ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1495589
全員に公開
ハイキング
大雪山

イドンナップ岳、新冠富士の山頂看板設置(新冠ポロシリ山岳会活動)

2018年06月09日(土) 〜 2018年06月10日(日)
 - 拍手
yo-sha その他5人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
36:09
距離
18.5km
登り
1,589m
下り
1,586m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:11
休憩
0:00
合計
8:11
9:50
491
スタート地点
18:01
宿泊地
2日目
山行
14:41
休憩
1:47
合計
16:28
5:31
189
宿泊地
8:40
9:21
112
新冠富士
11:13
11:57
107
13:44
14:06
473
21:59
ゴール地点
二日目のログがとびました。時間は修正しました
天候 6/9曇りのち雨、6/10晴れ(イドンナップ山頂、標高1200m以下はガス)
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
高速道路が日高厚賀まで延伸したため、自宅から2時間程度で集合場所の泉生活館に到着。登山口までは仲間の車に便乗。道中のほとんどが砂利道になります。登山口の駐車場には8台程度は駐めることが可能。
コース状況/
危険箇所等
登山口から取り付きまでは林道、渡渉が続きます。取り付いてから新冠富士までは笹藪地獄です。当日は寒かったですが、日高恒例のダニも多く、私だけで3匹つきました。斜面トラバース箇所ではこの笹で滑りやすいです。新冠富士からイドンナップ山頂はハイマツ地獄です。すねを何回切り株にぶつけたことか...青たんだらけになってます。
その他周辺情報 トラブルから下山に手間取って22:00近くに下山したため、温泉は諦めました。レ・コードの湯に入りたかったなぁ。
遅い晩ご飯は帰りがけに厚真のセコマで納豆巻き!閉店間際にもかかわらず対応してくれた店員さんに感謝です。
集合場所の新冠にある泉生活館到着。5:30時点で11℃はちょっと寒い。
2018年06月09日 05:40撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
6/9 5:40
集合場所の新冠にある泉生活館到着。5:30時点で11℃はちょっと寒い。
これ、本日運搬・設置する看板。カッコイイ!
2018年06月09日 06:59撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
12
6/9 6:59
これ、本日運搬・設置する看板。カッコイイ!
登山口まで砂利道を一時間かけて車で移動してきました。
2018年06月09日 10:05撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
1
6/9 10:05
登山口まで砂利道を一時間かけて車で移動してきました。
早速登山開始。林道に入ってすぐに道路が破損していて車での進入は不可能です。
2018年06月09日 10:11撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
3
6/9 10:11
早速登山開始。林道に入ってすぐに道路が破損していて車での進入は不可能です。
左の沢から土石流が流れた跡。
2018年06月09日 10:12撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
6/9 10:12
左の沢から土石流が流れた跡。
渡渉は全部で3回。浅いのでハイカットの登山靴にゲイター装着で大丈夫。
2018年06月09日 10:24撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
1
6/9 10:24
渡渉は全部で3回。浅いのでハイカットの登山靴にゲイター装着で大丈夫。
標高600m位で雪渓が出てきました。
2018年06月09日 11:20撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
6/9 11:20
標高600m位で雪渓が出てきました。
ヒル?でっかいなあ。
2018年06月09日 11:21撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
2
6/9 11:21
ヒル?でっかいなあ。
サツナイ沢の斜面分岐点を上流川から望む。ここから斜面にとりつきます。
2018年06月09日 11:24撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
1
6/9 11:24
サツナイ沢の斜面分岐点を上流川から望む。ここから斜面にとりつきます。
しばらく行くと作業道跡に合流。
2018年06月09日 11:35撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
6/9 11:35
しばらく行くと作業道跡に合流。
ご神木。
2018年06月09日 12:55撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
2
6/9 12:55
ご神木。
雨が降ってきました。このあと徐々に強まってきます。
2018年06月09日 13:01撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
6/9 13:01
雨が降ってきました。このあと徐々に強まってきます。
ゴゼンタチバナが周辺で咲き誇っておりました。
2018年06月09日 13:14撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
1
6/9 13:14
ゴゼンタチバナが周辺で咲き誇っておりました。
ツツジさん。まだ咲いている。
2018年06月09日 13:15撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
1
6/9 13:15
ツツジさん。まだ咲いている。
桜!!!
2018年06月09日 13:37撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
1
6/9 13:37
桜!!!
マイヅルソウ。かわいい。
2018年06月09日 13:41撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
2
6/9 13:41
マイヅルソウ。かわいい。
標高1100m付近でロープ場が登場。標高差100m近くを一気に登ります。ここからどんどん雨が強くなってくる。
2018年06月09日 15:27撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
6/9 15:27
標高1100m付近でロープ場が登場。標高差100m近くを一気に登ります。ここからどんどん雨が強くなってくる。
標高1280m付近でタイムオーバー。急遽平場を探し、ビバークテン泊。べちょべちょ!
2018年06月09日 17:55撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
3
6/9 17:55
標高1280m付近でタイムオーバー。急遽平場を探し、ビバークテン泊。べちょべちょ!
予報では雨が抜けるはずでしたが、夜半まで断続的に降り続きました。
2018年06月09日 17:55撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
1
6/9 17:55
予報では雨が抜けるはずでしたが、夜半まで断続的に降り続きました。
二日目。今日は天気がいい!新冠富士がおはよう。まだまだ遠いなあ。
2018年06月10日 05:32撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
6
6/10 5:32
二日目。今日は天気がいい!新冠富士がおはよう。まだまだ遠いなあ。
笹地獄です。昨晩冷え込んだため、葉っぱが凍っていて冷たい。
