こんばんは。
ここは富士宮口五合目駐車場です。
時刻は深夜1時過ぎ。
目当てはもちろん富士山です。
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6/22 1:16
こんばんは。
ここは富士宮口五合目駐車場です。
時刻は深夜1時過ぎ。
目当てはもちろん富士山です。
弾丸登山にならないために早い時間に駐車場に到着し5時間ほど寝ていました。
弾丸登山ではなく昼夜逆転登山ですね。
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6/21 21:12
弾丸登山にならないために早い時間に駐車場に到着し5時間ほど寝ていました。
弾丸登山ではなく昼夜逆転登山ですね。
登山口はすでに2400mの高さにあります。
普段からあちこち登ってる方なら、この高さからスタートする事の特異さがわかるのではないかと思います。
富士登山のリスクの一つですね。
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6/22 1:20
登山口はすでに2400mの高さにあります。
普段からあちこち登ってる方なら、この高さからスタートする事の特異さがわかるのではないかと思います。
富士登山のリスクの一つですね。
夜間とはいえ道迷いの心配はまず無いであろう整備度ですが、山に慣れない方は明るい時間に登る方が安全です。
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6/22 1:23
夜間とはいえ道迷いの心配はまず無いであろう整備度ですが、山に慣れない方は明るい時間に登る方が安全です。
富士宮ルートの山開きは7月以降なので、現時点では全ての設備・山小屋が利用できません。
この時期は空いていますが、それ相応のリスクがあります。
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6/22 1:24
富士宮ルートの山開きは7月以降なので、現時点では全ての設備・山小屋が利用できません。
この時期は空いていますが、それ相応のリスクがあります。
富士宮ルートですので、夏の終わり頃にならないと御来光を見ることはできません。
なので目的は夜景と朝焼けと雲海です。
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6/22 1:29
富士宮ルートですので、夏の終わり頃にならないと御来光を見ることはできません。
なので目的は夜景と朝焼けと雲海です。
序盤は砂礫の緩斜面。
歩きやすい道が続きます。
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6/22 1:29
序盤は砂礫の緩斜面。
歩きやすい道が続きます。
6合目通過。
ここまでは山開き前でも公に解放されています。
雲海荘さんも下山時には開店していました。
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6/22 1:40
6合目通過。
ここまでは山開き前でも公に解放されています。
雲海荘さんも下山時には開店していました。
6合目には雲海荘と宝永山荘の二軒が並んでいます。
宝永山への分岐もここからです。
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6/22 1:40
6合目には雲海荘と宝永山荘の二軒が並んでいます。
宝永山への分岐もここからです。
宝永山方面は解放されていますが、富士山頂方面はご覧の通りです。
厳重に封鎖されています。
この先へ行く事の見解については感想のほうに記載しました。
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6/22 1:44
宝永山方面は解放されていますが、富士山頂方面はご覧の通りです。
厳重に封鎖されています。
この先へ行く事の見解については感想のほうに記載しました。
ゲートを通過し山頂に向けて進行。
登りと降りが分かれているポイントが一箇所だけありました。
この写真はフラッシュを焚いていますが…
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6/22 2:17
ゲートを通過し山頂に向けて進行。
登りと降りが分かれているポイントが一箇所だけありました。
この写真はフラッシュを焚いていますが…
ヘッデンだとこのような感じ。
実際はもう少し見えますが、分岐を見落とさないようにしましょう。
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6/22 2:17
ヘッデンだとこのような感じ。
実際はもう少し見えますが、分岐を見落とさないようにしましょう。
道は岩とスコリアが混ざった道。
岩多めの所は躓きに、スコリア多めの所はスリップに注意が必要です。
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6/22 2:20
道は岩とスコリアが混ざった道。
岩多めの所は躓きに、スコリア多めの所はスリップに注意が必要です。
新7合目通過。
御来光山荘から御来光を見るには、日の出が十分に南に寄った夏の終わりである必要があるでしょう。
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6/22 2:31
新7合目通過。
御来光山荘から御来光を見るには、日の出が十分に南に寄った夏の終わりである必要があるでしょう。
足元はこの様な感じ。
