徒渉を何度か。

5/25 8:12

途中、ツツジが綺麗でした。

5/25 8:36

枝沢からの滝。

5/25 8:44

たまに巨岩がゴロゴロしていました。

5/25 8:58

シダ類が多く、太古の森のよう。

5/25 8:59

5/25 9:05

滝を見に行きます。

5/25 9:07

南精進ヶ滝、落差50m以上あるでしょうか、見事でした。

5/25 9:11

5/25 9:11

ツツジも入れて。

5/25 9:28

ペンキの道標多く道は明瞭です。

5/25 10:01

岩清水で顔を洗ってサッパリ！

5/25 10:48

こんな段差の大きい急登が続き、だんだん参っていきます。

5/25 11:02

5/25 11:07

古そうな道標。

5/25 11:32

丹沢によくあるバイケイソウ。

5/25 11:46

五色滝。

5/25 12:04

5/25 12:16

少し斜度が落ち着き、木々が変わって来ました。

5/25 12:29

やっと見えた今日の目的地地蔵岳、オベリスク。

5/25 12:30

でもここまで相当参っていて、今日は小屋着いたらテントでビール飲んで寝てしまいたい欲求が、、、

5/25 12:32

小屋の手前は綺麗な日本庭園のよう。

5/25 12:32

5/25 12:53

やっと小屋に到着、、、疲れた〜、、、

5/25 13:54

金曜日の夕方小屋番さん上がってこられると言うことで、先にテント張らせていただきます。一番乗り。

5/25 14:37

少し休んで、予定通り地蔵岳に向かいましたが、日影は一部残雪あり。

5/25 14:57

砂地が現れました。

5/25 15:00

三歩進んで一歩分下がると言った感じ。

5/25 15:02

こんな砂地にバイケイソウが。

5/25 15:06

だんだんとオベリスクが近づいてきました。

5/25 15:18

でもなかなか近づかない、、、ずるずる、、、

5/25 15:18

立ち止まりが多く、振り返って甲府の街並み。

5/25 15:21

もう少し、、、

5/25 15:29

やっと直下に。

5/25 15:31

振り返って観音岳の奥に富士山がうっすら。

5/25 15:32

アップで。

5/25 15:38

てっぺんの岩が鳳凰のくちばしのようなことから鳳凰山と呼ばれるとNHK百名山で言ってたな〜。

5/25 15:40

お地蔵様が沢山。

5/25 15:41

甲斐駒ヶ岳、ここも行かねば。

5/25 15:41

仙丈ヶ岳、ここも行かねば。

5/25 15:42

岩の間からの甲斐駒ヶ岳。

5/25 15:47

コルに沢山のお地蔵様。

5/25 15:48

賽の河原と呼ばれているそう。

5/25 16:01

観音岳方面に少し上がると眺望抜群のアカヌケ沢の頭。

5/25 15:48

オベリスクが見事に見え、先端のくちばしもクッキリと。

5/25 15:57

後ろにうっすら八ヶ岳。

5/25 15:59

ドーンと北岳。

5/25 16:00

5/25 16:03

オベリスクと韮崎の街並み。

5/25 16:08

南アルプスにある山頂標に初めて会えました。

5/25 16:10

5/25 16:11

さー、砂地を一気に下ります。

5/25 17:44

今日の晩飯はサンマの炊き込みご飯とミートボール。
ビール飲んでおやすみなさい。

5/26 6:09

さー、出発です。