2018年06月10日 05:46撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
2
6/10 5:46
笹地獄です。昨晩冷え込んだため、葉っぱが凍っていて冷たい。
けっこう雪渓が残っていました。
2018年06月10日 06:11撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
6/10 6:11
けっこう雪渓が残っていました。
一部沼が凍っていました。
2018年06月10日 06:15撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
1
6/10 6:15
一部沼が凍っていました。
エゾサンショウウオの卵。自然界は強い!
2018年06月10日 06:16撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
2
6/10 6:16
エゾサンショウウオの卵。自然界は強い!
いやあ、いい眺めだ。
2018年06月10日 06:20撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
9
6/10 6:20
いやあ、いい眺めだ。
今回は登山道の整備も兼ねています。笹狩りまでは出来ませんが、ちょっとした倒木処理とピンテ設置をしてきました。
2018年06月10日 06:30撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
6
6/10 6:30
今回は登山道の整備も兼ねています。笹狩りまでは出来ませんが、ちょっとした倒木処理とピンテ設置をしてきました。
昨晩は冷え込みました。凍っています。
2018年06月10日 06:48撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
1
6/10 6:48
昨晩は冷え込みました。凍っています。
新冠富士取り付き手前では、一部ですが登山道が明瞭になります。
2018年06月10日 07:11撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
4
6/10 7:11
新冠富士取り付き手前では、一部ですが登山道が明瞭になります。
なんのお花だろう?
2018年06月10日 07:57撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
1
6/10 7:57
なんのお花だろう?
新冠湖が見えてきました。クリオネに見えるのは私だけ?
2018年06月10日 08:00撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
7
6/10 8:00
新冠湖が見えてきました。クリオネに見えるのは私だけ?
木々の間から幌尻岳がこんにちは。
2018年06月10日 08:12撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
2
6/10 8:12
木々の間から幌尻岳がこんにちは。
この時期になんと霜柱。
2018年06月10日 08:14撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
1
6/10 8:14
この時期になんと霜柱。
山頂目前。幌尻岳全体が見えました。威風堂々とはまさにこの山のこと。
2018年06月10日 08:23撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
10
6/10 8:23
山頂目前。幌尻岳全体が見えました。威風堂々とはまさにこの山のこと。
登山道はハイマツに埋もれます。
2018年06月10日 08:38撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
2
6/10 8:38
登山道はハイマツに埋もれます。
祝!新冠富士登頂!!絶景に感動!
2018年06月10日 08:40撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
15
6/10 8:40
祝!新冠富士登頂!!絶景に感動!
日高山脈。カムイエクウチカウシ山のピークがすんごい!
2018年06月10日 08:54撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
13
6/10 8:54
日高山脈。カムイエクウチカウシ山のピークがすんごい!
幌尻岳をアップ!
2018年06月10日 08:54撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
11
6/10 8:54
幌尻岳をアップ!
時間がないので撮影はそこそこにして新冠富士の看板を設置。すぐにイドンナップ岳を目指します。登山道はどこだ?
2018年06月10日 09:30撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
1
6/10 9:30
時間がないので撮影はそこそこにして新冠富士の看板を設置。すぐにイドンナップ岳を目指します。登山道はどこだ?
雪渓を歩いて時間短縮。
2018年06月10日 09:34撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
1
6/10 9:34
雪渓を歩いて時間短縮。
ハイマツではピンテが命。
2018年06月10日 10:17撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
2
6/10 10:17
ハイマツではピンテが命。
キバナシャクナゲが昨晩のシバレでほとんど全滅状態。
2018年06月10日 10:19撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
6/10 10:19
キバナシャクナゲが昨晩のシバレでほとんど全滅状態。
山頂がガスってきました。。。
2018年06月10日 10:19撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
6/10 10:19
山頂がガスってきました。。。
ヒメイチゲさん。
2018年06月10日 10:48撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
1
6/10 10:48
ヒメイチゲさん。
ヤマザクラが咲いていました。
2018年06月10日 11:03撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
1
6/10 11:03
ヤマザクラが咲いていました。
一つ手前のピークにて。山頂はガッスガス(涙)。
2018年06月10日 11:06撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
2
6/10 11:06
一つ手前のピークにて。山頂はガッスガス(涙)。
で、すぐに祝!、イドンナップ岳山頂到着!景色もないので早速看板設置。古い看板は跡形もなく吹っ飛ばされています。
2018年06月10日 11:27撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
14
6/10 11:27
で、すぐに祝!、イドンナップ岳山頂到着!景色もないので早速看板設置。古い看板は跡形もなく吹っ飛ばされています。
こんな感じで設置しました。西風を避けるようにちょっと斜めに、それとワイヤー、アンカーで四隅を固定。これで10年は大丈夫でしょう。
2018年06月10日 11:55撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
22
6/10 11:55
こんな感じで設置しました。西風を避けるようにちょっと斜めに、それとワイヤー、アンカーで四隅を固定。これで10年は大丈夫でしょう。
景色もないし時間もないので撤収!と思って下山を始めたらガスがとれ始めました。
2018年06月10日 12:38撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
3
6/10 12:38
景色もないし時間もないので撤収!と思って下山を始めたらガスがとれ始めました。
