中ノ岳
- GPS
- 11:10
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,818m
- 下り
- 1,800m
コースタイム
- 山行
- 9:09
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 10:43
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今の時期去年iiyuさんが行っている中ノ岳へ行きたいと思ってました。おりしもiiyuさんが2日に行く予定と見ました。右足踝の腫れはまだ収まっていません、痛みも少し有りますが、家でじっとしているのも出来ません。行けるかどうか分からないけど行けるところまで行ってみよう、いつでもリタイア覚悟で行きました。pikachanに以前一緒に行こうと言っていたのですが思い立つのが1日前、しかも行けるかどうかも分かりません。今回はソロで合流できるかは、その時次第です。5時まえ歩きだそうとしていたら群馬ナンバーの車が来ました、運転している人は若い人に見えてiiyuさんとは違うような、いずれにしろ足が遅いので来れば追いつかれると思い歩き出しました。
おととし丹後山から縦走して中ノ岳避難小屋に1泊して今回の道を降りましたが長かったのと急坂だったのを覚えています、地図をみるとかなりの距離と高度差、急登です、登れるかどうかは自信が有りません。
十字峡にはテント一張り前日泊まったようです、大人数のようですが私が最初に歩き出します。急坂は分かってましたがこんな急坂、下る時気を付けなくてはと思いながら1合目まで長い、陽がだんだんと高くなり桑ノ木山への登る尾根が目の前です、毎年でも行きたい桑ノ木山へ今年は雪が少なくて行けなかった。右には先日登った阿寺山が大きくなってきます、ヤマツツジが終わりから良い色に変わる頃3合目、少し角度が緩んで、だらだら登りオオカメノキ、ナナカマド、タムシバの白い木が目立つ。樹林が切れると丹後山から兎岳の稜線が見えだす、阿寺山から五竜岳の稜線も、ネコブ山がちょっと見え下津川山など眺めながら高度を上げてきます、アカモノ、カタクリ、イワウチワ、キスミレの草花も癒してくれます。五合目手前に残雪が現れ、登山道を消してしまいました。測候所が見え、行ってみるが道は無し、下に下る道が雪田の下にあり、方向は分かっており、慌てはしないが少し間違いました。
gpsをこの時だけ少し見ました。雪は固く角度があると滑って歩きにくいですがアイゼンを履く程でもないだろうとツボ足で進み、道があったり消えたりで進むと6合目は広いコルです。5合目から6号目のみ雪が残って分かりににくいです、私を3合目で追い越して行ったソロの若い人のトレースはほとんど見えません。
とりあえず、小ピークの7合目で小休止して歩き出します、8合目までは行けそうです、後ろを振り返り日向山方面を見るが登ってくる人が見えません。だらだら登りと思っていた8合目までも意外と歩きにくい、シラネアオイが現れうれしい、この頃はさえぎる木々がなく360度展望は見放題、徐々に八海山が下になり、いよいよ9合目までの急坂であえぎ登り、時計の高度計を見ながら登るとついに池の段分岐の道標、9合目到着です。兎岳方面も雪が多く残っています。中ノ岳山頂方面も雪田が続いています、雪田を慎重に登り岩場を超えれば山頂はすぐのハズ、荒沢岳が現れ、その右に未丈ケ岳らしき山容が見えます。シャクナゲの残る道を進むとついに山頂到着です。11時前、6時間かかって2年ぶりの山頂に立ちました。
山頂で昼食を食べていると二人登って来ました、テントの人で6人グループだったそうですが4人リタイアしたそうです、望遠レンズで山頂の眺望を一回り撮って、二人より遅れて下山します、9合目までに3人会いましたがiiyuさんには会えません、来なかったのかなーと思いながら降ると9合目の少し下でiiyuさんが登って来ました。やっぱり会えて嬉しいです、再会の喜びで握手、写真を撮りあって別れました。6合目までは右足を気遣いながら割と楽に降り、5合目までは雪田の登り返しで疲れます、雪田の上で写真を撮って最後の休憩です、右足を踏ん張れないので左足が頼りです、かばって普通に降れない分大変です。段々と大きくなる滝の音を聞きながらやっと登山口まで降りました。
何とか念願の大きな中ノ岳に日帰りで行って来られたことに満足です。機会を作ってくれたiiyuさんに大感謝です。帰路は疲れを思い高速で渋川まで乗りました。興奮が冷め眠くなる前に家に帰れ大成功の1日でした。普段なら痛い筈がない、足のももをさすりながらレコを書いています。
コメント
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夢さん、やりましたね。
花の先出した上越の山、しかも行きたかった山に、大展望も見られ最高でしたね。
iiyuさんとのバッタリ、何か呼んでたのかな。最高がいくつ付くのかな。
良かったですね✨
yasubeさん こんばんは。
iiyuさんとバッタリできてよかったです。行くとは知っていたのですが私自身が行けるかどうか未定だったので連絡せずに行きました。やっぱりこの時期の中ノ岳はすごいですねー、でも日帰りはちょっと遠いです。1泊して縦走が良いですね。駒ケ岳が目の前今度はyasubeさんの真似して駒ケ岳の残雪に挑戦したいです。
夢さん
こんばんは
やっぱり速かった夢さん!