砂礫で覆われていますが、粒が大きいものが多く油断すると簡単に転びます。
特に下山時は要注意。
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6/22 2:41
足元はこの様な感じ。
砂礫で覆われていますが、粒が大きいものが多く油断すると簡単に転びます。
特に下山時は要注意。
山口山荘通過。
元祖7合目にあたります。
この辺りから強風の影響が色濃くなってきたため、防寒・対風装備に変更。
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6/22 3:18
山口山荘通過。
元祖7合目にあたります。
この辺りから強風の影響が色濃くなってきたため、防寒・対風装備に変更。
道は徐々に傾斜がきつくなり、足元もボコボコの岩にスコリアをまぶした様な地面となってきます。
平たい場所が少ないので、足置きを適当にすると捻挫しそうです。
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6/22 3:38
道は徐々に傾斜がきつくなり、足元もボコボコの岩にスコリアをまぶした様な地面となってきます。
平たい場所が少ないので、足置きを適当にすると捻挫しそうです。
8合目通過。
ここで日の出の時刻となりました。
あえてフラッシュを使わない写真にしたのですが、なんかよくわからない絵になった。
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6/22 3:48
8合目通過。
ここで日の出の時刻となりました。
あえてフラッシュを使わない写真にしたのですが、なんかよくわからない絵になった。
日の出の様子はご覧の通りです。
富士宮ルートは画像左にせり出した山体が邪魔で御来光が見えません。
8月とかなら見えるのでは無いかと思います。
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6/22 3:50
日の出の様子はご覧の通りです。
富士宮ルートは画像左にせり出した山体が邪魔で御来光が見えません。
8月とかなら見えるのでは無いかと思います。
夜景から夜明けの風景へと移り変わっていきます。
8合目は3220mなので、すでに第2位の北岳を越えています。
つまりこの時点で他のどの山よりも高い位置から景色を見ている事になります。
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6/22 3:50
夜景から夜明けの風景へと移り変わっていきます。
8合目は3220mなので、すでに第2位の北岳を越えています。
つまりこの時点で他のどの山よりも高い位置から景色を見ている事になります。
8合目から少し登ると鳥居があります。
この鳥居は立ち入り禁止区域の奥なので、登山者が通過する事はできません。
神様の通り道ですね。
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6/22 3:54
8合目から少し登ると鳥居があります。
この鳥居は立ち入り禁止区域の奥なので、登山者が通過する事はできません。
神様の通り道ですね。
雲海と言えるレベルの雲にはならなそうな感じ。
十分美しいですが。
宝永山の位置からすると手前右が愛鷹山、左に箱根山と雲で満たされた芦ノ湖かな?
そうすると奥は駿河湾を挟み南アルプス南部でしょうか。
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6/22 4:09
雲海と言えるレベルの雲にはならなそうな感じ。
十分美しいですが。
宝永山の位置からすると手前右が愛鷹山、左に箱根山と雲で満たされた芦ノ湖かな?
そうすると奥は駿河湾を挟み南アルプス南部でしょうか。
小銭が大量に刺さった柱を通過。
だいたい8〜9号目の中間あたりですね。
標高が高くなり強風でもあるのでかなり冷えます。
装備は真冬の丹沢を歩く時と同じレイヤリングですが、それでちょうど良い感じ。
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6/22 4:10
小銭が大量に刺さった柱を通過。
だいたい8〜9号目の中間あたりですね。
標高が高くなり強風でもあるのでかなり冷えます。
装備は真冬の丹沢を歩く時と同じレイヤリングですが、それでちょうど良い感じ。
明るくなり道がハッキリと見えるようになってきました。
もうヘッデンはいりませんね。
すでにここからこの先の小屋と山頂鳥居が見えています。
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6/22 4:13
明るくなり道がハッキリと見えるようになってきました。
もうヘッデンはいりませんね。
すでにここからこの先の小屋と山頂鳥居が見えています。
9合目通過。
小屋の裏手に万年雪があります。
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6/22 4:20
9合目通過。
小屋の裏手に万年雪があります。
夜明けが進んできました。
言葉では表せない美しさ。
写真でも十分に伝わらないでしょう。
これは生で見た人だけの特権です。
欲を言えばもうちょい南なら日が昇ってくれたら…
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6/22 4:20
夜明けが進んできました。
言葉では表せない美しさ。
写真でも十分に伝わらないでしょう。
これは生で見た人だけの特権です。
欲を言えばもうちょい南なら日が昇ってくれたら…
南アルプス方面。
今日来て良かった…!