振り返ってイドンナップ岳。雲が幻想的。
2018年06月10日 12:38撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
13
6/10 12:38
振り返ってイドンナップ岳。雲が幻想的。
幌尻岳アップ!同じ写真、何枚も撮っちゃうよ〜。
2018年06月10日 12:39撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
12
6/10 12:39
幌尻岳アップ!同じ写真、何枚も撮っちゃうよ〜。
1747mの三角点です。ここに設置した人、すごいな。
2018年06月10日 12:47撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
6
6/10 12:47
1747mの三角点です。ここに設置した人、すごいな。
再び振り返ると、ほとんどガスがなくなりましたね。
2018年06月10日 12:48撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
3
6/10 12:48
再び振り返ると、ほとんどガスがなくなりましたね。
イドンナップ山頂アップ!また来る...かなぁ。来ないかもなぁ。
2018年06月10日 12:48撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
8
6/10 12:48
イドンナップ山頂アップ!また来る...かなぁ。来ないかもなぁ。
どこだろうか。日高は奥が深い。
2018年06月10日 12:48撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
5
6/10 12:48
どこだろうか。日高は奥が深い。
カムエクよ、いつか行くよ。
2018年06月10日 12:48撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
12
6/10 12:48
カムエクよ、いつか行くよ。
1839も憧れるな。自分の技量で行ける自信がない。
2018年06月10日 12:49撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
5
6/10 12:49
1839も憧れるな。自分の技量で行ける自信がない。
さて、再び歩きますか。
2018年06月10日 12:50撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
3
6/10 12:50
さて、再び歩きますか。
新冠富士も幻想的。
2018年06月10日 12:50撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
4
6/10 12:50
新冠富士も幻想的。
イドンナップ岳が完全に現れました。素晴らしい山行ありがとう。そして本当にさようなら。
2018年06月10日 12:54撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
8
6/10 12:54
イドンナップ岳が完全に現れました。素晴らしい山行ありがとう。そして本当にさようなら。
新冠富士が近づきました。
2018年06月10日 13:03撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
4
6/10 13:03
新冠富士が近づきました。
新冠富士に戻りました。ここで先程設置した山頂看板とイドンナップ岳をパチリ。
2018年06月10日 13:48撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
16
6/10 13:48
新冠富士に戻りました。ここで先程設置した山頂看板とイドンナップ岳をパチリ。
少し休憩。塩分補給にいただきました。美味い!
2018年06月10日 14:05撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
5
6/10 14:05
少し休憩。塩分補給にいただきました。美味い!
再び幌尻岳。今日はさようなら、また行くね。
2018年06月10日 14:07撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
8
6/10 14:07
再び幌尻岳。今日はさようなら、また行くね。
分かりますか?雲と空の境界に羊蹄山の頂きが見えてます。
2018年06月10日 14:08撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
11
6/10 14:08
分かりますか?雲と空の境界に羊蹄山の頂きが見えてます。
再びカムエク。
2018年06月10日 14:09撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
6
6/10 14:09
再びカムエク。
最後にもう一度、新旧の新冠富士の看板とイドンナップ、幌尻を撮影します。
2018年06月10日 14:20撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
9
6/10 14:20
最後にもう一度、新旧の新冠富士の看板とイドンナップ、幌尻を撮影します。
名残惜しくも下山開始。ここからがとにかく長い。
2018年06月10日 14:32撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
6/10 14:32
名残惜しくも下山開始。ここからがとにかく長い。
シラネアオイさんがこちらを見て挨拶してくれてるみたい。
2018年06月10日 14:41撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
2
6/10 14:41
シラネアオイさんがこちらを見て挨拶してくれてるみたい。
かなり下りました。振り返って新冠富士。
2018年06月10日 15:24撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
6/10 15:24
かなり下りました。振り返って新冠富士。
目に焼き付けよう。新冠富士よ、さようなら。
2018年06月10日 15:24撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
3
6/10 15:24
目に焼き付けよう。新冠富士よ、さようなら。
ビバーク地点に戻りました。テントを回収します。
2018年06月10日 16:50撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
1
6/10 16:50
ビバーク地点に戻りました。テントを回収します。
再び歩きます。雲海の中に入りました。このあと笹で滑り、無理に踏ん張ったため右足首を軽く捻挫するハプニング。。。
2018年06月10日 16:57撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
1
6/10 16:57
再び歩きます。雲海の中に入りました。このあと笹で滑り、無理に踏ん張ったため右足首を軽く捻挫するハプニング。。。
お花に癒やされながら下山します。
2018年06月10日 17:46撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
1
6/10 17:46
お花に癒やされながら下山します。
下山に手間取り、ヘッデンのお世話に。もうヘロヘロ。
2018年06月10日 20:00撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
1
6/10 20:00
下山に手間取り、ヘッデンのお世話に。もうヘロヘロ。
22:00前、登山口に無事に戻りました。ここから更に車で一時間砂利道を走って泉生活館まで戻ります。疲れたぁ〜。
2018年06月10日 22:02撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
7
6/10 22:02
22:00前、登山口に無事に戻りました。ここから更に車で一時間砂利道を走って泉生活館まで戻ります。疲れたぁ〜。
撮影機器:

装備

個人装備
テント グランドシート ペグ エアーマット シュラフ アウター(薄) フリース 長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 キネシオロジータープ グローブ 予備グローブ 雨具(上下) 日よけ帽子 ストック 登山靴 ゲイター(薄) 軽アイゼン ザック70リットル 夜ご飯1 昼ご飯2 朝ご飯1 行動食(チョコ 塩キャラメル 柿ピー) ハイドレーションキット+飲料(5リットル) 浄水器 ガス コンロ コッヘル 万能ナイフ 座布団 地形図 計画書 筆記用具 コンパス ヘッドランプ 予備電池(スマホ 携帯 ヘッドランプ用) GPS 保険証 JRO登録証 高度計付腕時計 サングラス カメラ 熊鈴 熊スプレー タオル ビニール袋数枚 ティッシュ3つ ウェットティッシュ1つ 携帯トイレ 虫刺され薬 マスク 日焼け止め 時計 シート アイゼン ガスストーブ クッカー サンダル ラジオ エマージェンシーシート キネシオロジーテープ(予備) ファーストエイドキット 痛み止め お風呂道具(歯ブラシ忘れない) 着替え 虫除けスプレー<br />鋸 なた ダニよけ。

感想

【お山紹介】
今回はイドンナップ岳と新冠富士。日高のお山です。標高は、イドンナップ岳が1752m、新冠富士が1667m。イドンナップ岳は北海道百名山の一つで、その中でも登頂が最難関とされています。北には幌尻岳、東にはカムエク、1839峰などの日高を代表する山々が連なり、壮大な景色が広がります。
人が入ることが非常に少ないため、登山道はかなりの区間で廃道に近い状態になっています。標高1500m以下では笹藪が、以上ではハイマツが生い茂り、道に迷いやすいく、またアップダウンが何回もあり、非常に困難を伴います。マダニの生息も有名で、色々な意味で単独登山は極力避けた方が無難です。