今日は観音岳、薬師岳を通って青木鉱泉に降ります。

5/26 6:18

小屋の水場。

5/26 6:19

ここから引いています。
南アルプス天然水、飲み放題！

5/26 6:18

ここから観音岳へ。

5/26 6:21

小屋を振り返り、お世話になりました！

5/26 6:22

ハシゴを上がって、また急登の始まり。

5/26 6:33

折れたてって感じ。

5/26 6:59

北斜面なので雪がところどころありましたが、アイゼンは不要でした。

5/26 7:00

木々の間から八ヶ岳。

5/26 7:11

雪渓と白砂。

5/26 7:11

金峰山方面。

5/26 7:28

鳳凰小屋分岐点に出て稜線に乗りました。

5/26 7:28

北岳、間ノ岳。

5/26 7:28

北岳から仙丈ヶ岳。

5/26 7:37

オベリスクと八ヶ岳。

5/26 7:39

高度感ありました。

5/26 7:39

ここを登って観音岳を目指します。

5/26 7:42

北アルプスもうっすらと。

5/26 7:43

歩いてきた稜線。

5/26 7:45

観音岳への稜線。

5/26 7:58

近づいてきました。
何となく金峰山への稜線と似ている気が。

5/26 8:07

観音岳登頂です。

5/26 8:08

三角点かと思いましたが、三角点マップには載ってませんでした。

5/26 7:59

ここからの眺めは素晴らしい。

5/26 7:59

オベリスク、甲斐駒、後ろは北アルプス。

5/26 7:59

乗鞍岳。

5/26 8:00

甲斐駒の右に槍の穂先もうっすらと。

5/26 8:13

八ヶ岳と後ろにはうっすら浅間山。

5/26 8:01

富士山もうっすら。

5/26 8:02

5/26 8:04

これから向かう薬師岳と富士山。

5/26 8:17

5/26 8:33

這松帯にこの花が咲き出していました。

5/26 8:35

松と砂と岩と、日本庭園のような稜線。
ずーっと歩いていたくなります。

5/26 8:37

薬師岳山頂が近づいてきました。

5/26 8:40

歩いてきた稜線。

5/26 8:40

薬師岳到着です。
広い山頂。

5/26 8:59

5/26 8:59

雪がだいぶ減りました。

5/26 8:39

この大岩の横を通って青木鉱泉に下ります。

5/26 9:02

5/26 9:12

途中振り返って薬師岳。

5/26 9:46

5/26 9:45

この大岩が御座石というのかな。
この先は急降、急降、急降で写真撮ってる気力無くなりました、、、

5/26 10:34

やっと落ち着いた笹原に出て一服。
この頃から大荷物の下りの影響で靴擦れ気味に。

5/26 10:38

昨日登ったドンドコ沢方面。

5/26 11:05

新緑が美しい。

5/26 11:09

5/26 11:31

この花が沢山咲いていました。

5/26 12:19

やっと林道に出た。

5/26 12:51

この橋渡って青木鉱泉。

5/26 12:52

橋から降りてきた方面。

5/26 12:56

ほぼ満車状態。お疲れ様でした！
この後お風呂をいただいて帰宅です。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100M5 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ テント テントマット シェラフ

