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Yamareco

記録ID: 1488034
全員に公開
アルパインクライミング
中央アルプス

宝剣岳極楽尾根 消えた雪に泣く

2018年04月29日(日) 〜 2018年04月30日(月)
 - 拍手
aoiorca その他2人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
25:13
距離
5.5km
登り
1,785m
下り
1,784m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:16
休憩
0:00
合計
1:16
距離 0.9km 登り 238m 下り 29m
15:33
70
16:43
6
16:49
2日目
山行
11:48
休憩
0:07
合計
11:55
距離 4.6km 登り 1,533m 下り 1,758m
4:51
2
4:53
674
16:07
16:12
3
16:15
7
16:22
16:23
22
16:45
16:46
0
16:46
ゴール地点
谷間なのでログの「場所」はあてになりません。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
菅の台駐車場に駐車 バス+ロープウェイで千畳敷まで
28日 今日は宝剣山荘泊の予定なので遅い出発。菅の台1:15 千畳敷14:30
28日 今日は宝剣山荘泊の予定なので遅い出発。菅の台1:15 千畳敷14:30
いきなり2600mの高度からの出発。最近年のせいか高さに弱くなってきた感じ。風邪気味のせいもあって速度があがらない。
いきなり2600mの高度からの出発。最近年のせいか高さに弱くなってきた感じ。風邪気味のせいもあって速度があがらない。
少ないとは聞いていたが・・・雪少な!!!
少ないとは聞いていたが・・・雪少な!!!
宝剣山荘に到着
29日 宝剣A沢。雪ないよ〜
29日 宝剣A沢。雪ないよ〜
極楽尾根末端を回り込む。
極楽尾根末端を回り込む。
雪ないよ〜
最初の岩場。奥を登るのだが足がかりにする雪がない。右の壁はアイゼンには厳しいスラブで、3人で入れ替わりトライするが無駄に時間が過ぎていく。
最初の岩場。奥を登るのだが足がかりにする雪がない。右の壁はアイゼンには厳しいスラブで、3人で入れ替わりトライするが無駄に時間が過ぎていく。
2007年5月4日に行ったときの写真。この時には奥にちゃんと雪がありました。
2007年5月4日に行ったときの写真。この時には奥にちゃんと雪がありました。
少し戻ったところの急な壁にハーケンが打たれているのを発見。なんとか乗っこす。
少し戻ったところの急な壁にハーケンが打たれているのを発見。なんとか乗っこす。
ハイマツを踏むのは本意ではないのだが・・・ 雪ないよ〜 
ハイマツを踏むのは本意ではないのだが・・・ 雪ないよ〜 
三角岩壁。雪がなくては登れません。
三角岩壁。雪がなくては登れません。
諦めきれなずに三角岩壁のとりつきまで行ってみたO氏。発声は「・・・で、どちらか、リードしますか?」 残る2人の「私たちにはリードは無理です〜」の合唱にもどって来ました。結局三角岩壁は右を巻くことに。雪原を登り最後は雪壁。
諦めきれなずに三角岩壁のとりつきまで行ってみたO氏。発声は「・・・で、どちらか、リードしますか?」 残る2人の「私たちにはリードは無理です〜」の合唱にもどって来ました。結局三角岩壁は右を巻くことに。雪原を登り最後は雪壁。
2007年5月4日。コーナーには雪がたっぷり。
2007年5月4日。コーナーには雪がたっぷり。
前回はこのようにコーナーに詰まった雪を使って登れたのですが、今年は雪の少なさに泣く羽目に陥りました。
前回はこのようにコーナーに詰まった雪を使って登れたのですが、今年は雪の少なさに泣く羽目に陥りました。
最終便の案内放送にせかされながら極楽平から下山。まにあいました。
最終便の案内放送にせかされながら極楽平から下山。まにあいました。

感想

宝剣岳極楽尾根は2007年に行ったことがあるルート。その時とても楽しかったので、また行きたいと思っていた。今回幸いにも誘われ、シーズン最後のアルパインへといそいそと出かけた。
今シーズンは雪は多く積もったものの、3月が暖かく山の雪は少なめ。雪解けも早い。4月あたまに予定していた霞沢岳千丈沢のアイスも氷の状態が悪くお流れ。極楽尾根も雪の状態が心配だった。
出かけてみたら案の定なんだけれどやはり予想以上に雪が少なく、宝剣A沢の降り口はガラガラでアイゼン不要(途中からは装着)。尾根に取り付いても、草付きをアイゼンで蹴り込んで登る。最初の岩場は奥に詰まった雪を伝わって登るのだが、その雪がない。ここで時間を浪費。続く「雪稜」(雪があればの雪稜はずの場所)も不本意ながらハイマツを踏んでの岩稜登り、ハイライトの三角岩壁はアイスクライミングで登るところだがコーナーに詰まっているはずの雪が全くなくて、これはアイゼンでは無理・・・という状態で、結局右から巻くことに。ここが登れたら最後は極楽平に気持ちよくポッと飛び出したのになぁとぼやきつつ、雪原から雪壁をこなして極楽平に。時刻は既に16時半となりロープウェイ乗り場から17時最終便の案内にせかされながら千畳敷に向けて下る。
最終便には間に合ったものの、シーズンもののルートは選択を慎重に、が教訓だった。

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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