足が痛くてこれだから
まともだったらどれくらい速いか驚きです。
朝、私が駐車場に着いた時あの階段を登り始めた人がおりました。
今日はラッキー、熊除けになってくれてと思いました。
その人が夢さんでした。
ありがとう夢さん。チョコレートがとってもおいしかったです。
またお願いします。
iiyuさん こんばんは。
去年のiiyuさんのレコを何度か見ました、足の状態もあり日帰りで行けるかどうか不安でした。いい天気に恵まれて眺望が良かったですね、それにしてもiiyuさんの写真はやっぱりすごくショットが良いですねー。私はまだまだ勉強です。ますますiiyuさんの追っかけをしたいと思いました。またバッタリしたいですね。
yumesoufさん
こんばんは、
俺たち夫婦は、もう絶対行かないと思っている「中の岳」を日帰りで
「いい湯さん」ともども超人ですね、
あの長い尾根、急登をじっと我慢で登り続ける、時間との戦いもありましょうし、ただ、迎えてくれた自然の美しさ、遅い春を知らせる花々が良い話し相手になって元気をくれたのかな、又、「いい湯さん」とのバッタリ期待どうりとなってうれしさもあり元気100倍にフル受電されたお二人ともお疲れ様でした。
yasioさん こんにちは。
やっぱり中ノ岳は思った通りでかなり遠かったです、1泊して丹後山の縦走が良いですね、今の時期は花がきれいですが縦走には残雪が少し心配ですね。ぐるっと山を見ながら登ると意外と登れるのに驚きです、今回の私のように行けたら行く行けなかったら戻れば良いというのも気持ち的に楽ですね。iiyuさんと会えて嬉しかったです、改めてiiyuさんのガッツを尊敬しますね。
ユメさん、こんばんは
直前に決めた中ノ岳、ご連絡ありがとうございました(^-^)/
iiyuさんも来られると聞き、
お二人に是非お会いもしたいし… と、
気持ちはぜひご一緒したかったのですが、
足のつりや、体力も落ちてるので、やはりムリだろーなと
一人で雪道、ルートも不安の中、
無事山頂到着、下山、おめでとうございます
足も大丈夫で良かったですね。
私が向かう時はぜひ参考にさせていただきますね
お疲れ様でした(^-^)
pikachan こんにちは。
連絡をもっときちんと早くしたかったですが、自分自身も自信がなくてだめですねー。その気になって行けば行けない所では無いことは分かりました、でもせっかくならやっぱり1泊して縦走が良いですね、池の段〜兎岳が大変ですが大水上山の稜線漫歩は最高ですから是非計画してください。
いつやめてもいいやと、とりあえずあそこまで行けそうだから行ってみようと言うのは意外と楽と今回思いました。
本年4月阿寺山へ案内してもらった時に、遠方にみえた山が「本谷山」です。尾根が続いていて、yamapで登山道がありました。
夢さんの中ノ岳日帰りは無理でも、いけるところまでと考えていました。
10月21日、十字峡センター前夜泊、行程11時間、登山者5人、稜線はクマザサで登山道不明瞭でも大丈夫、山頂は360度の眺望でした。念願がかないました。残雪期が楽しみです。
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