風強いけど。
5
6/22 4:21
南アルプス方面。
今日来て良かった…!
風強いけど。
富士宮市街地方面。
薄い雲がかかり、雲海とはまた違った美しさに。
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6/22 4:21
富士宮市街地方面。
薄い雲がかかり、雲海とはまた違った美しさに。
これまで歩いて来た道のり。
荒涼とした砂礫の九十九折。
火山ならでわという感じですね。
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6/22 4:21
これまで歩いて来た道のり。
荒涼とした砂礫の九十九折。
火山ならでわという感じですね。
なお9合目からでも駐車場が見えます。
こうしてみると物凄い登って来たなぁと思う。
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6/22 4:30
なお9合目からでも駐車場が見えます。
こうしてみると物凄い登って来たなぁと思う。
8合目あたりから見えていた山頂鳥居があまり近づいて来た感じがしません。
着実に登っているはずなんですが…
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6/22 4:34
8合目あたりから見えていた山頂鳥居があまり近づいて来た感じがしません。
着実に登っているはずなんですが…
9合目の万年雪まで繋がっている雪渓。
厳冬期は斜面全体が氷の滑り台になるとの事ですが、なるほどこれは滑ったらアウトだ。
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6/22 4:35
9合目の万年雪まで繋がっている雪渓。
厳冬期は斜面全体が氷の滑り台になるとの事ですが、なるほどこれは滑ったらアウトだ。
雪渓は登山道に僅かに掛かっていますが、避けて歩けるレベルなのでノーアイゼンでも通過できました。
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6/22 4:43
雪渓は登山道に僅かに掛かっていますが、避けて歩けるレベルなのでノーアイゼンでも通過できました。
9合五勺通過。
胸突山荘です。
標高は3550mとなり、明らかに息が切れやすくなって来ました。
頭痛などのその他症状は無いので、高度耐性的にはこのまま山頂まで行けそうです。
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6/22 4:47
9合五勺通過。
胸突山荘です。
標高は3550mとなり、明らかに息が切れやすくなって来ました。
頭痛などのその他症状は無いので、高度耐性的にはこのまま山頂まで行けそうです。
手前左下のピークは宝永山、僅かに雲がかかっているのは愛鷹山です。
方角的には奥に見えているのは伊豆半島のはずなので天城山あたりでしょうか。
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6/22 4:47
手前左下のピークは宝永山、僅かに雲がかかっているのは愛鷹山です。
方角的には奥に見えているのは伊豆半島のはずなので天城山あたりでしょうか。
ようやっと山頂の入り口が近づいてきました。
ここからがまだ長いのですが。
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6/22 4:48
ようやっと山頂の入り口が近づいてきました。
ここからがまだ長いのですが。
ブル道と合流し再び分岐するポイントから少しだけブル道を進むと南西側の視界が開けた場所があります。
ここからは影富士を楽しむ事が出来ました。
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6/22 4:53
ブル道と合流し再び分岐するポイントから少しだけブル道を進むと南西側の視界が開けた場所があります。
ここからは影富士を楽しむ事が出来ました。
いよいよ残雪が登山道を覆う量になってきました。
ここは回避できませんが、ステップが明瞭なのでツボ足で通過出来ました。
軽アイゼンを装着すればより安心するでしょう。
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6/22 5:03
いよいよ残雪が登山道を覆う量になってきました。
ここは回避できませんが、ステップが明瞭なのでツボ足で通過出来ました。
軽アイゼンを装着すればより安心するでしょう。
かなり下から見えていて遠かった富士宮ルート山頂入り口。
キター!
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6/22 5:24
かなり下から見えていて遠かった富士宮ルート山頂入り口。
キター!
浅間大社奥宮。
シャッターは降りていますが参拝をして最高点である剣ヶ峰に向かいます。
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6/22 5:25
浅間大社奥宮。
シャッターは降りていますが参拝をして最高点である剣ヶ峰に向かいます。
道中から見た火口。
大迫力です。
1
6/22 5:35
道中から見た火口。
大迫力です。
目指す剣ヶ峰。
途中に停まっている重機の先から残雪が残ります。
やはりステップは明瞭ですが傾斜があるので降りは要注意。
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6/22 5:35
目指す剣ヶ峰。
途中に停まっている重機の先から残雪が残ります。
やはりステップは明瞭ですが傾斜があるので降りは要注意。
そして富士山剣ヶ峰(3776m)登頂です!
完全に無人でしたので、この瞬間日本一高い地面にいる人間となりました!
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6/22 5:44
そして富士山剣ヶ峰(3776m)登頂です!
完全に無人でしたので、この瞬間日本一高い地面にいる人間となりました!
三角点には詳しくありませんが、日本最高点という事なので記念タッチ。
完全無人なのをいいことに、剣ヶ峰頂標の横で朝食にしました。
日本一高い場所を独り占めしながら食事とか贅沢すぎる。
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6/22 5:47
三角点には詳しくありませんが、日本最高点という事なので記念タッチ。
完全無人なのをいいことに、剣ヶ峰頂標の横で朝食にしました。
日本一高い場所を独り占めしながら食事とか贅沢すぎる。
剣ヶ峰には気象庁の無人観測所があります。
とても大事な施設ですが、展望的にはちょっと残念。
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6/22 5:48
剣ヶ峰には気象庁の無人観測所があります。
とても大事な施設ですが、展望的にはちょっと残念。
日本で最も空に近い場所。
風も弱まってきたので停滞していても寒さを感じなくなりました。
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6/22 5:48
日本で最も空に近い場所。
風も弱まってきたので停滞していても寒さを感じなくなりました。
さてお鉢巡りをするかどうかなのですが、残雪が多く、特に足元の残雪が最も問題です。
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6/22 5:48
さてお鉢巡りをするかどうかなのですが、残雪が多く、特に足元の残雪が最も問題です。
残雪の入り口から写していますが、このように雪渓のトラバースといった状況。
右側は火口にダイブです。
滑ったら最後。
ちゃんとした雪山道具が無いと危険と思います。
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6/22 5:56
残雪の入り口から写していますが、このように雪渓のトラバースといった状況。
右側は火口にダイブです。
滑ったら最後。
ちゃんとした雪山道具が無いと危険と思います。
危険を感じたのでお鉢巡りはやめておきました。
この景色を眺めて帰るだけで充分です。
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6/22 6:01
危険を感じたのでお鉢巡りはやめておきました。
この景色を眺めて帰るだけで充分です。
イマイチ何が見えているのかわからないのですが、絶景だと言うことはわかります。
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6/22 6:01
イマイチ何が見えているのかわからないのですが、絶景だと言うことはわかります。
堪能したところで下山を開始。
この道は下山の方が遥かにキツイです。
とにかく慎重に慎重に足を運びましょう。
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6/22 6:23
堪能したところで下山を開始。
この道は下山の方が遥かにキツイです。
とにかく慎重に慎重に足を運びましょう。
しばらく降りてきて上に見えているのは萬年雪山荘です。
見ての通りボッコボコの斜面にふりかけのごとくスコリアがあるので、かなり怖い。
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6/22 7:10
しばらく降りてきて上に見えているのは萬年雪山荘です。
見ての通りボッコボコの斜面にふりかけのごとくスコリアがあるので、かなり怖い。
さらにしばらく降りて八合目を通過したあたりです。
砂礫の量が多くなり、さらにスリップしやすくなっています。
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6/22 7:13
さらにしばらく降りて八合目を通過したあたりです。
砂礫の量が多くなり、さらにスリップしやすくなっています。
火星の表面ってこんな感じ?
と言うような赤い道。
朝は薄暗かったので色合いまでは気付きませんでした。
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6/22 7:14
火星の表面ってこんな感じ?
と言うような赤い道。
朝は薄暗かったので色合いまでは気付きませんでした。
これはフジハタザオではあるまいか?
富士山の固有種なので、もしそうならラッキーです!
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6/22 8:01
これはフジハタザオではあるまいか?
富士山の固有種なので、もしそうならラッキーです!
6合目を通過し朝は真っ暗だった道を歩いて駐車場に戻ります。
左のほうに見えているのが駐車場。
間にあるのはブル道です。
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6/22 8:27
6合目を通過し朝は真っ暗だった道を歩いて駐車場に戻ります。
左のほうに見えているのが駐車場。
間にあるのはブル道です。
下山後は山中湖方面から石割の湯に立ち寄りました。
以前も立ち寄った事のある温泉でお気に入りの一つです。
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6/22 10:01
下山後は山中湖方面から石割の湯に立ち寄りました。
以前も立ち寄った事のある温泉でお気に入りの一つです。
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