大菩薩峠(上日川峠〜石丸峠〜小金沢山〜大菩薩峠〜大菩薩嶺)


- GPS
- 05:41
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 891m
- 下り
- 892m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
小金沢山への登りが岩が多く濡れていると滑ります。 大菩薩峠から大菩薩嶺までは浮き石が多く気をつけないと踏み外しそうになります。 トイレは上日川峠、大菩薩峠、福ちゃん荘にありました。 |
写真
感想
今日は中里介山の小説で有名な大菩薩峠へ行ってきました。
朝6時前に家を出発し、圏央道、中央道と乗り継ぎ、上日川峠へ着いたのは7時30分ごろでしたが、すでにロッヂ長兵衛の前の駐車場は満車で、少し下の駐車場へ車を停めました。
ここから、大菩薩峠へ行く登山道とは逆の道で石丸峠を目指します。
沢沿いのなだらかな道を進み、いくつか沢を越えると、車で通ってきた道にぶつかります。
ここにはバス停があり石丸峠への登山道の入り口になっています。
車道を渡ると、道は登りになり、すっかり葉の落ちてしまったカラマツと足元のクマザサの中を進んでいきます。
途中、林道を250mほど進み再び登山道に入りますがこの辺りから、後ろを振り向くと富士山が見えてきました。
カラマツの林を抜けると、足元は一面の笹原に変わってきて、この先で大菩薩峠からの道と交わる石丸峠が見えてきました。
石丸峠からは笹原の中の細い道を進み、天狗棚山を越えるとさらに広い笹原の狼平があります。
一面の笹原なので、視界が開けていて右手には南アルプス、左手には奥多摩の山々がとてもよく見えて気持ちのいい道でした。
狼平を過ぎると小金沢山への登りが始まりますが、山様が一変し、岩の多い苔蒸した山道を登っていきます。
途中、道の分かりづらいところもありますが、ピンクのテープをたどっていけば、山頂までたどり着けます。
山頂には、小金沢山の標識と雨沢の頭という標識がありました。
ここは秀麗富嶽十二景に選ばれている山だけあって富士山がとてもよく見えました。
また、富士山の反対側には奥多摩三山(御前山、大岳山、三頭山)とかすかに奥多摩湖も見えました。
ここから来た道を石丸峠まで折り返し、大菩薩峠へ向かいました。
熊沢山を越えるとすぐに大菩薩峠ですが、さすがに有名な場所だけあって、かなりの人がいました。
峠にある介山荘で山バッチを購入し、先へ進みます。
大菩薩峠の道はガレているところが多く岩場もあるので気をつけないと足を滑らせそうでした。
峠の先にある、親不知の頭まで登るとここからも富士山や南アルプス連峰がよく見えましたが、少し雲が出てきていました。
少し下ると賽ノ河原に出ます。
ここは、以前の大菩薩峠だったそうですが、さらにガレ場が多く昔の旅人が多く遭難したため現在の場所が、大菩薩峠になったそうです。
ここには賽ノ河原という名前から誰かが積み始めた石の小山がいくつかありました。
賽ノ河原から先はまた登りに変わり、神部岩を越え更に登ると雷岩に着きました。
ピークに雷岩という大きな岩があり、ここからの眺めもとてもよかったです。
ここから、針葉樹林の中を越え10分ほど行くと今日の最高峰、大菩薩嶺に着きますが、山頂も林の中にあり、大菩薩峠のほうが認知度が高いせいか日本百名山なのに山頂標識も小さなものでした。
再び雷岩まで戻り、唐松尾根登山道で下山をしました。
この道も下り始めは、石が多くさらに急なのでかなり大変でしたが、途中からは緩やかな歩きやすい道に変わりました。
福ちゃん荘まで来ると、道は舗装路に変わり上日川峠に戻ってきました。
ちなみに中里介山は自分の地元の出身です。
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