【地質】
産総研地質図Naviによれば、中生代白亜紀の付加体とあります。海底で堆積・形成された岩盤プレートが西側のプレート下へ沈み込む際に、はぎ取られて西側のプレートへ付加されたものらしいです。
↓産総研地質図Navi
https://gbank.gsj.jp/geonavi/geonavi.php#14,42.62425,142.64470

【移動】
札幌からは高速を使っての移動です。道央道を南下し、苫小牧東ICから日高自動車道に入ります。あとは現在の終点の厚賀で下りて、一般道に入り、30分ほどで到着です。高速が厚賀まで延びたため、とにかく楽ちん。2時間程度で集合場所の新冠町泉生活館に到着しました。

【山行】
新冠ポロシリ山岳会の活動で山頂標識(看板)の企画があり、ふと「自分も少しでもみんなの役に立ちたいな」と思い、参加してきました。
集合は6:00に泉生活館。出発前の資材確認で部品が少ないことが判明。買い出しで出発が遅れ、8:00過ぎに出発。このタイムロスがあとで痛い目に。
荷物は資材組、テント組で分けあう。で、登山口のある新冠ダム湖畔まで砂利道を1時間車で走る。ううむ、とんでもない山奥だ。
10:00前、会長さんの挨拶でスタート。序盤はサツナイ沢を渡渉(水は少ない)しながら移動です。標高480m手前くらいで左岸の尾根に取り付く。いきなり急登かと思いきやすぐに作業道が現れ拍子抜け。ここからは標高800mまで作業道沿いにだらだらと高度を稼いでいく。
稜線に入ると登山道の顔つきが一変。アップダウンが激しくなり、笹藪の連続。道があっても土が不安定で滑りやすい。疲労が蓄積するのに加え、更に雨が降ってきて状況悪化。雨脚は徐々に強くなり、更に大きくタイムロス。会長さんの判断で1280m付近でビバーク決定となりました。こんなこと初めてだぞ。平場を見つけてテント設置しその日は終了です。
翌朝、4:00前に目が覚める。テントを出ると青空が広がり、素晴らしい山行の予感。5:00過ぎに今日の山行開始です。
「昨日の遅れを取り返さねば」と思うも濡れた靴とカッパ、夜中に凍った笹藪、正直気持ちの面で辛い。しかし看板設置の使命感から先に進む。
標高1500m地点だったであろうか、視界が開け新冠湖が見え絶景が目に飛び込んできた。癒やされるなぁ。これでやっと前向きになる。
再び歩き出すと幌尻岳が見えだし更にテンションアップ!しばし歩いて祝!新冠富士登頂!幌尻岳を始め、カムエク、1839峰と日高の山々がお出迎え。とんでもないご褒美でした。しかし時間が無いためさっさと看板設営し(写真撮るまもなく)イドンナップ岳へ向かう。会長さんはここでお留守番です。
イドンナップ岳へは高度差は低いもののアップダウンの連続で、一部残雪が残っていましたがハイマツ地獄を抜けます。一体何回ハイマツの切り株にスネをぶつけたことか。都度涙が出てきました。。。
歩いていると徐々にガスに包まれ視界ゼロに。意気消沈の中歩き続け、最後のコルを抜けて、祝!イドンナップ岳登頂!まさか自分がこの頂きに立つとは...一生ないと思っていました。景色があると良かったなあ。
視界がないことからすぐに看板設置し、帰路につく。みんな看板を見に来てくれるかな?でもこのお山、厳しすぎるよな。でも見て欲しいな。
新冠富士への帰り道、ガスが抜け、視界回復。振り返るとイドンナップ岳の荒々しい山容が目に飛び込んできた。これが人を寄せ付けない山なのか...一気に感動がこみ上げてきました。いい山だ。
新冠富士へ戻ると会長さんが満面の笑みでお出迎え。このルートを開拓した人だけあって、今回の山頂看板設置は一際嬉しかったようです。
少しの休憩の後、下山開始。雲海が広がり、日高の山々のピークが雲から顔を出すとんでもない景色にとっても名残惜しい。
下山は淡々と下りていきます。テン場に到着しテント回収。再度下山開始するも少し進んでハプニング。笹で左足を滑らせ、右足で踏ん張ったため足首をくにゃり。90kgの体重が全部右足に掛かってしまい、更に悪い状況に。「いってー(涙)」。途中まで何とかみんなのペースで歩いてましたが傾斜がきつくなると流石に辛い。最後尾を歩かさせてもらいました。皆さん、すみませんでした。。。
しかし長い。徐々に個々のペースが乱れ、下りの影響もあったが疲れもあり転倒が続出。1000m付近まで下りたところで真っ暗に。ヘッデン照らして22:00前に何とか全員無事に下山しました。いやぁヤバかった。遭難寸前といってもおかしくない。いい勉強になりました。
電波の届くところまで更に1時間移動。23時に家に連絡したところ、奥様から心配とともにがっつり怒られました。。。そりゃそうだ。携帯の届かないところでの登山は時間管理とビバーク術が必須ですな。
行くことはないと思っていたイドンナップ岳。しかも山頂標識(看板)設置もでき、非常に満足山行であった。色々と課題はあったが、今後の登山の勉強だったと考えよう。