備考

テント泊の荷物でこの急登、急降、段差の大きさを予想しておらず、思いの外足にダメージ、初めての靴擦れ。

感想

Haru_1964

今シーズン初のテント泊は初の南アルプスにしました。
NHKの日本百名山で見て、いくつもの滝が綺麗なドンドコ沢コースを上り、鳳凰小屋でテント泊して鳳凰三山を巡るコースを設定しましたが、、、
テレビ放映では綺麗な所多く、登る辛さ等はあまり出てこないので、、、（当然ですね、笑）、約15kgほどのテント泊装備を背負って登るのは結構辛かったです。
何度かテント泊していますが、テント場まで楽なコースだったりで、これほど本格的な登山道と標高差をテント泊装備背負って歩くのは初めて。登山道は道標や目印もあって明瞭なものの、とにかく一歩の段差が大きいところが本当に多く、重い荷物で超えていくたびに徐々に気力と体力が失われていく感じ、、、
テント張ったらすぐに地蔵岳に向かう考えが、今日はビール飲んで寝てしまおうかとか、明日地蔵岳だけ登ってそのままピストンで降りるか、、、とか考えがよぎります。
でも、何とか到着し、テント張って昼飯食べて少し休んだら、やはり地蔵岳に向かおうと考えられ、向かうことにしました。
これまた砂地の急登は堪えましたが、オベリスクを目の前にテンションは上がります。いつも中央道や中央線から見ていた所にいると思うと感慨ありました。
鳳凰小屋は週末営業の時期と言うことで夕方には小屋番さんが来られ、テントの受付もしてゆっくりしました。外国の方も何名かいらっしゃって、国際色豊かな鳳凰小屋の夜でした。
翌日はテント撤収して観音岳と薬師岳に向かいました。観音岳への急登は北斜面で雪も多少残り、注意して進みます。稜線に出ると見事な景色が広がります。しっかり食べて休んだこともあり、また素晴らしい景色に後押しされ歩きも快調です。
観音岳に到着しましたが、ここは名山が360度見渡せると言った感じ。富士山から左回りに奥秩父方面、浅間山、八ヶ岳、北アルプス、甲斐駒ヶ岳、乗鞍岳、仙丈ヶ岳、
奥に中央アルプス、北岳、間ノ岳、農鳥岳といった感じで素晴らしかったです。
薬師岳への稜線は白砂と岩と松の日本庭園さながらの快適な稜線、ここも歩いててとても気持ち良かったです。短い縦走路ですが、鳳凰三山を巡るこのルート、とても気に入りました。
薬師岳から中道ルートをたどって青木鉱泉に降りますが、このルートも急降の連続、一段の段差が大きく、ストックや木につかまって降りるような所が連続し、疲労困憊。このルートを登ってこられる方々に何名かすれ違いましたが、皆さんお疲れのご様子でした。
重い荷物と急登、急降を繰り返したので、初めての靴擦れにもなり、色々とまだまだ勉強の山行となりました。
しかし、初めての南アルプス、山の奥深さと他に無い白砂の稜線とそこからの景色は目に焼き付いて離れない山行となりました。
これを書いている今、今までに無いももの筋肉痛と闘っております(笑)。

コメント

hide0612

初めまして
Haru _1964さんはじめまして
鳳凰三山のドンドコ沢からの周回コース大変ですよね〜
しかもテント装備🏕ですから尚更です。
私もこのドンドコ沢を登りながら滝見物は大好きなコースです。(でも御座石からの下りは苦手）
しかも稜線を歩きながら見る南アルプス北部の山々、最高のロケーションですよね！
これからも安全な登山を楽しんでください。

Haru_1964

Re: 初めまして
hide0612様
はじめまして、コメントありがとうございます！
はい、こんなに急登、段差がきついと思っていなく、もっと下調べするべきでした。今シーズン初のテント泊だったので前のめりで行ってしまいました(^_^)。
でも、初の南アルプス、雄大な眺め、堪能でき感謝です。

takumchik

はじめまして
はじめまして！隣にいった外国人のグループの中1人です。ほぼ同じコースも歩きましたね。本当にキツかった、けれでも素晴らしい景色に疲れが吹っ飛びました。

Haru_1964

Re: はじめまして
takumchikさん、はじめまして！
メッセージありがとうございます。
お隣の方々でしたか、皆さん装備もバッチリで格好良かったです！
今日は筋肉痛ですが、素晴らしい景色が目に焼き付いています。

arenbe2

お疲れさまでした
コメント失礼します。
同じ日に少し奥にテント張ってた者です（＾ω＾）
ロシア系？の外国人の方々も来ててテント場も賑わいましたね。
この日の夜はみなさん静かで久しぶりにマナーの良い人ばかりのテント場でした（笑
ドンドコは予想通りきつかったですが、中道はさらにキツイ！と感じました＾＾
でも、おっしゃる通り、地蔵〜稜線は最高ですネっ！
お疲れさまでした。

Haru_1964

Re: お疲れさまでした
arenbe2様
こんにちは、コメントありがとうございます！
はい、皆さん賑やかで楽しそうでした(笑)。
私はドンドコ沢と地蔵の砂場で参ってしまし、ご飯食べてビール飲んだら爆睡してしまいました、、、
おかげで翌朝の出発は一番遅いくらいでした(笑)。
中道の下りの方がもっと辛く、昨日今日と今までにない筋肉痛です。
でも、初の南アルプス、本当に素晴らしい体験ができました。