【注意!】
ここで皆様へ。とにかく大変なお山です。単独は避け、ビバークできる準備をお願いします。それと地形図読み、GPS を使用出来るように。笹藪で登山道がはっきりせず(暗くなると踏み跡がほぼ見えなくなります)、また尾根が幾重にも分岐していることから、かなりのスキルが必要です。水も余分に、また寒さ対策も必須です。とにかく無理は禁物のお山です。

下山から2日立ちましたが右足首はぱんぱんに腫れてます(不思議に痛みは小さい)。今週末は山行ダメだね(奥様の視線が...)。ちょっとゆっくりして次のお山を考えようっと。さてさて、次は何処に〜。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1998人

コメント

お疲れ様でした!
おはようございます。
山頂標識設置はフェイスブックの投稿で見ましたが
メンバーにyo-sha さんがいたとは!!
標識と写る皆さんの笑顔が素敵でした。

イドンナップは私には無理かな・・・(^_^;)
でも新しい標識を見に行ってみたいです。
捻挫、早く治るといいですね。大事にして下さい。
2018/6/13 5:33
Re: お疲れ様でした!
ikenoyaさん、こんにちは。コメントありがとうございます!

FBで見られてましたか。つば付きの帽子を被って黄色のカッパを着ていたのが私です。正体がバレましたね(笑)。

この山はとても難しい山です。登ること自体はそれほど技量はいりませんが、いかんせん踏み跡をロストする可能性が高く、地形、ルートを読み取れる技量が求められます。
しかも笹藪、ハイマツ区間が長いため、体力もかなり使います。単独日帰りは、よほどのスキルがある人だけができると思ってください。ビバーク道具、食料もあった方がいいですね。
今回はビバークで不整地に何とかテントを張りました。新冠富士でテン泊は可能ですが、そこまでテントを担いでいくのが大変です。行かれる際は一度でもイドンナップを登ったことがある人に同行してもらうことをお勧めします。新しい標識、ikenoyaさんに是非見もらいたいです(^^)v

捻挫、お気遣いありがとうございます。なかなか腫れが引かないです。年ですね。。。今週末は大人しくして、次のお山を考えてます(涙)。
2018/6/13 12:49
いや、ほんと凄い!
yo-shaさん、皆様、ほんとお疲れ様でした!

ほんとに厳しいお山なんですね、レコから十分伝わりました。
素敵な標識、見たい気持ちはあるものの、私と妻では無理かなぁと思います。

皆さんとレベルは違いすぎますが、厳しい山行で最後の下り、足腰が言うことをきかないのはよくわかります。無事に下山できてなによりでした。そりゃ奥さまも心配しますよね!

FBも確認させていただきました  やり切った感満載のyo-shaさん、カッコよかったですよー
2018/6/14 22:49
Re: いや、ほんと凄い!
jei-boyさん、こんばんは。コメントありがとうございます!

久しぶりに心底疲れました。初日の出発遅れと雨、それに伴う行動遅延が疲れを増加させました。転び始める人が出始めたときはちょっと焦りました。難しい山であるほど気を付けないといけないですね。勉強になりました

標識、是非見てもらいたいです。日帰りでも15時間くらいを見込む必要があるため、ビバーク準備は必要です。笹のトラバースがとにかくキツイです。ぜひチャレンジしてみてください。絶景が待っていますよ〜

本当に無事に下山できて良かったです。奥様にはそのうち何かおごってあげないといけないですね。そういう我が家も食いしん坊夫婦(笑)

FBご覧になられましたか。ちょっと恥ずかしいですね
でも達成感は半端なかったです。ありがとうございました
2018/6/15 0:13
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら